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2019/1/30 vol.182

※当メールマガジンは、本来第2・4水曜日に配信しておりますが、
 誠に勝手ながら年末年始調整のため第5水曜日にお送りしております。

 

BUSINESS COLUMN

“海外人材の獲得競争に待ったなし!日本企業の課題と戦い方”

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少子高齢化を背景に、日本の労働力不足の問題が深刻化している中、その解消の一つの方向性として外国人労働者の確保が挙げられています。将来の労働力不足を外国人で補うことに慎重な意見があるのも事実ですが、外国人労働者を採用する企業が着々と増えてきているのも、また事実です。

専門分野で高い知識や技術を持った外国人労働者は「高度人材」と呼ばれておりますが、特にIT系企業が情報工学系の高度人材にあたる学生を採用しようとする動きが活発になってきています。ここ最近では、日本語レベルを不問とする企業も少しずつ増えてきています。そのような企業は、主に各国のTOP大学にターゲットを絞り、世界の名だたる有名企業との熾烈な人材確保競争にしのぎを削っています。

「高度人材」の主たる興味対象は、欧米企業であるケースが多いのですが、日本企業が高度人材の採用で欧米企業に勝てないわけではありません。

多くの欧米企業には「学生を口説く」という発想がありません。オファーを出して、あとは「来るのか来ないのか、いつまでに返事をしなさい」といった機械的なやりとりが多いのです。

一方、高度人材の採用に成功している日本企業は、あの手この手で日本の魅力、自社の魅力を語り、丁寧に口説いているのです。欧米企業を含む10社以上の企業から内定をもらっていた学生の気持ちをひっくり返して、日本に連れてくることに成功しているケースもあります。

また、ある日本企業は、シンガポールにR&D部門を置いて、インドなど海外から採用した技術者が働ける環境を作っています。優秀な人材が働きやすい場所を提供して、存分に活躍してもらうことを目的に大きな投資をしているのです。

日本企業の多くは、現地の優秀な人材を採用し、定着させ、活躍させるための仕組みが自社にはまだ整っていないと感じています。しかし優秀な人材の獲得競争は待ったなしの状況です。

世界に目を向けて、優秀な人材の採用に力を入れている企業は国内外問わず増えてきています。採用対象も広がり、IT系や機電系という専門職だけではなく、文系人材も海外から採用する動きが活発になりつつあります。グローバル化がますます加速し続けている今、貴社でも海外人材の採用について、一度腰を据えて考えてみてはいかがでしょうか。

弊社のグローバル採用事業部では、豊富なグローバル採用支援の経験から、グローバル採用の成功事例や、成功に至る過程の中で障壁となったポイント等を数多くご紹介することが可能です。興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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KAKEHASHI Q&A

“外国人の採用ってどんな国がオススメなの?“

Q35. 神奈川県 / 製造業 / 従業員数78名 / エンジニア採用

 外国人採用と一言に言っても、国によって特徴は大きく異なります。たとえば、理系の採用にはベトナムがオススメです。
 私は主に、ベトナム人採用のお手伝いをしていますが、ベトナムはもともと理数系の教育に力を入れていることもあり、機電・IT・建設系の優秀な学生が多数。また親日家が多いので、日本語を勉強している学生も数多くいます。国民性、性格的にも真面目で素直なので、日本人と気質が合いやすいのです。仕事においても、知識だけでなく実践的なスキルを身に付ける教育を受けているため、現場ですぐに活躍する方も多くいらっしゃいます。

 もちろん、言葉の壁は簡単に乗り越えられるものではありませんが、日本で働きたいと考えるベトナム人学生は、日本語の基礎をしっかりと勉強しており、前述のとおり真面目で素直なので、来日後は日本語の上達が早く、すぐに会社にもとけ込めることでしょう。
 激化する理系採用も、海を越えれば採用市場は落ち着いています。自社が求めるスキル、職種、文化によって幅広い選択肢を持ってみるのはいかがでしょうか。

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