管理職研修で横のつながりを強化。ミドルアップダウンの重要さとは。

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  • [研修・教育支援]アサヒサンクリーン株式会社様

導入背景・課題

  • 本社部門の中間管理職における横のつながりの弱さの改善
  • 将来の幹部としてのビジネススキル不足

実施施策

  • 中間管理職に対する研修の実施

効果と実績

  • 教育を受ける機会がなかなかなかった中間職への研修実施
  • 普段伝えづらい部下への期待を伝える機会の醸成
今年度から貴社の管理職研修をご支援させていただいておりますが、まず、出会いの経緯から弊社を選んでくださった背景を教えていただけますでしょうか?

2年ほど前、私が当時採用活動の担当をしており、情報収集のためにHR EXPOへ参加したときに貴社のブースを訪ね、それが出会いだったかと思います。そこから、メールマガジンなどでご案内いただいて新卒採用以外にも研修支援もおこなっている、という認識をしておりました。

私は昨年の春から教育課へ移りました。その後、本社部門の中間管理職に対する研修機会を作って、組織力を強化したいという構想は持っていましたので、外部の情報を取り入れていました。ちょうどそんなタイミングで、管理職研修に関するセミナーのご案内をメールマガジンでいただいたのを記憶しています。

人財開発本部 人財管理部 部長 野村さま

6月ころにニューノーマル時代の管理職育成セミナーにご参加いただいたかと存じます。セミナーはいかがでしたか?

本社部門の中間管理職に対して横のつながりの弱さや、将来の幹部としてのビジネススキル不足という課題感を持っていましたので、ミドルアップダウンマネジメントや社内のつながりに関する図表などのイメージには強く共感いたしました。その後、今回の研修のご提案をいただくことになったのですが、担当のHさん、Wさん、Oさんと踏み込んだお話をする中で良い感覚を得られたので、研修をおまかせした、という経緯です。

セミナーなどで弊社の考え方にご共感いただき、貴社の考え方とも合致していたことがご発注の理由のひとつだったのですね。水野さまはいかがでしょうか?

人財開発本部 人財管理部 教育課 課長 水野さま

私はご提案いただくタイミングくらいから本プロジェクトに参加したのですが、カケハシさんにお願いしたいと考えた理由は3つかなと思っています。

ひとつ目は、研修って単発的に考えてしまうと効果があまり出ないと思うのですが、貴社の研修は、事前の課題、研修の実施、研修後に宿題もあるという流れに良さを感じました。特に事前課題には「上司へのヒアリング」という普段おこなわれていないものもあり、研修だからこその必要さも感じたところでありました。

ふたつ目は、経営体感ゲームです。このゲームをご紹介いただいたときに、これもなかなか普段聞いたことがない内容で、強く興味を持ちました。

最後に、決め手としてはなによりご提案内容がすごく魅力的でした。弊社の課題やご提案も資料にすごく綺麗にまとめられていて、「カケハシさんだったら間違いないかな」と思うことができました。

一社一社に寄り添うのが弊社の強みだと思っておりますので、とてもうれしいです。では、実際の研修のお話をお伺いいたします。先ほど少しお話がありましたが、事前課題はいかがでしたか?

私は、事前課題は間違いなくあった方が良いと思っています。自分自身受講者として参加しておりましたが、会社や事務所の方針を理解してはいるのですが、改めて上司との会話を通じて振り返って自分の目標や役割を紙に起こすことで、意識するポイントを考えさせられました。上司との面談はなかなか普段できないものだと思っているため、良い機会でした。

部下へ期待することなどは、もちろん考えてはおりますが、恥ずかしさもあり、なかなか言えないものです。こう育てたいという想いがあっても、なかなか本人へ面と向かって伝えるのは難しいと思っております。だから「期待しているのはこういう内容だ」と伝えることができる機会を作れたことに良さを感じました。

事前課題を通して、研修に向けての意欲や、ご自身のポジションの確認も含めて、良い準備期間となりましたでしょうか?

そうですね。最近では、弊社内で企画した研修でも事前課題をおこなうようになりました。Wさんに教えていただいた「1on1」なんかも活用しています。研修に参加する前に上司と部下で「1on1」してもらって目標を立ててもらい、研修して、実際フィードバックをお願いするような組み立てにしています。

それは大変うれしいです。では、研修当日のお話もお聞かせいただきたいのですが、野村さまは当日周囲から見ていていかがでしたか?

実は当日の参加メンバーは、いままで研修が少なかったメンバーでした。部下を教育する立場ではあっても、教育を受ける機会がなかなかなかったので、まずは経験できて良かった点であり、近いポジションでの横のつながりができたので、そこがなにより研修の価値であったと思います。

最初は少々緊張感もありましたが、始まったときと終わった後では顔つきや関係性もかなり変わっていたように感じます。良い関係性ができ、良い学びを得られた時間でした。

▼研修当日のご様子

 

水野さまは受講者として、参加してみていかがでしたか?

個人的に学びがあったのは、「組織のハブ役としての役割も持ちましょう」というお話でした。ミドルアップダウンというキーワードでお話があったのですが、上司と部下との関係や横のつながりを作り、関係性をよくする立場である、と認識できました。これは経営体感ワークで強く学んだ点です。特にワークの中で個々人の「秘めたる信念」を話す機会があり、それを開示してからお互いのことを尊重しながら話を進めることができたと感じています。やはり普段から関係性ができていないと、気持ちや考えを相手には出せません。お互いに言い合うことで議論が前に進む。いま我々の組織にはそのようにして互いに言い合うことが必要である、と認識することができました。

これから、今回の研修でできた横のつながりを活かしてさまざまな取り組みが始まると存じますが、今後、弊社に期待することがあれば教えてください。

実はすでにまた相談したいことがあります。やはり研修って1度きりの単発でおこなうと今回の1日の研修だけで終わってしまうと感じています。そうならないようにまた来年同じメンバーでの研修や今後の教育の設計について相談したいです。近々OJTトレーナー研修の体験会にも参加予定ですが、長く広く、弊社の研修や教育について相談できればと思っています。

今後もぜひ長くお付き合いできればと存じます。ありがとうございました!

 

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会社名
アサヒサンクリーン株式会社様
業種
サービス・インフラ
企業規模
1001人以上
ニーズ

本事例で紹介しているサービス

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