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50代におすすめの転職サイト・エージェント21選!男性・女性別や転職成功のコツを解説
更新日時:

※当サイトはマイナビ・リクルート等各社サービスのプロモーションを含み、アフィリエイトプログラムにより売上の一部が運営者に還元されることがあります。
「50代での転職は可能なの?」
「50代で転職を成功させるにはどうしたらいい?」
このように不安に思われている方も多いのではないでしょうか。50代での転職は厳しいのは事実です。
しかし、転職サイトを利用することで50代でも転職することは十分に可能です。
50代におすすめの転職サイトは以下の通りです。
50代におすすめの転職サービス
- 大手総合型:リクルートエージェント
業界最大手で優良の非公開求人が多数。50代向けの求人が豊富 - 年代特化型:FROM40
40代・50代に特化した日本最大級の転職スカウトサービス。登録したらスカウトを待つだけ - ハイクラス特化型:ビズリーチ
キャリアやスキルに自信がある50代向けのハイクラス特化型転職サイト。優良企業の求人が多くヘッドハンターから直接スカウトが届く
転職サイトには経験豊富なキャリアアドバイザーが在籍しています。
キャリアアドバイザーのサポートによって、困難な50代の転職をスムーズに進めることができることでしょう。
キャリアアドバイザーが行う主なサポート
- 非公開求人の紹介
- 企業の内情を教えてもらえる
- 履歴書や職務経歴書など応募書類を添削してくれる
- 推薦状で企業側へアピールしてくれる
- 面接対策から日程調整まで行ってくれる
- 内定後の条件交渉を代行してくれる
※サポートは全て無料です。
転職サイトは1社だけではなく、以下のような組み合わせで複数登録することをおすすめします。
- 大手総合型と年代特化型
- 大手総合型とハイクラス特化型
複数登録することで、多くの求人に触れることができ転職の成功率が高まります。
転職サイト | 転職サービスの種類 | 求人数 |
---|---|---|
リクルートエージェント ![]() |
総合転職型 | 721,768件 |
|
||
FROM40 ![]() |
年代特化型 | 16,846件 |
|
||
ビズリーチ![]() |
ハイクラス特化型 | 99,808件 |
|
*2023年11月時点
当記事では、この他にもおすすめの転職サイトを18社紹介しています。またベテランのキャリアコンサルタントによる転職のコツの解説もあります。
ぜひ最後までご覧ください。

キャリアコンサルタント
転職エージェントと転職サイトの運営会社計3社で、求人広告のセールスと両面の人材紹介業を担当。幅広い業界・職種、属性の企業と個人のマッチングを支援した。現在はフリーランスとして個人のキャリア支援やマネージャーの組織づくり支援をしている。国家資格キャリアコンサルタント、GCDF-Japanキャリアカウンセラー資格を保有。
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目次
50代の転職に強い転職サイト3社の求人数ランキング
50代の転職に強い転職エージェントを利用すれば、希望に合う求人を紹介してもらえるので転職活動がスムーズに進むでしょう。
50代の転職に強いことで定評のある転職サイト・エージェントを求人数の多い順に3社紹介します。
転職サービス名 | 特徴 | 求人数 | サポート |
---|---|---|---|
enミドルの転職 |
|
206,942件 | あり |
マイナビミドルシニア |
|
204,939件 | なし |
FROM40 |
|
16,846件 | なし |
※2023年11月時点
enミドルの転職はハイクラスのミドル世代向け

◎en ミドルの転職の特徴
- 専門分野に精通したキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれる
- 約500社の転職エージェントが登録しているため比較しながら求人を探せる
*en ミドルはこんな人におすすめ
- 管理職などハイクラス向けの求人を探している人
enミドルの転職はミドル層の利用に特化した転職エージェントです。30〜40代の求人が多いですが、50代の求人も豊富に取り扱っています。
求人検索だけでなくスカウト機能もあるため、自分の経歴などに合った企業や人材会社から求人紹介のメールが届きます。
その他、転職ノウハウや転職体験レポートなどのコンテンツもそろっていることから、50代の転職事情について知りたいときにも役立つでしょう。
enミドルの転職の概要 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | ミドルシニア特化型の転職エージェント |
50代を含む求人数 | 2,057件 |
求人数 | 206,942件 |
スカウト・オファー制度 | あり |
対応エリア | 全国・海外 |
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
※2023年8月時点
マイナビミドルシニアはオフィスワーク以外も充実!

◎マイナビミドルシニアの特徴
- サイトが県ごとに分かれているため、求人を探しやすい
- 正社員以外のさまざまな雇用形態の求人を扱っている
*マイナビミドルシニアはこんな人におすすめ
- 自分のペースで転職活動を進めたい人
- 関東地方で求人を探している人
マイナビミドルシニアは40代・50代・60代を対象とした転職サイトです。
県ごとにサイトが分かれているので、希望のエリアでの求人を探しやすいのが特徴です。
全国に対応しており、正社員だけでなく派遣社員の求人も多く、ビル管理や介護職・調理関係の仕事もそろっています。
オフィスワークにこだわらない方は、ぜひマイナビミドルシニアでいろいろな求人をご確認ください。
マイナビミドルシニアの概要 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | ミドルシニア層特化型の転職サイト |
50代を含む求人数 | 1,526件(東京都) |
求人数 | 204,939件 |
スカウト・オファー制度 | あり |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビミドルシニア |
※2023年8月時点
FROM40は日本最大級の40・50代向け求人サイト

◎FROM40の特徴
- 40代・50代向けなので、50代という年齢で断られることがない
- 登録しておくだけで条件にマッチした求人スカウトが届く
*FROM40はこんな人におすすめ
- 自分で求人を探している時間がない人
- 高収入を希望している人
FROM40は40代・50代のミドルシニア向けの転職サイトです。
FROM40は50代のさまざまなキャリアに対応しており、エグゼクティブ求人から施工管理、介護職まで、幅広い職種の求人情報に出会えます。
非公開求人も3,000件以上あり、職種や業界・今までのキャリアに関わらず、50代の人にはおすすめの転職サイトです。
企業からオファーが届くスカウトサービスもあるので、転職活動に時間をあまり取れない人は登録してみるといいでしょう。
FROM40の概要 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | ミドルシニア特化型の転職サイト |
求人数 | 16,846件(50代の求人数は不明) |
スカウト・オファー制度 | あり |
対応エリア | 全国・海外 |
運営会社 | 株式会社ダトラ |
※2023年11月時点
50代の求人多数!おすすめの転職サイト・転職エージェント
キャリアや性別に関わらず、全ての50代におすすめの転職サイトを2つピックアップしました。
ここで紹介するリクルートエージェントとdodaは業界・職種を問わず多数の求人を取り扱う、いわゆる「総合型」と呼ばれる転職サイトです。
求人数が多いため、転職を考えるなら登録しておきたい定番のサイトといえます。
50代におすすめの転職サイト・転職エージェント | |||
---|---|---|---|
転職サービス名 | 特徴 | 求人数 | サポートの有無 |
リクルートエージェント |
|
721,768件(302,749件) | あり |
doda |
|
252,448件 | あり |
マイナビエージェント |
|
非公開 | あり |
※2023年11月時点
リクルートエージェントは転職成功実績No.1

リクルートエージェントは、業界トップクラスの求人数を誇る転職エージェントです。
転職成功実績No.1(※)で、50代の求職者にもおすすめです。
業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の希望やスキルに沿った求人を紹介してくれます。
他にもITエンジニアやものづくりエンジニア、ハイクラスなど、専門領域に特化した転職支援も行っているので、より希望の求人が見つかりやすいでしょう。
※出典:リクルートエージェント/厚生労働省「人材サービス総合サイト」における無期雇用および4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(2019年度実績)2020年6月時点
51歳男性・不動産業の営業職→不動産業の営業職
年収が480万円から530万円にアップした
自身のスキルや営業成績などを考慮すると明らかに賃金が少ないと思い転職を決意しました。リクルートエージェントに登録したところ、希望に合う求人を5件紹介してもらい、その中から待遇面や雇用面が明確で将来性のある会社を選びました。年収が480万円から530万円にアップして満足しています。
54歳男性・物流会社の役員→学習支援業の講師兼人事総務
家族と過ごす時間を確保できるようになった
家族の介護が必要になったので、介護の必要に応じたシフトを組んでくれる会社に転職したいと考えて、リクルートエージェントに登録しました。転職先では、家庭の事情を理解して、それに応じたシフトを組んでもらえています。給与は下がったものの、家族と過ごす時間を確保できたので満足しています。
51歳男性・文章の校閲専門の会社→新聞社の記者
年収が上がり生活が安定したので良かった
文章の校閲専門の会社で働いていたのですが、新聞社の記者の方が年齢を重ねても仕事を続けられると思い、転職を決意しました。リクルートエージェントで紹介してもらった新聞社に転職して、年収が360万円から410万円に上がりました。年収が上がった分、生活が安定したので良かったです。
リクルートエージェントの概要 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | 総合型の転職エージェント |
求人数 | 721,768件 |
対応エリア | 全国・海外 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
※2023年11月時点
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dodaは10万件以上の求人数!

業界最大級の求人数を誇るdodaは、転職者満足度No.1(※)という実績をもち、幅広い業界・職種の求人案件をカバーしています。
業界・職種を問わず非公開求人も含めると約16万件以上の求人を取り扱っており、「50代」を含む求人数も15,000件*と多数あります。
dodaはエージェントサービスもあることから、企業への応募から、面接日程の調整、内定手のサポートはもちろん、書類の添削や面接対策も手厚く行ってくれます。
※電通バズリサーチ調べ インターネット上での人材紹介会社に関するポジティブな口コミ数
30代前半│男性
書類選考の通過率が3倍以上増加
一番満足度として高いのは職務経歴書の添削等をしていただいたことです。そのおかげで、dodaを利用する前と比較して書類選考の通過率が3倍以上増加しました。また「過去に面接であった質問や、その回答事例を詳しく記載したメールが送られてきました。面談の前にお電話もいただいて、こちらが用意した内容を伝えて良い点や付け加える点などを教えていただき、自信をもって面接に挑むことができました。
(20代後半/男性)
書類の添削サポートを受け満足いく仕上がりになった
キャリアアドバイザーの方に履歴書や職務経歴書の添削サポートをお願いしました。自分でもしっかり練って提出したため大きく直される部分はありませんでしたが、より好印象を与えられる言い回しや言い換え等の指導を受け、さらに満足のいく仕上がりになりました。
dodaの概要 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | 総合型の転職サイト&転職エージェント |
求人数 | 252,448件 |
スカウト・オファー制度 | あり |
対応エリア | 全国・海外 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
※2023年11月時点
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マイナビエージェントは業界ごとに専任のアドバイザーがつく

マイナビエージェントは株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。
マイナビエージェントには業界ごとに専任制のキャリアアドバイザーがおり、各職種の転職事情を熟知しているのが特徴です。
マイナビエージェントが保有する求人のうち半数は非公開求人で、その多くが優良企業の求人や公開すると応募が殺到するような求人です。
そうした非公開求人を紹介してもらえるのも転職エージェントならではのメリットです。
40代|女性
担当者が親しみやすく話しやすかった
はじめての転職でいくつかのエージェントに登録してみましたが、マイナビは他のエージェントよりも担当者さんが親しみやすく話しやすかったです。自分の希望を上手く伝えることができ、結果的に良い転職ができました。
30代前半|男性
転職活動が初めての方におすすめ
マイナビエージェントは、転職活動が初めての方や、20代の若い方に非常におすすめです。幅広い求人から、自分が興味ある求人を選べる可能性が高いからです。キャリアアドバイザーは話をしっかり聞いてくれるので、安心して任せて活動すれば、良い結果が得られると思います。
マイナビエージェントの特徴 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | 総合型の転職エージェント |
求人数 | 252,448件 |
対応エリア | 全国・海外 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
※2023年11月時点
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50代の女性におすすめの転職サイト・転職エージェント
女性が転職活動をするときは女性の転職支援に特化したサービスを利用することが転職成功への近道です。
50代の女性に特におすすめしたい転職サイト・転職エージェントは以下の2つです。
50代の女性におすすめの転職サイト・エージェント | |||
---|---|---|---|
転職サイト | 特徴 | 求人数 | サポートの有無 |
type女性の転職エージェント |
|
29,500件 (非公開求人18,594件) |
あり |
マイナビ転職女性のおしごと |
|
52,666件 | あり |
※2023年11月時点
type女性の転職エージェントは女性の転職に特化

type女性の転職エージェントは女性の転職に特化したエージェントで、女性の転職支援実績が豊富な専任のアドバイザーがサポートしてくれます。
女性のコンサルタントが多く、面接の服装相談や無料のメイクアップサービスなど、きめ細やかなサービスに定評があります。
非公開求人も多いので、キャリアアドバイザーが客観的に見ておすすめしてくれる、自分に合った求人の紹介を受けたい、という人にもおすすめです。
30代前半女性の口コミ
何度も面接に落ちたが毎回対策をサポートしてくれた
業界は問いませんが年収維持がかなう転職を目指しており、担当者が希望にマッチする求人を50件ほど紹介してくれました。何度も面接に落ちましたが毎回対策をサポートしてくれました。結果、こちらのエージェント経由で転職に成功したので非常に満足です。
30代前半|女性
事務職の求人や女性向けの求人が他の転職サイトより多かった
女性に特化していたので、事務職の求人や女性向けの求人が他の転職サイトより多かったです。 長く働ける環境かどうかを重視していたのですが、比較的働きやすい環境の職場が多かったと思います。 エントリーシート等の作成もしやすく、応募もしやすいサイトでした。
type女性の転職エージェントの概要 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | 女性専門の転職エージェント |
求人数 | 29,500件(非公開求人18,594件) |
対応エリア | 大都市圏 ( 東京・横浜・大阪など )中心 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
※2023年11月時点
マイナビ転職女性のおしごとは女性が活躍中の求人が多数!
マイナビ転職女性のおしごとは、女性が活躍している会社の求人や情報が多数掲載されている転職サイトです。
「マイナビが女性におすすめする求人」や「女性の転職に役立つコンテンツ」を集めているので、女性が転職活動をする際の参考になるでしょう。
家庭と仕事を両立させたい主婦向けの求人が多いことから、キャリアアップを考えている50代の女性向けの求人はあまりありません。
キャリア志向の人はマイナビ転職女性のおしごとの他のサイトにも登録して併用するとよいでしょう。
30代前半|女性
希望に沿う求人数が圧倒的に多かった
他の転職サイトにも登録していましたが、マイナビ転職サイトのほうが私の希望に沿う求人数が圧倒的に多く、結果満足いく転職に成功しました。転職活動に行き詰まったときはスカウト制度を利用し、他者の視点から自分の希望の求人を見つけることができるのでオススメです。
30代女性の口コミ
知りたい情報にすぐにアクセスできた
転職ははじめてだったので必要な書類の記入の仕方がわからずとても戸惑いました。マイナビ転職は書類作成や面接対策等の情報コンテンツが非常に充実していたため、知りたい情報にすぐにアクセスでき、それを参考に書類を作成できました。
マイナビ転職女性のおしごと | |
---|---|
転職サイトのタイプ | 女性向けの求人を集めた転職サイト |
求人数 | 52,666件 |
スカウト・オファー制度 | あり |
対応エリア | 全国・海外 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
※2023年11月時点
他にも経理など事務職専門の求人を取り扱う「MSエージェント」や「ジャスネットキャリア」などの転職サイトもあります。
転職したい職種が決まっているなら、その職種を専門に扱っている転職サイトや転職エージェントを利用するとより希望に近い求人を探すことができるでしょう。
50代男性におすすめの転職サイト・転職エージェント
ここからは50代の男性におすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介していきます。
書類添削、面接対策、条件交渉などの手厚いサポートを受けながら転職活動を進めたいという人はぜひ活用してみてください。
50代の転職におすすめの転職サイト・転職エージェント | |||
---|---|---|---|
転職サービス名 | 特徴 | 求人数(非公開求人数) | サポートの有無 |
ビズリーチ |
|
99,808件 | あり |
リクナビNEXT |
|
100,608件 | なし |
ビズリーチはハイクラス転職におすすめ

ビズリーチはハイクラス向けで、ヘッドハンターからスカウトが届く転職サービスです。
国内外の優良企業や一般ヘッドハンターから、経験や実績のある50代に声がかかりやすくなっています。
ビズリーチを利用する企業は、一人ひとりの転職希望者のレジュメに目を通してからオファーを送ります。
「まずはレジュメを登録し、良いオファーをもらったときには話を聞いてみる」というスタイルがおすすめです。
50代|男性
ひとつもふたつも飛び抜けた会社
数多くある紹介会社のなかで、ビズリーチは「ミドル層」の採用にも重きをおいていて、ひとつもふたつも飛び抜けた会社だと思いました。紹介される企業がすべて「ハイスペック」に感じます。とにかく営業担当者様が熱心で、対応も「グレード」の差を感じました。
(40代後半/男性)
信用できるキャリアアドバイザーだった
ビズリーチのキャリアアドバイザーに職務経歴書の添削や、転職状況などの良い面と悪い面の両方アドバイスをしてもらえました。これまでの経験上、濁した言い方で悪い情報を出さない担当者は信用できないので。正直に話してもらえたことで、信用できるキャリアアドバイザーだと思いました。
ビズリーチの概要 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | ハイクラス特化型のヘッドハンティングタイプ |
求人数 | 99,808件 |
スカウト・オファー制度 | あり |
対応エリア | 全国・海外 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
※2023年11月時点
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リクナビNEXTは業界トップクラスの求人数を誇る

リクナビNEXTは求人数の多さが業界トップクラスの転職サイトです。
50代を含む求人数は8,000件以上(※)と多く、50代が応募しやすい求人情報が探しやすいでしょう。
さまざまな業界・職種の求人がそろっており、地方の求人にも強いので、まずはリクナビNEXTでどんな求人が出ているのかをチェックしてみましょう。
※2023年8月時点
20代後半|女性
サイトも使いやすく求人を検索しやすい
クリエイティブ職の求人は少ない傾向にありますが、リクナビNEXTでは豊富に掲載されていたので、転職先を見つけやすかったです。求人の質も良く、納得のいく待遇で転職できたので満足しています。サイト自体も使いやすく、求人を検索しやすかったので良かったです。
20代後半|男性
良い転職につなげることができた
リクナビNEXTでは、多くの求人が掲載されている点がとても良かったです。自分が希望する条件を設定して、必要な求人をピックアップすることができたのは、とても便利でした。転職フェアにも参加する機会があり、書類の書き方、面接での注意点を学ぶことができました。結果的に良い転職につなげることができました。
リクナビNEXTの概要 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | 総合型の転職サイト |
求人数 | 100,608件 |
スカウト・オファー制度 | あり |
対応エリア | 全国・海外 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
※2023年11月時点
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50代でハイクラス転職したい人におすすめの転職サイト・転職エージェント
より自分のキャリアやタイプに合った求人を探したいという人は、特徴に合ったサポートをしてくれる転職サイト・転職エージェントを利用すると良いでしょう。
ここでは50代ハイクラス男性向けの転職サイト・転職エージェントを紹介していきます。
50代のハイクラス転職におすすめの転職サイト・転職エージェント | |||
---|---|---|---|
転職サービス名 | 特徴 | 求人数 | サポートの有無 |
doda X |
|
40,751件 | あり |
リクルートダイレクトスカウト |
|
543,110件 | なし |
ランスタッド |
|
4,851 | あり |
※2023年11月時点
doda Xはハイクラスの求人に特化

doda Xはパーソルキャリア株式会社のハイクラス向けヘッドハンティングサービスです。
doda Xを通じて転職に成功した50代も多く、積み上げてきた経験や実績によっては、年収1,000万円以上を目指せるスカウトが届きます。
年収800〜2000万円の非公開求人や、事業戦略に直結するような希少性の高いハイクラス求人に特化しているのが特徴です。
レジュメを登録するとヘッドハンターからオファーが届くので、転職を急がない人もレジュメの登録は済ませておきましょう。
doda Xの概要 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | スカウト型(求人紹介サービスあり) |
求人数 | 40,751件 |
スカウト・オファー制度 | あり |
対応エリア | 全国・海外 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
※2023年11月時点
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リクルートダイレクトスカウトは直接スカウトが届く

リクルートダイレクトスカウトは業界大手のリクルートが運営する転職サービスです。
ハイクラス求人に特化しており、年収800万〜2,000万円の求人を多数取り扱っていることが特徴です。
レジュメを登録した後はスカウトを待つだけ。3,000名以上のヘッドハンターや企業から直接スカウトが届きます。
非公開求人のスカウトもあるので、他では出会えなかったような求人と出会える可能性も高いでしょう。
40代男性の口コミ
ミドル層の求人情報が豊富
金融業界でこれまでのキャリアを活かしつつ、年収アップが図れる転職を希望していたところ、リクルートダイレクトスカウトより5件ほど求人案件を紹介していただきました。特にミドル層の求人情報が豊富で、紹介案件も良質で満足のいくものでした。
20代前半男性の口コミ
自分でヘッドハンターを選べる仕組みが良かった
リクルートダイレクトスカウトでは、自分でエージェントの方を選べる仕組みがとても良かったと思います。ヘッドハンターの経歴などから自分に合った人を選べます。そのおかげで話もスムーズに進めることが出来ました。求人の量や質は他に比べてもあまり変わることはありませんでした。
リクルートダイレクトスカウトの概要 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | スカウト型転職サービス |
求人数 | 543,110件 |
スカウト・オファー制度 | あり |
対応エリア | 全国・海外 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
※2023年11月時点
ランスタッドは外資系企業への転職を目指す人向け

ランスタッドはオランダに本社があり、世界38ヵ国・日本全国90以上の拠点を構える世界最大級の外資系転職エージェントです。
外資系求人やグローバル求人が豊富です。応募は転職エージェントサービス経由になりますが、求人の検索や閲覧はWebサイト上で行えます。
外資・グローバル企業を目指す人は、ぜひランスタッドの求人を見てみてください。
自分の希望とまったく違う求人を紹介された
ランスタッドは求人数の豊富さはすごいなと感じておりますが、担当者から求人を紹介される際に、自分の希望とまったく違うものも紹介されるので、正直時間の無駄だなぁと感じます。どう考えても勤務地が遠い所はあきらめるしかない部分があります。台風のときでも安心して行ける所を紹介してほしかったです。
外資系企業も紹介されて選択肢が増えました
ランスタッドに登録後、国内企業だけでなく、外資系企業もたくさん紹介され選択肢が増えました。ランスタッドの担当者からの親身になった情報提供のおかげで希望企業の絞り込みが比較的スムーズに進み、実際の面接ではあまり緊張することなく上手くすすめることができました。
ランスタッドの概要 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | 外資・ハイクラス特化型の転職エージェント |
求人数 | 4,851件 |
スカウト・オファー制度 | あり |
対応エリア | 首都圏が中心 |
運営会社 | ランスタッド株式会社 |
※2023年11月時点
50代の転職に特化型の転職サイト・転職エージェント
一般的な転職サイトの求人情報には年齢制限が記載されていません。ところが実際には、50歳以上は対象外という求人が紛れている可能性があります。
しかし、50代以降のシニア層向けの転職サイト・転職エージェントには、50歳以上を対象とした求人のみ掲載されているため、効率良く転職活動を進められます。
50代の転職に特化したおすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介します。
50代におすすめの特化型転職サイト・転職エージェント | |||
---|---|---|---|
転職サービス名 | 特徴 | 求人数 | サポートの有無 |
シニアジョブエージェント |
|
28,788件 | あり |
マイスター60 |
|
588件 | あり |
シニア求人ナビ |
|
1,724件 | なし |
※2023年11月時点
シニアジョブエージェントはシニア専門のキャリアアドバイザーがサポートしてくれる

シニアジョブは、50歳以上のシニア・中高年の求人に特化した転職エージェントです。希望の雇用形態に合わせて、派遣と紹介の2つの種類からサポートを選ぶことが可能です。
登録すると、シニア専門のキャリアアドバイザーが希望条件をヒアリングし、希望に合う求人を紹介してくれます。
応募書の提出や面接日程の調整などの手厚いサポートを受けることも可能です。
シニアジョブエージェントの概要 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | 50歳以上に特化した転職エージェント |
求人数 | 28,788件 |
スカウト・オファー制度 | なし |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社シニアジョブ |
※2023年11月時点
マイスター60はシニアに特化した人材サービス会社

マイスター60は、シニアに特化した人材サービス会社です。派遣、紹介予定派遣、人材紹介の形態で仕事を紹介しています。
マイスター60では、ビル設備管理、建築施工管理、マンション管理、経理・人事総務などを中心に、幅広い職種のシニア向け求人を取り扱っています。
定期的に参加無料の「アクティブシニア再就職相談会」を開催しており、個別面談で不安に感じていることなどを相談することも可能です。
マイスター60の概要 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | シニアに特化した人材サービス |
求人数 | 588 |
スカウト・オファー制度 | なし |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイスター60 |
※2023年11月時点
シニア求人ナビは希望の条件で検索しやすい

シニア求人ナビは、50代~60代を中心とするシニア世代に特化した求人サイトです。
東・中日本版と西日本版の2つに分かれていて、都道府県を選んだ後、市区町村や路線で絞り込んで検索できるので、通いやすい場所の求人を簡単に探すことができます。
「未経験歓迎」「週1日~OK」「日4h以内OK」など、希望の条件に合う求人を簡単に検索できる機能もあります。
シニア求人ナビの概要 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | シニア世代に特化した転職サイト |
求人数 | 1,724件 |
スカウト・オファー制度 | なし |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社内藤一水社 |
※2023年11月時点
職種別の50代におすすめの転職サイト・エージェント
ここからは職種別におすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介していきます。
50代の転職におすすめの転職エージェント | ||||
---|---|---|---|---|
職種 | サイト名 | 特徴 | 求人数 | 転職サポート |
IT | レバテックキャリア |
|
21,227件 | あり |
看護師 | 看護roo! |
|
83,129件 | あり |
介護士 | マイナビ介護職 |
|
67,574件 | あり |
経理 | MS-Agent |
|
9,883件 | あり |
薬剤師 | ファルマスタッフ |
|
48,144件 | あり |
※2023年11月 時点
レバテックキャリアは50代のIT転職におすすめ

IT業界への転職を希望する人におすすめなのが<レバテックキャリアです。
レバテックキャリアはITエンジニア、デザイナーの転職に特化した転職エージェントです。
レバテックキャリアのキャリアアドバイザーは頻繁に企業を訪問。リアルな情報を把握し、求職者の条件に合う求人を紹介してくれます。
これによって、初回の提案での内定率が90%(※公式サイトより)と高いマッチング精度を誇ります。
30代前半男性の口コミ
条件に見合った仕事を効率的に調べることができた
転職の際の最重要の条件として、残業が少なく、ゆとりのある働き方を希望していました。エージェントの方はていねいにフォローしてくださり、条件に見合った仕事を効率的に調べることができました。その他にも、面接の際のアドバイスなども参考になりました。
30代女性の口コミ
総合的に満足のサービス
総合的には満足のサービスでした。ITやエンジニアに特化した転職サイトで、専門性が高く、よかったです。希望の条件を細かく指定して、いくつか企業を紹介してもらいました。結果的にはここでの紹介の企業には勤めませんでしたが、いいサービスでした。
レバテックキャリアの概要 | |
---|---|
転職サイトのタイプ | ITエンジニア・デザイナー特化の転職エージェント |
求人数 | 21,227件 |
スカウト・オファー制度 | なし |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | レバテック株式会社 |
※2023年11月時点
看護roo!(カンゴルー)は50代の看護師におすすめ

看護師で転職先を探している人は看護師専門の転職エージェント、看護roo!(カンゴルー)がおすすめです。
キャリアアドバイザーが求人を出している病院側と密に連絡を取っているので、病院の事情に精通しています。
求人先のメリット・デメリットのどちらも求職者に伝えてくれることでしょう。
他にも実際に働いている人の声など、詳しい情報を教えてくれるため、転職後の働き方もイメージしやすいといえます。
看護roo!は病院や介護施設の常勤(正社員)の求人が多いのが特徴です。
40代前半│女性
手厚いサポートだったが電話やメールがしつこいことも
質問にていねいに答えてくれ、履歴書の書き方や面接での受け答えなどを教えてくれました。紹介してくれた求人が自分の条件に合っていて、転職先の内情まで教えてくれたのも良かったです。ただ、メールや電話での病院の紹介が多く、決まるまでの期間は考える暇を与えられないほどしつこいと感じました。そこだけは改善してほしいです。
看護roo!の概要 | |
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転職サイトのタイプ | 看護師特化の転職エージェント |
求人数 | 83,129件 |
スカウト・オファー制度 | なし |
対応エリア | 全国(東京・神奈川・愛知・大阪・兵庫が中心) |
運営会社 | 株式会社クイック |
※2023年11月時点
マイナビ介護職は50代介護士におすすめ

マイナビ介護職は介護職転職エージェントの利用者認知度No.1(※)の転職エージェントです。
マイナビ介護職では介護福祉士、ヘルパー、ケアマネージャー、社会福祉士など、介護従事者のための求人を多数取り扱っています。
キャリアアドバイザーは各地の医療機関や施設に精通しているので、さまざまなことに相談に乗ってくれるでしょう。
介護職のための相談会などを多数開催。参加費は無料です。
※介護士を対象とした人材紹介サービス19社における調査結果より/アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社(2012年7月)
マイナビ介護職の概要 | |
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転職サイトのタイプ | 総合型の転職サイト |
求人数 | 67,574件 |
スカウト・オファー制度 | なし |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
※2023年11月時点
MS Agentは50代の経理におすすめ

MS Agentは、経理、人事、法務、会計士、税理士、弁護士などの転職支援を専門にしている管理部門・士業特化型エージェントです。
専門性の高い求人を取り扱っているため、90%以上が非公開求人です。
MS Agentだけに掲載されている求人も多数あるので、希望の条件にマッチする求人に出会える可能性も高いでしょう。
転職セミナーや個別相談会などを東京・横浜・名古屋・大阪の会場で実施しています。
MS Agentの概要 | |
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転職サイトのタイプ | 管理部門・士業特化型エージェント |
求人数 | 9,883件 |
スカウト・オファー制度 | なし |
対応エリア | 全国・海外 |
運営会社 | 株式会社MS-Japan |
※2023年11月時点
ファルマスタッフは50代の薬剤師におすすめ転職サイト
ファルマスタッフ
おすすめポイント
- 地域や職場、働き方などに合わせてさまざまな軸で転職活動を行える
- 全国12拠点で職場訪問を行い、職場の内情や仕事の忙しさまでしっかり把握
- 日本調剤グループのノウハウを生かした教育・研修制度が充実
40代以上の薬剤師で、じっくり時間をかけて転職先を探したい方には、ファルマスタッフがおすすめです。
ファルマスタッフの転職サポートは、転職ありきではなく、転職すべきかどうかから相談にのってくれるスタイルです。
転職したほうがいいのか、それは今なのかなど、転職に迷いがある段階から相談が可能です。
薬剤師業界や業務にくわしいキャリアアドバイザーがじっくり話を聞いてくれることから、全年代の薬剤師から高評価を得ています。
40歳│男性の口コミ/調剤薬局→調剤薬局
地域に密着した調剤薬局へ転職できた
地域(北海道)に密着した調剤薬局勤務を希望していました。最低でも5店舗ほどを運営している調剤薬局への転職を希望していたのですが、自分で探すには限界がありました。ファルマスタッフを利用したところ、希望通りの職場を教えていただいたので助かりました。
ファルマスタッフの概要 | |
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転職サイトのタイプ | 薬剤師特化型エージェント |
求人数 | 48,144件 |
スカウト・オファー制度 | なし |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社メディカルリソース |
※2023年11月時点
50代の転職活動で転職サイト・エージェントを使うときの選び方

50代が転職活動を行うとき、どのような基準で転職サイトや転職エージェントを選べばいいのでしょう。ポイントは以下の3つになります。
50代が転職サイトや転職エージェントを選ぶときは、対象としている年代に注目してみてください。
たとえば、年代に特化型しているならば、年代でのミスマッチが起こらず、内定率を高められる可能性があります。
また、50代の転職には次のような特徴があります。
- 50代の転職は難易度が高い
- ハイクラス人材が求められる
- 面接に進むのが難しい
こうした現実を理解したうえで、50代へのサポートが手厚い転職サイトや転職エージェントを選ぶことが重要です。
それでは、具体的に選び方のポイント解説するので見ていきましょう。
1. ミドル専門のサービスか
50代の転職で重要になってくるのが、利用する転職サイト・転職エージェントが50代向けのサービスであるかどうかです。
ミドル専門のサービスでは、40代以降に特化した求人を数多く保有しているので、50代の求人が探しやすいのが特徴です。
また、大手総合型の転職エージェントは、ミドルを専門に担当するキャリアアドバイザーがいるので、50代の転職にも対応してくれます。
50代の転職ノウハウをもったミドル専門のサービスを利用して、上手に転職活動を進めるといいでしょう。
2. 求人数が多いか
企業が求める50代の求人はハイクラス人材へのニーズが多く、転職難易度は高くなっています。
そのため、50代で転職を成功させるためには求人の選択肢を確保することが重要です。
「求人の選択肢」というのは、以下のような点に注目しておくといいでしょう。
- 保有している求人数が多い
- 正社員や契約、パートなど、雇用の選択肢の幅が広い
- 多種多様な業種や職種の求人を取り扱っている
選択肢が多ければ自分の希望に合った求人が見つかる可能性が高くなります。
3. 転職サポートが必要か

転職活動をする際、自分ですべて行うか、エージェントにサポートをしてもらうかのどちらかの方法があります。
ここでは転職サイト、転職エージェントの違いを簡単に見ていきましょう。
転職サイトは「自分で求人の検索・閲覧・応募ができるWebサイト」で、転職エージェントは「転職コンサルタントが転職支援をしてくれるサービス」のことです。
両者の違いを表にまとめました。
転職サイトと転職エージェントの違い | ||
---|---|---|
転職サイト | 転職エージェント | |
サポート | なし | あり |
求人検索 | あり | 一部あり |
非公開求人 | 一部あり | あり |
おすすめの人 |
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|
50代のリアルな転職事情
50代での転職に不安がある人も多いでしょう。ですが、50代での転職は可能です。
今までやってきたことを活かすことができれば、転職後もやりがいをもって働けます。
しかし、これといった経験やスキル、知識がない人は、転職活動は厳しいものになるでしょう。
現職にとどまるべきなのか、もしくは今すぐにでも行動を起こすべきなのか、10年後、20年後を見据えた長期的視点で考え、自分にとって何がベストなのかをよく考えてみましょう。

50代はハイクラス人材が求められます。スキルやキャリアを積み重ねてきた方なら、転職先は見つけやすいでしょう。
一方、正社員としての経験がない、職種も業種も転々としてきた、といった方は難易度が高まります。
厳しい理由の一つは組織の年齢構成です。例えば、マネージャーが40代だと、その方の部下として働くのはお互いやりづらいでしょう。そのため、メンバークラスは若い人材が好まれます。
50代で転職を成功させるには「年収が下がってももいいのでマネージャーのサポートをします」といった気持ちを持つなど、謙虚で柔軟な姿勢が必要になってきます。
次からはリアルな50代の転職事情をまとめてみました。
- 50代の平均年収|前半で約514万、後半で518万
- 50代の転職で年収は上がる?|転職後に減少した人が多い
- 50代の正社員転職率|コロナ禍の影響で減少傾向
- 50代はどんな転職サービスを利用している?|男は転職サイト、女性はハローワーク
- 50代で異業種への転職をしている人は?|3〜4割の人が異業種へ転職
- 50代の転職入職率|男性よりも女性の方が高い
50代の平均年収|前半で約514万、後半で518万
まず、国税庁が調査する「民間給与実態統計調査」の令和2年分の結果から50代の平均年収を見ていきましょう。
事業規模 | 性別 | 50〜54歳 | 55〜59歳 |
---|---|---|---|
1〜4名 | 男 | 4,750,000円 | 4,458,000円 |
女 | 2,509,000円 | 2,599,000円 | |
5〜9名 | 男 | 5,262,000円 | 5,834,000円 |
女 | 2,836,000円 | 3,053,000円 | |
10名以上 | 男 | 5,656,000円 | 5,806,000円 |
女 | 3,181,000円 | 3,420,000円 | |
30名以上 | 男 | 5,535,000円 | 5,867,000円 |
女 | 3,074,000円 | 3,095,000円 | |
100名以上 | 男 | 6,290,000円 | 6,468,000円 |
女 | 3,449,000円 | 3,328,000円 | |
500名以上 | 男 | 7,098,000円 | 7,118,000円 |
女 | 3,453,000円 | 3,295,000円 | |
1000名以上 | 男 | 7,961,000円 | 8,032,000円 |
女 | 3,325,000円 | 3,138,000円 | |
5000名以上 | 男 | 8,742,000円 | 8,512,000円 |
女 | 3,185,000円 | 2,701,000円 | |
合計 | 男 | 6,563,000円 | 6,681,000円 |
女 | 3,187,000円 | 3,105,000円 | |
合計 | 5,143,000円 | 5,182,000円 |
※国税庁 令和2年分 民間給与実態統計調査「第10表事業所規模別及び年齢階層別の給与所得者数・給与額」より作成
上記の表を見てわかるように、男女合わせた平均年収は50〜54歳で514万3,000円、55〜59歳で518万2,000円という結果になりました。
事業規模が大きくなるほど平均年収が高くなることもわかります。
しかし、5,000名以上の大企業だけは50〜54歳よりも55〜59歳の方が平均年収が若干下がっています。
これは55〜59歳あたりで役職定年のようなシステムが導入されていることが推測されます。
あわせて読みたい
50代の転職で年収は上がる?|転職後に減少した人が多い
厚生労働省により実施された令和2年の「雇用動向調査」から、転職前と後での賃金変動状況を見てみましょう。

※厚生労働省 令和2年雇用動向調査表7 「転職入職者の賃金変動状況別割合」より作成
50〜54歳、55〜59歳のどちらの世代で見ても転職後に給与が減少したという人の方が多いという結果でした。
ただし、2〜3割の人は給与が増えたと答えていることから、50代での転職でも給与アップは可能ということがわかります。
50代の正社員転職率|コロナ禍の影響で減少傾向
では、50代の正社員転職率がどれくらいなのかを調べてみましょう。
マイナビが行っている「転職動向調査」によると、男女ともに2.2%の転職率で、2016年から2019年まで増加傾向にあったなか、2020年は減少傾向にありました。
これはコロナ禍の影響で、前年に比べて転職に消極的な年だったと推測できます。

※ 引用:マイナビ「転職動向調査(2021年版)」
50代はどんな転職サービスを利用している?|男は転職サイト、女性はハローワーク
50代の人が転職活動をする際に「情報収集段階」と「応募段階」で利用した転職サービスと割合を見ていきましょう。
【利用した転職サービス】
情報収集段階 | 応募段階 | |||
---|---|---|---|---|
男性 | 女性 | 男性 | 女性 | |
転職サイト | 51.4 | 37.0 | 39.6 | 26.1 |
ハローワーク | 36.9 | 54.3 | 32.4 | 45.7 |
人材紹介会社 | 30.6 | 26.1 | 22.5 | 19.6 |
企業ホームページ | 18.9 | 10.9 | 9.0 | 6.5 |
※マイナビ「転職動向調査(2021年版)」より作成(%)
男性は情報収集段階、応募段階のどちらでも転職サイトを利用した人の割合が一番多く、女性はどちらの段階でもハローワークを利用した人が多いという結果でした。
50代になると求人数が減るので、転職サイトだけではなく、ハローワークや知人の紹介を利用することも考えていくのがいいでしょう。
ハローワークでは転職サイトには載っていない地方の中小企業の求人を取り扱っているため、可能性が広がります。
50代で異業種への転職をしている人は?|3〜4割の人が異業種へ転職
マイナビの転職動向調査(2021年版)によると、50代で異業種に転職した人は男性で41.4%、女性で32.6%と、3〜4割の人が異業種へ転職していることがわかりました。
特に「医療・福祉・介護」の業種への転職が多くなっています。
「医療・福祉・介護」の業種では介護の補助や助手職など、無資格でもOKという求人が多いので、未経験でも始めやすいといえるでしょう。
他にも運送業や警備・総合管理職などは未経験歓迎という求人が多いのも特徴です。
50代の転職入職率|男性よりも女性の方が高い
50代の転職入職率を厚生労働省が実施する「雇用動向調査」から見ていきましょう。
「転職入職率」とは常用労働者のうち、転職によって別の仕事に就いた労働者の割合を示しています。
男女別で比べると、50〜54歳、55〜59歳のそれぞれで男性よりも女性の方が高いことがわかります。
年齢階級別転職入職率(令和2年) | ||
---|---|---|
年齢 | 男性 | 女性 |
40〜44歳 | 6.2% | 11.0% |
45〜49歳 | 5.2% | 9.0% |
50〜54歳 | 4.2% | 8.5% |
55〜59歳 | 5.0% | 7.8% |
60〜64歳 | 11.9% | 7.0% |
65歳以上 | 10.2% | 4.5% |
※厚生労働省 令和2年雇用動向調査「図6 年齢階級別転職入職率」より作成
40代、50代、60代のミドル世代での比較でみると、男女ともに50代の転職入職率は他の世代よりも低いことがわかります。
50代が転職を成功させるための5つのポイント

50代が転職を成功させるためには以下5つのポイントを押さえておきましょう。
- 自分の経験を活かせる業界・職種を選ぶ
- 希望の求人の選択肢を広げる
- 柔軟性や年下の上司と円滑なコミュニケーションを取れることをアピールする
- 転職サイト・エージェントに複数登録して自分に合ったサービスを見つける
- 50代の転職が難しいことを覚悟して、落ちても腐らずに転職活動に臨む
1つずつ詳しく見ていきます。
1.自分の経験を活かせる業界・職種を選ぶ
50代の人材は、企業からこれまでの経験やスキルを活かした活躍を期待されています。
さらには技術や知識の伝承、育成、アドバイザリー、顧問など、活躍の機会が増えています。
これまでのキャリアで培ってきた経験や実績、人脈を活かせる業界や職種を選ぶのがポイントになってきます。

過去の経験や知識、人脈などをフル活用するときです。
50代の方は社会人としてさまざまな経験を積んでこられたかと思います。
ここからは、その経験や知識をどう活用するかのタイミングです。
これまでよりも役職や立場を変えて、マネジメント層以上や経営層になる選択肢もありますし、育成や伝承をする立場へとシフトするのもいいでしょう。
また、50代・60代が平均年齢の企業も中にはあります。平均年齢高めの企業であれば、50代でも若手となる可能性もあります。地方の中小企業にも注目してみましょう。
2.希望の求人の選択肢を広げる
50代になると正社員での採用が厳しい現実もあるため、非正規雇用など、職先の選択肢を広げるのも転職活動成功のカギです。
正社員に固執しすぎるとなかなか転職が決まらないこともあるため、広い視野をもって転職活動を行いましょう。
年齢が高くなるほど企業が求めている人材と、求職者の希望する条件が合わなくなります。
特に50代は雇用形態と給料にこだわると求人が減ってしまいます。
仕事内容や働きやすさ、給与、場所、雇用形態など、なるべくこだわり条件を減らすと転職しやすくなるでしょう。
3.柔軟性や年下の上司と円滑なコミュニケーションを取れることをアピールする
50代での転職となると、転職先の上司が年下ということが増えてきます。
年齢やキャリアに関係なく、柔軟に対応できること、そして年下の上司であっても円滑なコミュニケーションを取れることをアピールしましょう。
「プライドの高さ」が転職の邪魔にならないように、謙虚な姿勢が重要になってきます。

スキルや経験に加え、50代の採用で企業が重要視するのが「柔軟性」です。
柔軟性とは、早期に新しい環境や価値観、やり方になじめる姿勢を指しています。
また、50代はほとんどの場合、転職先でご自身より年齢が若い方と働くことになります。
過去の経歴や役職におごることなく、若い世代にも敬意をもって接することができるかどうかが、転職の際に注目されるポイントです。
4.転職サイト・エージェントに複数登録して自分に合ったサービスを見つける
50代で転職する際に大事なのは、複数の転職サイトに登録して、いろいろな求人を探してみることです。
探していくうちに思いがけない企業の求人に出会える確率も高くなりますし、選択の視野を広げることにもつながります。
50代の転職にも強い転職エージェントを利用すれば、自分の強みを捉えた求人を紹介してもらえるので転職活動の力強いパートナーになってくれるでしょう。
もし会社都合で早期退職予定なら、自分の会社が福利厚生として再就職支援サービスを利用しているかを確認してみるといいでしょう。
※再就職支援サービスとは
事業規模の縮小などで離職を余儀なくされた労働者に対して、会社が再就職支援を行うサービス。会社が提携する人材会社が、再就職希望者にあった企業を紹介し内定までサポートしてくれる。
5.50代の転職が難しいことを覚悟して、落ちても腐らずに転職活動に臨む
マイナビの転職動向調査(2021年版)によると、転職活動にかかった期間が1年以上という人が50代男性では11.7%いました。
条件にこだわりがあるとなかなか転職ができないません。50代での転職は長期戦になることを覚悟し、落ちても腐らずに転職活動に臨みましょう。
また、焦って転職すると転職後にミスマッチが起こる可能性が高いといえます。ミスマッチを起こさないよう納得できる転職先を探しましょう。
50代の転職事情、転職活動の正しい進め方や成功のポイントを詳しく解説した記事もございます。以下の記事もぜひご覧ください。
50代で転職サイト・エージェントを利用するメリット・デメリット
転職サイトや転職エージェントにはメリットだけでなく当然デメリットもあります。
口コミからそれぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。
転職サイトのメリットとデメリット
自分で求人を検索して応募する転職サイトのメリットとデメリットを見ていきましょう。
転職サイトのメリット
- 自分で求人を検索・閲覧・応募できるので、マイペースに進められる
- 求人数が多い
- 転職をサポートするコンテンツがたくさんある
転職サイトのデメリット
- 応募した企業との連絡を全て自分で管理・調整する必要があるため、やりとりが大変
- 求人票の限られた情報をもとに書類や面接対策をしなければならない
- スカウトやオファー機能があってもオファーが必ずくるわけではない
「自分で求人を検索して応募する」という転職サイトの特性がメリットとしてもあげられます。
50代| 女性
情報量がそこそこあった
想像よりもリクナビNEXTの求人が多くてワクワクしながら探せました。情報量がそこそこあり、わかりやすくて良かったです。
40代| 女性
情報量に満足
不動産業界で年収アップとキャリアアップのために転職を考えマイナビ転職を利用。たくさんの求人があり、当時勤めていた会社と比較して、何社か絞り込み面接を受けました。書類作成に関する情報コンテンツを利用して、履歴書や職務経歴書を作成。大変参考になりました。最終的にはさまざまな縁があり独立することになりましたが、職探しから面接までの情報やコンテンツには満足な内容でした。
40代後半| 男性
ハローワークにはない求人が多かった
40代後半になり、このままこの会社にいても年収アップも望めず、転職するなら今しかないと思いエン転職を利用しました。ハローワークにはない求人も多く、応募したい求人が多くすべてに応募できませんでした。内数社からは良い返事を貰い、現在も転職に向けて動いています。
さまざまな転職サイトがありますが、転職サイトは「求人数や情報量が多い」ことや「転職サポートのコンテンツがたくさんある」という口コミがありました。
では転職サイトのデメリットはどうでしょうか。
40代| 男性
スカウトが全く来なかった
現在と同じ事務職で求人を探していて、スカウト機能が魅力で利用していました。1年ほど利用してみましたがスカウトは全く来ませんでした。オファーも1〜2件ほどしか来ず、他の転職サイトだとオファーだけですが月3〜4件届く所もあるので、思っていたより少ないと感じました。
30代| 男性
スカウトがなく転職活動に苦労した
全く畑違いの職種を希望していたので、なかなかスカウトなどもなく転職活動に苦労しました。ただ、自己紹介シートなどで自分を見直すいい機会をもらえました。
アンケート調査:転職ハブ編集部(期間:2021年1〜2月)
スカウトやオファー機能があっても必ずしもスカウトやオファーが来るわけではないようです。
スカウトやオファーを受けるには企業に魅力的な人材だと感じてもらわなくてはいけません。そのために職務経歴書などを自分なりに工夫する必要があるでしょう。
転職エージェントのメリットとデメリット
次は転職エージェントのメリットとデメリットを紹介します。
転職エージェントのメリット
- キャリアアドバイザーが転職サポートをしてくれる
- 書類の添削や面接対策、日程の調整、企業との待遇交渉などをしてくれる
- 人気企業や優良企業の非公開求人を紹介してくれる
転職エージェントのデメリット
- 希望の条件に合わない求人を紹介されることがある
- キャリアアドバイザーと相性が合わない場合がある
口コミからもわかるように、転職エージェントの最大の魅力はキャリアアドバイザーによる転職サポートを受けられることでしょう。
50代| 男性
担当エージェントのおかげで申し分ない条件を提示された
担当エージェントの的確で素早いやりとりの中で、先方の求める人物像をイメージすることができ、こちらの効率的な時間配分に役立ちました。業務内容、報酬等申し分ない条件を引っ張り出せたのも担当エージェントのおかげでした。総合的に見て大変満足しています。
50代| 女性
転職エージェントを利用して正解だった
パートやアルバイトで仕事を探していました。始めは自分で探してましたが、8社受けましたが全部不採用。これでは厳しいと思い転職エージェントを利用しました。販売の仕事をしたくて相談をしたり、対策を考えたりしてくれてやっと受かりました。利用して正解でした。
40代│男性
検討する幅が広く持てた
家庭の事情で転職しなければならなくなり登録をしました。紹介された求人の数や条件は多数あり、迷ってしまうほどでした。自分自身が希望していた条件に合わないようなものもありましたが、それを含めて検討する幅が広く持てたのはすごく良かったです。面接の際には丁寧に仲介をしてくださり、とても感謝しています。
一方、キャリアアドバイザーとの相性はデメリットにもつながるようです。
50代| 男性
どこを見て照合し送っているのか疑問
求人情報やスカウトメールなど毎日来ますが、飲食業を希望しているのに、関係のないタクシードライバーや配送ドライバーなどの求人やスカウトばかりが届きます。履歴書や職務経歴書も添付していますが、どこを見て照合して送ってきているか疑問をもちます。
50代| 女性
担当者を変えてもらった
地方なので、近くの職場はありませんでした。 自宅から通勤したかったので、通勤時間はお知らせしたのですが、それを無視してその企業のアピールがありました。担当の方は話を進めたいようでしたが他の企業の求人を探してはくれず、面倒なんだと感じ担当の方を変えてもらい現在に至ります。担当次第だと思います。
アンケート調査元:転職ハブ編集部(期間:2021年1〜2月)
担当のキャリアアドバイザーとの相性が合わないと感じた場合は、担当者の変更をお願いしましょう。
転職サイト、転職エージェント、それぞれのメリットとデメリット理解し上手に活用しましょう。
転職サイト・エージェント登録の流れ
転職サイト、転職エージェントは登録をする際の流れが異なります。
転職サイトは応募から決定まで自分自身で行う必要があり、転職エージェントは求人紹介や応募、面接の日程調整などを代わりに行ってくれます。
では、それぞれの登録の流れを画像で見ていきましょう。
転職サイト登録の流れ

転職サイトを利用する場合は、求人の検索から応募、面接の日時調整まですべて自分自身で行います。
転職サイトの求人では、企業側が選考で判断する材料が履歴書と職務経歴書のみになるため、ジャッジの難易度が上がり、選考を通ることも難しくはなってくるでしょう。
しかし自分のペースで自由に転職活動ができるので、マイペースに転職活動をしたい人に向いています。
転職エージェント登録の流れ

転職エージェントではまずサイトに登録した後に転職エージェントのキャリアアドバイザーとの面談があります。
面談を行なってから求人を紹介してもらえるという流れです。
人にもよりますが、転職エージェントの場合は登録から入社までの期間は2〜3ヶ月が一般的です。
不明点は随時転職エージェントが教えてくれるので、まずは思い切って登録してみてください。
【Q&A】50代転職者によくある疑問を解決!
50代の転職によくある質問について、ミドル層の再就職に詳しい専門家に話を聞いた内容を編集部でまとめました。
- 転職サイトと転職エージェントは本当に無料?
- 50代での転職は難易度が高い?
- 50代にはどんな転職理由が多い?
- 50代で未経験でも転職できる?
- 50代の転職で生かせる資格は?
- 50代の転職でハローワークは使うべき?
詳しく見ていきましょう。
転職サイトと転職エージェントは本当に無料?
転職サイトも転職エージェントも無料で利用できます。
転職サイトだけでなく、転職エージェントサービスなども無料です。
ただし、有料の転職サイト・転職エージェントも存在します。例えば、「ビズリーチ」はプレミアムステージプラン(税込3,278円or5,478円)で有料のサービスを提供しています。
50代での転職は難易度が高い?
基本、転職はできます。
年齢が上がるほど、転職の難易度も高くなりますが、かなえたい条件(必須条件)をなるべく少なくしていくと転職可能性は上がります。
50代にはどんな転職理由が多い?
50代の転職希望理由は【場所(実家にUターンしたいとか)】や【仕事内容(やりがい)】が多くなってきます。
どの年代にも共通していえることですが、「仕事内容に不満があった」「会社の将来性・安定性に不安があった」というのが転職の理由としては多いです。
しかし、50代ともなると、成長やキャリアの獲得というより「自分の経験を社会に役立てたい」という理由の優先順位が高くなってくるようです。
もう1つ、50代の転職理由として増えてくるのが「定年」「会社の倒産」「リストラ」など、非自発的な要因です。
50代で未経験でも転職できる?
給与は下がりますが、転職はできます。
50代でも未経験で転職ができる求人もあります。
例えば講師系の仕事(研修会社の講師)や、社内の人事部付で教育担当などの求人も意外と多くあります。
そういった選択肢があることは個人ではなかなか気づけない部分なので、転職エージェントなどに相談してみるといいでしょう。
50代の転職で生かせる資格は?
ありません。(MOSのようなジェネラリスト寄りの資格で有利に働くものは)
もちろん、機械エンジニアだと電験2種か3種があればどこでも決まるなど職種によります。
ですが、資格より実務経験の方が重要視されます。
また、例えば今から新しい資格を取るのもいいですが、資格を取ったプロセスをアピールすべきでしょう。
資格があるから受かるのではなく、「実務経験は薄いけどキャッチアップしたいと思ってがんばりました」という努力を評価してもらえる可能性があります。
50代の転職でハローワークは使うべき?
積極的に使うべきです。
企業側からすると、転職サイトや転職エージェントを利用して採用活動をすると費用がかかるため、それらに頼るよりもハローワークを使って採用したいと考えているところは少なくありません。
ハローワークが取り扱う案件は中小零細企業が中心にはなりますが、多くの求人があります。
地方企業の採用は、転職サイトを使うよりもハローワークを利用した方が採用がうまくいったというケースも。
可能性を広げるためにもハローワークは積極的に活用してみるといいでしょう。
この記事のまとめ
最後にもう一度、50代が転職を成功させるために必要な5つのポイントを確認しておきましょう。
- 自分の経験を活かせる業界・職種を選ぶ
- 希望の求人の選択肢を広げる
- 柔軟性や年下の上司と円滑なコミュニケーションを取れることをアピールする
- 転職サイト・エージェントに複数登録して自分に合ったサービスを見つける
- 50代の転職が難しいことを覚悟して、落ちても腐らずに転職活動に臨む
また、50代の転職では経歴やスキルが重視されるので、どのようなキャリアを歩んできたのかをしっかり振り返る必要があります。
キャリアの棚卸しや振り返りを効率よく行うには、転職エージェントのキャリアアドバイザーの力を借りることをおすすめします。
※参考文献リスト
- 国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」
- 厚生労働省「令和2年雇用動向調査」
- マイナビ「転職動向調査(2021年版)」
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50代は、ミドル特化の転職サイトや50代の担当者がいる転職エージェントを選びましょう。
転職エージェントは、同年代のキャリアアドバイザーに担当してもらうとよいかもしれません。
20代・30代のキャリアアドバイザーだと、50代の方が歩んできたキャリアの時代背景を含めた価値観や考え方をなかなか理解できない場合があります。
ただ、20代30代だからこそ、新しい視点やアイデアで転職を成功に導いてくれるという側面もあります。