ベトナム採用

なぜ今ベトナム人のエンジニア採用がアツいのか?そのメリットと注意点

ここ数年、ベトナム人をはじめとして、グローバル人材の採用は、採用の選択肢として当たり前になってきました。一方で、メリットは何か、注意点はどんなところか、もう少し知ってみないと踏み出せないというご担当者様へ。

海を越えなければ人材に出会えない事にハードルを感じている企業様も多くいらっしゃると思いますが、5時間程度のフライトで多くの優秀なエンジニアに会える事に、非常に魅力を感じている企業様の数も、近年急速に増えてきている事もまた事実です。

今回はそんなベトナム人のエンジニア採用について、改めてそのメリットと採用時の注意点をご紹介したいと思います。

なぜ今過熱化しているのか?ベトナム人採用の3つのメリット

海を越えた先の採用にどのようなメリットが挙げられるのか、3つご紹介します。

  1. ベトナムはエンジニアの宝庫
  2. 日本語を学んでいる学生が多い
  3. 働く地域や企業規模ではなく、専門知識を活かせる職場を志望

1.ベトナムはエンジニアの宝庫

ベトナムは今まさに急速な発展を遂げています。人口はおよそ9500万人、平均年齢は30.5歳と非常に若い国です。

経済を成長させるために国を挙げて教育に力を入れており、多くの技術者を育てるためのカリキュラムが組まれています。

特に理数系の勉強は重要とされており、大学に入るまでに基盤をしっかりと学んだ上で、大学では実践的な教育がおこなわれています。

専門は大学によっても様々ですが、IT、機械・電気、建設等、日本では人材不足と言われる業界のエンジニアの卵が数多く存在する国です。

2.日本語を学んでいる学生が多い

ベトナムは親日国である事に加えて、多くの日本企業がベトナムに進出している事を受けて、日本語を勉強する学生が多い国です。

2016年からは国の政策としても、小学校から日本語を勉強する学校を増やしています。(英語は小学校1年生から勉強します。)理系の大学生も、日本で働く事を目指して、専門的な勉強に加えて日本語を勉強する学生が増えてきています。

また、ベトナムの東工大と言われるハノイ工科大学では、ITと日本語を学ぶ特設クラスが設けられていたりと、大学で日本語のクラスがなかったとしても、特に首都ハノイでは日本語学習センターが数多く存在します。

3.働く地域や企業規模ではなく、専門知識を活かせる職場を志望

ベトナムの学生は自分が学んだ事を活かせる仕事や、その知識を向上させる事に非常に意欲的です。

もちろんどのような会社なのか、どのような場所にあるかは事前に説明をしますが、それよりも企業を選ぶ際のポイントとして大事な事は自分の知識を活かせるかどうかです。

つまり、採用が難しいと言われる地方の企業であっても、採用を成功させることができるということで、最近では地方に本社を構えるメーカーや建設系の企業様より、ベトナム人採用のオーダーが増えています。

ベトナム人採用の時に知っておきたいこと、注意点

ではベトナム採用をおこなう段階に入った際に、事前に知っておいていただきたいこと、注意点を3つご紹介します。

  1. 最初の壁はやはり日本語
  2. 雇用条件は日本人の雇用と同様に
  3. ベトナム人は寂しがり屋が多い!?

1.最初の壁はやはり日本語

日本企業に就職をする上で、必須となる条件はやはり日本語です。日本語を勉強している学生が多いと言っても、いきなりビジネスレベルの会話ができるようになる訳ではありません。

ベトナム人はベトナム語が母国語となりますが、例えば、「こんにちは」は、Xin chào、「ありがとう」は、Cảm ơnというようにローマ字に独自の母音記号や声調記号を付ける言語です。

文法も英語に近く、漢字も使わないため、日本語はベトナム人にとってかなり難しい言語となります。そのため日本に来たばかりですと、やはり最初は言葉の壁がでてきてしまいます。

ただ、ベトナム人は勤勉な方が多いので、仕事が終わっても日本語の勉強をされたりと、日本に来てからグッと成長するケースが殆どです。

2.雇用条件は日本人の雇用と同様に

ベトナム人採用の時によく「雇用条件はどのようにしたら良いですか?」というご質問をいただきますが、雇用条件は基本的に日本人の正社員採用時と同様とお考えください。

ただし、入社の際は通常の入社準備とは別に、在留資格認定証明書(VISA)の取得や、最初日本に入国いただく時の航空券の購入、寮の準備等、少しプラスして会社側の準備が必要となります。

VISAの取得に関しては、大学で学んだ専門と仕事内容がマッチしていれば基本的にはエンジニアとしての在留資格を取得する事ができますが、入国管理局への申請に関しては、専門家に依頼する事でスムーズに取得する事ができると思います。

3.ベトナム人は寂しがり屋が多い!?

最後に日本での生活についてですが、ベトナム人は1人だけでの生活を好まない方が多いです。その理由は大学時代の学生寮は8人~12人部屋が当たり前で、アパートを借りたとしても2~4人一緒に共同生活をする事が多く、1人の生活は寂しいと感じてしまう国民性だからと考えられます。

1人でご飯を食べる事も、ベトナム人にとっては寂しい事で、誰かと一緒に食卓を囲んで、なんでも話す事でストレス発散になると考える文化があります。

地方の企業様は社員寮を準備されている場合が多いと思いますが、社員寮を準備していただく際は、部屋は人数分あったとしても、ベトナム人同士、同じ家で暮らせるようご準備いただく事をおすすめしています。

いつもまでもブルーオーシャンではない!

日本の労働人口の減少に伴いグローバル人材の確保が求められている事は周知の通りですが、中でも日本企業のベトナム人採用は過熱化してきており、特にIT系は競合も非常に多い状況となっています。

ITを専攻していて、日本語も話せる学生はかなり採用が難しく、機械・電気系や建設系のエンジニアもある程度の日本語力があれば、日本企業に就職できる時代となってきました。

日本市況ほどではありませんが、ベトナムの学生も企業を「選ぶ」時代になってきたと言えます。

今後は、日本語があまり話せない方であっても、入国前と入国後の日本語学習をサポートする事でフォローをする等、企業側の受入れ体制を整える事が優秀なエンジニアを獲得できる勝因に繋がるでしょう。

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