グローバル・ハートフル・コミュニケーション

厳しい状況下でも、各局で確実に視聴率をあげているTV番組があります。

「世界ナゼそこに?日本人」
「クレイジージャーニー」
「Youは何し日本へ?」
「世界!ニッポン行きたい人応援団」

これらは最近注目されていて、私も大好きな番組です。

世界の辺境地で活躍する日本人や専門分野で数々な功績をあげている日本人の紹介、
外国人観光客の滞在期間中のおっかけや、日本で大きな目的を達成するためにやってきた外国人の夢を叶えてあげる取り組みなど、
どれもインターナショナルな切り口です。

海外の仕事をする人間としては、
番組に出てくる国の背景、そこで生活する人々の姿、そこで活躍する日本人の想いなどに触れられて、非常に刺激になることが多いです。
さらには、来日した外国人の日本への興味の深さ、日本文化への思いの深さに毎回驚かされます。

これらを踏まえ、私が考える高視聴率の理由は
“海外に対して知的好奇心の高い人の心を掴む企画構成であること”です。
「知られていない国の紹介」ではなく、「リアルな人の動き」であるから心掴まれるです。

日本人と海外。
日本と外国人。
そして日本人と外国人。

番組を通じて感じることができる文化の差異と共有は、
日本人である自分の存在を再確認できるプロセスです。

さらに、日本を心から愛してくれる外国人の存在は
日本人としての存在が世界から認められるようで、心地よい感覚があります。

こうして日本が愛されるのは、先人が築いてきた信頼の蓄積によるものです。
しかし昨今、その信頼を守りぬく日本人もいれば、自分の未来と利害にこだわり信頼を損なってしまっている日本人もいます。


TV番組に登場する日本人や外国人の多くは、周囲から信頼を得る関係性構築力やコミュニケーション力に非常に長けています。

世界からさらなる信頼を得るための答えは、もしかすると新たなインフラ工事などの大きな国際功績よりも、
日本人の一人ひとりのグローバルにおけるハートフルなコミュニケーション対応の積み重ねかもしれません。

日本政府は2020年には訪日外国人観光客数目標4000万人を掲げています。
受け入れるための観光インフラも大切ですが、もっと大切なことは、日本人の訪日外国人へのコミュニケーション力かもしれませんね。

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