HRtech

中小企業がHRテックを導入するメリットと注意点

様々なHRテックサービスが登場し、人事分野においてもテクノロジーが浸透しつつあり、日本でも多くの企業が何かしらのテクノロジーを活用し始めています。

しかし、こんなことを書くと中小企業の経営者や人事の方からは「うちは規模が小さいからHRテックなんていらないよ」「うちの社員のことはテクノロジーに頼らなくても全員把握しているから大丈夫」といった声が聞こえてきそうです。

果たしてHRテックは中小企業には必要ないのでしょうか?実は中小企業こそ、HRテックを導入すべきだといえます。

中小企業がHRテックを導入するメリットと導入時の注意点を見ていきましょう。

中小企業がHRテックを導入する3つのメリット

中小企業がHRテックを導入するメリットを3つほどご紹介します。もし導入を躊躇している企業の方はぜひ参考にしてください。

  1. ブラックボックス化していた業務を標準化できる
  2. 企業の課題点を見える化できる
  3. 人事本来の仕事に集中できる

1.ブラックボックス化していた業務を標準化できる

中小企業の場合、日々の業務が属人的になっているケースをよく見かけます。

社員の誰かが急に辞めてしまったり、病気で休んでしまうと業務そのものが止まってしまい、会社全体が困ってしまうという話も聞きます。

HRテックを導入することで、業務の流れが標準化され、データも共有化されますので、誰か特定の社員しか情報を把握していないという状況は生まれにくくなります。

2.企業の課題点を見える化できる

例えば自社の採用活動における課題点や人材育成における課題点について、客観的理由とともに説明できますか?

なんとなく勘で取り組んでいる企業もあるのでないでしょうか?

特に中小企業の場合、発言力のある社員の方の一声があたかも全社員の代表的意見のように取り上げられる場面もありますが、よくよく調べるとかなり偏った意見だったり、主観が多く含まれていたりすることもあります。

HRテックを導入することによって、課題点をデータとともに見える化することが可能になります。

これはHRテックを導入する最大のメリットではないかと思います。勘に頼らず、データを分析し、施策を練ること。多くの中小企業が一番苦手とする部分ですが、HRテックを導入することで解消することができます。

3.人事本来の仕事に集中できる

中小企業の人事担当の方は、他の業務も兼任で行っているケースが多いと思います。

HRテックを導入することで、煩雑な業務を省くことができ、人事本来の仕事に時間と労力を割くことが可能になります。

従来は社員から多くの情報を集め、手作業で入力などの整理をおこなうことが必要でしたが、HRテックを導入すれば入力作業は各社員が自分でおこなうこともできるので、人事の方は集まったデータを確認・分析するところから始めればよくなります。

これによって人事の仕事はデータ整理ではなく、面談や人事戦略などの、機械ではなかなかできない部分に集中することができるのです。

HRテックを導入する際の2つの注意点

では、HRテックを導入する際の注意点は何でしょうか?以下、2つの注意点をみていきましょう。

  1. 目的を明確にしてから導入する
  2. 蓄積したデータから次へのアクションに移す

1.目的を明確にしてから導入する

導入失敗例で多いのは、導入するだけでなにか成果が出ると勘違いしてしまうケースです。

何のために導入するのかをあまり考えず、とにかく流行っているからやってみよう、といった気持ちで導入してしまうと多くの場合は失敗します。

HRテックはあくまでツールであり手段です。HRテックを導入する前に、必ず目的を明確にしましょう。貴社は、HRテックの導入によりどんな成果を目指しますか?

2.蓄積したデータから次へのアクションに移す

導入してからある程度経つと、様々なデータを蓄積することができます。このデータは、貴社の隠れた課題点を見える化してくれるはずです。

人事の方にとって大事なことは、この蓄積したデータを分析し、次へのアクションを決めて行動に移すことです。データを集めても何も施策を練らなければ、社内の課題はなにも解決できません。

HRテックの活用で中小企業は劇的に成長できる

中小企業の場合、HRテックを導入することで社内の雰囲気や業務の流れを劇的に変えられる可能性があります。

大手企業では社内全体を変化させるまでにはかなりの時間や労力、そして強いリーダーシップを必要としますが、中小企業の場合はそこまで時間も労力もかからずに済みます。

しかも、近年はクラウドサービスが普及したことにより、初期投資やランニングコストも抑えられるようになり、中小企業にとってもHRテックは導入しやすくなってきました。

HRテックサービスは近年どんどん増えつつあります。貴社のニーズに合ったサービスをぜひ検討してみてください。

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