オンライン施策

オンライン採用の失敗談に学ぶ、新卒採用オンライン化のポイント

コロナウイルスの影響を受けて、さまざまな場面で急速にオンライン化が進みました。採用活動も例外ではなく、「いかにオンライン対応するか」に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

本記事では新卒採用オンライン化の実情や、実際にあった失敗談などをもとに、オンライン採用で今後手を打っていくべきポイントをお伝えします。

オンライン採用に取り組まれている企業様は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもまだ採用活動のオンライン化に着手していない、という企業様は以下の記事も合わせてご一読ください。

新卒採用オンライン化の手引き|早急に整備すべき4つの施策とは新型コロナウイルスの感染拡大を機に、急速にオンライン化がすすみました。このことは採用活動も例外ではありません。本記事では新卒採用のオンライン化をすすめるにあたり、整備しておきたい施策をまとめてお伝えします。...

新卒採用オンライン化の実情と課題

2021年度の新卒採用は、いわゆる「オンライン化元年」。

ZoomなどのWeb会議ツールを駆使し、オンラインでインターンや説明会を開催する企業が一気に増えた年でした。

カケハシ スカイソリューションズが実施したWeb説明会での学生アンケート結果(2020年5月実施)でも、就活生の85%が説明会はオンラインを希望するなど、採用活動のオンライン化は避けては通れないものといっても過言ではなくなりました。

一方でオンライン採用ならではの課題も生じており、なかでも「理解度の低下」が著しく、オンライン採用の障壁となっています。

⽴教⼤学経営学部中原淳研究室のデータによると、「学生が採用担当者の話を理解できた割合」は対面と比べて減少傾向にあります。

仕事の魅力ややりがい:対面 79.4%/Web 58.8%(差は20.6%)
社風:対面 68.3%/Web 40.6%(差は27.7%)

この結果からもわかるように、対面と比較すると、Webでは企業が伝えたいことや想いが相手に届きづらいということです。

オンライン化することで伝達力が下がるという事実の前で、いかに効果的にオンラインを活用するか。あらゆる企業にとって避けて通れないテーマとなっています。

実際にあった、オンライン採用の失敗談

次に実際にあった「様々な企業の説明会や選考でのオンライン化による失敗談」をみていきましょう。

オンライン採用での失敗談は大きく2つに分けられます。ひとつはITリテラシーに起因するもの、もうひとつはオンラインならではの採用力を問われるものです。

ITリテラシーに起因する失敗
PCのスペックが低く、何度も画面が固まってしまう。
プレゼンターがミュートのまま話してしまい、おかしな空気に。
参加者から「URLに入れません」と事前問合せが多数届き、対応に追われた。
動画配信する際、音源の共有が出来ておらず、無音で動画が流れていた。
説明会終了直後、ミュートにし忘れ、退出前の学生に反省の声を聞かれてしまった。

企業の採用力を問われる失敗
対面と比較すると1.5倍程時間が掛かってしまい、終了時間が大幅にズレてしまった。
スライドの文字が小さく、文字量も多かったため、学生から見えづらいという声が。
アンケートをgoogleフォームで取っているが未回答が増加する結果に。
気付いたら、説明会開始時よりも終了時の参加者数が半減していた。
Web面接で評価が高かった学生と実際にリアルで会ってみると印象が真逆だった。

これまでは、母集団の数、予約率、参加率、合格率、辞退率をKPIに設定している企業がほとんどでした。

しかし今後は、上記に加えて「アンケートの提出率」、「説明会の途中離脱率」など新たな数値にも着目する必要が出てきたといえるでしょう。

オンラインでの新卒採用を成功させるポイント

かつてはオンラインでインターンや説明会を開催していること自体が差別化につながりましたが、すでに多くの企業がオンライン対応に追いついた中で、単にオンライン化しただけでは差別化を図ることはできません。

オンラインで対面よりも理解度が低下する中で、いかに自社への興味を喚起させ、魅力を訴求しきるかがオンライン採用を成功させるポイントとなります。

今後、オンラインでの採用活動は主流になります。同時に、求人倍率の低下により、例年と比較すると採用しやすい市況になるというポジティブな要素もあります。

採用市場の変化を柔軟に受け入れ、既存の方法論に縛られず、採用手法をアップデートし、採用力を飛躍的に伸ばす企業が登場することが予想されます。

貴社も、ぜひその一社となるよう、オンライン採用のコンテンツを充実させてみてはいかがでしょうか。

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