Design with Tea Salonのハーブティーは香りや味だけでなく見た目も楽しめる

Design with Tea Salon

福岡県福岡市に店舗を構え、オンライン販売も行っている「Design with Tea Salon(デザインウィズティーサロン)」。悩みや症状に合わせてハーブをブレンドするハーブコンシェルジュが在籍している、ハーブティー専門店です。

今回は、Design with Tea Salonの立ち上げに携わったメンバーのひとり、三浦さんに話を聞きました。

<Design with Tea Salonの公式HPはこちら

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香りや味だけでなく見た目も楽しめる、今までにないハーブティーを届けたい

ハーブティーの茶葉とスプーン

福岡市内に2店舗を構え、オンライン販売も行っているハーブティー専門店「Design with Tea Salon」。ホームページ制作を行うIT企業、株式会社イノベイドが運営しています。

「以前は店頭に立つこともありましたがスタッフも揃ってきたので、現在は新商品の開発や広報・マーケティングなど運営に力を入れています」

Design with Tea Salonを運営する株式会社イノベイドがハーブティー事業を始めたのは、10年ほど前。

「ハーブティー事業がスタートした2010年頃は、健康志向の高まりやウェルネス文化が日本でも浸透しハーブティーが注目されるようになった時期。当社でもハーブティー事業を新たに立ち上げ、厳選したハーブを使用したハーブティーの製造・販売をスタートしました」

プロジェクトメンバーとして新規事業の立ち上げを任された三浦さん。

木の皿の上のハーブ

フルーツやハーブに香り付けしたフレーバーティー「フルーツ&ハーブ」は、Design with Tea Salonの人気商品のひとつ。ヨーグルトにトッピングしたり、お酒で割ったりアレンジを楽しめる。

「市場調査からブランドのコンセプト決定、ターゲット選定に至るまでのプロセスに携わることができ、事業が少しずつカタチになっていくときはワクワクしましたね。両親が経営者で幼いころから仕事を手伝っていたこともあり、新しいことにチャレンジするのがとても楽しいんです」

そして、“素敵な毎日を一杯のハーブティーから”をコンセプトとしたハーブティー専門店「Design with Tea Salon」が誕生しました。

「ルイボスやローズヒップなど王道のハーブティーを飲んだことがある程度でしたが、ハーブについて勉強するうちに奥深さや魅力にどんどんハマっていきました。全世界におけるハーブの種類は1万種類ともいわれていて、同じカモミールでも採れる地域や環境によって香り・味が全然違うんです」

Design with Tea Salonでは、福岡県産のフルーツをふんだんに使った『水出しハーブティー』や、食パン好き必見の『食パンがおいしいシリーズ』など、さまざまな種類のハーブティーを販売しています。

カラフルな琥珀糖

「カラフルなエディブルフラワーをお茶に浮かべ、アップル風味の琥珀糖を砂糖代わりに使用した『CanTea(キャンティー)』というお茶を提供しています。商品化するまでの過程は大変だった分、特別な想いがあります」

開発に携わったなかで一番思い入れある商品について聞くと、三浦さんは真っ先にこう答えました。

「2022年に発売した『CanTea』は、韓国で流行した炭酸水に色鮮やかな琥珀糖を加えた飲み物『琥珀糖ソーダ』からインスピレーションを受けて誕生したハーブティーです。1人でも多くの方にハーブティーに興味を持ってもらえたらと思い、商品化しました」

『CanTea』の琥珀糖は、着色料や添加物は不使用で、ハイビスカスやバタフライピーといったハーブティーのみで色付けしています。

「透き通るような色合いを出すために、使うハーブの量をmg単位で微調整してようやく今のカタチに辿り着きました」

ガラスのような見た目と琥珀糖ならではのシャリシャリとした食感を出せるようになるまで、開発に2ヶ月近くかかったといいます。

「琥珀糖を作るのもなかなか大変で、煮詰めすぎると固まらず、乾かす環境が良くないと溶けてしまったり、繊細な作業が求められます。全体が均等に乾くように定期的にひっくり返したり、風通しの良い場所に移動したり、試食をして寒天や砂糖の量を調整したり……。理想のカタチを再現できるまでに時間がかかりましね」

そして、試行錯誤の末にメンバーのこだわりが詰まった『CanTea』が完成しました。

カラフルな琥珀糖

淡い色合いと宝石のような見た目の琥珀糖は、食べるのがもったいないほどの美しさ。

「琥珀糖は、見た目はもちろん控えめで上品な甘さも魅力です。琥珀糖は砂糖と寒天から作られているので、ハーブティーに加えることで表面の砂糖が少しずつ溶けていきます。ほのかな甘さがじんわりと広がり、疲れた体と心を癒してくれますよ」

表面はシャリシャリ、中がぷるんと寒天のような食感の琥珀糖は、そのままでもおいしく楽しめます。

「理想の形になるまで時間も手間もかかりましたが、お客様に喜んでいただけるだけで苦労も吹き飛びます。ありがたいことにお客様から好評で、作ってよかったなって思いますね」

商品開発に携わる三浦さんに、今後の目標についても聞いてみました。

「おいしさや品質は守りつつ、今までにない斬新な商品を提供していきたいと思います。Design with Tea Salonをきっかけに、ハーブティーに興味を持ってもらえたら嬉しいです」

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