医師転職サイト
医師転職サイト・エージェントおすすめランキング!失敗しないと評判の7社を比較・解説

更新日時:
※当サイトはマイナビ・リクルート等各社サービスのプロモーションを含み、アフィリエイトプログラムにより売上の一部が運営者に還元されることがあります。
「医師の転職サイトに登録すればいい病院を紹介してもらえる?」
「登録するならどの転職サイトがいいんだろう...」
このようにお悩みではありませんか?
医師が転職を成功させるためには幅広い求人の選択肢を確保することがカギです。
医局や知人の紹介だけでなく、転職サイトを利用すると高年収の求人に出会う確率を高められるでしょう。
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※M3キャリアエージェント公式サイト(2023年12月現在)
まずは、求人数が多く医療業界に精通したキャリアアドバイザーがいるM3キャリアエージェントへの登録がおすすめです。
おすすめの人 | 求人数 総合評価 |
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1位 M3キャリアエージェント ![]() |
常勤希望の医師 | 14,909件 ◎4.67 |
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※公式サイトより(2023年11月現在)
ワークライフバランス重視で、柔軟な働き方をしたい方は次の2社を併用すると良いでしょう。
週4勤務や産業医の求人、スポット求人など多様な求人に出会えます。
【併用におすすめの医師転職サイト】
おすすめの人 | 求人数 総合評価 |
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医師転職ドットコム![]() |
ゆったり勤務希望の医師 | 43,538件 ◎4.33 |
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民間医局![]() |
非常勤求人も視野に入れている医師 | 34,015件 ◎4.2 |
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※公式サイトより(2023年11月現在)
転職サイトの満足度は担当コンサルタントの力量や相性によっても左右されます。
転職サイトを利用する際は、エムスリーキャリアエージェントをはじめ評価の高い2〜3社に登録・相談して比較するとより安心でしょう。
この記事では、現役の医師転職コンサルタントへの取材を元に、おすすめの転職サイトや医師の転職成功ノウハウについて紹介します。

株式会社クリニックエージェント 代表取締役
千葉県出身。大学を卒業後、数社を経て株式会社リクルートに入社。株式会社リクルートメディカルキャリアに出向し、看護師人材紹介事業の立ち上げや医師人材紹介部の法人営業部門マネージャーを経験。現在は株式会社クリニックエージェントの代表取締役としてクリニック向け医師紹介事業を行う。地方の医療に貢献したいという思いがある。
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目次
医師転職サイト・エージェント大手7社ランキング
医師転職サイトの選び方で重要なポイントとなる求人数・求人内容・転職サポートを12項目に分けて5段階評価。
その結果、医師が利用すべきおすすめの転職サイトのランキングは以下の通りとなります。
【医師転職サイトおすすめランキング】 | |||||
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順位 | 転職サイト名 | 総合評価 | 求人数 | 求人 内容 |
サポート |
1位 | M3キャリアエージェント | ◎4.76 | ◎5 | ◎5 | ◎4.3 |
2位 | マイナビDOCTOR | ◎4.33 | ◎5 | ◎4 | ◎4 |
3位 | 医師転職ドットコム | ◎4.23 | ◎4.4 | ◎4 | ◎4.3 |
4位 | 民間医局 | ◎4.2 | ◎4.8 | ◎4 | ◎3.8 |
5位 | リクルートドクターズキャリア | 〇3.93 | ◎3.8 | ◎4 | ◎4 |
6位 | ドクタービジョン | 〇3.53 | ◎3.4 | ◎3 | ◎4.2 |
7位 | DtoDコンシェルジュ | 〇3.4 | ◎3.4 | ◎3 | ◎3.8 |
(転職ハブ 2022年6月調査)
【調査概要】
以下の3ジャンル12項目を調査し、5段階評価。
求人数:公開求人数、非公開求人の有無、常勤の求人数、非常勤の求人数、病院以外の求人数の5項目で評価
求人内容:こだわり条件(年収2000万以上、当直なし、週4日勤務など)の求人数で評価
転職サポート:取扱施設形態の多さ、拠点数、対応エリア、対応診療科目数、受付時間、企業規模(資本金)の6項目で評価
1位:M3キャリアエージェントは医師の登録実績10年連続No.1*
M3キャリアエージェントの特徴
M3キャリアエージェントは、日本最大級の医療従事者専用サイトを運営するエムスリーグループの医師専用転職サイトです。
競合にはない自社独自の求人案件を持ち、エージェントを通じての条件交渉がしやすい転職サイトです。
保有する求人数や提案される求人の質はいずれも高評価で、特に常勤の求人数はトップクラス。
調査した7社中、一般病院の求人数は2位(6,699件)、クリニックの求人数は1位(2,688件)を誇ります。
公式サイトより(2022年12月現在)
M3キャリアエージェントのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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M3キャリアエージェントはサービスを全国展開していますが、拠点は東京と大阪のみ。
地方での転職を希望する場合は他の転職サイトと併用し、土地勘のある担当者を探すと良いでしょう。
M3キャリアエージェント利用者の評判・口コミ
30代男性・医療機関の採用担当者の口コミ
M3キャリアエージェントは、医師転職サイトとして最大手なので、どこの医療機関でも利用していると思います。エージェントも優秀な方が多く、サービスも充実しています。
30代女性・皮膚科の転職者の口コミ
誠意をもって対応いただき、職場の病院とも良好な関係で入職することが出来ました。 また、就職が決まった後に関しても病院と間に入っていただき連絡をとっていただけましたので、安心して入職ができました。
30代男性・内科の転職者の口コミ
前の職場には給与面で不満があり、自分の成長機会を伸ばすためにも転職を決意しました。転職の際にはM3キャリアエージェントのコンサルタントの方に推薦状、履歴書のアドバイスから条件交渉まで手伝っていただき、想定していたよりも不安になることがなく転職を行えました。
M3キャリアエージェントの基本情報
運営会社 | エムスリーキャリア株式会社 |
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拠点 | 東京、大阪 |
対応エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
対応診療科目 |
【内科系】 【外科系】 【その他】 |
対応施設 | 一般、療養型、精神、老健、ケアミックス、クリニック、産業医(企業)、製薬企業、CRO、その他 |
資本金 | 1億円 |
※2022年11月時点
2位:マイナビDOCTORは病院から企業まで多彩な求人を網羅
マイナビDOCTORの特徴
マイナビDOCTOR(マイナビドクター)は、株式会社マイナビが運営する医師用転職サイトです。
医師に限らず薬剤師や看護師など医療業界全般の転職支援サービスにも力を入れています。
一般病院の求人が7社中トップ(1万425件)であると同時に、産業医2位(78件)や老健1位(467件)と病院以外の求人も多いのが特徴。
多彩で豊富な選択肢から転職先を選びたいという方にはおすすめです。
マイナビDOCTORのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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マイナビDOCTORは医師転職サイトとしては規模が大きく、所属コンサルタントも400名に上ります。
そのため、満足のいく有能なコンサルタントもいれば、中には営業トークばかりで知識やスキルに不安や不満を感じる担当者も。
コンサルタントによって能力にバラつきがある点がデメリットといえるでしょう。
初回登録時の備考欄に「担当してほしいコンサルタントの希望条件」を伝えると配慮してもらえる場合があります。
マイナビDOCTORについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
マイナビDOCTOR利用者の評判・口コミ
30代男性・医療機関の採用担当者の口コミ
マイナビDOCTORを利用した際は、2年で約12名の常勤医師の紹介を受けました。紹介者数が多く、応募から面接につながる人数も多い医師転職サイトです。
30代男性・精神科の転職者の口コミ
マイナビDOCTORは常勤求人は当然のこと、非常勤も取り扱っていますし、内科や外科、皮膚科、精神科、病院の規模や病床数など、幅広い求人案件を取り扱っているので、自分に合った求人案件を見つけやすいと感じました。
40代男性・麻酔・ペインクリニック科の転職者の口コミ
自分の専門である麻酔とペインクリニック、あと産業医の求人を探していました。 一つだけの専門科の医療機関の選択であれば、探すことにそこまで苦慮しませんが、それが複数あることで自分で探すのは大変。 仲介していただいて助かりました。対応も丁寧でした。
マイナビDOCTORの基本情報
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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拠点 | 札幌(北海道)、仙台(宮城)、東京、神奈川・川崎(横浜)、大宮・川越(埼玉)、千葉・船橋(千葉)、栃木、茨城・つくば(茨城)、高崎(群馬)、名古屋・岡崎・伏見(愛知)、富山、金沢(石川)、福井、山梨、長野・松本(長野)、岐阜、静岡・浜松・沼津(静岡)、三重、滋賀、京都、大阪・堺(大阪)、姫路・神戸(兵庫)、奈良、島根、岡山、広島、香川、愛媛、福岡・北九州(福岡)、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
対応エリア | 全国 |
対応診療科目 |
【内科系】 【外科系】 【その他】 |
対応施設 | 病院(一般)、病院(療養)、病院(リハビリ)、病院(精神)、クリニック(保険診療)、クリニック(美容・自由診療)、介護福祉施設(老健特養)、企業、訪問診療、その他 |
資本金 | 21億210万円 |
※2022年11月時点
3位:医師転職ドットコムはゆったり勤務希望の方向けの求人が多数揃う
医師転職ドットコムの特徴
運営企業の株式会社メディウェルは東証プライム上場企業アインホールディングスのグループ企業です。
大手や老舗が開拓していない独自の求人、例えば新興のグループ病院や小規模病院の案件を開拓している医師転職サイトです。
他社と求人数を比較すると、産業医1位(99件)、週4日以内勤務1位(6,853件)で、中には週3.5日勤務の求人も。
ワークライフバランスを考えゆったり勤務したい方、家事育児の両立に悩む女性医師などに合った求人がみつかりやすいでしょう。
また、検索できる診療科目数もトップ(52科目)で、より詳細に絞って求人を探したい方に便利でしょう。
医師転職ドットコムのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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求人数は他社と比較すると決して多くはなく、特に非常勤の求人数は6位(2,951件)と少ない結果となりました。
求人数の多いマイナビDOCTORなど複数の転職サイトを同時に利用すると良いでしょう。
医師転職ドットコムについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
医師転職ドットコム利用者の評判・口コミ
30代男性・医療機関の採用担当者の口コミ
医師転職ドットコムは、利用している医師転職サイトの中で一番紹介人数が多く、そのうち半数は合格・入職につながりました。担当エージェントはまめに連絡をくださる方が多く、拠点数も多いのでエリアの垣根を越えて提案してくださることも。しっかりした担当者が多いので、求人側も求職側も安心できるエージェントだと思います。
30代男性・内科の転職者の口コミ
勤務時間を柔軟に募集要項以上に融通を利かせて貰えるように交渉していただきました。 その他、家賃補助と通勤手当についても担当コンサルタントのおかげで充実した内容になりました。
50代男性・内科の転職者の口コミ
通勤が遠距離となるので、時間短縮のため、新幹線の利用についての交渉をお願いするとともに、勤務時間については、朝の遅出などができるように、ある程度フレキシブルに対応してもらうように、交渉してもらいました。
医師転職ドットコムの基本情報
運営会社 | 株式会社メディウェル |
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拠点 | 札幌(北海道)、仙台(宮城)、東京、愛知(名古屋)、大阪、広島、福岡 |
対応エリア | 全国 |
対応診療科目 |
【内科系】 【外科系】 【その他】 |
対応施設 | 一般急性期、療養型、リハビリテーション、精神科病院、クリニック、健診、介護老人保健施設、製薬企業、一般企業、その他 |
資本金 | 2億850万円 |
※2022年11月時点
4位:民間医局は年収や働き方をあきらめない求人が選べる
民間医局の特徴
民間医局は、公開している保有求人数がマイナビDOCTORに次いで2位(2万7,206件)と多い転職サイトです。
年収2,000万円以上の求人2位(4,066件)と高給求人が充実しているのが特徴です。
一方で、多彩な働き方ができる求人も多数保有しています。
当直なし1位(4,583件)、週4日勤務1位(5,718件)、コロナワクチン接種バイト1位(106件)と、働き方が選べる求人を保有しています。
全国に17拠点あるので地方での仕事探しにも心強い味方となります。
民間医局のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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求人を探す際、詳細な条件が指定できないケースがあります。
例えば、他社は病院の検索で一般かケアミックスかで区別できます。
しかし、民間医局は病院一択しかないため、より絞って検索する場合は不便を感じることも。
民間医局利用者の評判・口コミ
30代男性・医療機関の採用担当者の口コミ
民間医局は一番長くお付き合いのある転職エージェントで、医師採用の際にはメインで利用しています。こちらのクリニックの状況をよく把握していただいているので、民間医局経由で入職いただく方が一番多く、特に困るようなこともありません。
40代男性・非常勤施設への転職者からの口コミ
関東から関西に移動しての勤務先を探していましたが、情報把握が個人の力だけでは限界がありました。コンサルタントが医療機関ごとの特徴などを把握していたので、面接時は事前にそのメモを見ることで問題なく進められ採用をいただきました。こちらの希望も割に聞いてもらえるので精神的な余裕も生まれました。
民間医局の基本情報
運営会社 | 株式会社メディカル・プリンシプル社 |
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拠点 | 札幌(北海道)、仙台(宮城)、東京、大宮(埼玉)、船橋(千葉)、横浜(神奈川)、高崎(群馬)、名古屋(愛知)、金沢(石川)、京都、大阪、神戸(兵庫)、広島、高松(香川)、福岡、熊本、沖縄 |
対応エリア | 全国 |
対応診療科目 |
【内科系】 【外科系】 【その他】 |
対応施設 | 病院、クリニック、老健、企業、その他 |
資本金 | 3億2,975万円 |
※2022年11月時点
5位:リクルートドクターズキャリアは受付時間が最長の医師転職サイト
リクルートドクターズキャリアの特徴
リクルートドクターズキャリアは、医師・薬剤師転職・採用支援事業を行う株式会社リクルートメディカルキャリアが運営しています。
医師からの支持率は83%(※)と高水準を誇る医師専門転職サイトです。
総求人数は決して多くはありませんが(4位 1万6,508件)、一般病院の求人が充実(2位 8,412件)しているのが特徴です。
また、電話受付時間が、平日9時半~21時と全7社の中で最長。日勤後や当直前の空き時間に連絡でき、コンサルタントも柔軟に対応してくれます。
勤務時間中に電話がかかってくる心配も少なく、働きながらでも連絡を取りやすいでしょう。
※2011年10月末から11月にかけて全国の病院勤務医800名にインターネット調査会社を通じアンケート調査を実施
リクルートドクターズキャリアのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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リクルートドクターズキャリアのサイトにはフリーワード検索機能が備わっていません。
公開求人を探す際に不便を感じることもあるので、担当者に相談して非公開求人を紹介してもらうと良いでしょう。
リクルートドクターズキャリアの評判・口コミ
40代男性・医療機関の常勤医への転職者からの口コミ
医療機関の特徴を事細かにていねいに教えていただいて得意にする部門などを詳しく事前に教えていただけました。院長先生や事務長さんの大切にしている理念的なものも事前に教えていただいてましたので、面談がそれによりスムーズになりました。
リクルートドクターズキャリアの基本情報
運営会社 | 株式会社リクルートメディカルキャリア |
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拠点 | 東京、愛知(名古屋)、福岡 |
対応エリア | 全国 |
対応診療科目 |
【内科系】 【外科系】 【その他】 |
対応施設 | 一般病院、療養病院、精神病院、リハビリ病院、クリニック、老人保健施設、その他 医療機関、製薬企業、一般企業 |
資本金 | 4,500万円 |
※2022年11月時点
6位:ドクタービジョンのゆったり働ける非常勤求人はワークライフバランスを重視した女性医師にぴったり
ドクタービジョンの特徴
Doctor Vision(ドクタービジョン)は保険調剤薬局チェーンを運営する日本調剤株式会社が母体となる医師向け転職サイトです。
総求人数に対し非常勤求人の割合が高く(32.3%)、特に当直なしの非常勤求人は1位(3,176件)と多いです。
家事や育児の両立に悩みながら働く女性医師にとっては最適な希望条件に合った求人がみつかりやすいでしょう。
一方で、常勤は高給求人が多く、年収2,000万円以上の求人数が1位(4,328件)である点も大きな特徴です。
ドクタービジョンのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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総求人数は最大手と比較すると少なく(5位 1万5,355件)。
マイナビDOCTORや民間医局など求人数を多く保有する転職サイトと併用するといいでしょう。
ドクタービジョンについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
あわせて読みたい
ドクタービジョンの基本情報
運営会社 | 株式会社メディカルリソース |
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拠点 | 札幌(北海道)、仙台(宮城)、東京、大宮(埼玉)、船橋(千葉)、横浜(神奈川)、名古屋(愛知)、京都、大阪、神戸(兵庫)、広島、福岡 |
対応エリア | 全国 |
対応診療科目 |
【内科系】 【外科系】 【その他】 |
対応施設 | クリニック、一般病院、療養病院、回復期リハビリテーション病院、ケアミックス、精神病院、介護老人保健施設、一般企業、その他 |
資本金 | 9,300万円 |
※2022年11月時点
7位:DtoDコンシェルジュは最多の拠点数で常勤求人が豊富
DtoDコンシェルジュの特徴
DtoDコンシェルジュは、医師の開業支援や医業経営コンサルティング、医療機器の販売・リースなどを手がける総合メディカル株式会社が運営しています。
全国各地に24もの拠点を持ち、全7社のうち最多。地方での転職を考えている医師に手厚いサポートを約束します。
求人数は常勤の割合が高く(80.8%)、常勤の当直なし求人数は2位(4,559件)。
当直なしの常勤を探している医師にとっては最適な転職サイトです。
DtoDコンシェルジュのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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総求人数は最下位(1万1,359件)と少ないため、マイナビDOCTORや民間医局など求人数を多く保有する転職サイトと併用するのがおすすめです。
DtoDコンシェルジュの基本情報
運営会社 | 総合メディカル株式会社 |
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拠点 | 札幌(北海道)、仙台(宮城)、高崎(群馬)、東京、大宮(埼玉)、長野、金沢(石川)、静岡、名古屋(愛知)、大阪、神戸(兵庫)、岡山、広島、山口、高松(香川)、小倉(北九州)、福岡、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
対応エリア | 全国 |
対応診療科目 |
【内科系】 【外科系】 【その他】 |
対応施設 | 一般、療養、精神、一般+療養、一般+精神、療養+精神、クリニック、老健、その他 |
資本金 | 10億円 |
※2022年11月時点
その他の専門特化型おすすめ医師転職サイト・エージェント
調査した大手7社以外にも、数多くの医師転職サイトが存在します。
その中から編集部が厳選した医師転職サイトを7社紹介します。
転職サイト名 | 特徴 |
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Medical Tribuneキャリア |
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ドクターキャスト |
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MC ドクターズネット |
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医師ジョブ |
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美容医師求人ガイド |
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RSG Doctor Agent |
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MedPeer キャリア |
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※公式サイトより
Medical Tribuneキャリアならばキャリアアップを目指せる

常勤の公開求人数 | 13,748件 |
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非常勤の公開求人数 | 非公開 |
年収2,000万円以上の求人 | 1,489件 |
※2022年12月時点
Medical Tribuneキャリアのメリット
- 年収2,000万円以上の高給与求人が豊富
- 院長や管理職などの希少求人を保有している
- 利用者の早期退職率2.5%(※)と低水準を維持している
Medical Tribune(メディカルトリビューン)キャリアは全体求人数は決して多くはありません。
しかし、年収2,000万円以上の求人が1,489件(※1)と高額求人が充実しています。
副院長や院長候補、管理職としての募集も多数あるため、経営責任者としても活躍したい医師にとっては最適な転職サイトです。
厚生労働省「医療・介護分野における職業紹介事業に関するアンケート調査(2019年12月)」によると、人材紹介事業者を経由し入職した医師の早期退職率(3ヵ月以内)は13%。
一方、Medical Tribuneキャリア利用者は2.5%(※2)です。定着率の高さから求人提案力や条件交渉力の高さが伺えます。
※1 2022年12月時点
※2 公式HPより
Medical Tribuneキャリアのデメリット
- 地方の求人数が少ない
47都道府県の求人を網羅してますが、首都圏や大都市に比べると地方の求人は少ないといえるでしょう。
求人数を多く保有する大手転職サイトとの併用がおすすめです。
Medical Tribuneキャリアの基本情報
運営会社 | 株式会社メディカルトリビューン |
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拠点 | 東京、大阪、札幌(北海道)、福岡 |
対応エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
対応診療科目 |
【内科系】 |
対応施設 | 一般病院、療養病院、精神病院、ケアミックス、クリニック、老健、健診センター |
※2022年12月時点
ドクターキャストは希望条件に合わせて求人をカスタマイズしてくれる

常勤の公開求人数 | 4,442件 |
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非常勤の公開求人数 | 1,085件 |
年収2,000万円以上の求人 | 1,587件 |
※2023年1月時点
ドクターキャストのメリット
- 求職者の要望に合わせて求人をカスタマイズ
- 非公開求人を3万9,000件以上(※)保有している
- 社会保険労務士からのアドバイスが受けられる
ドクターキャストでは、求職者一人ひとりのニーズに合わせて求人を提案してくれることが特徴です。
求職者の希望や要望にマッチするように求人をカスタマイズしたり、新たな求人を作り出して提案してくれる転職サイトです。
運営する株式会社メディカルキャストは全国の医療機関と繋がりが強く、およそ3万9,000件以上(※)の非公開求人を保有。
高年収・好条件の求人を多数扱っています。
サポート面に関しては、求人提案や面接の日時設定、条件交渉などに加え、在籍する社会保険労務士が、労働契約書類のサポートも実施しています。
入職後に起こりうるさまざまなトラブルを想定した労働契約書類作成のアドバイスや内容確認を行ってくれます。
他の転職サイトではあまり受けられないサービスで、入職後も安心して働ける大きなメリットだといえます。
※公式HPより
ドクターキャストのデメリット
- 都市部の求人が少ない
ドクターキャストは、中規模病院や地方病院の求人がメインです。
都市部での転職を考えている人は大手医師転職サイトと併用し求人検索するのがおすすめです。
ドクターキャストの基本情報
運営会社 | 株式会社メディカルキャスト |
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拠点 | 東京、大阪、福岡 |
対応エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
対応診療科目 |
【内科系】 |
対応施設 | 小児科、婦人科、産科、産婦人科、精神科、皮膚科、美容皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、人工透析、放射線科、麻酔科、救急科、緩和ケア、健診・人間ドック、在宅訪問診療、老健、産業医、製薬 |
※2023年1月時点
MC ドクターズネットは拠点数の多さから地域密着型のサポートを受けられる

常勤の公開求人数 | 1,072件 |
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非常勤の公開求人数 | 762件 |
スポットの公開求人数 | 308件 |
※2023年1月時点
MC ドクターズネットのメリット
- 地域別の医師専任コンサルタントが転職をサポート
- 非常勤・スポット求人が充実
MC ドクターズネットは全国25ヵ所に拠点を展開している医師転職サイトです。
各拠点に医師専任コンサルタントが在籍しているので、対面での面談や面接同行など手厚いサポートが期待できます。
運営会社の株式会社メディカル・コンシェルジュは、医師以外にも薬剤師や看護師、介護職などの医療業界全般の人材紹介サービスを運営しています。
多くの医療機関と繋がりがあり、常勤以外にも非常勤やスポット求人数が充実。
週1日の訪問診療や1日単位の健診、イベント救護、当直など業務内容も豊富なので、目的に合った働き方を探せるでしょう。
MC ドクターズネットのデメリット
- 受付日時は平日の9時から18時まで
電話による問い合わせ可能日時が平日の9時から18時までと限定されているため、土日や平日の夜は連絡ができません。
勤務時間の調整や問い合わせフォームからの連絡を検討しましょう。
MC ドクターズネットの基本情報
運営会社 | 株式会社メディカル・コンシェルジュ |
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拠点 | 札幌(北海道)、仙台(宮城)、東京、横浜(神奈川)、埼玉、千葉・柏(千葉)、静岡・浜松(静岡)、名古屋(愛知)、大阪、京都、神戸(兵庫)、岡山、広島、高松(香川)、松山(愛媛)、北九州・福岡(福岡) |
対応エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
対応診療科目 |
【内科系】 |
対応施設 | 一般病院、老人保健施設、クリニック、企業、健診機関、その他 |
※2023年1月時点
医師ジョブは高給与・好条件求人を多く保有している

常勤の公開求人数 | 707件 |
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非常勤の公開求人数 | 206件 |
常勤・非常勤の非公開求人数 | 8,410件 |
※2023年1月時点
医師ジョブのメリット
- 求人全体の約9割が高給与・好条件が期待できる非公開求人
- コンサルタントのスキルの高さやサポート力に強みがある
医師ジョブは、長年、医療福祉分野で人材紹介・派遣サービスを手がけているクラシス株式会社が運営する医師転職サイトです。
多くの医療機関・企業とネットワークがあるため幅広い専門科目の求人を取り扱っています。
求人の中には、年収2,000万円以上や日給10万円以上、週4日勤務・当直なしなどの高給与・好条件の非公開求人も多く保有しています。
医師ジョブはコンサルタントのスキルの高さやサポートの質にも強みがあります。
求職者が求める希望条件や転職を考えた背景などを十分に理解したうえで、転職先への提案や条件を交渉。
求職者が安心して勤務できるような環境をサポートします。
医師ジョブのデメリット
- 地方求人が少ない
全国の求人を扱う医師ジョブですが、首都圏や大都市と比較すると地方求人は少ないです。
より多くの求人を比較したい場合は、全国に拠点がある医師転職サイトと併用するといいでしょう。
医師ジョブの基本情報
運営会社 | クラシス株式会社 |
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拠点 | 東京 |
対応エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
対応診療科目 |
【内科系】 |
対応施設 | 一般病院、療養型、ケアミックス、精神、老健クリニック、企業、クリニック |
※2023年1月時点
美容医師求人ガイドは国内で唯一の美容クリニック専門転職エージェント

常勤の公開求人数 | 非公開 |
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非常勤の公開求人数 | 非公開 |
美容医師求人ガイドのメリット
- 美容外科・美容皮膚科専門の医師転職エージェント
- 専門性の高さから内部情報を詳細に把握
美容医師求人ガイドは、美容クリニックに特化した医師転職エージェントです。
専門性の高さを活かし、大手美容クリニックから個人クリニックなど他の医師転職サイトでは取り扱いのない求人も多数保有しています。
運営会社の株式会社エバーアドは、クリニックの運営のコンサルティングも実施。
業務内容から経営状況、院長の人柄など内部情報に精通しているので、求職者に合ったクリニックが紹介してもらえるでしょう。
実際、美容医師求人ガイドでは毎月約30名の医師の転職をサポート。
初期研修医から美容クリニック未経験、ベテラン医師まで求職者のニーズにあった求人サポートを得意としています。
美容医師求人ガイドのデメリット
- 全国対応だが、拠点は東京のみ
美容医師求人ガイドは、全国の求人に対応していますが、拠点は東京のみです。
対面でサポートを受けたい、地域の情報をより詳しく知りたい場合は、全国に拠点がある転職サイトと併用するといいでしょう。
美容医師求人ガイドの基本情報
運営会社 | 株式会社エバーアド |
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拠点 | 東京 |
対応エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
対応診療科目 |
美容外科、美容皮膚科 |
対応施設 | 美容クリニック |
※2023年3月時点
RSG Doctor Agentはハイポジションの求人が多数揃う

常勤の公開求人数 | 非公開 |
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非常勤の公開求人数 | 非公開 |
RSG Doctor Agentのメリット
- 全体の約8割が非公開求人!院長や役職付きなどキャリアアップが期待できる
- 医療機関と定期的に情報交換を実施、情報収集力の高さが強み
RSG Doctor Agentは、利用者満足度98%(※)を誇る株式会社RSGが運営する転職サイトです。
非公開求人が8割となっており、院長や役職付きといったキャリアアップが期待できる求人を多数保有しています。
また、RSG Doctor Agentでは医療機関と定期的に情報交換を実施しています。
情報収集力の高さには定評があり、登録することで他の転職サイトにはない新鮮でリアルな情報をコンサルタントから教えてもらえるでしょう。
※JIMRO調べ(2019年5月・2021年6月_ブランドのイメージ調査
RSG Doctor Agentのデメリット
- 求人内容は、登録をしなければ確認できない
RSG Doctor Agentは8割が非公開求人です。特性上、ほとんどの求人は登録しなければ確認することができません。
登録は、名前、メールアドレス、電話番号、最寄り駅、連絡希望日時などを入力すれば完了です。
入力は30秒ほどで可能なので、まずは登録することをおすすめします。
RSG Doctor Agentの基本情報
運営会社 | 株式会社RSG |
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拠点 | 東京 |
対応エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
対応診療科目 | 非公開 |
対応施設 | 非公開 |
※2023年3月時点
MedPeerキャリアならば複数の医師転職サイトに同時登録ができる

常勤の公開求人数 | 53,082件 |
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非常勤の公開求人数 | 15,454件 |
MedPeerキャリアのメリット
- 登録すると複数の医師転職サイトへの「一括登録」が可能!
- 「medパス」利用で運営会社Medpeerが展開する医師向けサービスサイトにも簡単にログインできる
MedPeerキャリアは、MedPeer株式会社が運営する医師専門の転職サイトです。
MedPeerキャリアでは、さまざまな医師専門の転職サイトの求人情報を集め紹介しています。
MedPeerキャリアに登録し「一括登録サービス」を選択すると、提携している転職サイトに一括で登録できます。
また、医療関係者共通ID「medパス」とも連携しているので、アカウントを保有している医師はmedパスを利用して簡単にログインが可能。
運営会社メドピア株式会社が展開する医師コミュニティサイト「MedPeer」や医師の開業・経営支援サービスの「CLINIC Support」も利用可能。
同アカウントでログインできるので、求人以外の情報収集にも活用できます。
MedPeerキャリアのデメリット
- 掲載されている情報に物足りなさを感じることがある
MedPeerキャリアは、提携している医師専門の転職サイトも掲載しさまざまな求人を網羅しています。
しかし、提供する求人情報の中には待遇や福利厚生などが記載されていないものもあります。
得られる求人情報が少なく、物足りなさを感じることがあるかもしれません。
MedPeerキャリアの基本情報
運営会社 | メドピア株式会社 |
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拠点 | 東京 |
対応エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
対応診療科目 |
【内科系】 一般内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、血液内科、神経内科、内分泌内科 【外科系】 一般外科、心臓血管外科、呼吸器外科、消化器外科、脳神経外科、小児外科、整形外科、形成外科、内分泌外科、乳腺外科 【その他】 在宅医療、腎臓内科、人工透析、老年内科、人工臓器・移植外科、腫瘍外科、総合診療、健診・人間ドック、耳鼻咽喉科、泌尿器科、小児科、産婦人科、産科、婦人科、眼科、皮膚科、麻酔科、ペインクリニック、救急医療科、集中治療科、アレルギー科、リウマチ科、リハビリテーション科、緩和医療、放射線科、放射線治療科、精神科、心療内科、産業医、製薬医学、漢方医学、美容皮膚科、美容外科、代替医療・統合医療、病理科、その他 |
対応施設 | 一般病院、療養型病院、精神科病院、クリニック、リハビリテーション、ケアミックス、健診、介護老人保健施設、製薬企業、一般企業 |
※2023年4月時点
医師転職サイトの選び方で後悔しないための重要な3つのポイント
医師転職サイトを使い始めたあとに後悔しないように、転職サイトを選ぶときに意識したいポイントを3つ紹介します。
ポイント1.求人数の豊富さ
1つめは、求人数の豊富さです。求人数が多いほど選択肢が増えるため、理想の環境に出会えるチャンスが広がるからです。
求人数はサイトごとに異なるので、まずは多くの求人を保有しているサイトを選びましょう。
「非公開求人」も含め、転職希望エリアの求人数も要チェックです。
非公開求人とは、応募の殺到が予想される人気求人や、他院や施設に知られず採用したい求人のこと。
非公開求人は給料などの条件が良いケースが多いため、転職サイトを利用する際は非公開の求人数にも注目してみましょう。
ポイント2.求人の内容や種類
2つめは、求人の内容や種類です。
ポイント1でお伝えした通り「サイト全体の求人数」を確認することは大切ですが、一方で求人の種類などはサイトごとに偏りがあります。
常勤より非常勤の求人数が多かったり、ワークライフバランスを叶えやすい求人を豊富に扱っていたりと、サイトによってその特徴はさまざまです。
そのため、自分が興味のある求人に多く出会うためにも、希望条件にマッチする求人がどれだけあるかもチェックしましょう。
ポイント3.転職サポート、サービスの質
3つめは、転職サポートやサービスの質です。
例えば転職サイトは、医療機関との年収交渉を代行してくれます。
有能なコンサルタントであれば、内定先から提示された額以上の年収を実現してくれることもありますが、熱心に対応してくれない担当者も中にはいます。
応募書類の添削や、面接対策の手厚さもコンサルタントごとに違いがあります。
転職サイトを選ぶ際は利用者の口コミなどを確認しつつ、転職サポートの質にも注目してみてください。
特徴別|おすすめの医師転職サイト
医師転職サイトはそれぞれ他にはない特徴や強みを持っています。
ここでは、特徴別におすすめの医師転職サイトをご紹介しましょう。
非公開求人案件が多い医師転職サイト
高待遇・好条件の案件が多く、非公開求人数も豊富な医師転職サイトは、「マイナビDOCTOR」と「JMC」です。
マイナビDOCTORは大手で唯一非公開求人数を公開
(2023年4月時点)
マイナビDOCTORの特徴
- 大手医師転職サイトで唯一、非公開求人数をサイト内にて公開
- 非公開求人数は公開求人数の1.6倍、5万9,732件保有(2023年4月時点)
- 常勤の求人数は業界最大級
マイナビDOCTORは非公開求人が多い反面、年収2000万円以上の高給求人、スポット求人の保有数は少ないようです。
給与重視の転職や、スポット求人を探している医師は、他の医師転職サイトと併用しましょう。
JMC(日本メディカルコネクション)は採用担当の信頼性が高く非公開求人が8割

公開求人数 | 15,613件 |
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非公開求人数 | 約62,000件 |
(2022年6月時点)
JMC(日本メディカルコネクション)の特徴
- 在籍している転職エージェントは業界歴の長いベテランが多い
- 緊急性を要する高待遇好条件の求人、高いポジションなど稀少な非公開求人の紹介が期待できる
こだわり検索がしやすい医師転職サイト
働き方や年収、勤務先を重視している、転職で実現したいことがあるなどこだわりがある方は「医師転職ドットコム」「民間医局」「リクルートドクターズキャリア」がおすすめです。
これら3つの転職サイトは、検索画面上で設定できる「こだわり条件」の種類が豊富。
希望条件が決まっている方や、条件をある程度絞って検索したい方は希望する求人をすぐに確認できます。
医師転職ドットコムは52の診療科目をもとに検索できる
医師転職ドットコムの特徴
- 検索可能な診療科目は52種類
- 「週3.5相談可」「学会補助あり」など詳細条件検索が可能
- 最寄駅からの通勤時間で求人検索ができる
約4万件の求人のうち、一般企業・製薬企業の求人数は170件ほどしかありません(2022年9月時点)。
企業求人を1つでも多く確認したい方は、医師転職ドットコム以外の転職サイトも併用しましょう。
民間医局は働き方の希望別に検索画面が分かれている
(2022年6月現在)
民間医局の特徴
- 常勤、アルバイト、スポットと働き方に合わせて検索できる
- 「ゆったり勤務」「土日祝休み可」など働き方の条件も豊富
- 希望年収は100万円ごと、希望勤務日数は0.5日刻みで設定可能
求人を検索する際、勤務形態の指定条件は、「病院」「クリニック」「老健」「企業」の4つにしか分けられません。
例えば病院の種類を細かく設定したい場合は、「一般急性期」「療養型」「精神科病院」を選択できる医師転職ドットコムを利用してみましょう。
リクルートドクターズキャリアはキャリアアップを見据えての求人検索が可能
(2021年11月20日時点)
リクルートドクターズキャリアの特徴
- 「専門医取得可」や「指定医取得可」「学会補助あり」などスキル経験の検索条件が充実している
- この先のキャリアを見据えて転職先を選びたい医師にぴったり
- 「定年65歳以上」「定年後再雇用制度あり」も選べるため、ミドルシニア層の医師にもぴったり
リクルートドクターズキャリアは、フリーワード検索機能が利用できません。
こだわり検索をしたい場合は、医師転職ドットコムや民間医局の併用がおすすめです。
優秀なエージェントが多いおすすめの医師転職サイト
優秀なエージェントが多いと定評がある医師転職サイトは「Dr.転職なび」です。
Dr.転職なびは98.5%のエージェントが医療経営士資格を保有

公開求人数 | 24,259件 |
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常勤の公開求人数 | 13,286件 |
定期非常勤の公開求人数 | 5,380件 |
スポットの公開求人数 | 4,718件 |
(2022年6月現在)
Dr.転職なびの特徴
- コンサルタントの98.5%(※1)が医療経営士(※2)の有資格者
- 医療知識以外にも経営的視点でコンサルティング
- 医療機関の採用担当者からの評価も高い
※1 入社入社後半年以上の現役エージェント実績。2016年9月時点。
※2 医療機関のマネジメントに必要な医療および経営に関する知識、経営課題の解決力、実践的な経営能力を表す資格
Dr.転職なび利用者の評判・口コミ
30代│男性
医療機関の採用担当者の口コミ
Dr.転職なびのエージェントは基本、医療経営士の資格を持っていてとても優秀です。医師の経験やスキルを見て「ここの先生のところで研修を受け、次にこのクリニックへ」など人材配置の提案もいただき、紹介いただいた医師はすべて入職につながっています。転職を考えている方も、まだ情報収集だけという方も、このサイトへの登録はおすすめです。
診療科別|おすすめの医師転職サイト
診療科別におすすめの医師転職サイトをご紹介します。
眼科医におすすめの医師転職サイト
眼科医には、「民間医局」と「マイナビDOCTOR」の2社です。
民間医局は他の転職サイトの2倍以上の眼科医求人を保有

眼科の常勤の公開求人数 | 1,247件 |
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眼科の非常勤の公開求人数 | 1,170件 |
眼科のスポット求人 | 取り扱いあり |
(2023年6月現在)
民間医局の特徴
- 大手7社の中で眼科医の求人数が唯一2,000件超え
- 眼科医のスポット求人の取り扱いあり
マイナビDOCTORは眼科医の非常勤求人が常勤求人の2倍

眼科の常勤の公開求人数 | 340件 |
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眼科の非常勤の公開求人数 | 727件 |
眼科のスポット求人 | 取り扱いあり |
(2023年6月現在)
マイナビDOCTORの特徴
- 民間医局に次いで眼科医の公開求人が多い
- 眼科医の非常勤求人を多く保有し常勤の2倍以上
- 眼科医のスポット求人の取り扱いあり
精神科医におすすめの医師転職サイト
精神科の求人を探している医師におすすめの転職サイトは「民間医局」と「医師転職ドットコム」です。
民間医局が保有する精神科の公開求人数は4,000件近く

精神科の常勤の公開求人数 | 1,866件 |
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精神科の非常勤の公開求人数 | 1,947件 |
精神科のスポット求人 | 取り扱いあり |
(2023年6月現在)
民間医局の特徴
- 大手7社の中で精神科の公開求人数が最多
- 精神医のスポット求人の取り扱いあり
医師転職ドットコムは非常勤の求人が充実

精神科の常勤の公開求人数 | 1,266件 |
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精神科の非常勤の公開求人数 | 1,805件 |
精神科のスポット求人 | 取り扱いあり |
(2023年6月現在)
医師転職ドットコムの特徴
- 精神科の公開求人が多くトップの民間医局同様3,000件超え
- 精神科の非常勤求人を多く保有
- 精神科のスポット求人の取り扱いあり
内科医におすすめの医師転職サイト
内科医には、「医師転職ドットコム」と「民間医局」の利用をおすすめします。
特に「医師転職ドットコム」は内科医の求人数を豊富に扱っているため、多くの求人を確認したい方はチェックしましょう。
医師転職ドットコムは内科医求人数がトップクラス

内科の常勤の公開求人数 | 10,296件 |
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内科の非常勤の公開求人数 | 9,599件 |
スポット求人 | 取り扱いなし |
(2023年6月現在)
医師転職ドットコムの特徴
- 内科医の求人が全体の半数(※)を占める
- 総合病院や一般病院以外にも療養型の病院、精神科病院の内科医求人もカバー
- クリニックや老健施設、健診期間などあらゆる分野の求人を保有
※内科医公開求人数19,895件、全体公開求人数41,730件(常勤・非常勤合計)
※2023年6月時点
ただし、都心部の求人がメインのため、地方で内科医として働きたい場合は選択肢が限られる可能性があります。
都市部以外の求人も確認したい方は、全国の求人を広く網羅している民間医局も併用してみましょう。
民間医局は常勤の内科医求人を探している医師に最適

内科の常勤の公開求人数 | 5,808件 |
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内科の非常勤の公開求人数 | 4,012件 |
スポット求人 | 取り扱いあり |
(2023年6月現在)
民間医局の特徴
- 常勤の内科医求人は約9,500件(※)と多いので、比較検討できる
- 非常勤の内科医求人も多く、約5,000件の求人を取り扱う
- 全国に17拠点あり地方での内科勤務を検討している医師にもおすすめ
※2022年10月時点
電話での問い合わせが「平日18:00まで」と短いので、24時間対応のWebからの問い合わせがおすすめです。
外科医におすすめの医師転職サイト
外科医が転職サイトを使う際は、「医師転職ドットコム」と「JMC」の利用がおすすめです。
非常勤の外科医求人は医師転職ドットコムが特に多く、常勤に関してはJMCが多くの求人を保有しています。
医師転職ドットコムはワークライフバランスを実現できる外科医求人が多い

外科の常勤の公開求人数 | 4,607件 |
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外科の非常勤の公開求人数 | 5,473件 |
スポット求人 | 取り扱いなし |
(2023年6月現在)
医師転職ドットコムの特徴
- 外科医求人数は常勤非常勤合わせて10,000件以上(※)
- 「週4日相談可」「週3.5日相談可」の求人を2,000件以上保有(※)
※2023年6月時点
医師転職ドットコムは地方の求人数が少なめなので、地方病院で外科医としての勤務を考えている場合はおすすめできません。
24の拠点を持つDtoDコンシェルジュ、17の拠点を持つ民間医局でも求人を紹介してもらいましょう。
JMC(日本メディカルコネクション)は常勤の外科医求人数がトップクラス

外科の常勤の公開求人数 | 6,434件 |
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外科の非常勤の公開求人数 | 2,127件 |
スポット求人 | 取り扱いなし |
(2023年6月現在)
JMC(日本メディカルコネクション)の特徴
- 常勤外科医の求人数は大手転職サイトを上回り、およそ6,000件保有(※)
- 全体の8割は非公開求人
- 高年収求人やハイクラスポジション、希少求人も多数保有している
※2022年10月時点
JMC(日本メディカルコネクション)の非常勤の外科医求人は2,000件ほどと大手転職サイトと比べると多くはありません。
比較検討するならば、非常勤求人を5,000件以上保有している医師転職ドットコムやマイナビドクターを併用しましょう。
美容外科医におすすめの医師転職サイト
美容外科の医師におすすめの転職サイトは「M3キャリアエージェント」です。
美容外科の求人数が業界トップクラスで、医師の登録実績も10年連続1位(※)と、信頼できるサイトとして知られています。
※公式サイトより(2022年12月現在)
M3キャリアエージェントは他の転職サイトの2倍近い美容外科求人を扱っている

美容外科の常勤の公開求人数 | 433件 |
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美容外科の非常勤の公開求人数 | 325件 |
スポット求人 | 取り扱いなし |
(2023年6月現在)
M3キャリアエージェントの特徴
- 常勤非常勤合わせ、美容外科求人を約750件保有(※)
- 美容外科の保有求人数は、他の転職サイトに比べておよそ2倍の件数
- 条件交渉にも定評があるため、年収アップを目指せる
※2023年6月時点
M3キャリアエージェントは東京と大阪にしか拠点がないため、地方の求人は少なめです。
たくさんの美容外科求人の中から選びたい方は、全国に拠点を複数持ち、美容外科求人も比較的多いマイナビドクターを併用しましょう。
医師タイプ別|おすすめの医師転職サイト
医師のタイプ別に、おすすめの医師転職サイトをご紹介しましょう。
ワークライフバランス重視の医師におすすめの転職サイト
ワークライフバランスを重視した転職がしたいという方には「リクルートドクターズキャリア」がおすすめです。
リクルートドクターズキャリアは当直なし・週4勤務の求人が充実
(2023年11月時点)
リクルートドクターズキャリアの特徴
- 「常勤」「当直なし」「週4日勤務」の求人は各4,000件以上
- ゆとりを持ちながら常勤で働きたい医師に適した求人が揃う
リクルートドクターズキャリアはサービスを全国展開しています。
ただし、拠点は4ヵ所(東京、名古屋、大阪、福岡)のみなので、拠点数の多い民間医局やDtoDコンシェルジュと複数登録がおすすめです。
年収アップもスキルアップもしたい医師におすすめの転職サイト
年収アップやスキルアップにも「リクルートドクターズキャリア」が心強い味方となってくれるでしょう。
研究職や専門医取得など将来的なキャリアを考えた転職支援に定評があります。
リクルートドクターズキャリアは専門医取得などのキャリアプラン構築が可能
(2023年11月時点)
リクルートドクターズキャリアの特徴
- 「専門医取得可」「指定医取得可」「学会補助」などで条件検索が可能
- 年収2,000万円以上の公開求人数が多い
- エグゼクティブドクター限定でプレミアム非公開求人が届く
リクルートドクターズキャリアはサービスを全国展開していますが、拠点は4ヵ所(東京、名古屋、大阪、福岡)のみ。
拠点数の多い民間医局やDtoDコンシェルジュと複数登録するのがおすすめです。

スキルアップのための転職なら、応募先に指導医がいるか、その医師のもともとの専門が何かを確認しましょう。
専門が一つだけでは医師も生き残りが難しい時代です。サブスペシャルティ、つまり各診療科下の細分化された専門分野が学べるかどうかが大事。
例えば、消化器内科が専門の医師が慢性疾患や糖尿病も診られるようになりたいなら、そういった患者さんが来院する医療機関を選びましょう。
診療内容や業務内容も確認するのが大切です。
開業を考えている医師におすすめの転職サイト
開業したい、または将来的に開業を考えている医師には「DtoDコンシェルジュ」がおすすめです。
DtoDコンシェルジュは不動産情報に明るく開業を検討する医師を支援
(2023年11月時点)
DtoDコンシェルジュの特徴
- 開業セミナーや相談会を実施している
- 開業物件情報を保有し、サイト上で検索ができる

最近の医師転職のトレンドとして、病院長の求人が増えています。
何年か「雇われ病院長」として勤務した後、そのクリニックを買い取ることができるというものです。
病院で勤務医を続けながら開業準備を進めたい方は、そういったクリニックでのアルバイトがおすすめです。
病院とクリニックでは医師の役割が異なるので、なるべく早い段階でクリニックを経験した方がいいからです。
女性医師におすすめの転職サイト
女性の医師におすすめの転職サイトは「ドクタービジョン(Doctor Vision)」と「医師転職ドットコム」です。
ドクタービジョンは子育て中の医師に合わせた条件から求人検索が可能
(2021年11月20日時点)
ドクタービジョンの特徴
- 「託児所あり」「時短勤務」などの条件から求人検索が可能
- 急な休みにも対応できる医療機関など家事や育児と両立できる求人を多数保有
- 全国に拠点があるため地方の医療機関の求人が多い
ドクタービジョンは、常勤・非常勤の公開求人数は大手より少ないため、複数の転職サイトの併用がおすすめ。
あわせて読みたい
医師転職ドットコムは詳細な求人情報で職場の様子がわかりやすい
医師転職ドットコムの特徴
- 「当直なし」「週4勤務」などワークスタイルに合わせた求人検索が可能
- 求人票には独自取材情報が豊富に記載されている
- 非常勤求人検索では「最寄駅から電車で30分以内」など詳細を絞り込める
地方の求人数は他社と比較すると決して多くはありません。
地方での転職を希望するならば複数の転職サイトを同時に利用するといいでしょう。

女性は妊娠や出産、育児などで生活環境が大きく変わりやすいといえます。
そういった経験をしつつ勤務を続けている女性医師が転職希望先にいるかどうかをまずは確認しましょう。
今、女性医師も活躍できますというのを売り文句とする法人は多いですが、それが本当かどうかを見極める必要があります。
例えば、キャリアアドバイザーを通して在勤の女性医師、同じ部署の方とかに話を聞く機会を設けてもらうこともできます。
雇用形態別|おすすめの医師転職サイト
常勤や非常勤、スポット、単発アルバイトなど、雇用形態別におすすめの医師転職サイトをご紹介しましょう。
常勤で転職したい医師におすすめの転職サイト
常勤で転職したい方におすすめの転職サイトは「M3キャリアエージェント」と「マイナビDOCTOR」です。
特に「M3キャリアエージェント」は常勤のマッチングに力を入れており、希望に合った求人が見つかりやすいといえます。
M3キャリアエージェントは転職希望医師の登録実績10年連続No.1*
*公式サイトより 2022年12月現在
M3キャリアエージェントの特徴
- 日本最大級の医師専用の転職サイト
- コンサルタントは医療経営士の資格を義務付けられている
- 経営的視点と知識で条件交渉力にも定評がある
M3キャリアエージェントの拠点は東京と大阪のみ。
地方での転職を希望する場合は他の転職サイトと併用して比較し、土地勘のある担当者を探しましょう。
M3キャリアエージェント利用者の評判・口コミ
30代後半│男性
言いづらい条件面はエージェントが代わりに確認
自分で探すのが面倒になり、転職サイトを使いました。エムスリーキャリアのエージェントは面接に同席してくれたので、言いづらい給与や福利厚生、通勤費、研究費、引越し代など、すべて確認してもらいました。最初の転職は勝手がわからず知人の紹介でしたが、全6回の転職のうち3回は転職サイト利用です。
マイナビDOCTORの常勤の求人数は業界最大級
(2023年9月現在)
マイナビDOCTORの特徴
- 運営会社は医療業界全般の転職サービスを扱う株式会社マイナビ
- 病院以外にも産業医や老健などの求人も多数保有
- 医療機関に足を運び、情報収集を行っている
マイナビDOCTOR(マイナビドクター)は多くの転職支援サービスを手掛ける株式会社マイナビが運営する医師用転職サイトです。
産業医や老健などの求人が他社より多く、豊富な選択肢から転職先を選びたいという方には特におすすめです。
マイナビDOCTORは規模が大きい分、担当コンサルタントの知識や提供してくれる情報にばらつきがあります。
初回登録時の備考欄に「担当してほしいコンサルタントの希望条件」を伝えると配慮してもらえる可能性があります。

常勤医の転職でよくあるミスマッチとして、専門性を高めるために転職をしたのに、十分な症例数を経験させてもらえないケース。
よくあるのが消化器外科の手術をやりたくて件数の多い施設に移ったのに、先輩医師のサポート的役割しかさせてもらえないという場合です。
年間何件の手術を担当させてもらえるか、面接前に担当エージェントを通して確認した方がいいでしょう。
非常勤やアルバイトで転職したい医師におすすめの転職サイト
非常勤の公開求人が1万件を超える転職サイトは「マイナビDOCTOR」「民間医局」の2社です。
非常勤の紹介は転職サイトにとって収益性が高くないこともあり、手厚く適切な対応をしてくれる転職サイトは自ずと限られます。
マイナビDOCTORは非常勤の求人数も業界最大級
(2023年9月時点)
マイナビDOCTORの特徴
- 非常勤の公開求人数は他社と比べて3倍近く保有
- コロナワクチン接種など人気求人の絞り込み機能も充実
民間医局ならば首都圏以外の地方の非常勤求人も豊富
(2023年9月現在)
民間医局の特徴
- 定期非常勤スポット求人の検索や検索条件の保存も可能
- 全国に17拠点があるため、首都圏以外の地方求人も多数揃えている
民間医局の利用者の評判・口コミ
30代前半│男性
初回のオンライン面談で丁寧に条件をヒアリング
初回のオンライン面談で、「お住まいの最寄り駅はここですね、通勤はそこから何時間までならOKですか?」「耳鼻科のスポット勤務はいかがですか? お願いできるとしたらいつですか?」など詳しくヒアリングしてもらえました。サイト上で公開求人の閲覧はできますが、登録・面談をしないと閲覧できない非公開求人もあるようです。

非常勤で転職したい医師は、非常勤の求人を得意としている転職サイトを利用するのがおすすめです。
単に収入を上げたいのか、手術や臨床経験を積みたいのか、常勤の勤務先を選ぶ手段の一つなのか、非常勤案件を探す目的を担当コンサルタントに明確に伝えましょう。
スポットや単発アルバイト希望の医師におすすめの医師転職サイト
スポットの求人が多く、単発アルバイトを希望している医師におすすめの転職サイトは「民間医局」と「MRT」です。
民間医局は単発求人に力を入れる大手転職サイト
(2023年9月現在)
民間医局の特徴
- 大手医師転職サイトでは扱っていない単発求人に力を入れている
- 「宿泊費支給」「遠距離交通費支給」など難しい条件でも指定検索が可能
- 全国に17の拠点があるため、希望勤務地での求人が見つかりやすい
MRTは主要転職サイト10社中スポット求人数がトップ

スポットの公開求人数 | 8,374件 |
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定期アルバイトの公開求人数 | 5,429件 |
常勤の公開求人数 | 20,375件 |
(2023年9月現在)
MRTの特徴
- スポットアルバイトの求人数は他社よりも多く8,374件保有(2022年6月27日現在)
- サイトにはスポット求人特集も充実
- 「1日10万円以上」の高給与な求人も多く扱っている
MRT利用者の評判・口コミ
30代男性・医療機関の採用担当者の口コミ
MRTは、非常勤医師やスポット勤務の医師を探すとき、頼りになる医師転職サイトです。入職までがスピーディーなので、採用側も求職側も入職につながるケースが多いのでおすすめです。
30代男性・医療機関の採用担当者の口コミ
MRTのエージェントは若い女性が多く(稀に若い男性)、中にはビジネスマナーに疑問を感じる方もいらっしゃいます。でも、紹介手数料も10%と割安なので、勤務が長く続かない非常勤医師の採用には重宝しています。

医師のスポットや単発アルバイトは、1日8〜10万円が一般的です。
1日20万円など良すぎる条件の求人は、応募前にどうしてその日給なのか背景を確認した方がいいでしょう。
大抵はいくつかの条件をすべて満たした場合のみ支払われるケースが多く、実際は低い日給となる場合が多いようです。
スポットや単発アルバイトでは人材紹介会社が間に入ってくれることはほとんどないので、自分自身で確認・交渉が必要です。
求人数ランキング|おすすめの医師転職サイト厳選7社を徹底比較!
人気の医師転職サイト厳選7社を以下の7つのポイントで比較、ランキングにしました。
- 一般病院の公開求人保有数ランキング
- ケアミックス病院の公開求人保有数ランキング
- 産業医(企業)の公開求人保有数ランキング
- 非常勤・スポットの保有求人数ランキング(コロナワクチン接種等)
- 高収入を目指す医師に!年収2000万円以上の公開求人保有数ランキング
- 都市部中心?それとも地方もカバー?拠点数ランキング
- 東京・北海道・名古屋・福岡・沖縄でおすすめの転職サイトは?地域別求人数と拠点数の比較ランキング
転職に失敗しないためには、まずは自分に合った転職サイトの選び方を間違わないこと。
希望の施設・業務・雇用形態・地域の求人をどれくらい持っているかをランキングで比較してみましょう。
一般病院の公開求人保有数ランキング
一般病院の公開求人数ランキング | ||
---|---|---|
1位 | マイナビDOCTOR | 10,425件 |
2位 | リクルートドクターズキャリア | 8,412件 |
3位 | m3キャリアエージェント | 6,699件 |
4位 | 医師転職ドットコム | 6,625件 |
5位 | DtoDコンシェルジュン | 3,745件 |
6位 | ドクタービジョン | 3,678件 |
ー | 民間医局 | 不明* |
(2022年6月時点)
求人数が多い=その分野に強い転職サイトであるといえるでしょう。主要7社の中で比較すると、一般病院ではマイナビDOCTORが1位となっています。
*民間医局は病院の種別で求人検索ができないため件数不明としています。
ケアミックス病院の公開求人保有数ランキング
ケアミックス病院の公開求人数ランキング | ||
---|---|---|
1位 | M3キャリアエージェント | 3,509件 |
2位 | DtoDコンシェルジュ | 3,116件 |
3位 | ドクタービジョン | 2,802件 |
4位 | 医師転職ドットコム | 1,352件 |
5位 | マイナビDOCTOR | 0件 |
- | リクルートドクターズキャリア | 不明* |
- | 民間医局 | 不明* |
(2022年6月時点)
ケアミックス病院の公開求人数ではM3キャリアエージェントが1位でした。
*リクルートドクターズキャリアと民間医局は施設種別にケアミックス病院がないため、件数不明としています。
産業医(企業)の公開求人保有数ランキング
労働環境を改善できることから人気の産業医ですが、医療施設に比べ求人件数が極端に少ないのが特徴です。
産業医の公開求人数ランキングは以下の通りです。
産業医の公開求人数ランキング | ||
---|---|---|
1位 | 医師転職ドットコム | 99件 |
2位 | マイナビDOCTOR | 78件 |
3位 | 民間医局 | 64件 |
4位 | DtoDコンシェルジュ | 58件 |
5位 | リクルートドクターズキャリア | 38件 |
6位 | ドクタービジョン | 25件 |
7位 | M3キャリアエージェント | 18件 |
(2022年6月時点)
上記の表でわかる通り、産業医の求人は少なく狭き門です。
どうしても産業医に転職したい場合は、複数の転職サイトに登録して多くの求人情報を得つつ、粘り強く探す必要があるでしょう。
非常勤・スポットの保有求人数ランキング(コロナワクチン接種等)
主要7社の非常勤の公開求人数を「コロナワクチン接種」「ゆったり当直」「透析」の3種類の業務で比較してみました。
順位 | コロナワクチン接種の非常勤求人数 | ゆったり当直の非常勤求人数ランキング | 透析の非常勤求人数ランキング |
---|---|---|---|
1位 | 民間医局(106件) | ドクタービジョン(3,176件) | マイナビDOCTOR(393件) |
2位 | マイナビDOCTOR(75件) | マイナビDOCTOR(2,556件) | 民間医局(157件) |
3位 | 医師転職ドットコム(67件) | 医師転職ドットコム(1,441件) | M3キャリアエージェント(136件) |
4位 | M3キャリアエージェント(43件) | 民間医局(1,389件) | ドクタービジョン(115件) |
5位 | ドクタービジョン(1件) | リクルートドクターズキャリア(330件) | リクルートドクターズキャリア(92件) |
6位 | リクルートドクターズキャリア(不明) | M3キャリアエージェント(6件) | 医師転職ドットコム(67件) |
7位 | DtoDコンシェルジュ(不明) | DtoDコンシェルジュ(不明) | DtoDコンシェルジュ(38件) |
(2022年6月時点)
非常勤の公開求人数はマイナビDOCTORが充実しており3分野すべてで1位~2位にランクインしていました。
非常勤求人を探している方はマイナビDOCTORの利用がおすすめです。
単発で派遣されるスポット求人を扱っているのは、マイナビDOCTORとドクタービジョン、民間医局、DtoDコンシェルジュの4社。
いずれも保有求人数は常勤、定期非常勤に比べ多くありませんが、
その中で民間医局はスポットの求人が多く6,252件(2022年6月17日現在)と、定期非常勤とほぼ同じ数を保有しています。
ただし、定期アルバイト求人もスポット求人も人気が高くすぐに募集枠が埋まってしまいます。
求人が出たらすぐ紹介してもらえるよう担当コンサルタントに依頼しておくことが大事です。
医師の派遣について
労働者派遣法で医療関係の業務全般は派遣が禁止されています。
ただし、医師不足や多様な働き方が求められる社会状況から、以下の条件で単発や定期アルバイトでの医療業務が認められています。
- 一定期間後は本採用となる紹介予定派遣
- 福祉施設・介護施設などの勤務で医療業務を行わない場合
- 医師派遣システム利用による医師不足の病院への派遣
上記条件を満たせば、医師も非常勤という形で単発、もしくは定期アルバイトという形で勤務できます。
高収入を目指す医師に!年収2000万円以上の公開求人保有数ランキング
高収入の一つの目安となる、年収2000万円。
年収アップが目的で転職を希望する方は、以下のランキングを参考に比較・検討してください。
年収2000万円以上の公開求人数ランキング | ||
---|---|---|
1位 | ドクタービジョン | 4,328件 |
2位 | 民間医局 | 4,066件 |
3位 | リクルートドクターズキャリア | 3,519件 |
4位 | 医師転職ドットコム | 2,701件 |
5位 | DtoDコンシェルジュ | 2,067件 |
6位 | マイナビDOCTOR | 1,253件 |
ー | M3キャリアエージェント | 不明 |
(2022年6月時点)
年収2000万円以上の公開求人数が一番多いのはドクタービジョンです。
民間医局がそれに続き、いずれも4,000件以上を保有し高年収求人ではトップクラスといえるでしょう。
一方、M3キャリアエージェントは年収では公開求人数が絞り込みできないため、保有数は特定できませんでした。
年収の高い求人がどれくらいあるかは、会員登録してから提示してもらう必要があるでしょう。
都市部中心?それとも地方もカバー?拠点数ランキング
転職サイトの拠点がいくつあるか、どこにあるかによって、転職サポートやサービスの手厚さ・質は変わってきます。
主要7社の拠点数ランキングは以下の通りです。
拠点数ランキング | ||
---|---|---|
1位 | DtoDコンシェルジュ | 24拠点(東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、高崎、埼玉、松本、金沢、静岡、京都、神戸、岡山、広島、山口、高松、北九州、福岡、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄) |
2位 | 民間医局 | 17拠点(東京、大阪、名古屋、北海道、東北、北関東、東関東、南関東、上信越、金沢、京都、神戸、中国、四国、九州、南九州、沖縄) |
3位 | マイナビDOCTOR | 13拠点(東京、大阪、名古屋、福岡、横浜、さいたま、千葉、札幌、仙台、京都、神戸、岡山、広島) |
4位 | ドクタービジョン | 12拠点(東京、大阪、名古屋、札幌、東北、大宮、船橋、横浜、京都、神戸、広島、九州) |
5位 | 医療転職ドットコム | 7拠点(東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、広島、福岡) |
6位 | リクルートドクターズキャリア | 4拠点(東京、大阪、名古屋、福岡) |
7位 | m3キャリアエージェント | 2拠点(東京、大阪) |
(2022年6月時点)
主要7社の中ではDtoDコンシェルジュの拠点数が最も多く24ヵ所。転職希望の医師が足を運びやすく、対面でサポートが受けられます。
拠点数が多い方が、地方でも過不足なく転職サポートが受けられるようになっています。
東京・北海道・名古屋・福岡・沖縄でおすすめの転職サイトは?地域別求人数と拠点数の比較ランキング
ただし、拠点数が多いからといって、地方の求人数も多いかというと決してそうではありません。
都市部代表である東京と、地方の例として北海道、名古屋・福岡・沖縄の求人数を比較してみました。
拠点数ランキング | 東京の公開求人数 | 北海道の公開求人数 | 名古屋の公開求人数 | 福岡の公開求人数 | 沖縄の公開求人数 |
---|---|---|---|---|---|
1位:DtoDコンシェルジュ(24拠点) | 1,115件 (7位) | 280件 (7位) | 96件 (7位) | 714件 (2位) | 130件 (7位) |
2位:民間医局(17拠点) | 1,227件 (4位) | 812件 (4位) | 264件 (3位) | 651件 (3位) | 371件 (2位) |
3位:マイナビDOCTOR(13拠点) | 2,656件 (2位) | 823件 (3位) | 352件 (2位) | 581件 (4位) | 219件 (4位) |
4位:ドクタービジョン(12拠点) | 1,234件 (5位) | 831件 (2位) | 208件 (4位) | 428件 (7位) | 167件 (6位) |
5位:医療転職ドットコム(7拠点) | 3,263件 (1位) | 1,419件 (1位) | 202件 (5位) | 1,534件 (1位) | 373件 (1位) |
6位:リクルートドクターズキャリア(4拠点) | 1,149件 (6位) | 671件 (6位) | 160件 (6位) | 433件 (6位) | 239件 (5位) |
7位:M3キャリアエージェント(2拠点) | 1,385件 (3位) | 704件 (5位) | 619件 (1位) | 541件 (5位) | 316件 (3位) |
(※いずれも常勤の求人数/転職ハブ調べ 2022年11月2日現在)
拠点が多いDtoDコンシェルジュですが福岡以外の求人数は最下位という結果となりました。
一方で、拠点数が決して多くない医療転職ドットコムが東京、北海道、福岡、沖縄で求人数1位に輝いています。
拠点数と求人数の多さは決して正比例ではないことがわかります。自分の住んでいるエリアや働きたいエリアの求人数は確認しましょう。
もし、履歴書添削、面接指導、職場見学や面接の同行などを希望する場合は、近くに拠点があるかどうかが重要です。
医師が転職サイトを利用する5つのメリット

転職する際、転職サイトを利用するか、それとも直接応募や知人に紹介してもらうかで悩んだり迷っている方も多いでしょう。
厚生労働省の「医療・介護分野における職業紹介事業に関するアンケート調査」でも民間職業紹介事業者を通しての採用が55.8%と過半数以上。
採用する側にとっても、転職サイトの利用はメリットが大きいと考えられます。
一方、医師が転職サイトを利用するメリットはおもに次の5つです。
メリット1.
条件面・待遇面の交渉をコンサルタントに代行してもらえる
知人紹介の場合、年収や勤務条件が口約束になりがちで、入職したら約束を反故にされたというトラブルがよく発生します。
さらに、お世話になった先輩医師の紹介であればなおさら言い出しにくいでしょう。
転職サイトでは条件交渉をコンサルタントが代理で行い、内定時には労働条件を明記した通知書の発行をしてもらいます。
万が一ミスマッチが起きてもコンサルタントによるアフターフォローが期待できます。

未だに医師の転職方法では縁故、いわゆる知人の紹介というのが3割を占めています。
しかし、実際に入職してみたら約束と違ったというケースは多いようです。
知人の紹介で転職先が決まっていたけれど、先方との条件交渉だけコンサルタントに頼んできた医師がいたという話を聞いたこともあります。
条件や待遇面の交渉、それを書面に落とす作業までしてもらえるので、転職サイトを利用したほうが安心でしょう。
医師の口コミ
40代前半│男性
知人の紹介で相場よりかなり低い給料に
最初に知人の紹介で転職した時は、額面通りの少ない給料に我慢して転職してしまいました。2度目の転職ではエージェント経由で年収交渉に入ってもらえたので、最初から転職エージェントに相談していれば違ったのかなと後悔しています。(小児科、救急科)
50代後半│男性
2つの病院を比較交渉し年収が当初よりアップ
待遇面は自分からは聞きにくいので、担当アドバイザーに代わりに聞いてもらい、交渉までお願いできました。担当者が条件面をあらかじめ先方と相談していたようで、検討していたA病院とB病院を比較しながら交渉していただき、結果、当初より年収が上がりました。(精神科)
メリット2.
求人の選択肢が大幅に増える
また、転職支援のプロであるコンサルタントは、さまざまな病院やクリニックの情報を把握しています。
そのため、希望条件やこれまでの経歴を鑑みたうえで、自分では思いつかなかった勤務先を紹介されるケースもあります。
新たな自分の可能性を見出すことができるかもしれません。

転職サイトを利用することで多くの求人に触れ、自分自身の価値がわかり転職の基準ができます。
特に泌尿器科や皮膚科、眼科などマイナー科と呼ばれる診療科の場合、設備はあれど医師がおらず科そのものがなくなってしまうケースも。
求職側の要望があれば、求人が出ていなくてもエージェントから医療機関へ枠を作ってもらうこともできます。
メリット3.
病院・クリニックの内情を事前に詳しく知ることができる
コンサルタントは、実際に病院やクリニックに足を運んで現場の状況を取材しています。
財政状況や今後の経営方針、教授や医師同士のつながりなど、求人票にない最新情報を事前に教えてもらうことが可能です。
また、転職サイトでは病院やクリニック側の募集背景やどのような人材を求めているかも把握しています。
そのため、自分が希望する業務を担当できるのか、逆に希望しない業務の担当となる可能性もあるのかなど、自分が理想とする職場かどうかを判断できます。

キャリアアドバイザーが医療機関に実際、数多く足を運んでいる転職サイトを利用すると、病院内部の情報を得ることができます。
ただし、その情報をいつ・誰から聞いたものかは都度、確認したほうがいいでしょう。
事務長なのか採用窓口担当なのか、理事長かによってその精度は変わります。
経営者から得た情報が一番確実なので、キャリアアドバイザーの取材力を具体的に確かめたほうがいいでしょう。
メリット4.
円満退職の支援をしてくれる
医師不足の現場が多いなかで、医局長や院長に退職の意思を伝えることにためらいを感じてしまう方もいるでしょう。
さらに、医師同士は思わぬところで繋がっていることもあり、退職時のトラブルが次の勤務先に悪い噂で伝わる可能性も。
転職サイトを経由すれば、円満退職するためのアドバイスを受けられるでしょう。
退職理由の伝え方やタイミング、引き留められた場合の対処法など教えてもらえるでしょう。

医療業界はとても狭い世界で、現職場を辞めた後も、学会で定期的に顔を合わせたりやりとりが生じたりします。
そのため、退職の際にもめてしまうと、その診療科内に悪い評判がたち、居づらさや目に見えない不利益を被ることも。
退職は最低でも1年以上前に職場へ伝えて準備を進めるなど、担当エージェントは円満退職のためのアドバイスをします。
メリット5.
無料でサポートを受けられる
人材紹介会社のビジネスモデルは「成功報酬」型です。
医師の入職が決定した場合にのみ、転職先での年収の20~30%を医療機関から受け取る仕組みです。

医師によっては未だに「年収から転職エージェントの紹介料や手数料が引かれるのでは」と心配される方は結構いらっしゃいます。
そういった不安をもたれる先生には、「先生の年収が上がるほど紹介会社の成功報酬も増える仕組みなので安心してください」と説明します。
求職者への転職サポートが無料となる仕組みをお話することで納得していただけますね。
医師が転職サイトを利用するデメリット

医師にとっては便利な転職サイトですが、悪い評判やデメリットが存在することも事実です。
デメリットの解決策を知って転職サイトを上手に活用してくださいね。
- 電話連絡がしつこい
- 担当者の知識が足りない
- 転職活動が職場にばれる可能性がある
デメリット1.
電話連絡がしつこい
転職サイトに登録すると、登録者本人につながるまで繰り返し電話をかけ続けるエージェントも中にはいます。
その理由は、医師は最初、複数の転職サイトに登録するけれど、最終的にこまめに連絡を取るのは1社のみとエージェントはわかっているからです。
他の転職サイトよりなるべく早く連絡し約束をとりつけたいから、ひっきりなしに電話をかけてしまう担当者もいるのです。
電話連絡に悪印象を感じた転職サイト利用者の評判・口コミ
30代男性・医療機関の採用担当者の口コミ
評価:悪い
日本全国に拠点を持つ大手の医師転職サイトは、紹介人数は多いものの辞退も多く、担当者もまめではない印象を受けました。あまり医療業界にくわしくなく、連絡もすべて電話ですまそうとして、足を運んでくれることはほとんどありませんでした。応募連絡がきてもその後の進捗が途絶えたりすることも。
デメリット2.
担当者に当たりはずれがある
どんなに評判の良い転職サイトでも、担当者の当たりはずれはあるのが現状です。
親身になって転職サポートをしてくれる担当者もいれば、業界知識が浅くなかなか動いてくれない担当者もいます。
担当者がはずれと感じた転職サイト利用者の評判・口コミ
30代男性・医療機関の採用担当者の口コミ
評価:悪い
知名度の高い大手の医師転職サイトでしたが、エージェントの質が今一つな印象でした。応募があった方の進捗報告をしていないのに、別の方を新たに紹介しようとしたり、担当者からの連絡が雑でチグハグな対応だと感じることがありました。
デメリット3.
転職活動が職場にばれる可能性がある
転職活動が現職にバレる事例があります。ただし、これは直接応募などでも条件は同じで、転職サイトを利用したからではありません。
圧倒的に多いのは、面接や見学で応募先の医療機関を訪問した際に知人にみつかり「あの先生が来ていた」と噂が広まる場合です。
医師が転職サイトを利用して成功するための4つの解決策

現役エージェントの取材を元に、医師が転職サイトを利用して失敗しないための解決策をお伝えします。
- 転職に興味を持った段階で早めに相談する
- 複数の転職サイトを併用する
- 転職理由と希望条件を明確にする
- 相性の合う有能なコンサルタントはみつける
解決策1.転職に興味を持った段階で早めに相談する
転職を考え始めた段階で、早めに転職サイトに登録し、コンサルタントに相談するのがおすすめです。
転職した方がいいか、今のタイミングで転職すべきかなど、転職全般の悩みもコンサルタントからアドバイスを受けられます。
早めに登録をして損をすることはないので、転職を考えはじめたタイミングで転職サイトに相談しましょう。
ただし、転職サイトの初回登録時に「備考欄」へ希望の連絡手段や時間帯を記入しておきましょう。それに準じた連絡をしてもらえるので、しつこい連絡に悩まされる心配がありません。

退職を希望してもほとんどの医師は強く引き止められるので、退職までは2年以上、最短でも半年から1年はかかると考えたほうがいいでしょう。
そのため、転職をしようと思ったら相談だけでもなるべく早い段階で転職サイトに登録することをおすすめします。
興味や相談、情報収集の段階でも登録してもらえれば、転職すべきタイミングかどうかの判断もアドバイスできます。
しつこい連絡に困らないよう、最初の登録時に「電話には一切出ません。ご連絡内容に興味を持った場合のみこちらから連絡します」と備考欄に書くといいでしょう。
解決策2.複数の転職サイトを併用する
転職サイトを利用する場合は、2〜3社に複数登録して比較検討しながら転職活動を進めましょう。
複数の転職サイトで比較検討することによって、転職活動や条件交渉を有利に進められるからです。
希望の職場・業務・勤務形態・雇用形態の求人があるか、コンサルタントのスキルや相性はどうか、紹介された求人が希望に沿っているかなどを比較しましょう。
ただし、簡単に登録できるからといって、3社より多く利用するのはおすすめできません。
転職サイトから届く求人紹介や担当からの連絡が大量になり、それを処理するだけで手一杯となるため、かえって効率の悪い転職活動となるからです。

電話連絡が面倒くさくなって転職サイトの複数登録はしない医師が多いです。
より多くの求人に触れて自身の価値や転職基準を知ったり、比較検討できたりするので、2社の登録がおすすめです。
やりとりを重ねる過程でメインで利用する転職サイトを決めても遅くありません。
解決策3.転職理由と希望条件を明確に伝える
コンサルタントに転職理由を伝えるときは、明確な理由もあわせて説明しましょう。
転職理由を曖昧にすると、紹介してもらう求人の精度も低くなり、ずるずると転職活動が長引くことになります。
あらかじめ、「なぜ自分は転職をしたいのか」「解決したいことは何か」を伝えると、エージェントもその状況や環境を解決できる職場を紹介しやすくなります。
医師が転職を考える時の理由や希望条件は、おもに以下の5つでしょう。
- 年収を増やしたい
- 将来の開業に備えたい
- 専門分野を極めたい
- 勤務負担が大きい
- 人間関係に不満がある
下記の記事では、このような理由で転職を考えた医師の口コミや理由別のおすすめ転職方法を紹介しているので、参考にしてみてください。
あわせて読みたい

転職理由を明確にすることで、家族からの理解も得られやすくなります。
転職を希望する医師の中で、10人に1人程度がパートナーからの反対で転職をあきらめています。
転職理由をはっきり明示して家族と相談し、味方につけることが転職成功のカギとなることも。
また、3ヵ月や半年のスパンで自身の希望条件や優先順位を見返し、キャリアアドバイザーに伝えることも大切です。
解決策4.相性の合う有能なキャリアアドバイザーをみつける
医師の転職は、担当キャリアアドバイザーとの相性や能力に大きく左右されます。
複数の転職サイトに登録し、信頼できる担当者をみつけることが大事です。
見極めるノウハウとして、初回面談時に以下のような質問を投げかけてみましょう。求人にない内部事情をどの程度把握しているかで確かめられます。
担当キャリアアドバイザーへの質問一例
- 病床数
- 医師の人数、年齢構成、男女比
- 希望の症例を積めるか
- 専門医研修の指定病院か
- 院長の出身大学は
もし、キャリアアドバイザーと相性が合わない場合は、担当の変更を希望できます。
その際「キャリアカウンセリングが得意なベテランの担当者に変えてほしい」、「医療機関に詳しいコンサルタントに担当してほしい」など、具体的に伝えましょう。
次はより自分のニーズに合致するコンサルタントを選んでもらえる可能性が高まります。

キャリアアドバイザーは、必ずしもベテランがいいとは限りません。
若手でキャリアが浅い場合でも、研修が充実していて業界知識が頭に入っている熱心な担当者なら任せても安心でしょう。
「担当者を変えてほしい」という依頼は求職者50人に1人くらいの割合です。
その場合、変更依頼をしたキャリアアドバイザーの上司が新たな担当になることが多いです。
それまでの求職者とのやり取りはすべて報告を受けているわけですから、スムーズかつ不満点は改善されるケースが多いでしょう。
医師転職サイトを他の転職方法と比較
医師の転職方法には、この記事でご紹介している医師専門の転職サイトを利用する他に、以下の方法があります。
- 友人・知人に紹介してもらう
- 自分で直接応募する
- 総合転職サイトを利用する
それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説しましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
医師転職サイト |
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友人・知人の紹介 |
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自分で直接応募 |
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総合転職サイト |
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医師転職サイト
多くの求人の中から探せ、雇用形態や働き方も選べることから、医師の転職方法として一般的になってきた医師転職サイト。
求人探しから応募、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、職場見学や面接の日時調整、条件交渉など、転職活動のほぼすべてを代行してくれます。
勤務を続けながらでも転職活動が負担なくできるメリットがあります。
ただし、すでに転職希望の医療機関がはっきりしている(特に国公立の医療機関)場合は、直接応募や友人・知人の紹介の方がおすすめです。
友人・知人の紹介
医師の転職方法で最も一般的なのが、友人・知人の紹介です。
これまでの人脈を活かす転職方法で、転職先の内部情報も入手しやすいでしょう。
ただし、知っている相手だからこそ条件交渉がしにくい、断りにくい、辞めにくいといったマイナスの面もあります。
自分で直接応募
希望する転職先がはっきり決まっている場合は、直接応募がおすすめです。
医療機関の公式サイトにあるリクルートページから直接応募をしたり、専門分野の学会に参加してお目当ての病院の医師や経営者に直接アプローチをする方法があります。
直接応募の方が意欲を買われて採用されやすいメリットがあります。
その反面、転職に関するすべてを自分で処理しなければならず、相談したりサポートを受けられる相手もいません。
勤務を続けながらの転職活動はかなり負担が大きいといえるでしょう。
総合転職サイト
医療施設以外の職場や、臨床医以外の職種を希望している方には、総合転職サイトがおすすめです。
例えば、以下のような職場・職種が考えられるでしょう。
- 企業の産業医
- 保険会社の社医
- 製薬会社でのメディカルドクター(MD)
- 大学病院や研究機関での開発職・研究職 など
上記のような職場・職種への転職を希望している医師におすすめなのは、以下の転職サイトです。
いずれも、求人数は決して多くありませんが、医師の資格や経験が活かせる好条件・高待遇の求人を保有しています。
リンク先で各転職サイトを詳しくご紹介しています。あわせてご参考にしてみてください。
医師転職サイト利用の流れ

1.無料登録
転職サイトの登録は、1社に絞らず3社くらいに登録するとよいでしょう。
初回登録では備考欄をうまく使うことが重要です。
「担当コンサルタントへの希望(知識レベルなど)」と「希望の連絡方法(電話NG等)」を書いておきましょう。
登録後すぐに連絡がくるので、希望条件等をヒアリングする面談日の調整をします。
2.面談・ヒアリング
コンサルタントとの面談では、希望条件や転職理由についてのヒアリングが1時間程度で行われます。
また、非常勤での仕事やスポットの仕事を希望する場合でも、面談は必要です。
具体的な転職は考えていない段階や転職自体を悩んでいる段階であっても無理に転職をすすめられることはありません。
気軽にコンサルタントに相談してみましょう。
3.求人紹介
面談でヒアリングした内容をもとに、コンサルタントが希望に合った求人を電話やメールで紹介します。
紹介される求人数は多い場合で7~8件、条件によってはより少なくなる可能性があります。
また、求職者の理想を全て満たす求人は多くないため、自分の伝えた希望と異なる求人が混じっている場合がほとんどです。
「〇科以外の求人には絶対に応募しないので避けてほしい」「年収〇万以上であれば当直ありでもいい」など具体的に伝えるのがおすすめです。
希望の本音はしっかりコンサルタントに伝えれば、求人紹介の精度が上がります。
4.書類の作成、面接対策、応募
希望に合致した求人があれば、応募したい旨をコンサルタントに伝えましょう。
コンサルタント経由で医療機関に応募連絡が行われ、書類通過した場合は面接や職場見学の日程調整を行ってもらえます。
気になる求人が複数ある場合は、同時進行で複数の求人に応募しても問題ありません。
また、初めての転職で履歴書や職務経歴書の作成、面接に不安がある場合は、満足いくまで書類添削や面接対策を受けましょう。
5.面接
面接前には面接中に齟齬が生じることがないようにコンサルタントと打ち合わせをしておきましょう。
雇用条件についての交渉はコンサルタントに任せます。
面接では業務内容や職場環境、勤務体制などについて確認できるよう事前に質問をまとめておきましょう。

医師の場合、面接は多くて2次までですが、新型コロナウイルス流行後は、コンサルタントとの面談や医療機関との一次面接は完全オンラインとなっています。
オフラインは最終面接と職場見学のみですね。
直接会うとなるとスケジュールの調整が大変ですが、オンラインとなったことで転職へのハードルがぐっと下がったと思います。
6.内定・入職
内定後も、担当コンサルタントが退職アドバイスなどを交えながら、入職までの期間も継続してサポートしてくれます。
入職後ミスマッチが生じないよう、雇用条件は内定通知書(雇用条件明示書)に記載されるため安心です。
また、入職後もコンサルタントから定期的なフォロー連絡が入ります。そのため、困っていることがあった場合などでも気軽に相談できます。
20代・30代・40代・50代以上|知っておきたい年代別の医師転職事情
キャリアとスキルが重要視される医師でも、転職の際は一般転職と同様に年齢が大きく影響を及ぼします。
20代、30代、40代、50代以上と年代別に、医師が転職する際に知っておくべきこと、転職サイトの賢い活用術についてご紹介しましょう。
20代医師の転職事情
医師が転職する際、自身の年齢を意識する方はあまり多くはないようですが、実は採用する医療機関側は医師の年齢を重要視しているケースが多いと言われています。
20代医師の場合は、以下のどの段階なのかで転職先の選択肢は大きく変わります。
- 後期研修期間が終わっているか
- 専門医資格は取得済みか
- 専門医資格を取ってどれくらいなのか
まだ後期研修医(専攻医)の場合は、臨床研修指導医(以下、指導医)がいる病院への転職が必要となります。
専門医資格を取得していない場合は、新専門医制度に認定された病院への転職が必須となります。
転職サイトのコンサルタントを通して応募先の人事情報をあらかじめ確認することをおすすめします。

20代医師の転職においては、専門医資格が取れるかどうかが一番大事でしょう。
指導医がいる認定病院かどうか、指導医が退職・転職する予定がないかどうかなど確認が必要です。
ただし、医師の場合は大抵32歳くらいまでは転職をしないものなので、採用側は戦力にならない20代医師には厳しい目を向けます。
そのため、より良い転職を実現するため「もう少し今の職場で続けては?」とアドバイスすることもあります。
30代医師の転職事情
30代の医師は、後期研修期間を終え専門医資格を取得しているケースが多いため、医療機関が最も採用したい年代といわれています。
立場・給料など現職場より好条件で転職できる場合が多いので、自分自身の市場価値をふまえたうえで、転職の際は条件交渉を行いましょう。
もし、直接の条件交渉に抵抗がある場合は、医師転職サイトの担当コンサルタントに代行してもらえます。

採用側の本音として、一番求めているのは30代の医師。
特に30代前半は医師として一人前であるものの前の職場の色にあまり染まっておらず、柔軟に対応できる年代だからです。
ただし、病院は未だ年功序列の世界なので、給料やポジション、当直回数、勤務日数などの細かな条件交渉したうえで契約することが重要です。
自身で行うのはハードルが高いので、医師転職サイトのコンサルタントにお任せしましょう。
40代の医師の転職事情
40代以上の医師と、20代・30代の医師とでは医療機関から期待される役割に大きな違いがあります。
医療機関は若い医師を確保するために、まずは専門研修の認定病院となるために指導医を確保します。
そのため、40代以上の医師には専門医の資格に加え、臨床研修指導医(※以下、指導医)資格が求められます。
※7年以上の臨床経験がある常勤医師で研修医に指導を行える経験・能力を持つ医師。以下、指導医

40代は病院での指導医のほかに、クリニックでも人気の年代といえます。
30代は専門分野しかわかりませんという医師が多いのですが、40代になるともっと幅広く診療を経験されています。
プライマリケアの担い手であるクリニックには一番求められている年代といえます。
50代以上の医師の転職事情
50代以上の医師は、40代の医師と同様に若い医師の指導を期待されるため、専門医の資格に加え、指導医の資格が求められます。
ただし、海外での勤務歴や英語に堪能、外国人の患者対応に慣れているなど特殊な経歴がない限り50代の転職市場は厳しいといえます。
特に、体力や健康面での不安、家族の介護など環境の変化をきっかけに転職する場合は、採用のハードルは高くなります。
現職のまま定年を迎えることがベストの選択となるケースも少なくありません。

一般の50代の転職に比べれば、医師の50代転職はずっと楽だと思います。
例えば、在宅医療は身一つで医療を行うので、医者の腕や経験次第。
50代はいろいろ経験されている方が多いので、在宅医療で多くの医師が活躍されています。
病院に限定せず、在宅医療や専門クリニックであれば、50代は引くて数多といえるでしょう。
指導医の退職・転職は、その医療機関の人事計画が大きく変わる要因にもなるため、40代、50代医師の転職は一定数の需要があります。
医療機関の人事採用担当者は、20代後半や30代前半の若い医師を集めたい場合、まずは指導医の確保を先に進めるからです。
転職した医師の本音は?転職後に満足したこと・後悔したこと
転職hubでは、転職サイトや転職エージェントを利用して転職を成功させた医師から転職後に満足したこと・後悔したことの口コミをアンケート収集しました。
実際の利用者だから感じる転職サイトや転職エージェントへの本音も伺ったので参考にしてみてください。
転職後に満足したこと | 転職後に後悔したこと |
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転職後は家族と過ごす時間が増えて満足
40代男性・大学病院から転職
入職前に勤務先と条件をすり合わせた
週4の常勤で給与も満足です。そのお陰でオンオフもはっきりして家族と過ごす時間も増えたところが満足した点です。 また、関東からの引越しでしたが、引越しの代金も負担していただくことができました。働いてからではなかなか調整が難しい部分に関してきっちりと事前につめておくことで勤務してからのストレスが比較的少なくなりました。
投稿者の方は、大学病院で常勤として勤務していましたが、給与が安く、徹夜当直明けにアルバイトの当直に行く生活を長く続けていたようです。
しかし、「一ヶ所をメインに働き、足りない分はスポット勤務にて補いたい」と感じ転職活動を開始しました。その結果、週4勤務で給与も満足できる金額を提示してくれる職場への転職が叶いました。
このように、職場を変えることで現状不満に感じていたことが解消されることもあります。転職で何を叶えたいのかを明確にすると希望に合った職場を効率よく探しやすくなるでしょう。
労務負担への配慮がないことに不満
40代男性・大学病院から転職
収益が発生しているのに職員への還元がなかった
週4の常勤ではあるけれど、夜中にオンコールで呼ばれ対応していたが、明けの日中労務負担への配慮がなかったことは不満です。 医療機関は時間外や夜間の加算分で収益を余分にあげられるのに、職員への還元はなかったです。 あと、コロナ禍でレクリエーションがかなり減りました。経費節減には良いかもしれませんが、職員としては寂しいものでした。
夜中のオンコールにより、夜通し対応していると肉体的・精神的にも疲れ、次の日への勤務にも影響が出ることがあります。勤務開始時間をずらす、代休にするなど医療機関からの配慮があれば負担は軽減しますが、満足いく手当が支給されない、次の日の働き方を変更できない場合は、こんなはずではなかったと不満を感じることも。
転職後、後悔しないためにもオンコールの報酬、労働時間などを入職前に確認しましょう。
転職活動中のサポートには満足だが成約後のフォローはなかった
40代男性・大学病院から転職
エージェントは基本的に成約しないと仲介料がもらえないので、その時はガッツを出して頑張ります。その気持ちを上手に利用して、医師サイドとしては希望条件を本音で伝えるようにしたら転職成功する確率は上がると感じます。 しかし、基本的に成約後もフォローしますと言っていましたが、一切なかったです。
転職サイトや転職エージェントからの求人紹介や転職サポートは基本的に無料です。それは、人材を必要とする医療機関から紹介料を得ているためです。サポート期間は入職までですが、その後の悩みや労働条件に相違があったときのトラブル対応などのアフターフォローを行っている担当者もいます。
入職後の不安や悩みに心配がある人は、アフターフォローが万全な転職サイト・転職エージェントを選びましょう。
医師転職サイト利用のよくある疑問・Q&A
ここでは、転職エージェントが医師からよく聞かれる質問に回答します。
Q1. 直接応募とエージェントの利用はどちらがいいの?
「コストのかかる転職サイトを使わず知人経由や直接応募した方が転職しやすいのでは?」と考える医師もいることでしょう。
しかし、市場価値の高い医師であればたとえ転職サイト経由であっても採用されますので、採用コストを心配する必要はないといえます。
それ以上に、転職サイトを経由することで煩わしい交渉を一任できるメリットの方が大きいといえるでしょう。

医局の先輩の紹介など、医師の転職の約3割がまだ縁故で決まっています。
縁故のメリットは、気心が知れているので院内の人間関係があらかじめわかり、経営者の考え方や人物像をつかみやすい点でしょう。
一方で、聞いていた話と違うというケースは多いので、条件面は書面にしてもらうことが大切です。
メリット・デメリットを比較した場合、どちらかといえばエージェント利用のほうがいいと思います。
Q2. 転職活動を始めるべきタイミングはいつ頃?時期は?
好条件の求人は特にスピード対応が必要となります。他の医師に決まる前に、できるだけ早く紹介を受けることが大切です。
ただし、円満退職をするには辞めるまでに1〜2年は期間を設けた方がいいので、入職時期の調整が必要となるでしょう。
そのため、転職を意識し始めたタイミングで早めに情報収集を行い、まだ相談ベースでも転職サイトへの登録をおすすめします。

転職活動は余裕をもって、短くても退職希望の1年前には始めた方がいいでしょう。
できれば1年半から2年くらい期間を設けるのが理想です。博士課程取得後は3年間留まることが不文律となっている大学もあります。
その場合、転職スケジュールは自ずと決まり「2年後に出たいと思っています」など長いスパンでエージェントに相談するといいでしょう。
Q3.掲載されている案件や勤務条件はサイトによって異なる?
転職サイトによって掲載されている求人は異なります。
また、同じ求人が掲載されている場合であっても病院・クリニック側と転職サイト側の関係性などによって勤務条件が多少異なることもあります。
ただし、コンサルタントの交渉によって条件を変更できる可能性もあるため、まずはコンサルタントに相談をしてみましょう。
なお、複数の転職サイトから同じ求人へ同時に応募することは求職者の信用問題にも関わるため避けましょう。
Q4. 転職サイトの利用はバレるから医師は使わないほうがいい?
「転職サイトは使わない方がいい」といわれる原因の一つに、転職サイトを通して転職活動が周囲にバレてしまうのではないかという不安があるでしょう。
しかし、転職サイトでは守秘義務のもと個人情報の管理を徹底しています。
そのため、本人の許可なく医療機関に個人情報を開示することはなく、そこから転職活動がバレる心配はないでしょう。
ただし、職場見学や面接の際に、顔見知りにみつかり広まるケースはあります。
転職活動をしていることを現職には絶対に知られたくない場合は、担当コンサルタントに協力を要請しましょう。
見学を希望する場会は医療機関へできるだけ目立たないよう配慮してもらい、スタッフの少ない時間帯に少人数で白衣を着ないなどして見学できるように調整してもらうとよいでしょう。

求職者の情報は匿名プロフィールという形で医療機関とやり取りをします。
出身学校は国公立大学とか近畿地方の大学までしか明らかにせず、エリアが近い場合は地域も言いません。
詳しい経歴を伝えるのは、医療機関と個人情報保護の契約書を締結してからと厳しく管理しています。
職場見学や面接の際は、車で病院の敷地内まで入場し裏から中に入ってもらう、スタッフがほとんどいない時間帯に設定するなど、いろいろ工夫をしています。
Q5. 転職サイトを使うと中間マージンや手数料が給料・給与から引かれる?平均手数料は?

転職サイトは、求人を行う病院・クリニック側から紹介料を得ています。そのため、医師はすべてのサービスを無料で利用することができる仕組みです。
入職後に給料から中間マージンが引かれる噂はまったくのデマといえます。
なお、人材紹介会社の手数料は転職先の年収の20%が相場で、医師紹介の平均手数料は352万円(令和2年度)となっています。
【2023年】医師転職サイトまとめ
ここまで医師におすすめの転職サイトはそれぞれの希望条件によって異なることを紹介しました。
具体的には「求人数」と「求人内容」、「転職サポート」をバランス良く兼ね備えた以下の転職サイト2~3社に相談してみて、もっとも印象の良かった担当コンサルタントがいるサービスをメインで利用すると良いでしょう。
ランキング | 転職サイト名 | 総合評価 | 特徴 | 求人数 |
---|---|---|---|---|
1位 | M3キャリアエージェント | ◎4.76 | 医師の登録実績9年連続NO.1* | 14,909件 |
2位 | マイナビDOCTOR | ◎4.33 | 医療機関とのネットワークにより、希少求人も多数掲載 | 31,482件 |
3位 | 医師転職ドットコム | ◎4.23 | ハイクラス求人から産業医まで幅広い求人を網羅 | 43,538件 |
4位 | 民間医局 | ◎4.2 | 定期アルバイトやスポットなど非常勤求人を探している方におすすめ | 34,015件 |
5位 | リクルートドクターズキャリア | 〇3.93 | 専門医取得可能求人などキャリアを見据えた転職も可能 | 18,430件 |
6位 | ドクタービジョン | 〇3.53 | 出産・子育て等ライフイベントに応じた柔軟なサポートが強み | 19,416件 |
7位 | DtoDコンシェルジュ | 〇3.4 | ワークライフバランスがとれた常勤に転職したい方におすすめ | 12,081件 |
(転職ハブ調べ 2023年11月現在)
転職サイトを利用することで、より良い条件での転職が可能になったり、転職活動中の負担が軽減されたりと多くのメリットを享受できます。
一方で、コンサルタントに当たりはずれがあるなどのデメリットがあることも事実です。
記事内で紹介している方法でそれらのデメリットを排除しつつ、転職サイトを上手に活用して後悔のない転職を実現しましょう。
【このサイトの運営者情報】
運営会社 | 株式会社カケハシ スカイソリューションズ |
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会社ホームページ | https://www.kakehashi-skysol.co.jp/ |
所在地 | 〒162-0823 東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ7F |
代表取締役 | 中川 智尚 |
設立 | 2011年6月 |
事業内容 |
【人材採用】
新卒・中途採用企画、コンサルティング、採用代行(RPO) 有料職業紹介事業 許可番号:13-ユー305463 【社員研修・定着支援】 階層別社員研修(新入社員~幹部・上級管理職育成研修)、 組織診断サーベイ、理念浸透、定着支援 【HRテクノロジー】 オンボーディング支援ツール「HR Ring」 採用サイト作成ツール「MEET SOURCE」 【採用ツール制作】 採用サイト・採用向け動画・パンフレット・合同説明会ブース装飾ほか クリエイティブツール企画制作 【採用ツール制作】 離島の地域活性化に貢献する「島キャン | 島おこしインターンシップ」 奄美群島のグルメ・観光情報サイト「島キャン宣伝部」 |
連絡先 | 03-3513-7011 |
お問い合わせ | お問い合わせフォーム ※転職ハブの問い合わせはこちら |
ワークライフバランスを重視する医師には、当直やオンコールのないクリニックをおすすめします。
特に、新規患者が少なくリピーターがメインの予約制クリニックなら、残業は少ないでしょう。
ただし、最近はクリニックでも遅い時間まで開院しているところや土日祝日勤務が必要なところも増えてきているので、応募先を選ぶ際は労働条件の確認を。