面接・選考

早期選考で成果の出る施策とは?インターンシップ以外の手法も紹介

2021年卒から廃止されることになった日本経済団体連合会による就活ルール。

早くから就職活動を行う学生・企業増え、就職活動が早期化したことによって、早期選考の需要は高まりつつあります。

これまで新卒者の早期選考を行う方法のひとつとして、インターンシップを行ってきた企業も多いのではないでしょうか。

「他にも早期選考できる方法はあるか」や「自社にとって効果的な新卒採用の方法は」などが気になっている人事・採用担当者もいるでしょう。

今回の記事では、新卒採用で早期選考が可能な採用方法やそのメリット、早期選考で成果を出すポイントをご紹介します。

早期選考が可能な3つの手法とメリット

早期選考の施策には、どのような手法があるのでしょうか。メリットと合わせて3つご紹介します。

早期選考が可能な手法
  1. インターンシップ
  2. 早期選考イベント
  3. ダイレクトリクルーティング

(1)インターンシップ

インターンシップとは、企業が学生を対象に就労体験の場として機会を提供し、参加者の中から求める人材を選考する方法です。

近年のインターンシップは就労体験のみでなく、仕事のやりがいを理解できるような体験型のワークなどを実施している企業が多いです。

期間は1日から数カ月、数年など、企業によってさまざまです。

メリットとして、学生が実際に働いたり、訪問したりと業務を体験することで、業界の理解を深めてもらいやすいことが挙げられます。

また、企業の雰囲気や実際に働く社員の姿を間近に感じてもらえるため、良い印象が与えられると企業の認知度を向上させるのにも効果的です。

(2)早期選考イベント

早期選考イベントとは、複数企業と就活生が集まる就活イベントです。

テーブル毎に行われるグループワークを見て、企業側が興味のある学生や求める人材に直接アプローチする選考方法です。

企業説明会やグループディスカッションを行ったのち、座談会、選考へと進む流れが一般的です。

複数企業が集まるイベントの場合は、多くの学生を集められるため、さまざまな人材と出会えることがメリットです。

企業のことを周知するだけでなく、興味付けることもできるため、企業理解を深めてもらいやすいという魅力もあります。

(3)ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングは、インターネットや逆求人イベントを介して自己アピールを行う学生に、企業側が直接アプローチする方法です。

オファー型採用や逆求人型採用、スカウト型採用などとも呼ばれています。

ダイレクトリクルーティングというと、SNSなどで地道に学生を探してアプローチする方法を想像される方もいるかもしれませんが、近年はスカウトを待つ学生が登録するダイレクトリクルーティング用のサイトも複数あります。

OfferBox」や「キミスカ」などが代表的な一例です。

学生のアピールをもとに企業がスカウトする方法のため、就職活動に意欲的な学生や強みを持った学生に出会いやすいことがメリットです。

採用コストも低く、使い方を工夫すれば、学生からの知名度があまり高くない中小企業でも成果が期待できます。

数をこなすことで採用スキルも身に付くため、自社の採用力向上にもつながります。

新卒採用の早期選考で成果を出すポイント

新卒採用の早期選考を行う際、成果を出すにはどのようなポイントがあるのでしょうか。

採用コンサルタントとしてカケハシ スカイソリューションズ(以下:カケハシ)でこれまでのべ3,000社におよぶ企業の新卒採用支援を手掛けるヒューマンリレーション部ゼネラルマネジャーに話を聞いてみました。

O.K
O.K
(株)カケハシ スカイソリューションズ
ヒューマンリレーション部 ゼネラルマネジャー

早期選考を実施するデメリットと、それに対する対策とは

早期選考を行う企業の一番のデメリットは、採用コストが大幅にかかることです。

これまでの新卒採用は3月解禁だったのに対し、早期選考を行うことで、それ以前の広告費が必要となります。

求人広告媒体では「3月以前にインターンシップを実施しなければ広告を掲載できない」というルールも敷いています。

内定から入社までの期間も長いため、内定者フォローのための研修やコンテンツ作成にもコストや労力がかかる点も、早期選考のデメリットとなるでしょう。

ダイレクトリクルーティングは、その対策としても効果的な採用手法です。

インターンシップによる研修やイベント費用に加え、広告掲載費もかかる従来の早期選考に対し、ダイレクトリクルーティングでは、採用のみにコストや労力を割けることがポイントですね。

新型コロナウイルス感染症の影響から、対面でのイベントは中止や規模の縮小が続いています。

オンラインでの合同説明会では、中小企業が個性を出すことが難しいため、学生は知名度の髙い大手企業に興味を持ちやすいでしょう。

しかし、ダイレクトリクルーティングは大手企業がインターンシップを行っている時期に活用できるため、中小企業でも求める人材を獲得できるチャンスがあります。

カケハシの新卒採用支援で早期選考に効果的なサービスとは

カケハシでは、様々な新卒採用支援サービスを提供していますが、中でもコンテンツの制作力には自信があります。

企業の魅力をわかりやすく言語化し、キャッチ―な言葉・デザインで表現できることが私たちの強みです。

早期選考を行う際、ダイレクトリクルーティングでオファーが来た学生は、どのような企業からのオファーなのかを知るためにホームページを見ますよね。

ホームページを見た学生が「話を聞いてみたい」「面接に行こう」と思えるようなホームページを用意しておくことは早期選考を成功させる上で重要なカギを握ります。

そういった点で、弊社の制作力を評価してご利用いただいている企業様はとても多いです。

まとめ

新卒学生の早期選考をする場合、インターンシップ以外にも、早期選考イベント、ダイレクトリクルーティングなどさまざまな手法があります。

ダイレクトリクルーティングは新卒採用領域ではまだまだ知名度が低いですが、今後の情勢や学生の傾向を踏まえると、注目のサービスです。

企業の知名度に関わらず意欲的な学生を獲得しやすいことや、採用コストが削減できることは大きな魅力といえます。

本記事を参考に、早期選考の手法としてダイレクトリクルーティングを取り入れてみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
知恵袋編集部
「人と組織の成長を加速する」というミッションのもと、採用、育成、定着を支援する様々なソリューションをワンストップで提供するカケハシ スカイソリューションズならではの知見をお伝えすることを目的として記事を執筆・編集。新卒採用の知恵袋では、採用担当向けに、新卒採用全般に役立つノウハウを幅広く取り扱っています。
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