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新卒採用オンライン化の手引き|早急に整備すべき4つの施策とは

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、あらゆる分野で急速にオンライン化がすすみました。

採用活動も例外ではなく、マイナビ社が21卒向けに実施した学生向けのアンケートでは、最低でも会社説明会はオンライン化を求めていると回答した学生が約9割という結果が出ています。

コロナの感染拡大を経て、新卒採用にどのような影響があったか、学生の心境の変化などをデータで詳しく知りたい方は以下の記事からお読みください。

データから読み解くアフターコロナ時代に求められる新卒採用とは新型コロナウイルスの感染拡大を経て採用活動はどのような影響を受けたのか。本記事では新卒採用をおこなう企業、および学生の変化をデータをもとに解説し、アフターコロナ時代に求められる新卒採用についてお伝えします。...

新卒採用をおこなう企業であれば、採用活動のオンライン化は早急に取り組むべき施策の一つといえるでしょう。

弊社は年間200~300社の採用支援を実施していますが、最近は「採用のオンライン化」について相談を受ける機会が増えてきました。

そこで本記事では新卒採用のオンライン化をすすめるにあたり、整備しておきたい施策をまとめてお伝えします。

新卒採用のオンライン化が求められる背景

新卒採用のオンライン化が求められる背景まずはなぜ新卒採用のオンライン化が必要なのかについてみていきましょう。

アフターコロナ時代の採用活動はオンラインが主流に

ドイツの大手戦略コンサルティング企業ローランド・ベルガー社の日本法人によると、一部の経済活動は3つのシナリオが考えられるといいます

シナリオA:6月に終息し、夏は一時的に消費が活性化するシナリオ
シナリオB:8月に終息し、秋は一時的に消費が活発となるシナリオ
シナリオC:10月に一旦終息するも、消費は年末まで冷え込みそのまま不況となるシナリオ

※独法人ローランド・ベルガー社「新型コロナウイルス アパレル・化粧品市場に与える影響と採るべきアクション

これらに合わせて採用活動の動きを推測してみると以下のようになります。

シナリオA
6月に収束した場合、7月いっぱいはオンラインがメインであるものの、7月から対面での採用活動も徐々に復活。

シナリオB
8月に収束した場合、9月いっぱいまではオンラインがメインであるものの、9月から対面での採用活動も徐々に復活。

シナリオC
10月に収束した場合、11月いっぱいまではオンラインがメインであるものの、11月から対面での採用活動も徐々に復活。

採用活動の動き

これらシナリオを踏まえれば、しばらくはオンラインでの採用活動が主流ということになります

いつ収束できるかはまだだれにも正確なことはわかりませんが、採用活動においてオンライン化を進めておくことにマイナスはないでしょう。

アフターコロナ時代の採用活動のカギはリアルとWebのハイブリット

今後の採用活動はオンライン化が成功への近道と言えるでしょう。

一度オンラインのメリットを享受した市場は、今後も一定数オンライン化を求める事が予想されます。また、今後何が起きるかわからない中で、オンライン化に対応をしておくことがリスク低減にも繋がります

しかし、オンラインでの採用活動にはデメリットも。社風や人柄など肌で感じられるはずの企業の魅力は学生に伝わりづらく惹き付け難易度が向上してしまいます。

逆も然り、Web面接では学生の受け答えの際のしぐさや清潔感、ちょっとしたリアクションのスピードなど、リアルでないと確かめられない情報が得られにくく見極めの精度も低下しがちです。

また、オンライン=インターネットでの配信なので、企業側・学生側、両方の通信環境が良好でなければなりません。

ここに開催確実性への懸念が生まれます。映像や音が乱れることで、大切な情報が伝わらなかったり、最悪の場合には選考辞退につながったり、事前の準備と対策が必要となるでしょう

もちろん、採用活動のオンライン化におけるメリットとして、感染リスクがないのはもちろん、遠方の学生の参加ハードルが下がり、これまでアプローチできなかった他地方の優秀な学生との接点が生まれるかもしれません。

大型の説明会のために会議室を借りていた企業からすれば、会議室のレンタル費が浮き、その分を新たな施策へ費用投下できることでしょう。

以下の表はリアルとWebの特性を比較したものです。

採用活動のリアルとWebの特性

今後の採用活動は、自社にとって最適なリアルの施策とWEBでの施策を見極め、それらを融合したハイブリッド採用が成功のカギとなるでしょ

新卒採用をオンライン化する上で早急に整備すべき施策

新卒採用をオンライン化する上で早急に整備すべき施策さきほども述べたように、アフターコロナ時代の採用活動において重要なのは、リアルの施策とWEBでの施策を融合したハイブリッド採用です。

このハイブリッド採用をうまく進める上で用意すべきは以下の4つ。

新卒採用のオンライン化に欠かせない4つの施策
  1. 動画
  2. 採用サイト
  3. 社員のITリテラシーの向上
  4. ATS(採用管理システム)の活用

これらをどう生かすべきなのか、それぞれご紹介します。

採用活動で動画を活用するメリット

採用活動で動画を活用するメリットスマホの普及やYouTuberの台頭により、広告業界では主流になりつつある動画。

採用活動においても、採用サイトに動画を載せる、説明会で動画を流すなど、動画を活用する企業が年々増加しています

まずは動画がなぜここまで普及したのか、その背景を見ていきましょう。

動画普及の背景
  1. 1分で180万語分の情報量
  2. 映像×テキスト×音=理解が促進されやすい
  3. SNSシェア率12倍

背景(1)1分で180万語分の情報量

なんと言っても動画活用のメリットは、その情報量。1分間の動画で伝えられる情報は、180万語、Webページ数で言えば3600ページ分にもなります。

仕事内容や事業内容など、イメージがわきづらい情報は動画を用いて伝えるとよいでしょう。

背景(2)映像×テキスト×音=理解が促進されやすい

文字では伝わりにくいニュアンスが伝えられるだけでなく、映像・テキスト・音など、視覚・聴覚に情報を伝達できるので、一度で理解し、また一度で印象に残るので覚えやすくなります。

料理のレシピ動画が普及しているのも、この理解のしやすさと覚えやすさが背景にあると言えるでしょう。

背景(3)SNSシェア率12倍

SNS広告における動画のシェア率はテキストのみの広告の12倍ともいわれています。

文字を読み理解するテキスト広告よりも、映像を見てイメージしやすい動画広告の方が感情に訴えかけやすく、消費者の「拡散したい。」という気持ちに火を付けやすいすいのでしょう。

これらの背景を知るだけでも、採用活動において動画を活用することが有効であると理解していただけたかと思いますが、さらに採用活動において動画を活用するメリットを見ていきましょう。

動画活用のメリット
  1. リアルでは伝達できない現場や想いを伝えることが出来る
  2. 自由なタイミングで視聴できる為、企業理解促進に繋がる
  3. 本数を揃えることで会社説明会を開催しない選択肢も可能
  4. リアル説明会と併用することで母集団の最大化に繋がる

メリット(1)リアルでは伝達できない現場や想いを伝えることが出来る

オフィス内や工場、地方や海外拠点などを紹介することができ、今までできなかった興味喚起のきっかけを作ることができます。

また、なかなか毎回の説明会に登場できない社長やモデル社員が想いを伝えたり、クライアントに出演してもらい自社の仕事の価値をつたえてもらったりすることで、多角的に魅力を訴求することができます。

メリット(2)自由なタイミングで視聴できる為、企業理解促進に繋がる

インターネット上に動画を置くことで、いつでも学生が自社の情報を得られるようになります。

動画を採用サイトに埋め込んだり、動画のURLをメールで配信したりすることで、企業・学生、互いの時間を拘束することなく、いつでも好きな時間に動画を見てもらい、自社の理解を促進することができます。

メリット(3)本数を揃えることで会社説明会を開催しない選択肢も可能

学生が会社説明会に求めているものは「選考に参加する権利獲得」「企業理解(事業・仕事・社風など)」の2点です。

このことを踏まえると、会社説明会を開催せずに、事業紹介動画・仕事紹介動画・社風のわかる動画など、本数をそろえれば動画だけでこれらを満たすことができ、今後、会社説明会自体がなくなる世の中が来るかもしれません。

メリット(4)リアル説明会と併用することで母集団の最大化に繋がる

自社へ足を運んでもらうリアル説明会、動画で自社の説明をおこなう動画説明会の2つの説明会を用意しておけば、社員に会って説明会に参加したい層、遠方に住む学生や研究や留学で説明会へ足を運べない層、両方の集客が可能となり、母集団の裾野を広げることができます。

情報量はもちろんのこと、時間や距離に縛られず自社の魅力を訴求できる採用動画はこれからの採用活動に欠かせないものとなるでしょう

採用サイトは会社の顔

採用サイトは会社の顔企業ホームページの中にある「採用情報」。採用サイトや採用ホームページとも呼ばれています。アフターコロナ時代の採用活動においては、この採用サイトが会社の顔となるでしょう

オンライン時代、学生が企業の情報を得る場はもちろん、インターネットです。大手ナビはもちろん、志望度が高くなればなるほど採用サイトを訪れ事業内容から社員情報、福利厚生まで、自分が働く場としてその企業を選んでいいのかを確認するようになります。

合同説明会や企業説明会がオンライン化すると、企業や学生によっては最終選考まで1度も対面で会わないということも予想されます。そうなったとき、採用サイトは学生に向けた企業の顔となるでしょう

そんな採用サイトが、何年も前に作ったまま、写真が古い、「○○年度採用始めました!」で更新が止まっている、などなど、更新性の低い状態では、顔に泥を塗ってしまいます。

逆に訪れるたびに新しい情報が得られるほど豊富なコンテンツ、ブログや動画が頻繁に更新されるなど、新しさを常に感じられる採用サイトであれば、学生の自社への興味をしっかり拾うことができ、入社意欲を高めることができるでしょう

昨今の学生はSNSや動画サービスの普及で、定期的な更新を当たり前だと感じています。毎日、毎週とはいかずとも、時期に合わせた更新ができるよう、採用サイトも計画的に活用していきましょう。

オンライン化に合わせて社員をアップデート

オンライン化に合わせて社員をアップデートオンライン化に対して、人事が奔走し、様々な施策を導入しても、実際に学生と対話をする社員がオンライン化に適応できていなければ、最終的に採用は成功しません。

オンラインでの面接や面談では、通信状態が生命線です。オンライン化に不慣れな社員では通信時の環境がままならず、学生にストレスを与えてしまうかもしれません。

環境準備の依頼はもとより、Web会議システムなどのツールの使い方、接続方法など、事前の準備からしっかりとリテラシーを上げていくことが大切です

また、リアルの場でのコミュニケーションをそのままオンラインへ流用しては、これまでどおりの成果は得られません。オンラインならではの説明会の身なりや面接時の話し方などを事前にオンラインでトレーニングしましょう

画面が暗いだけで偉そうな態度をとられていると思われてしまったり、淡々と話すことで冷たい印象を与えてしまったりと、知らないだけで損をするオンラインコミュニケーションがあります。

オンラインに慣れ、オンラインでも貴社の魅力を発揮できる体制を整えていきましょう。

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ATS(採用管理システム)の有効利用

ATS(採用管理システム)の有効利用働き方改革、リモートワーク促進など様々な変化が進む中で、人事の仕事はより多岐にわたってきています。また出社が制限されることにより、学生とのコミュニケーションは電話よりも、メールやLINEなどが増えてきました。

忙しい中でもこれまで通りの成果を出すために、採用業務を手間なく“効率化”するのが、ATS(採用管理システム)

フラグ付けもしやすく、自動のリマインドメールを送ってくれるATSも増えており、学生とのコミュニケーションも増やすことができます。

分析機能の付いたATSもあるので、効率化しながら、“成果”も追求する、企業としての採用力を高めることができるでしょう

「通常の採用活動だけで手いっぱいだった…オンライン化なんて最低限しかできない!」という方もATSを導入することで、新しいことにチャレンジすることができ、これからの採用活動を最適化できるでしょう。

まとめ

まとめ新型コロナウイルスによる影響は、私たちの生活も仕事も大きく変えようとしています。

これからの企業活動を円滑に進めるためにも、採用活動のオンライン化を手早く進めることをおすすめします

ATSの活用で人事や採用担当の方の時間をしっかり確保し、新たな動画作成や採用サイト、自社社員のオンライン化教育を進め、採用活動を正しくオンライン化しましょう。

また、弊社ではオンライン化を確実かつ迅速に進めるために、Web説明会や面接に関する研修を開催いたします。

オンラインでの3時間の研修で、身だしなみの落とし穴から、オンラインならではの惹きつけ方をお伝えいたします。

競合他社に差をつけるべく、ぜひご参加くださいませ。

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