6月1日から、2023年度のインターンシップナビがオープンします。

とはいえ、22採用もまだまだ気が抜けない状況の企業様も多いのではないでしょうか。

すでに内定を出し終えた企業様も、これからが本番の企業様も、「内定辞退」が気になるという点は共通していると思います。

マイナビの学生モニター調査では、「入社までに内々定者フォロー・研修を希望する」と答えた学生は過去最高の87％。理由としては以下がトップ3として挙げられています。

１．内々定者同士の人間関係を深めたい
２．入社予定先の職場の雰囲気を知りたい
３．入社後の仕事内容について深く知りたい

オンライン採用の影響による「関係性の希薄化」、会社・仕事に対する「理解不足への不安」が容易に想像されます。企業サイドは、このような不安感を払しょくし、入社意欲を高めることができる、「効果的な内定者フォロー」を用意することが必要です。

そこで、カケハシが推奨している内定者フォロー施策をひとつ、ご紹介します。
謎解きゲーム型のワーク「リカンパニー」です。

”企業を再建する”というストーリーの謎解きゲームを通して、企業の中心には理念がありその周りに商品や制度が形づくられている、という体験を学生に提供します。この概念を踏まえて自社の理念や考え方をフィードバックすることで、自社の特徴を印象づけるという内容です。

口頭で話すよりも印象に残りやすく、学生同士でゲームを進めることによる仲間意識が芽生え、貴社に対する本質理解をテーマにしたコミュニケーションが増加することから、内定者フォローにはぴったりのワークです。

企業にとってのメリットは大きく３つ。

１．謎解きゲームという形式により、イベント感が醸成され、満足度が上がる
２．理念を題材にすることで、自社の特徴に落とし込みやすい
３．定型コンテンツなので、準備がラクですぐに実施できる

ある企業様では、内定者フォロー活動の最初にこの「リカンパニー」を導入することで、内定者フォロー全体が効果的な活動となっています。永続的な会社発展のためには企業理念が重要であるとゲームで体感してもらった後、改めて企業概要や事業内容を伝達することで、企業の考え方や想いにより強くファンになってもらうことに成功。加えてその後、先輩社員への取材などで仕事内容への言及もしたことで、網羅的に満足度の高い活動となっていました。企業理念という根底でグリップしていると、事業や仕事説明などの他コンテンツが腑に落ちやすく、さらに活きてくるという好事例です。

このような企業理解・関係構築がぐっと深まるイベントの後、先輩社員との座談会や業務に関わるワーク、研修などなど、繰り返し接すると印象が高まるという“単純接触効果”による好意度向上を図り、定期的な接触コンテンツを計画できると入社意欲の醸成として効果的でしょう。

ご紹介したコンテンツはあくまで一例で、企業ごとに内定出し後～入社までの計画は違ってきます。「コロナ禍での内定者フォローが難しい」「インターンシップも準備する中でマンパワーが足りない」などお困りの方は、ぜひ弊社営業担当にご相談ください。企業動向も学生志向もコロコロと変わる近年の採用市場ですが、採用成功のためにご一緒に尽力致します。