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COLUMN「甲子園と働き方改革はトップが決める」

金子憲昭

ksn_kaneko_re執筆
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中途採用事業部
グループマネジャー 金子憲昭


8月に行われた第99回全国高校野球選手権大会。観客動員数は83万人を越え、全試合が全国にテレビ放映されるなど高校生の部活動の中で最も注目をされている大会です。

高校野球部員は甲子園を目指すため、強豪校ともなれば、朝5時からの早朝練習から始まり、終わりは22時が日常のこと。休日も終日練習や試合に明け暮れ、中には元旦も練習と甲子園を目指すためには、どこよりも誰よりも練習しないと全国制覇どころか全国大会にも出場できないと言われてきました。

しかし、近年、練習時間を短くしながらも、成果を出している高校が現れてきました。

全国で最も激戦区である大阪府。190校が予選に参加し、優勝するまで8回も勝ち上がらなければならない地域。

その大阪府で常に優勝戦線に顔を出す、履正社高校(大阪府豊中市)同校の平日練習時間は16時から19時までの3時間のみ。それでも春のセンバツ全国大会で準優勝する実力を身に着けています。

高校野球に限ったことではなく、高校サッカーで名門帝京高校を撃破した都立東久留米総合高校。練習時間は15時40分から18時までの2時間20分。高校ラグビー全国大会に出場した静岡聖光学院高校。平日練習はたったの90分のみ。とあらゆる高校スポーツで短時間でも成果を出している高校が増えています。

ビジネスの世界ではどうでしょうか。

これまで若手育成には時間がかかるもの。労働時間の長さが成長を促しているもの。若手が長時間働くことを美徳とし、賞賛されてきたといっても過言ではないでしょう。

しかし、働き方改革がうたわれ、特に長時間労働の是正が急務になっています。

労働時間を短縮しながらも、若手を育成する。ビジネスの世界でもその両立が求められてきているのです。

ある企業では、働き方改革とは一線を置き、長時間労働こそ個の成長につながるという持論を貫き、朝8時から始業し、終業は23時を回ることもあるくらい、長時間労働を推奨していました。

長時間働いているにも関わらず、成長を実感できず、退職者が後を絶たなくなる。新しい人材を採用しようとしても、長時間の労働時間を強いられることを理由に辞退者が続出。結果、社員数は減少の一途をたどり、業績も鈍化しているといった企業様もあるくらいです。

人材不足による業績不振は、かつてないスピードで目の前に来ているのではないか、と実感してしまいました。

先の静岡聖光学院高校ラグビー部監督である星野氏はこう言います。「制約こそがイノベーションを生み出す」

企業トップの強い意志が、時短と育成の両立を成し遂げることができるのではないでしょうか。


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