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採用パンフレットの作り方〜企画から制作フローまで〜

悩める人事
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採用パンフレットの企画ってどうやって考えるの?
入社案内を作ることは決まったけど、どのくらい期間がかかるもの?

採用関連の制作をお手伝いしていると、そんな声をよく耳にします。この記事では、採用パンフレットに関する疑問にお答えしていきたいと思います。

採用パンフレットの作り方〜企画のポイント〜

企画のポイントは大きく2つあります。

  1. 目的整理〜何のために作るの?〜
  2. ターゲット設定〜どんな学生に入社して欲しい?〜

1.目的整理〜何のために作るの?〜

一口に採用パンフレットと言っても、合同説明会などで配る簡易的なパンフレット、詳細の入社案内、各選考ごとに配布するパンフレット、内定者フォローツールなど、様々な用途と目的があります。

なぜ採用パンフレットを作るのか?目的をきちんと決めることで本当に効果のあるツールを作ることができます。

例えば、合同説明会で学生を集めるために使うパンフレットなのに、社長インタビューを長々と載せても逆効果です。

逆に内定者に渡すものなのに、採用初期に伝えるような表面的な企業の魅力を書いても惹きつけるのは難しいでしょう。

どういった目的のために作るかを明確にしたら、やっと企画のスタートです。

2.ターゲット設定〜どんな学生に入社して欲しい?〜

パンフレットの制作目的が決まったら、次に考えるのは採用ターゲットのこと。

元気があって挨拶ができればどんな人でも大丈夫!なんていう社長もいますが、人事担当者としては、会社のビジョンに適した人材や今いる社員との相性など、様々な資質を求めてしまいがち。

そんなときは、どんな学生ならうちの会社を選んでくれるだろう?という視点で考えてみることも効果的です。内定者や若手社員にアンケートを取ってみるのもいいですね。

目的とターゲット、これさえ押さえておけば企画づくりは簡単です。みんなで集まって、ああでもない、こうでもないとディスカッションしてみましょう。

判断に迷ったら、目的とターゲットからずれていないか?と立ち返ってみることがコツです。

また、自社の魅力を考えるときに注意したいのが他社との差別化です。

「うちの1番の魅力は社風が良いこと!」

上記のような魅力の打ち出しを考えている場合は要注意。

社風は新卒採用市場で学生が企業選びの際に重要視しているポイントですが、同じように社風を打ち出す企業は世の中にどれくらいあるでしょうか?

他社と同じような魅力を打ち出すことのないよう、貴社だけの魅力を考えましょう。

採用パンフレットの作り方〜制作時に気をつけたいこと〜

企画はばっちり!いよいよ制作に移っていきましょう。

おおまかですが、採用パンフレットの制作は、取材→コピーライティング→デザイン制作(撮影)→印刷といった流れで進んでいくことが多いです。

制作会社に任せておけばOK!と言いたいところですが、企業側も気をつけなければいけないことがいくつかあります。

制作にはどのくらい時間がかかるの?

まず初めに、採用パンフレットの制作に一体どのくらいの期間が必要なのか。もちろん、作るパンフレットのボリュームや企画によっても異なりますが、大体3ヶ月程度あれば、十分だと言えるでしょう。

急ぎで作りたい場合には1~2ヶ月ほどで制作することも可能ですが、その場合は採用パンフレットの制作経験がある業者をきちんと選定するのがよいでしょう。

採用ツールこそ、急がば周れ。企業の魅力をかみ砕き、学生に伝わる言葉やデザインにするためには、意外と時間がかかるものです。

誰に取材をすればいいの?

目的やターゲットによって、取材対象者の年代が変わってきます。よくあるのが、若手からベテラン、役員クラスまで段階を追ってキャリアプランを見せていくというパターン。

その際気をつけたいのが各役職ごとにきちんと取材の目的を明確にしておくこと。ベテランからは会社のビジョンが見えるようなエピソードを聞き出せると学生への惹きつけになりますし、若手にはより具体的な仕事の魅力を語ってもらいたい。

社員紹介記事としてだけでなく、そうした魅力的なエピソードがツール全体の良し悪しを決めることも多いです。

確認フローはどうする?

採用パンフレットに限ったことではありませんが、制作物の確認フローは企業によって様々です。

部署内で完結することもあれば、役員や社長、多部署への確認など、想像以上にステップが必要な場合があります。

せっかく人事担当者が手間や時間を割いてきたのに、確認フローの途中で企画からひっくり返ってしまったなんてことにならないよう、作り始める前に誰に合意を得ておく必要があるのか明確にしておくとよいでしょう。

確認作業が長引くと納期も後ろ倒れになってしまう可能性があります。

最後に

どうでしたか?たかが採用パンフレット、されど採用パンフレット。その一冊が御社を人気企業にしてしまうかもしれません。

自社内でも企画や制作はもちろん可能ですが、「灯台下暗し」というように、「貴社ならではの魅力」を見落としてしまうケースも…。

また、「プロのコピーライター」が紡ぐ言葉は一層学生に伝わる、社内にも浸透する採用のスローガンになる仕上がりが期待できます。

外から見た自社の魅力をターゲット学生に適切な言語で届けたい!という企業様はまずはぜひ一度、当社の制作した採用パンフレットをご覧ください。

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知恵袋編集部
「人と組織の成長を加速する」というミッションのもと、採用、育成、定着を支援する様々なソリューションをワンストップで提供するカケハシ スカイソリューションズならではの知見をお伝えすることを目的として記事を執筆・編集。新卒採用の知恵袋では、採用担当向けに、新卒採用全般に役立つノウハウを幅広く取り扱っています。
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