医師の転職サイトの人気・評判は?おすすめ厳選5社の比較ランキング!

男女3人の医師

医師におすすめの転職サイトはどこ?

おすすめの転職サイトは希望する条件によって異なります。

転職サイトを利用する際は、複数登録して比較検討することが大事なポイントです。

希望・雇用形態別
おすすめ転職サイト
常勤希望の医師におすすめ m3キャリアエージェント
豊富な求人から選びたい医師におすすめ マイナビDOCTOR
サイトの使いやすさ重視の医師におすすめ 医師転職ドットコム
非常勤希望の医師におすすめ リクルートドクターズキャリア
女性医師におすすめ ドクタービジョン

この記事では、現役の医師転職エージェントへの取材を元に、おすすめのサイトや転職サイトを利用する本当のメリット、転職サイトの知られざる上手な使い方を解説します。

監修者 監修者

栗田 宏和

医療コンサルタント 栗田 宏和

栗田 宏和

医療コンサルティング会社「レスメッド」で医師紹介・M&Aなどを手掛け、現在はスポット事務長として低コストで集患・相続対策などの相談役も担う。医療経営士3級

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目次

医師におすすめの転職サイトを選ぶの3つポイント

転職サイトを選ぶポイントは主に3つ挙げられます。

転職サイトを選ぶ3つのポイント

  1. Check!01

    複数登録

    求人内容やコンサルタントの質を比較し、合うサイトを選択する

  2. Check!02

    希望条件

    常勤/非常勤に強いなど、希望条件に強いサイトを選ぶ

  3. Check!03

    求人数

    求人数が多いほど、希望に近い求人に出会える確率が上がる

上記3つのポイントで、おすすめ転職サイト5社ランキングにまとめました。

順位 転職サイト名 強み・特徴 求人を探す
1位 m3キャリアエージェント 医師の登録実績9年連続NO.1!
条件交渉力が強み。
2位 マイナビDOCTOR 取引先医療機関数2万件超
希少求人も多数掲載。
3位 医師転職ドットコム サイトが使いやすい。
細かい条件から求人が検索可能。
4位 リクルートドクターズ
キャリア
非常勤・スポット求人も豊富。
高収入求人多数。
5位 ドクタービジョン 女性医師の転職にも強い。

上記3つのポイントをふまえたうえで、「どこに登録したらいいかわからない」という方には「M3キャリアエージェント」への登録がおすすめです。

理由は「M3キャリアエージェント」が医師専門転職サイトの中でも最大級の規模であり、求職者・求人案件だけでなく優秀なエージェントが集まりやすいためです。

m3キャリアエージェントの仕組み

常勤で転職したい医師におすすめの転職サイト

常勤で転職したい方には「M3キャリアエージェント」と「マイナビDOCTOR」をおすすめします。

特に「M3キャリアエージェント」は常勤のマッチングに力を入れており、希望に合った求人が見つかりやすいといえます。

M3キャリアエージェント

M3キャリアエージェントの詳しい評判を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


M3キャリアエージェント

常勤の公開求人数 13,606件
非常勤の公開求人数 5,403件
当直なしの公開求人数 2,530件

(2022年1月12日時点)

おすすめポイント

  • 医師の登録実績9年連続No.1*(公式サイトより 2021年12月現在)
  • 登録者が多いため求人も自然と集まりやすい
  • 優秀なコンサルタントも他社から移籍している
医師の良い口コミアイコン
30代
小児科医
M3キャリアエージェント利用者の口コミ

自分で探すのが面倒になり、転職サイトを使いました。エムスリーキャリアのエージェントは面接に同席してくれたので、言いづらい給与や福利厚生、通勤費、研究費、引越し代など、すべて確認してもらいました。最初の転職は勝手がわからず知人の紹介でしたが、全6回の転職のうち3回は転職サイト利用です。

マイナビDOCTOR

マイナビDOCTORの詳しい評判を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


マイナビドクター

   
常勤の公開求人数 15,088件
非常勤の公開求人数 14,983件
当直なしの公開求人数 3,933件
週4日勤務の公開求人数 3,423件

(2022年1月12日時点)

おすすめポイント

  • 常勤・非常勤の合計求人数が業界最大級
  • 全国119拠点のマイナビグループならではの取引多数

非常勤・アルバイトで転職したい医師におすすめの転職サイト

定期非常勤とスポットの公開求人が1万件を超える転職サイトは「マイナビDOCTOR」「民間医局」の2社です。

非常勤の紹介は転職サイトにとって収益性が高くないこともあり、手厚く対応してくれる転職サイトは自ずと限られます。

マイナビDOCTOR

マイナビドクター

   
常勤の公開求人数 15,088件
非常勤の公開求人数 14,983件
当直なしの公開求人数 3,933件
週4日勤務の公開求人数 3,423件

(2022年1月12日時点)

おすすめポイント

  • 常勤・非常勤の合計求人数が業界最大級
  • 全国119拠点のマイナビグループならではの取引多数

民間医局

民間医局

   
常勤の公開求人数 13,718件
非常勤の公開求人数 10,632件
当直なしの公開求人数 4,195件
週4日勤務の公開求人数 997件

(2022年1月12日時点)

おすすめポイント

  • スポット検索が可能なためアルバイトを探す医師におすすめ
  • 全国に17拠点あるので地方で勤務先を探す医師にもおすすめ
  • 検索条件が保存されるので条件を入力する手間が省ける
医師の良い口コミアイコン
30代
耳鼻咽喉科
民間医局利用者の口コミ

初回のオンライン面談で、「お住まいの最寄りはここですね。通勤はそこから何時間までならOKですか?」「耳鼻科のスポット勤務はいかがですか?お願いできるとしたらいつですか?」など詳しくヒアリングしてもらえました。サイト上で公開求人の閲覧はできますが、登録・面談をしないと閲覧できない非公開求人もあるようです。

女性医師におすすめの転職サイト

女性の医師におすすめの転職サイトは「ドクタービジョン(Doctor Vision)」と「医師転職ドットコム」をおすすめします。

ドクタービジョン(Doctor Vision)

ドクタービジョンの詳しい評判を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


ドクタービジョン(Doctor Vision)

   
常勤の公開求人数 9,476件
非常勤の公開求人数 3,076件
当直なしの公開求人数 3,598件
週4日勤務の公開求人数 3,052件

(2022年1月12日時点)

おすすめポイント

  • 出産・子育てからの復帰支援が手厚い
  • 日本調剤株式会社が母体なので医療機関との親密なネットワークが強み
  • 職業紹介優良事業者認定企業なので安心して利用できる

医師転職ドットコム

医師転職ドットコムの詳しい評判を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


医師転職ドットコム

   
常勤の公開求人数 22,486件
非常勤の公開求人数 14,392件
当直なしの公開求人数 8,422件
週4日勤務の公開求人数 11,786件

(2022年1月12日時点)

おすすめポイント

  • サイトが使いやすく、細かい条件から求人を検索できる
  • 円満退局・退職のノウハウが豊富
  • 平均年収アップ率1.4倍(株式会社メディウェル調査)

ワークライフバランス重視の医師におすすめの転職サイト

ワークライフバランスを重視した転職がしたいという方には「リクルートドクターズキャリア」をおすすめします。

当編集部の調査では「当直無し」「週4日勤務」の求人がもっとも多い転職サイトでした。

リクルートドクターズキャリア

リクルートドクターズキャリア

   
常勤の公開求人数 12,317件
非常勤の公開求人数 4,236件
当直なしの公開求人数 4,198件
週4日勤務の公開求人数 4,690件

(2022年1月12日時点)

おすすめポイント

  • 当直無しや週4日勤務の求人数が他社より多い
  • 年収2,000万以上の公開求人が3,000件以上

初めて転職する医師におすすめの転職サイト

初めて転職する医師には「m3キャリアエージェント」がおすすめです。

「M3キャリアエージェント」は業界最大級の転職サイトゆえ、豊富なノウハウがたまっています。

自分に似た医師の転職事例を教えてもらいやすいため、キャリアプランを相談したい医師にぴったりといえるでしょう。

M3キャリアエージェント

M3キャリアエージェント

常勤の公開求人数 13,606件
非常勤の公開求人数 5,403件
当直なしの公開求人数 2,530件

(2022年1月12日時点)

おすすめポイント

  • 医師の登録実績9年連続No.1*(公式サイトより 2021年12月現在)
  • 登録者が多いため求人も自然と集まりやすい
  • 優秀なコンサルタントも他社から移籍している
医師の良い口コミアイコン
50代
精神科医
M3キャリアエージェント利用者の口コミ

m3.comを医療情報の総合サイトとして前からよく利用しており、馴染みがありました。転職サービスもあったので、仕組みもよくわからないまま初めての転職で登録したところ、びっくりするくらいの求人数を紹介してもらえて選択肢が広がりました

スキルアップしたい医師におすすめの転職サイト

スキルアップしたい医師には「リクルートドクターズキャリア」をおすすめします。

専門医取得のためのサポートなど将来的なキャリアを考えた転職が可能です。

リクルートドクターズキャリア

リクルートドクターズキャリア

   
常勤の公開求人数 12,317件
非常勤の公開求人数 4,236件
当直なしの公開求人数 4,198件
週4日勤務の公開求人数 4,690件

(2022年1月12日時点)

おすすめポイント

  • 当直無しや週4日勤務の求人数が他社より多い
  • 年収2,000万以上の公開求人が3,000件以上

開業を考えている医師におすすめの転職サイト

開業したい、または将来的に開業を考えている医師には「DtoDコンシェルジュ」がおすすめです。

不動産情報にも精通しており、開業についてのノウハウは豊富なエージェントといえます。

DtoDコンシェルジュ

DtoDコンシェルジュ

   
常勤の公開求人数 5,939件
非常勤の公開求人数 1,800件
当直なしの公開求人数 3,040件
週4日勤務の公開求人数 2,397件

(2021年11月20日時点)

おすすめポイント

  • 様々な物件情報を保有しているので、開業を検討する医師におすすめ
  • 開業セミナーや個別相談会を実施しているため開業を悩んでいする医師にもおすすめ

年収をアップさせたい医師におすすめの転職サイト

当編集部の調査で条件交渉に対する評判が高かった転職サイトは「リクルートドクターズキャリア」でした。

リクルートドクターズキャリア

リクルートドクターズキャリア

   
常勤の公開求人数 12,317件
非常勤の公開求人数 4,236件
当直なしの公開求人数 4,198件
週4日勤務の公開求人数 4,690件

(2022年1月12日時点)

おすすめポイント

  • 当直無しや週4日勤務の求人数が他社より多い
  • 年収2,000万以上の公開求人が3,000件以上
医師の良い口コミアイコン
30代小児科・救急医
リクルートドクターズキャリア利用者の口コミ

知らない土地での初めての転職で、求人を自分で探すのは難しい状況だったため、リクルートドクターズキャリアに紹介してもらいました。それまで、医局を介してではなく転職サイト経由で採用する医療機関は「人が足りない=ブラック」と思っていました。しかし、リクルートドクターズキャリア経由でいざ転職してみたらそんなことはないと感じました。勤務日数、給与、医局のメンバー体制など、全て事前に聞いていた通りでした。

医師が転職サイトを利用する5つのメリット

医師の男性

医師が転職サイトを利用するメリットは主に次の5つです。

  1. 条件面の交渉をコンサルタントに一任できる
  2. 求人の選択肢が大幅に増える
  3. 病院・クリニックの内情を詳しく知ることができる
  4. 円満退職の支援をしてくれる
  5. 無料で利用できる

メリット1.条件面の交渉をコンサルタントに一任できる

知人紹介による転職の場合、年収や勤務条件について口約束で合意したものの、実際に勤務してみると当初の約束と異なったというトラブルがよく発生します。

さらに、お世話になった先輩医師の紹介であればなおさら言い出しにくいことでしょう。

一方、転職サイトでは条件交渉をコンサルタントが代理で行い、内定時には労働条件を明記した通知書の発行を病院・クリニック側に依頼しています。

万が一ミスマッチが起きてもコンサルタントによるアフターフォローが期待できます。

栗田宏和様の顔写真
栗田氏

医局の先輩に「内視鏡の検査をやれるから」という口約束で転職したものの、いざ入職したら外来のコマが毎日入っていた、という話はよくあります。
過去には知人紹介で転職先が決まっていた先生から「交渉だけ間に入ってほしい」と相談されたこともありました(笑)。

医師の良い口コミアイコン
40代小児科・救急医
医師の口コミ

最初に知人の紹介で転職した時は、額面通りの少ない給料に我慢して転職してしまいました。2度目の転職ではエージェント経由で年収交渉に入ってもらえたので、最初から転職エージェントに相談していれば違ったのかなと後悔しています。

医師の良い口コミアイコン
50代
精神科医
医師の口コミ

待遇面は自分からは聞きにくいので、担当アドバイザーに代わりに聞いてもらい、交渉までお願いできました。担当者が条件面をあらかじめ先方と相談していたようで、検討していたA病院とB病院を比較しながら交渉していただき、結果、当初より年収が上がりました

メリット2.求人の選択肢が大幅に増える

また、転職支援のプロであるコンサルタントは、さまざまな病院やクリニックの情報を把握しています。

そのため、希望条件やこれまでの経歴を鑑みたうえで、自分では思いつかなかった勤務先を紹介されるケースもあり、新たな自分の可能性を見出すことができるかもしれません。

栗田宏和様の顔写真
栗田氏

泌尿器科や皮膚科などのマイナー科は、設備はあれど先生がおらず科そのものがなくなっているケースがあります。
先生の要望があれば、求人がなくてもエージェントのほうから医療機関へ交渉して枠を作ってもらうこともします。

メリット3.病院・クリニックの内情を詳しく知ることができる

コンサルタントは、実際に病院やクリニックに足を運んで現場の状況を取材しています。

財政状況や今後の経営方針、教授や医師同士のつながりなど、求人票にない情報を事前に教えてもらうことが可能です。

また、転職サイトでは病院やクリニック側の募集背景やどのような人材を求めているかも把握しています。

そのため、自分が希望する業務を担当できるのか、逆に希望しない業務の担当となる可能性もあるのかなど、自分が理想とする職場かどうかを判断できます。

栗田宏和様の顔写真
栗田氏

経営会議があるかないかで病院の診療方針がわかります。
例えば経営会議で診療科ごとの採算を厳しく見ている病院の場合、患者さんへの検査や投薬を積極的に勧める必要があり、自然治癒を重視する先生とはミスマッチになりかねません。

メリット4.円満退職の支援をしてくれる

医師不足の現場が多いなかで、医局長や院長に退職の意思を伝えることにためらいを感じてしまう方もいるでしょう。

さらに、医師同士は思わぬところで繋がっていることもあり、退職時にトラブルが生じた場合は次の勤務先に悪い噂が伝わる可能性もあります。

転職サイトを経由すれば、退職理由の伝え方やタイミング、引き留められた場合の対処法など、円満退職するためのアドバイスを受けられるでしょう。

栗田宏和様の顔写真
栗田氏

現職と転職先の診療圏が近い場合、転職後も患者を送ったり受け入れたりなど連携することがあるため、円満に退職したいところです。
そこで「開業医の実家を継ぐ前に別のところでの経験が必要」など、退職は仕方がないと相手が思うような伝え方をエージェントも一緒に考えます。

メリット5.無料で利用できる

人材紹介会社のビジネスモデルは「成功報酬」型です。医師の入職が決定した場合にのみ、転職先での年収の20~30%を医療機関から受け取る仕組みです。

栗田宏和様の顔写真
栗田氏

年収から手数料が引かれるのでは」と心配される先生はけっこういらっしゃいます。
これはむしろ逆で先生の年収が上がるほど紹介会社の成功報酬も増える仕組みなので安心してください、と説明をすると納得していただけますね。

医師の転職サイトを利用するデメリット3つと解決策

悩む医師のイメージ

医師にとっては便利な転職サイトですが、悪い評判やデメリットが存在することも事実です。

デメリットの解決策を知って転職サイトを上手に活用してくださいね。

  1. 電話連絡がしつこい→備考欄を利用する
  2. 担当者の知識が足りない→質問で見極める
  3. 転職活動が職場にばれる可能性がある→職場見学時に注意する

デメリットと解決策1.電話連絡がしつこい→備考欄を利用する

転職サイトに登録すると、つながるまで繰り返し電話をかけ続けるエージェントも中にはいます。

転職サイトの初回登録時に「備考欄」へ希望の連絡手段や時間帯を記入しておくと、それに準じた連絡をしてもらえます。

もし、希望の連絡方法や頻度を守ってもらえない場合には再度希望を伝え、それでも改善されないようであれば担当変更を依頼するか、他の転職サイトを利用しましょう。

ちなみに、今後しばらくサービスを利用しない場合には転職サイトの退会手続きと併せて個人情報の削除を依頼しましょう。退会手続きだけでは個人情報は保存されるため、担当者または問い合わせフォームから連絡しましょう。

栗田宏和様の顔写真
栗田氏

転職で年収が上がったあと、提携先の業者から節税対策と称して不動産の取引をもちかけられる先生もいるようです。
気になる場合は事前に釘をさしておいた方がいいかもしれませんね。

デメリットと解決策2. 担当者に当たりはずれがある→質問で見極める

どんなに評判の良い転職サイトでも、担当者による当たりはずれはあるのが現状です。

したがって複数の転職サイトに登録し、信頼できる担当者を見つけることも大事な転職活動の一つと言えるでしょう。

初回面談時にコンサルタントに様々な質問を投げかけ、求人にない内部事情をどの程度把握しているか確かめてみましょう。

担当コンサルタントへの質問一例

  • 病床数
  • 医師の人数、年齢構成、男女比
  • 希望の症例を積めるか
  • 専門医研修の指定病院か
  • 院長の出身大学は
栗田宏和様の顔写真
栗田氏

医局のバランスが入職後の働き方に大きく影響します。執刀医や助手として現場に立ち会える可能性はあるか、当直の頻度はどの程度か、外科と内科の連携は取れているかなど、求人に書かれていないことまで把握しているコンサルタントがおすすめです。

デメリットと解決策3.転職活動が職場にばれる可能性がある→職場見学時に注意する

転職活動が現職にバレるケースとして、面接や見学で応募先の医療機関を訪問した際に知人に見つかり「あの先生がなぜか来ていた」などの噂が広まる場合があります。

そのため、転職活動をしていることを現職には絶対に知られたくない場合は担当コンサルタントに協力を要請しましょう。見学を希望する場会は医療機関へできるだけ目立たないよう配慮してもらい、スタッフの少ない時間帯に少人数で白衣を着ないなどして見学できるように調整してもらうとよいでしょう。

医師が転職サイトを上手に利用する3つのコツ

医師と転職エージェントのイメージ

ここからは現役エージェントの取材を元に、医師が転職サイトをより有効活用するためのコツをお伝えします。

  1. 転職を考え始めた段階で早めに登録する
  2. 希望条件をはっきり伝える
  3. 相性の合わないコンサルタントは担当変更を依頼する

利用のコツ1.転職を考え始めた段階で早めに登録する

好条件の求人であれば、応募が殺到して募集締切になる場合もあります。

また、転職するかを悩んでいる場合も、今のタイミングで転職すべきかコンサルタントからアドバイスを受けられます。

早めに登録をして損をすることはないので、転職を考えはじめたタイミングで転職サイトに登録しましょう。

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栗田氏

転職サイトに登録したら必ず転職しないといけないと心配する先生は多いですが、ある大手転職サイトでは、全登録者のうち実際に転職する医師は10~15%程度です
例えば、新規開設医院の入職などは2~3年先というのはザラなので、相談だけの早い段階で登録をしてもまったく問題ありません。興味や相談、情報収集の早い段階から登録してもらえれば、転職すべきタイミングかどうかの判断もアドバイスできます。

利用のコツ2.希望条件をはっきり伝える

希望に合った求人の紹介を受けるためにも、下手に身構えず希望条件はしっかりと伝えましょう。

コンサルタントが希望条件をそのまま病院側に伝えることはないため、正直に話をして問題ありません。

栗田宏和様の顔写真
栗田氏

例えば、専門の症例数を稼ぐための転職なら「指定病院になっている求人だけを集めてください」と希望条件を遠慮せずに伝えたほうが求人提案のミスマッチを予防できます。

利用のコツ3.相性の合わないコンサルタントは担当変更を依頼する

コンサルタントと相性が合わない場合は、担当の変更を希望できます。

直接言い出しにくい場合には、問い合わせフォームなどを利用するとよいでしょう。

その際「キャリアカウンセリングが得意なベテランの担当者に変えてほしい」、「医療機関に詳しいコンサルタントに担当してほしい」など、変更を希望する理由を具体的に伝えると、次はより自分の希望に合致するコンサルタントを選んでもらえる可能性が高まります。

栗田宏和様の顔写真
栗田氏

例えば、外科医としてまだまだ手術をやりたいと思っているベテラン先生に対して、他の先生と同じように内科や臨床系の求人を紹介しても自信をなくしてしまうでしょう。
先生の価値観にまで気を回せるコンサルタントが良いコンサルタントと言えます。

医師転職サイトを利用した活動の流れはどう進むの?

転職活動の流れ

利用の流れ1.無料登録

転職サイトの登録は、1社に絞らず3社くらいに登録するとよいでしょう。

初回登録では備考欄をうまく使うことが重要です。

「担当コンサルタントへの希望(知識レベルなど)」と「希望の連絡方法(電話NG等)」を書いておきましょう。

登録後すぐに連絡がくるので、希望条件等をヒアリングする面談日の調整をします。

利用の流れ2.面談・ヒアリング

コンサルタントとの面談では、希望条件や転職理由についてのヒアリングが1時間程度で行われます。

また、非常勤での仕事やスポットの仕事を希望する場合でも、面談は必要です。

具体的な転職は考えていない段階や転職自体を悩んでいる段階であっても無理に転職を勧められることはないため、気軽にコンサルタントに相談してみましょう。

利用の流れ3.求人紹介

面談でヒアリングした内容をもとに、コンサルタントが希望に合った求人を紹介します。

紹介される求人数は多い場合で7~8件、条件によってはより少なくなる可能性があります。

また、求職者の理想を全て満たす求人は多くないため、自分の伝えた希望と異なる求人が混じっている場合がほとんどです。

ここで「〇科以外の求人には絶対に応募しないので避けてほしい」「年収〇万以上であれば当直ありでもいい」といった本音をコンサルタントに伝えると、その後の求人紹介の精度が向上します。

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栗田氏

関東を外れると、もう少し減るかもしれません。 また、病院の数は全国8000件に対し、クリニックだと10万件。病院を希望する場合は8件未満になることもあるでしょう。

利用の流れ4.応募

希望に合致した求人があれば、応募したい旨をコンサルタントに伝えましょう。

コンサルタントから医療機関に連絡し、面接や職場見学の日程調整を行ってもらえます。

気になる求人が複数ある場合は、同時進行で複数の求人に応募しても問題ありません。

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栗田氏

医師は夜間に病院へ呼ばれることも多いため、転職先を選ぶ際に通勤時間を重要視しがちです。
しかし、物理的な条件以上に将来どうしたいか、どうなりたいか、どうキャリアにつなげたいかなどを基準に応募先を選ぶことをおすすめしています。

利用の流れ5.面接

面接前には面接中に齟齬が生じることがないようにコンサルタントと打ち合わせをしておきましょう。

雇用条件についての交渉はコンサルタントに任せ、面接では業務内容や職場の体制などについて確認できるよう事前に質問をまとめておくと、面接時にスムーズに対応できます。

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栗田氏

コンサルタントが面接同席することも多いとはいえ、コンサルタントが言葉を発さない面接が良い面接と言われています。
年収や勤務日数といった雇用条件は事前にすり合わせておき、面接ではお互いの人となりや職場の雰囲気を確かめる場としましょう。

現地では、現地でしかできないことをしましょう」が面接では大切です。

利用の流れ6.内定・入職

内定後も、担当コンサルタントが退職アドバイスなどを交えながら、入職まで継続してサポートしてくれます。

入職後ミスマッチが生じないよう、雇用条件は内定通知書(雇用条件明示書)に記載れるため安心です。

また、入職後もコンサルタントから定期的なフォロー連絡が入ります。そのため、困っていることがあった場合などでも気軽に相談できます。

医師転職サイト利用のよくある5つの疑問

ここでは、転職エージェントが医師からよく聞かれる質問に回答します。

Q1. 直接応募とエージェントの利用はどちらがいいの?

「コストのかかる転職サイトを使わず知人経由や直接応募した方が転職しやすいのでは?」と考える医師もいることでしょう。

しかし、採市場価値の高い医師であればたとえ転職サイト経由であっても採用されますので、採用コストを心配する必要はないといえます。

それ以上に、転職サイトを経由することで煩わしい交渉を一任できるメリットの方がが大きいのではないでしょうか。

栗田宏和様の顔写真
栗田氏

転職先を紹介した知人が先輩の場合、当直はしない契約なのに当直を代われといわれるなど、実際に働き始めると希望外のことをやらされるケースはよくあります。

一方、 転職サイト経由の転職は条件交渉が通りやすく、入職後に変更されることもありません。
例えば、学会出席の費用負担や研究日の確保などの交渉などもできるので、入職後のミスマッチは知人紹介より発生しにくいでしょう。

Q2. 転職活動はいつ頃始めるべき?

好条件の求人は特にスピード対応が必要となります。他の医師に決まる前に、できるだけ早く紹介を受けることが大切です。

そのため、転職を意識し始めたタイミングで早めに情報収集を行い、相談ベースでも構わないため転職サイトに登録しておくことをお勧めします。

栗田宏和様の顔写真
栗田氏

奨学金の返済や専門医取得などであと1年は医局に在籍しなければならない場合も、いったん転職エージェントへ相談してみてください。組織の柱となり得る先生であれば、1年後の受け入れが可能な医療機関を少しづつ探します。
特に、募集要件が固まっていない新科を立ち上げ予定の医療機関は希望が通りやすいです。

Q3.掲載されている案件や勤務条件はサイトによって異なる?

転職サイトによって掲載されている求人は異なります。

また、同じ求人が掲載されている場合であっても病院・クリニック側と転職サイト側の関係性などによって勤務条件が多少異なるケースもあります。

ただし、コンサルタントの交渉によって条件を変更できる可能性もあるため、まずはコンサルタントに相談をしてみましょう。

なお、複数の転職サイトから同じ求人へ同時に応募することは求職者の信用問題にも関わるため避けましょう。

Q4. 転職サイトの利用はほかの人にバレない?

転職サイトでは個人情報の守秘義務のもと、個人情報の管理を徹底しています。

求職者の個人情報を本人の許可なく医療機関に開示することはないと言い切っていいでしょう。

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栗田氏

応募前の段階でも、先生の個人情報を伏せた状態で採用担当に打診することはよくあります。
私の担当でこんな経歴の先生が転職を検討されているのですがご興味ありますか?」といった聞き方をして、双方のマッチングが成立して初めて個人情報が開示される流れです。

Q5. 転職サイトを使うと中間マージンが給料から引かれる?

転職サイトの収益構造

転職サイトは、求人を行う病院・クリニック側から紹介料を得ています。そのため、医師はすべてのサービスを無料で利用することができる仕組みです。

入職後に給料から中間マージンが引かれる噂はまったくのデマといえます。

なお、人材紹介会社の手数料は転職先の年収の20%が相場で、医師紹介の平均手数料は352万円(令和2年度)となっています。

参考:公益社団法人 全日本病院協会|全日病ニュース

まとめ

ここまで医師におすすめの転職サイトはそれぞれの希望条件によって異なることを紹介しました。

具体的には、「複数登録」「希望条件」「求人数」の3つを軸に転職サイト選びを進めるとよいでしょう。

    
転職サイト名 特徴 求人数
m3キャリアエージェント 医師の登録実績9年連続NO.1* 18,464
マイナビDOCTOR 医療機関とのパイプが太く、希少求人も多数掲載 29,170
リクルートドクターズ
キャリア
専門医取得可能求人などキャリアを見据えた転職も可能 16,444
ドクタービジョン 出産・子育て等ライフイベントに応じた柔軟なサポートが強み 12,019
医師転職ドットコム ハイクラス求人から産業医まで幅広い求人を網羅 10,744

転職サイトを利用することで、より良い条件での転職が可能になったり、転職活動中の負担が軽減されたりと多くのメリットを享受できます。

一方で、コンサルタントに当たりはずれがあるなどのデメリットがあることも事実です。

記事内で紹介している方法でそれらのデメリットを排除しつつ、転職サイトを上手に活用して後悔のない転職を実現しましょう。


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