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新入社員を即戦力化する第一歩!組織作りに繋がる入社式の2つのポイント

近年の入社式の例を見ると、芸能人がサプライズ登場したり、アンドロイドを社員として入社式に参加させるなど、ユニークな企画が導入されていますね。

そんな入社式を実現するにはマンパワーはもちろんのこと、それなりのコストもかかります。だからといって、ただの慣習として機械的におこなうことも、実は勿体ないことなのです。

新入社員が即戦力となるためにも入社式に力を入れていきましょう。今回は、入社式に意識したい目的と、達成することで得られるメリットを中心にご紹介します。

入社式をおこなう3つの目的と得られる効果とは

入社式を形式的にとらえてしまえば、ただの「新入社員の入社を記念する式典」で終わってしまいます。しかし、目的を持った上で入社式を開催すると、組織作りの足掛けになるでしょう。

では、入社式にどんな目的を持たせることが効果的なのでしょうか?

入社式をおこなう3つの目的と得られる効果
  1. 企業理念を浸透させる
  2. 新入社員と先輩社員の繋がりをつくる
  3. 新入社員の同期の繋がりをつくる

1.企業理念を浸透させる

入社式において、多くの企業でもっとも重視されているのが、企業理念の浸透ではないでしょうか。

企業の一員として、同じ理念の基に働いていけるよう、社長から新入社員に対し訓示と激励がおこなわれることが一般的な形式であります。

同じベクトルを向く社員を育てる上で、入社式に取り入れるべき重要な開催目的であると言えます。

企業理念やクレドをはじめとする、企業の行動指針を入社の早い段階から浸透させることで、価値観や働き方の方向性を示すことができるでしょう。 

2.新入社員と先輩社員の繋がりをつくる

どんな新入社員が入社したのか先輩社員に紹介し、今後の教育意識や繋がり持ってもらうことが、入社式の目的として挙げられるでしょう。

また新入社員に、どんな先輩社員が自社にいるのか紹介し、交流する時間を用意することも、お互いの繋がりを構築する上で必要でしょう。

新入社員が先輩社員に声をかけやすい状態を作れるでしょう。

逆に先輩社員が、新入社員に気軽に声をかけるきっかけを与えられる、とも言えます。

入社式で、お互いに話しかけやすいキッカケを提供することにより、その後の新人教育の後押しとなるでしょう。

3.新入社員の同期の繋がりをつくる

会社の規模や選考方法によっては、同じタイミングで入社する同期同士でも入社式で初めて顔を合わせる、という場合もあるでしょう。

新入社員の同期となるメンバーを一堂に集め、紹介し合い繋がりをつくることも、入社式の大切な目的の1つとなります。

新入社員にとっては、同じタイミングに入社する同期の存在が、慣れない社会人生活の強い支えとなります。

所属する部署や支店が異なっていても、辛い時期にお互いを励ましあえる存在がいることで、入社式後の研修や実務に奮闘できるようになるでしょう。 

新入社員の緊張や不安を解く、企画のポイント

上記のような目的を達成する為には、新入社員の抱える緊張や不安を解きほぐすことが大前提となります。

以下の2つの要素をおさえて企画を考えてみましょう。

  1. 新入社員の緊張や不安を解きほぐし、安心させる
  2. 先輩社員との交流の時間を持つ

新入社員の緊張や不安を解きほぐし、安心させる

不安な気持ちで入社式に参加する新入社員は、会社や先輩社員に「歓迎されていたい」という思いを潜在的に持っています。

例えば、賑やかなムードの中、拍手で迎える、同席している先輩社員が笑顔を見せる、笑いを作る、などちょっとしたことで、明るく和やかな雰囲気が生まれ「歓迎ムード」に繋がります。

新入社員の緊張や不安を解きほぐすことで、社長の挨拶や先輩からの挨拶など、その場で発せられる言葉に集中することができるようになります。

入社後に向き合う必要がある企業理念や行動指針など、会社から伝えたい「メッセージ」が新入社員に響きやすくなるでしょう。

先輩社員との交流の時間を持つ

新入社員の不安や緊張を仰ぐ原因の1つが「お互いのことを知らない状況」です。

例えば、当日のプログラムにゲームやレクの時間を設けるなど、ちょっとした会話を交わす場を設けましょう。

先輩社員との共通の場や話題を持つことが、その後の関係性づくりにおいて、次の2つの効果を発揮します。

新入社員と先輩社員が、会話のきっかけを持てる

入社式の時点で、先輩社員と交流の機会があることで、共通の話題を持つことができます。社内で交わすちょっとした「話のきっかけ」となり、社内の人間関係を作る後押しとなるのです。

入社式後の「安心感」に繋がる

新入社員にとって、先輩社員を知れたこと、そして先輩社員に自分のことを知ってもらえたという実感は、彼らの安心感を生むでしょう。

その後の研修やタスクに集中して向かえる状態にする上でも有効です。

「テーマ設定」が効果的な入社式の鍵

弊社では、ゲームやワークショップを入社式に取り入れることで、前述の2つの要素をおさえ、効果的な入社式を企画しています。

ただし効果を得るためには、企画に「テーマ」を持たせることが必須です。入社式への参加を通じて得たい社員の姿をイメージしてみましょう。

その姿が入社式のテーマ設定する上での軸となります。弊社で企画した入社式のテーマを2つ、ご紹介いたします。

テーマ:国籍も学歴も関係ない!

海外国籍の社員も、異なる学歴を持つ社員も、分け隔てなく社員同士で助け合う文化を、伝える入社式を企画。

しりとりや塗り絵など、簡単に取り組めるレクやワークショップに取り組み、ダイバーシティを重視した働き方や風土を伝える。

テーマ:同期の絆が会社を救う!

謎を解かなければ、入社式会場から脱出することができない謎解きゲーム型の入社式を実施。

用意された企業情報をヒントに、閉じ込められた会場から全員で脱出する企画。

同期が一丸となり取り組まなければ、謎が解けない仕組みとなっており、同世代の絆を深めることの大切さを伝える。

狙いを定め、メリットのある入社式を企画しましょう!

近年、報道媒体で取り上げられる入社式は、どれも華やかで目立つ内容が珍しくありません。

ただ入社の記念として当日を盛り上げる企画を用意するのか、根底に得たい効果や狙いを持って企画するかは、人事担当者次第です。

無事に入社にした新入社員たちが、活躍に向かって走り出すための後押しとなる入社式を目指しましょう。

弊社では、ゲームやワークショップを活かした入社式のご提案もしております。貴社の狙いに合わせた、こだわりいっぱいの入社式を実現するお手伝いもできますので、ぜひご相談くださいませ。

ABOUT ME
知恵袋編集部
「人と組織の成長を加速する」というミッションのもと、採用、育成、定着を支援する様々なソリューションをワンストップで提供するカケハシ スカイソリューションズならではの知見をお伝えすることを目的として記事を執筆・編集。新卒採用の知恵袋では、採用担当向けに、新卒採用全般に役立つノウハウを幅広く取り扱っています。
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