グローバル化と反グローバル化の中で…

2017年がスタートしました。

2020年TOKYOオリンピックまであと3年。
外国人観光客の受け入れのため、さらなる「グローバル化」が予想されます。

しかし資本主義経済のグローバル化によってもたらされる成長の裏側には、経済格差が起こることを忘れてはいけません。

・イギリスのEU離脱
・トランプ大統領のTPP撤回、
・ヨーロッパのシリア難民受け入れ中止
・中国の外国人就労者のランク分け

など、日本では「グローバル化」が進む一方、世界では「反グローバル化」の動きが顕著になってきました。「国内産業の保護」と「経済連携によるグローバル化」のパワーバランスに、変化が起きはじめているのです。



日本は、他の先進国が経験していない「少子高齢化による経済低下」という大きな課題に直面しています。これを解決するには、大国の動きに関係なく、やはり「グローバル化」への取り組みが不可欠です。

経済のグローバル化には、インバウンドとアウトバンドがあります。インバウンドとは、留学生・観光客の受け入れやオリンピック開催。様々な施策が既に進んでいます。残すは、アウトバンド。日本産業の海外販路拡大または海外進出。これを担うのは、企業です。

昨年、海外進出を加速させるために博多ラーメンの一風堂が上場しました。また、成長著しいEコマースのメルカリも、自社サービスを他国でマネされる前に海外展開を積極的に進めるとのことです。

国内市場が縮小している今、新たな商圏として海外市場へと目を向ける企業が増えていきます。大手企業のみならず中堅中小企業の多くも、中長期的には海外展開をせざるを得なくなっていくでしょう。

日本経済の強みである中小企業が、世界デビュー。
それも、欧米の反グローバル化の流れの中でのデビューです。
大きな景気の波に乗るのではなく、独自の企業力で進出することが求められます。

これは日本のグローバル化の新しい幕開けになるのではないでしょうか?
今後の中小企業の海外展開について、注目です。

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