理系採用に成功している中小企業が必ず押さえている３つのポイント

理系の学生の採用がうまくいかない。コンスタントに理系学生を採用できている中小企業はどんなことをやっているんだろう。当記事では上記のようなお悩みにお答えします。

一般的な技術職だけでなく、IoTやAIなどの次世代技術を必要とする分野でも求められている理系の人材は、現代の企業にとって欠かせない存在になりつつあります。

しかし、その母数は少なく、大手での採用ならまだしも、中小企業での理系学生の採用は容易ではありません。

今回はそんな理系学生の採用を成功させるために中小企業が何に取り組むべきなのか、株式会社カケハシスカイソリューションズの新卒採用コンサルタント事業部よりお伝えします。

理系学生を採用するために中小企業が取るべき３つのポイント

まず大前提として、理系学生の就活スケジュールは概ね文系と重なりますが地方の学生や、実験のシーズンが限定される学生についてはイレギュラーになります。

そんな中で、理系学生を採用できている中小企業は、概ね下記のポイントをおさえた採用活動を行なっています。

それでは一つ一つ解説していきます。

なかなか持ち場を離れられない理系学生にとって、なんといっても嬉しいのは大学の教室でおこなわれる企業説明会です。

企業側から大学にアプローチをかけ、積極的にイベントへの参画しましょう。また、各研究室とのコネクションを作ることも大切です。

教授にアプローチをかけ、推薦企業として学生に紹介していただく、研究室のOB社員をリクルーターとして受け入れていただく、など研究室との繋がりを持つことで、学生達の就活の選択肢に選ばれる可能性を高められます。

◆具体的には
・大学専用、研究室専用のOBOG冊子やWEBページでPR
・カレンダーなどのノベルティを持っていく
・1週間～1か月の長期インターンシップで学生を受け入れ学問をサポートする姿勢を見せる

少し足を延ばして、地方での採用も視野に入れてみてください。全国的には無名であっても、地域的に有名企業となれれば、理系の採用においても成功しやすいでしょう。

当然、地場の企業でなくとも有効です。小さなコミュニティの中では口コミの広まりが早く、企業説明会で面白い施策を打った企業には多くの学生がエントリーをします。

また、地域的に有名な企業であれば、キャリアセンターから学生への推薦もしやすく、より多くの人材と出会える後押しとなります。

◆具体的には
・CMを放映、ラジオCMなどでPR
・大学へ、研究へ協賛する
・商品開発など、産学連携の取り組みをする
・脱出ゲーム型会社説明会など、目を惹く企画でPR

研究結果をそのまま就職活動に活用できるようなエントリー方法を用意することをオススメいたします。

研究に没頭せざるを得ない理系学生は、就活生の中でも特に多忙な環境におかれているでしょう。就職活動用に研究動画を作成することが、なかなか難しいのが現状です。

そこで、研究結果をそのままプロフィールとして使用できるようなWEBエントリーや選考方法など、研究での頑張りをそのまま就職活動に活かせる道があれば、積極的に活用したいと感じるでしょう。

理系学生にとって、魅力的だと思える選考への入口を用意することが大切です。

◆具体的には…
・「研究計画提出でESスキップ選考」などの打ち出しをする
・LINEなどからファイルを送れるツールなどを活用する

理系採用を成功している中小企業が行なっている施策を３つご紹介しました。まとめると以下のようになります。

理系採用の難易度は高いですが、コツコツと施策を実施し続けることが重要です。

弊社は理系採用の合同企業説明会や大学とのイベントについてもご案内できますので気になる方はお気軽にお問い合わせください。

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