![]() 2025/3/12 vol.329 KAKEHASHI SKY NEWSは、第二・第四水曜日配信 “2025年は、採用が最も簡単な年です。” ![]() 新卒採用事業部 事業部長 李泰一 日本の人口動態を見れば一目瞭然ですが、生産年齢人口の減少により、現在でも困難を極める採用活動は、これから益々難しくなります。
![]() 参考:生産年齢人口と労働力人口(中小企業庁) 少なくともここから数十年間は、今よりも人材採用が簡単になることはありません。 将来から見ると「今年が最も採用が簡単な年」だと言えるほど、過酷な未来が待っています。 自社が求める人材を採用することができなければ、企業は発展成長することはおろか、加齢や退職を鑑みると現状維持すら叶いません。 企業が勝ち残れるかどうかは、人材採用ができるかどうかに懸かっていると言っても過言ではないのです。 これからの時代、求職者から「選ばれる会社」と「選ばれない会社」の差は、一層顕著になります。 当然ですが、求職者は無数の企業の中から自分に最適な場所を選ぼうと就職・転職活動をします。 SNSや口コミサイトの隆盛、さらには各種生成AIの浸透で、求職者は「本当のところどんな企業なんだろう」と簡単にリサーチすることが可能となりました。 これまでのように、求人広告の予算を増やしたり、数十社もの人材紹介業者を活用したり、広告表現で工夫をするだけでは、採用人数を確保することは難しく、採用を成功に導くには「企業の実態」を育むことが不可欠になりました。 人材採用の成否を左右する「企業の実態」とは 仕事内容、事業内容、勤務地、待遇など、これまでも重視されてきたハード面だけでなく、「働きやすさ」と「成長」が得られそうだと求職者がイメージできる「制度」と「風土」を作る必要があります。 逆に言うと、変えにくく、差別化がしにくいハード面ではなく、取り組み次第で、中小企業でも活路を見出せると私たちは考えます。 ![]() 参考:【2025年卒 選考直前調査】(株式会社ワンキャリア) ![]() 参考:20代社員の就業意識変化に着目した分析(株式会社パーソル総合研究所)? 人によって得たいもの、叶えたいことは異なりますから、すべての求職者にとって理想的な「制度」と「風土」は存在しません。 まずは、「どんな人にとって魅力的な制度と風土を作るのか」、ターゲットを定める必要があります。 現在、活躍してくれている社員と、これからの採用ターゲットが求めるものを冷静に考察して、組織の形や働き方も変えていく必要があるかもしれません。 つまり、人材を採用しやすいカタチへと、企業のカタチを変化させていくことが求められるのです。 重たい取り組みです。しかし、手遅れになると採用ができないだけでなく、離職が止まらない状況に追い込まれ、淘汰される未来が待っている可能性が非常に高いのです。 ![]() 企業の在り方を見つめ直し、次代に向けて作り直す取り組みになることから、私たちはこの取り組みを「企業のリブランディング」と定義しています。 成長戦略を描く企業様から、このリブランディングに関するお問い合わせをいただくことが増えてきました。 リブランディングに興味がある経営者様がいらっしゃいましたら、貴社の採用ブランド力を診断させていただきますので、お問い合わせください。 対応できる企業数に限りがありますので、ご了承いただけますと幸いです。
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