錦鯉&玉サバ専門店「ぷれしゃす」で働く人たちの情熱とプロフェッショナリズム

錦鯉販売店ぷれしゃす

錦鯉は、水中を優雅に泳ぐ姿が癒しを与えてくれる人気の観賞魚。鮮やかな色彩と美しい模様が織りなすその姿から“泳ぐ宝石”と呼ばれ、国内外の錦鯉愛好家たちを魅了しています。

「錦鯉と聞くと敷居が高いイメージがありますが、水槽でも十分飼育を楽しめるんですよ」

そう話すのは、新潟県小千谷市にある錦鯉&玉サバ専門店「ぷれしゃす」代表の入澤恵さん。2008年には小型の錦鯉「ちび錦」を販売し話題となりました。

今回は、ぷれしゃす代表の入澤さんに錦鯉専門店を開業したきっかけや仕事のやりがいについて話を聞きました。

<ぷれしゃすの公式HPはこちら

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錦鯉をもっと身近な存在に感じてもらえたら

値札がつけられた錦鯉の水槽

錦鯉の発祥地である新潟県小千谷市で生まれ育った入澤さんは、結婚を機にご主人の仕事の都合で関東エリアへ引っ越しました。

「地元では池で泳ぐ錦鯉の姿を間近で見ることは日常の光景でした。しかし、関東圏では公園内に錦鯉が泳ぐ池があること自体がとても珍しかったんですよね」

地元を離れてはじめて、池で優雅に泳ぐ錦鯉を見られるのは特別なことだと気づいたと入澤さんは言います。

「地方なら広い土地を確保しやすいのですが、都心部だとそうはいきません。マンション暮らしで錦鯉を飼うとなると、スペースと家族の理解が必要です。生活スタイルの変化によって、錦鯉を見られる機会がなくなるのは寂しく感じました」

錦鯉との出会いはUターン先がきっかけ

2004年に起きた新潟県中越地震の後、小千谷市にUターンした入澤さん。子どもを連れて訪れた錦鯉展示施設で、水槽で飼育されている錦鯉と出会います。

「錦鯉は通常、池で飼育されることが一般的だったので、水槽で泳ぐ錦鯉を見たときは衝撃的でしたね。施設の方に話を聞くと、錦鯉は水槽で飼うと大きくならないとのことだったので、それならマンションやアパートでも飼えるのでは? と思いついたんです」

値札がつけられた錦鯉の水槽

ぷれしゃすの店内には、錦鯉が泳ぐ水槽が所狭しと並べられている。全水槽に値札が付いており、来店した人への気配りが感じられる。

店舗立ち上げにあたり最初に行ったのが、仕入れルートの確保。祖父の伝手をたどり、錦鯉の仕入れ先を紹介してもらったと言います。

「幼い頃、母方の祖父が小千谷市で農機具屋を経営していました。農機具屋のお客さんのなかには、農作業の傍ら所有する池で錦鯉を繁殖している方も結構いたんです。祖父と付き合いのあった養鯉場に相談したところ、“できることは何でも協力するよ”と言ってくださいました。当店で販売している錦鯉は、地元の養鯉場の方から仕入れています」

起業チャレンジ応援事業との出会い

仕入れ先獲得の次に入澤さんが取り掛かったのは、運転資金の準備。

「独身時代は会社勤めだったので、もちろん経営経験はゼロ。どうやって開業資金を調達すれば良いか考えていたときに見つけたのが、にいがた産業創造機構(NICO)が主催している『起業チャレンジ応援事業』でした」

起業チャレンジ応援事業は、地域サービスや経済の活性化を目的とした取り組みです。採択されれば起業にかかる資金の一部が支給されます。

「ビジネスプランをプレゼンし審査を通過すれば、助成金だけでなく豊富な経験を持つ専門アドバイザーからのサポートも受けられます。助成金を利用すればランニングコストの一部を補填できるので、チャレンジしない手はないと思い応募しました」

錦鯉販売のサイト画面

そして見事に、多数の応募の中から入澤さんの企画が採用されました。

「お店のパンフレット作成やホームページ・オンラインショップの開設などに助成金を充てることで、何とか起業に漕ぎ着けることができました」

そして、株式会社ぷれしゃすを設立しました。養鯉場から錦鯉の仕入れや、選別、飼育・管理のほか、問い合わせ対応やキャンペーン企画など業務内容は多岐にわたります。

「店頭だけでなく、オンラインショップでも販売を行っています。梱包作業、発送連絡、入荷した錦鯉の写真のアップなどやることが盛りだくさんで、1日があっという間です」

錦鯉の写真を撮影する女性たち

さまざまな仕事がある中で、入澤さんは特にオンラインショップに掲載する商品の写真撮影に力を入れているそうです。

「光の影響で写真の色味が変わるため、特に気をつけています。自然光の方が室内の蛍光灯よりも自然な色味が出るんです。撮影では、錦鯉を桶に並べる人や寸法を測る人など、スタッフ全員で手分けしながら行っています」

原動力はお客様の笑顔

錦鯉が野池に出る春先と池上げされる秋は、1年で特に忙しい時期だと言います。

「通常の業務にプラス、品評会の参加やシーズンに合わせたキャンペーンなども行うので、毎日があっという間に過ぎていきます。3〜5月はお客様からの依頼が増える時期なので、品種ごと、お客様のリクエストごとに養鯉場へ買い付けに出かけることも多いですね」

イベントの企画・準備や営業などで各地を飛び回り忙しい日々を送る入澤さんにとって、お客様の笑顔が原動力になっています。

「やっぱり、お客様から『ありがとう』と言っていただけるのは嬉しいですね。繁忙期は仕入れ時期が遅れてしまうこともありますが、プロとして、今後もお客様が期待するクオリティ以上の商品をお届けしたいと思っています」

現在、ぷれしゃすでは、幅広い年齢の女性スタッフが活躍しています。

「当店はスタッフ全員が女性なので、錦鯉をはじめて飼う方でも安心してお越しいただけます。子どもから大人まで、老若男女を問わず幅広い年齢の方々が気軽に来られるお店作りを目指していきたいです。そして、1人でも多くの方に錦鯉の魅力を知ってもらえたらと思います」

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