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私がモンゴルにこだわる理由

F.M

4月。桜のシーズンは過ぎたところですが、日本にとっては「始まりの季節」です。
国は違えど、春がくることで社会が活発に動き出す国があります。それは、モンゴルです。

日本語学校の生徒募集活動で昨年9月に訪問しました。9月というと日本はまだ暑い時期ですが、モンゴルではもう肌寒さを感じる時期です。夏のシーズンは日本からの観光客も多く大草原の広大さを味わうことができますが、冬のピーク時だと外はマイナス15~20℃と、生活環境が非常に厳しい国です。

私がモンゴルを知ったきっかけは、小学校の国語の教科書にでてきた「スーホーの白い馬」、そして社会科ででてくる東西ユーラシア大陸を治めたチンギスハンのモンゴル帝国です。しかしモンゴルといえば、やはり「大相撲」でしょうか。モンゴル出身力士の活躍を知らない人はいないでしょう。古くからの厳格なしきたりが重んじられ、且つ実力の問われる日本国技にうまく順応し、トップの座を掴んできた数々のモンゴル人。私にとってはとても興味深いです。

モンゴルは、中国とロシアに挟まれた場所に位置します。世界地図で見ると広大な面積を保有していますが、人口は約300万人。その半分にあたる150万人が首都ウランバートルで定住生活をしています。一方、遊牧民族のまま暮らしを続けている人々もいます。主な取引国がロシアと中国であるため、モンゴルは両国の外交政策や経済状況に大きく影響を受けています。石炭の輸出や電力の輸入など、厳しい貿易関係だと現地の人には教えてもらいました。ひと昔前はロシアの影響が強くロシア語教育が必須で、街や商店に並ぶ商品にはいまだにキエル文字を見かけます。しかし現在は英語教育が必須で、生活的な影響はもうあまり感じられません。

人口300万人の市場、厳しい冬の時期、大国の影響を考えると、外資参入による国内産業の発展がなかなか望めない…という事情がモンゴルにはあります。そこで、現地の若者たちの視線は海外へと向いています。モンゴルは今留学ブームで、その留学先として人気なのがなんと「日本」です。モンゴルはアジアの中でも代表的な親日国なのですが、残念ながら日本ではそのことがあまり知られていません。

2011年、東日本大震災。
救済支援でいち早く現地入りしてくれた国をみなさんはご存知でしょうか?報道では台湾政府の支援が取り上げられていましたが、実際に一番最初に現地入りした外国人は実はモンゴル人でした。彼は日本への留学経験があり、今ではモンゴルの学校法人の理事長を務めている方です。震災発生から4日後にはすぐに飛行機に飛び乗り、現地に入って救援活動をされたそうです。救済支援が終わった後も、当時お世話をした被災家族をモンゴルへ招待し、日本そばと天ぷらをモンゴル大使館でふるまったそうです。これは、当時の在モンゴル日本大使から私が直接お聞きしたお話です。
東日本大震災以外にも日本の災害に対してモンゴル政府はいち早く支援対応をしましたが、小国とその救済規模からなのか…公には伝えられることはあまりありませんでした。

世界には、モンゴルのように日本への架け橋を熱望している国が多くあります。ASEAN諸国よりもモンゴルのスケールが小さいことは事実です。しかし「人材」によるビジネスの可能性は無限大です。モンゴルの若者たちに備わるハングリー精神や我慢強さは、日本でも必要とされているでしょう。

モンゴルでは様々な人に本当に良くしてもらいました。とても日本を愛してくれています。だからこそ「ありがとう」だけではなく、目指すべきカタチで期待に応えたい。様々な国の採用を手掛けてきましたが、次はモンゴルでの採用にチャレンジしようと思います。

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