「学校に通って動物と向き合う仕事の大変さに気づいた」中央動物専門学校・動物共生研究科3年生の学生が考えるキャリアのカタチ

「大学を中退してNPOに所属し、譲渡会の運営や犬猫の飼育管理など動物愛護の活動を行っていました」

そう笑顔で話すのは中央動物専門学校に通う動物共生研究科3年生のM.Mさん。専門知識・技術を学ぶため、務めていた会社を辞め中央動物専門学校に入学した。一度社会へ出たM.Mさんが会社員を辞めて専門学校に入学した理由、そして卒業後の進路について話を聞いた。

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授業風景

中央動物専門学校では、愛護動物看護師(国家資格)や愛玩動物飼養管理士、福祉住環境コーディネーターといった資格取得に向けたカリキュラムが整っている。

M.Mさんが専攻している動物共生研究科では、動物看護関連やドッグトレーナー、トリマー、住環境など人と動物が快適に共生できる環境づくりをサポートする人材育成を目指している。

専門知識・技術をオールマイティに学習できる。3年間で得たさまざまなスキルを掛け合わせることで、動物病院やトリミングサロン、ペットホテル、犬の保育園といった多様なキャリア形成が可能だ。

「実家でずっと猫を飼っていて、将来は動物に携わる仕事に就きたいと思っていました。そのため、大学に入学したものの中退し、その後はNPO法人に所属して譲渡活動や愛護センターに収容された犬猫の保護などを行っていました」

その後、医療コンサルティング会社に転職し医療事務や開業準備などを担当したが、動物関係の仕事に就きたいという思いを捨てきれずにいた。そんなとき、愛玩動物看護師が国家資格になることを知ったという。何か手に職をつけようと、資格取得を考えていた矢先のことだった。

「せっかくチャレンジするなら自分のやりたいことを仕事にしたいと思い、愛玩動物看護師国家資格を取ろうと思い入学しました。中央動物専門学校への入学を決めたのは、雰囲気が良かったからです。 オープンキャンパスで校内を見学していた私に、先生や学生の方々が元気よく挨拶してくださった姿が今でも印象に残っています」

専門学校=自由度が高いというイメージを持つ人も多いが、実際はそうではない。月曜日から金曜日まで毎日通うのが原則で、必修科目の単位を落とした場合は卒業はおろか、進級すら危うい。資格を取得するには、短期間で専門知識・スキルを身につける必要があるからだ。M.Mさんも入学当初は、イメージとのギャップに驚いたという。

動物介在実習

動物共生研究科の動物介在実習の様子。学生が保育園の子どもたちに、犬との正しい挨拶の仕方や触り方をレクチャーしている。

「1日の授業は1コマ50分が6回。月曜日から金曜日まで毎日授業があります。1年目は、公衆衛生学や動物看護関連法規、動物薬理学など座学の授業でまずは基礎知識を習得します。定期テストでは全15科目分の勉強が必要になるので、正直かなりハードですね」

中央動物専門学校で学べるのは座学だけではない。2年時には、動物行動実習や建築住環境実習といった専門的な実習授業にシフトしていく。

「動物介在実習やコミュニケーショントレーニングを行う時間が一気に増えますね。動物共生研究科では動物看護やトリミング、しつけについて幅広く学ぶため、覚えることが山積みです」

さらに、中央動物専門学校では授業開始時の朝と放課後の1日2回、学校で飼育している犬のお世話も学生たちがローテーションで担当している。

学校犬のトレーニング

中央動物専門学校ではトイプードルを中心に約100頭の犬を飼育している。学校犬で実習授業が行われ、トレーニングを通じて実力を身につけていく。

「犬の体重測定や視診、触診、聴診といった身体検査を定期的に実施したり毎日お世話をしたりすることで、体の異常に気づけるようになります。毎日があっという間に過ぎ、会社員のときよりも忙しいですね。犬とコミュニケーションが取れたりトリミング技術を身につけられたり、できることが増えていくことが頑張る原動力になっています」

動物好きが高じて専門学校で資格を取得するという道を選んだが、学年が上がるごとに徐々に気持ちが変化していった。M.Mさんは、現在の心境をこう語った。

「動物看護やトレーニングなどを通じて、動物と向き合うのは私が想像していた以上に大変な仕事なんだと痛感しました。好きという理由だけでモチベーションを維持するのは非常に難しく、趣味で続けた方が私には合っているのかもしれません」

2023年春に卒業予定で今は就職活動の真っ最中だ。多くの卒業生が動物病院やトリミングサロン、ペットホテルなどに就職するというが、M.Mさんのように別のキャリアを選択するケースも少なくない。

「今後は、会社員として働きながら、譲渡会の運営や保護・愛護活動など別のカタチで動物の仕事に携わっていけたらと思っています。専門知識・スキルを身につけられのはもちろん、動物と深く関わる仕事の厳しさや大変さを知ることができたので、中央動物専門学校に入学して本当に良かったです」

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