採用パンフレットのキャッチコピーの作り方～取材内容編～

本記事では取材時にライターからよく聞かれる質問と、その意図をお教えします。これさえ知っていれば、取材対象の方が返答に困ることはありません。

こちらを参考に、あらかじめライターとすり合わせをして、取材対象社員さんに前振りをしておくとよいでしょう。

本記事は取材準備が終わった方向けの内容になりますので、まずは取材前の準備から確認したい、という方は以下の記事からお読みください。

採用パンフレットのキャッチコピーの作り方～取材準備編～採用パンフレットの制作を検討しているご担当者様へ。外部への採用パンフレット制作依頼を検討するも、そもそも会社のことを知らないライ...

採用パンフレット作成のための取材項目３つ
取材はプロにお任せを

採用パンフレット作成のための取材項目３つ

よく聞かれる項目としては、以下の３つがあげられます。

採用パンフレット作成のための取材項目

過去～入社までの経緯～
現在～仕事に関するエピソード～
未来～将来の夢や展望～

過去～入社までの経緯～

現在のことだけでなく、大学時代や就職活動時のこともお聞きします。

これは、その方のことを知るためというのもありますが、本当の理由は学生や求職者の共感を呼ぶエピソードを聞き出すためです。

学生にはまだ就労経験がありません。ゆえに、仕事の話よりも学生時代のエピソードに共感を覚えるものです。

学生時代は遊んでばかりいたとか、入社理由は休みが多そうだったからなんて話も大歓迎。重要なのは、学生が貴社の社員を身近に感じることなのです。

過去の質問項目例

・学生時代に力を入れて取り組んでいたことはありますか？／思い出に残っているエピソードは？
・前職ではどんな仕事をしていましたか？／これまでのキャリアの変遷を教えてください。
・就職活動ではどんな業界・会社をみていましたか？
・貴社に入社しようと決めたきっかけは何ですか？
・面接を受けた際などで印象に残っていることはありますか？
・入社後にギャップはありましたか？　など

現在～仕事に関するエピソード～

最も時間をかけてお聞きするのが仕事の話です。成長を実感できた、壁を乗り越えたと感じたエピソードなどをよくお聞きするのですが、仕事の詳細を思い出すために考えこまれる方が多いんです。

ここでライターがお聞きしたいのは、実は仕事内容よりも、その方がどんなスタンスで仕事と向き合ってきたのか。

仕事内容は調べれば分かりますが、社員の方がどこにやりがいを感じ、どんなこだわりを持って働いているのかは聞いてみないと分かりません。

社員の生の声から、これまで知らなかった会社の魅力を発見できたとおっしゃるクライアント様もいました。どうか皆様、肩ひじ張らずに、どんな思いを持って仕事をしてきたのかお聞かせください。

現在の質問項目例

・現在の仕事内容を教えてください。
・最も楽しい・やりがいを感じたエピソードは何ですか？
・最も大変だったエピソードを聞かせてください。
・働く上で大切にしていること・こだわっていることはありますか？
・会社の良いところはどんなところだと思いますか？
・会社の直したほうがいいところはどんなところだと思いますか？　など