中途採用ノウハウ

求人原稿の書き方ガイド|3000社以上の原稿を手掛けるプロが解説

転職活動において、もっとも利用されている求人広告。中途採用をおこなう場合、求人広告の掲載を考える企業様も多いでしょう。

求人広告で採用を成功させるために欠かせないのが、求職者が応募したくなる魅力的な求人原稿です

いざ求人原稿を用意しようと思っても、「書き方がわからない」「どうすれば求職者の目に留まりやすい求人原稿になるのか」と考える人事担当者も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、カケハシ スカイソリューションズ(以下、カケハシ)がこれまでのべ3,000社の採用支援を通して培った、効果の出る求人原稿書き方を解説します

求人原稿を書く際のコツや注意点、ポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

求人原稿の内容で陥りがちなこととは

「求人広告を出しているのになかなか応募がこない」と感じる場合、まずは自社で出している求人原稿の内容を振り返ってみましょう。

求職者にうまく訴求できない求人原稿の内容として、2つのパターンが挙げられます。

1つ目は、「詰め込み過ぎて伝えたいことが曖昧になっている」パターンです。

内容にまとまりがなくターゲット層がわかりにくい原稿は、肝心なコンセプトがぼやけてしまい、結果誰の心にも響かない原稿になってしまいます。

2つ目は、「内容に対する裏付けが乏しい」パターンです。

「社員全員の仲がよいです。」「風通しのよい社風です。」といった言葉だけが記載され具体的なエピソードの記載がない場合、求職者は疑わしく感じてしまうものです。

また、自社のよいところばかりを打ち出すことも、不信感につながる可能性があります。

求人原稿を書く際は、不必要な会社自慢ばかりの内容になっていないか、注意するようにしましょう

求人原稿の書き方のコツ3選

自社が求める人材に応募してもらうには、どのような書き方が目を引くのでしょうか。求人原稿の書き方のコツを3つご紹介します。

求人広告を書く際の3つのコツ
  1. 具体的なターゲットの選定
  2. 共感できるキャッチコピーの設定
  3. 効果検証による改善・修正

コツ(1)具体的なターゲットの選定

はじめに、自社が求めるターゲットを選定しましょう。

採用要件は、資格を有するなどの「スキル」、およびコミュニケーション力を有するなど「タイプ」の両軸から考える必要があります

自社の業界や職種によって、どのようなスキルや経験が必要なのかを把握し、実際に働く社員からどのようなタイプが自社に適しているかを考えるとよいでしょう。

また、現場の声をヒアリングすることも重要です

人事担当者や経営層では「今後長く働ける人」を求めているかもしれませんが、現場では「即戦力として働ける人」を求めている場合もあります。

ターゲット選定時には現場の声に耳を傾け、ギャップを生じさせないようにしましょう。

コツ(2)共感できるキャッチコピーの設定

次に、ターゲットに響くキャッチコピーを設定していきます。

中途採用の場合は「なぜ転職をしたいのか」「転職によってどうなりたいのか」を考えましょう

ターゲットに対して、例えば「どのような働き方を求めているのか」「どのようなキャリアを描きたいのか」など、求めているであろう要望を細かく考えていくことで、より共感されるキャッチコピーの設定ができます。

ここで注意したいのは、企業の事業や営業上の強みが、ターゲットが求めている内容であるとは限らないということです

企業の自慢となるような内容では、現代のリアリティを求める世代には有効ではありません。ターゲットから最も共感が得られる内容を打ち出すことを意識しましょう。

コツ(3)効果検証による改善・修正

掲載後はもちろん、掲載中も応募状況や採用につながったかどうかなど、結果を踏まえた効果検証が大切です

「どのように検索すると見つかるのか」「前後に掲載されている他社広告はどのような内容か」に加え、閲覧数や平均値、実際に広告を見ている人などと比較しましょう。

また、費用対効果を検証することも重要です。「コストに対する効果が得られているか」を考えてみましょう。

比較や確認など検証を終えたら、「ターゲットの選定を間違えていた」という場合には、再びターゲットの選定に戻ってやり直してみるなど、改善や修正を適宜実施します。

求人原稿を書く際の注意点

求職者が求人広告を見て応募してから、「内容と異なっていた」「不安に感じた」などの印象を受ける場合があります。求人原稿を書く際に、気を付けるべき点はあるのでしょうか。

求人原稿に関する法律を理解する

求人原稿に関わる代表的な法律は2つあり、「職業安定法」と「男女雇用機会均等法」があります。

1つ目の「職業安定法」とは、企業が求人活動や職業紹介を行う場合に、業務内容や終業時間、賃金など明示すべき事項や禁止された事項が定められているものです。

2つ目の「男女雇用機会均等法」とは、労働者の募集および採用に関わる性差別の禁止、男女平等な機会および待遇の確保が目的として定められているものです。

入社後のトラブルや企業の信用低下とならないよう、これらの掲載に関わる法律には必ず留意して作成しましょう。

参考:厚生労働省「労働者を募集する企業の皆様へ
参考:厚生労働省「男女均等な採用選考ルール

抽象的な表現は避ける

求人原稿を読んだとき、抽象的な表現ではイメージがわきづらく、スルーされてしまうもの。

「コミュニケーション力が高い人」と記載するのではなく、「報告・連絡・相談を細かくできる人」など、具体的な表現にするとよいでしょう。

また、数字を使った表現も効果的です。「これまでの入社者のほとんどが未経験です」と記載するよりも、「50人中45人は未経験者です」など、具体的な数字を用いることで、わかりやすさが増し、印象にも残りやすくなります。

プロに聞く、効果的な求人原稿の書き方とは

求職者に興味をもってもらえるような求人広告は、どのような書き方をするとよいのでしょうか。

効果的な求人原稿にするポイントを、原稿作成から応募者対応まで、中途採用の支援を幅広く手掛けるカケハシの中途採用事業部 事業部長に伺いました。

K.N
K.N
(株)カケハシ スカイソリューションズ
中途採用事業部 事業部長

ターゲットの選定時に意識すべきポイントは?

転職を考えている人の中には、「◯日休日が欲しい」というよりも、「平日休みだったから土日休みの仕事に就きたい」と考えている人は多い傾向があります。

独身者と既婚者、子どもの有無で思考がまったく異なり、給与や勤務時間に対する希望も大きく変わると言えますね

年代と生活状況に応じてターゲットを設定することで、共感できるキャッチコピーの設定にもつながっています。

実際に効果があった書き方は?

「大きな結果が出せます!」「年収◯◯円以上!」といったPRを出す求人原稿をよく見かけますが、ありきたりであまり効果は期待できません

20代を採用ターゲットとし、実際にこのような打ち出し方をしていた企業の例を見ると、応募数は5名と少なく、求めていた20代の応募者は0名でした。

押しつけや自慢と感じる表現は、現代の20代には届きにくいのが現状です

そこで、ターゲット層である20代がもつ「年功序列で役職につけない」「年収が低いと家庭を持てないかもしれない」などの不安や悩みに寄り添い、それを解決する表現に変えました。

すると、 20代からの応募数が増え、応募者は5倍に、最終的には2名採用することができました。

ターゲット層が抱える社会への不満を説教するのではなく、受け止めるニュアンスの表現にしたことが効果的だったと思います

書き方のコツでも紹介しているように、ターゲットの「共感」を集めることが大切ですね。

文章以外で工夫できることは?

転職サイトには、企業で自由に表現できるサイトもあれば、フォーマットのみで表現するサイトもあります。

フォーマットはテキストでの表現が基本となり、他社との違いを出すのは難しいです。

写真や画像、デザインなどを変更できるサイトでは、企業独自の表現ができるため求職者にも他社との違いが伝えやすいでしょう

イラストと写真では写真の方が低価格で掲載できるため、写真に効果的なキャッチコピーを載せることで、求職者の共感や興味につながると言えます。

また、求職者が「話を聞いてみたい」と思えるような含みをもたせる内容にするのも、効果的ですね。

カケハシが中途採用でお手伝いする範囲は?

カケハシでは、ご依頼いただいた企業様へ徹底した取材を行い、ターゲットの人物想定を作った上で、キャッチコピーの考案、提示をしています

掲載中も、PV数(閲覧数)やKPI数(応募数)を確認するなど検証し、さらなる打ち出し方を考えご提案しています。

中途採用はスピード勝負なところもあるため、企業の取材をした時点で、ヒアリングした内容や同業他社の過去データをもとに、ターゲットやキャッチコピーの設定を行っていますね。

原稿作成をする中で他社と並ぶようなキャッチコピーではなく、一目置かれるようなアピールポイントを作っているところは、他社よりも秀でる点ではないでしょうか

これは私たちが、さまざまな業界や業種の採用活動に携わっているからこその強みだと言えますね。

まとめ

求人原稿を書く際は、「ターゲットの選定」や「共感できるキャッチコピーの設定」など、求める人材に適したアピールが大切です

また、ターゲットは世代や社会情勢によって常に変化していくため、定期的な効果検証が欠かせません。

法律や抽象的な表現に注意しながらターゲットに沿った工夫を加え、より興味を持ってもらえる求人原稿作りを心がけましょう

「最適なターゲット設定がわからない」
「ターゲットに響く魅力って何だろう?」
「同業他社とうまく差別化をはかれない」

いざ原稿を作成しようと思っても、こうしたお悩みを抱える企業様は少なくありません。そんなときはカケハシまでお気軽にお問い合わせください。

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