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2020/11/25 vol.226

KAKEHASHI SKY NEWSは、第二・第四水曜日配信
「人と組織の成長を加速する」カケハシ スカイソリューションズのメールマガジンです。

★今回のTOPICS★
■コラム「人は『育つ』のか、『育てる』のか。」
(新卒事業部 名古屋営業所 ゼネラルマネジャー 松浦 仁美)
■おすすめセミナー「育成環境を整え、育成力・定着力をUPする 受け入れ体制構築のポイントセミナー」

“人は『育つ』のか、『育てる』のか。”

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新卒事業部 名古屋営業所 ゼネラルマネジャー 松浦 仁美

「〇〇さんはいつもタイミングがいいんですよね。」

先日、私がアポイントに同行した入社2年目の女性社員が、お客様先で頂いたお褒めの言葉です。約1年前に初めてお伺いしたそのお客様とは現在、企業理念を基にした行動指針策定プロジェクトを進めています。彼女は1年間、お客様の状況を電話で伺ったり、タイミングに応じた商材のご提案をしたり、時には訪問してお悩みを伺ったり。プロジェクトが始まってからも即レス・即対応はもちろん、お客様の状況を自分事として考えながら一緒にお仕事を進めていたところ、冒頭のお言葉を頂いたのです。

普段の仕事ぶりから彼女の成長は実感していましたが、お客様からも上記のお言葉を頂けたことで、自分のことのように嬉しかった出来事でした。

成長したなと感じた点はいくつかありますが、中でも特に3点です。

・お客様との接触機会、営業機会を自ら増やし、自分にできることを増やしている。
・「自分が担当しているお客様」という意識を持ち、主体的に動いている。
・自分なりの意見を持ち、お客様とコミュニケーションを取っている。 

上記は弊社で活用している「育成ハンドブック」に記されている、新入社員に1年の目標として掲げている内容でもあります。「育成ハンドブック」とは、入社1年での目標、新入社員に求めるスタンスやスキル・約束事、加えて、先輩社員や管理職の約束事も記載された、育成に特化した教科書のようなものです。

▼育成ハンドブックのサンプル

育成ハンドブックに関するお問い合わせはこちら
※上記画像をクリックすると大きく表示されます。

彼女は1年間これらを意識して行動し、2年目の今成果を出し始めてくれており、成長ぶりをひしひしと感じています。マネジメントをする私にとっても、メンバーがそれぞれ、どこを伸ばせばいいのか指標となるため、育成計画を立てる際に活用しています。

特に今年はコロナ渦も相まってか、採用以上に既存の組織体制や育成体系を強化したいというご相談が増えています。具体的には、「本業に必要な実務・技術スキルは階層ごとに定めているが、コミュニケーション力やマネジメント力など、年次に応じて必要なスキルまで言語化できていない」「そもそも育成をするための仕組みがなく、うまく育たない。辞めてしまう」といった内容です。

ここでタイトルの問いかけをすると、「人は自ら育つものだ」と答えられる方もいらっしゃるかもしれません。それも一理あると思いますが、まずは会社としてどう育ってほしいのかという目標(期待)があってこそだと考えます。

前述した「育成ハンドブック」には、まさしくそういった内容が記載されています。
育成ハンドブックの内容は管理職が中心となり、1年ごとに見直しをかけ、新入社員を戦力に育てるために全員で運用をしています。

目指す姿や身に付けるべきスキルを言語化することでのメリットは大きく二つあります。

一つ目は、メンバーにとって、どう頑張れば会社から期待される姿になれるのか、評価されるのかが明確になり、自発的に「育つ」意識が醸成されるということ。

二つ目は、育成者側への効果です。これまでのように「背中を見て育て」では管理者によって、メッセージにも基準にもバラつきが出てしまいますが、言語化することで育て方の目線合わせができるのです。さらには、言語化する段階から、育成する側の社員も交えてディスカッションをすること自体に「育てる意識の醸成」という効果があります。

人は「育つ」のか「育てるのか」。
結論としては、どちらも必要だということです。

さらには育てる対象は新入社員や若手社員だけではなく、年次に応じて継続的に育つ必要がありますし、育ってもらわなければなりません。

4月からの新年度に向けて、「どう育ってほしいのか」「どう育てるのか」を改めて見直してみるのはいかがでしょうか。





Pick up Seminar
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【教育研修】
育成力・定着力をUPする受け入れ体制構築のポイントセミナー

2020/12/14 Mon.16:00-17:30

新入社員の意識と既存社員(若手・中堅・管理職)の意識を変え、初期教育が成功する受け入れ体制づくりのポイントと成功事例をお伝えさせていただきます。

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育てるためのOJT研修体験会

2020/12/3 Thu.10:00-11:30
例年より配属が遅れ、育成計画を立て直さなければならないなどお悩みの研修担当者様へ、コロナ禍でもOJTを円滑に機能させるポイントをお伝えすると共に、弊社の「OJTトレーナー研修」から選りすぐりのコンテンツをオンラインでご体感いただきます。

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2020/12/11 Fri.11:00-12:30

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2020/12/3 Thu.13:00-14:30
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【新卒採用】
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2020/12/2 Wed.14:00-15:30
2020/12/17 Thu.14:00-15:30
採用活動のオンライン化が急速に進み、採用サイトや採用動画の需要が一段と伸びていますが、入社案内や内定辞退防止を狙ったクロージングブックといった紙でできた採用ツールが、じつは今大きな効果を発揮しているんです。その理由と活用方法をトップクリエイターがお話しします。

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【中途採用】
市況と転職者の動きから読み解く、
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2020/12/2 Wed.10:00-11:30
現在、中途採用市場はどのような状況なのか。なぜ“絶好のチャンス”と言えるのか。実際にコロナ禍で中途採用をおこなっている企業様の事例も交えて現状のリアルな転職者の動きをお伝えします。

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