50代の平均年収は約525万円!男性・女性別の中央値や手取りなど条件別に解説

平均年収を計算する電卓の画像

令和3年「民間給与実態統計調査」によると、50代の平均年収は約525万円*(中央値312万円**)です。

*出典:国税庁|令和3年分民間給与実態統計調査(第14図)
*出典:厚生労働省|令和元年賃金構造基本統計調査の概況(第7表)

この記事では、50代の平均年収について、男女別、前半後半、学歴別、雇用形態別や手取り額も比較していきます。

50代は年齢別で見ると最も年収が高くなるピークの時期ですが、それまでのキャリアやポジションによって年収の差が大きい年代です。

またお子さんがいれば学費などの出費が大きく、同時に老後の生活に備えてしっかり貯蓄していかなければなりません。

会社員引退までの最後の期間、今の年収・働き方で納得できるのか、定年後に送りたいセカンドライフを実現するうえで十分なのか 不安に思う方もいるのではないでしょうか。

昇格や転職によるキャリアアップは若い年代と比べると難しくはなりますが、定年延長を受けてここ数年は50代の転職者も増加傾向*にあります。

*出典:総務省統計局 令和4年労働力調査年報 年齢階級別転職者数及び転職者比率

副業・複業といった新しい働き方も登場してきており、50代でも年収アップを狙うことは不可能ではありません。

この記事では、50代の平均年収について多角的に解説します。現在得られている年収は妥当なのか、どのような環境であれば希望年収が実現できるのか確認しましょう。

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転職ハブ編集部
岩岡 武志

転職ハブ編集部/元キャリアアドバイザー

岩岡 武志

教育業界から株式会社リクルートキャリア(現リクルート)へ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず1,000人以上の求職者を支援した。

30歳を節目に、より多くの人生に貢献したいとの思いからWebマーケティングにキャリアチェンジし、転職に関するメディア運営を行う。

ユーザーや有識者へのインタビューに基づく情報発信をモットーとしている。

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日本の50代男女の平均年収はどのくらい?

国税庁の令和3年分民間給与実態統計調査によると、日本の50代男女の平均年収と中央値は以下の通りです。

日本の50代男女の平均年収*と中央値**

  • 50代男性平均年収676万円(中央値385万円)
  • 50代女性平均年収322万円(中央値238万円)

*50代前半・後半の平均年収の合計値を2で割って算出
**出典:厚生労働省|令和元年賃金構造基本統計調査の概況(第7表)

業種・職種・地域などの違いやライフステージの変化の影響もあるため一概には言えませんが、50代の男女では平均年収に倍以上の差があるのが実態です。

近年は共働きの夫婦や未婚を選択する人も増えて女性が働き続けるのも当たり前になりつつあります。

しかし今の50代が社会人になった平成初期の頃は、女性は家庭に入ることが多かったと考えられ、こうした時代背景も年収の男女差に影響しているでしょう。

50代前半と後半の平均年収の違いは?調査結果を徹底解説!

一般的に55歳前後で役職定年を迎えますが、50代の前半・後半とで年収の差はどうなっているでしょうか。

国税庁の令和3年分民間給与実態統計調査によると、日本の50代前半と後半の平均年収の違いは以下の通りです。

日本の50代前半と後半の平均年収および中央値**
 50代前半(50~54歳)50代後半(55~59歳)
男女合計平均年収520万円
(中央値314万円)
平均年収529万円
(中央値309万円)
男性平均年収664万円
(中央値387万円)
平均年収687万円
(中央値384万円)
女性平均年収328万円
(中央値241万円)
平均年収316万円
(中央値235万円)

**出典:厚生労働省|令和元年賃金構造基本統計調査の概況(第7表)

全体で見ると50代前半・後半で平均年収は微増です。

男女別にみると男性は平均年収が増加しますが、女性は減少しています。

また平均年収ではなく中央値で見ると、男女どちらも50代前半から後半にかけて年収が減少しています。

ここから考えると、50代後半でも年収を伸ばしている一部の人が、男性の50代後半の平均年収を引き上げており、全体的には50代後半には年収が下がる傾向にあるといえるでしょう。

年代別平均年収比較!20代、30代、40代、50代の収入の違いとは?

50代後半には年収が下がる人が多いものの、キャリアを蓄積してきた50代は年収のピークであり、ほかの年代と比べて平均年収は高めです。

ここからは、50代、30代、40代、50代の平均年収の比較を国税庁の令和3年分民間給与実態統計調査をもとに解説していきますので、参考にしてください。

20代の平均年収:約320万円(男性中央値226万円、女性中央値216万円)

20代は大学・大学院卒であれば社会人としてキャリアがスタートしたばかりです。

育成される立場にあり、通常はスキルや能力がないため年収も高くありません。

ただし不動産や保険の営業職など、若いうちから高いノルマが課され達成するとインセンティブが支給される業種・職種であれば、20代でも高い年収を受け取れる場合があります。

30代の平均年収:約431万円(男性中央値291 万円、女性中央値239万円)

20代のうちに培った経験やスキルはあるものの、そこまで高い収入であるとはいえない段階です。

しかし、ITや金融関係などの業種では、30代でもコンサルティングファーム、専門事務所、監査法人などの専門職は平均年収が600万を超える場合もあります。

40代の平均年収:約492万円(男性中央値346万円、女性中央値247万円)

40代の平均年収は30代に比べて高くなっています。
順当にスキルや経験を磨いていけば、責任のあるポジションに就いてマネジメント業務をおこなったり、仕事の幅を広げてさらに会社に貢献できるようになったりするからです。

50代の平均年収:約525万円(男性中央値385万円、女性中央値238万円)

これまでのキャリアの積み重ねで昇格・昇給してきていることに加え、管理職や役員に抜擢されている人も増えるため、平均年収が上がる傾向にあります。

上記のように、年齢が上がれば収入も同時に上がる傾向にありますが、業種、職種、企業規模などによって異なる点はおさえておきましょう。

また、近年は、年功序列ではなく成果主義の企業も増えており、年齢ではなく結果で収入格差が生じている部分があります。

つまり、個人の持っている経験やスキル、努力次第で年齢に関係なく高収入を得ることも可能である一方で、現在高年収の50代でも、会社の状況や評価制度の変化によっては年収が下がる可能性もあるということです。

50代の平均年収と中央値の違いとは?正しい収入の見方を知ろう!

正しい収入の見方を知るためには、平均年収と中央値の違いを理解する必要があります。

50代の平均年収と中央値をそれぞれ把握して、判断材料の一つにしていきましょう。

平均年収とは、ある集団の総収入を、その集団の人数で割った値を意味します。
つまり、収入が高い人がいる場合、平均年収が高くなるということです。

たとえば、とある50代100人の集団の年収の中で、99人が年収400万円で、1人だけが年収1億円の場合、平均年収は496万円と計算することができます。

一方、中央値とは、データを小さい順に並べたときにちょうど中央にある値を指します。上記の場合の中央値は、400万円になります。

平均年収は年収が高い人がいると付随して上がるため、中央値で確認するよりも高い傾向があるのでそれぞれの違いを理解しておきましょう。

そのため、正しい収入の見方として、平均年収だけを見て判断するのではなく、中央値も合わせて見ることが重要です。

50代の平均年収は大卒と非大卒でどのくらい違う?学歴別に徹底解説!

大学を卒業しているか否かも年収に差が出る要因のひとつです。

ここからは、大卒と非大卒で50代の平均年収がどれくらい違うのか解説していきますので、参考にしてください。

厚生労働省の令和3年賃金構造基本統計調査(3)学歴別にみた賃金のデータによると、50代の大卒と非大卒は以下のように平均年収に違いがあります。

  • 大卒*の平均年収:485万円
  • 非大卒**の平均年収:329万円

*50代前半・後半の大卒平均年収の合計を2で割って算出
*高校・専門学校・高専短大の前半・後半の平均年収を合計し、6で割って算出

データから分かるように50代の平均年収における大卒と非大卒の差は約156万円です。

20代では約24万円、30代には約60万円、と年齢を重ねるごとに大卒・非大卒の差は広がっていくため、50代では学歴による年収格差が非常に大きいといえます。

50代になるとこれまでのキャリアの積み重ねが大きく、飛躍的に年収を伸ばすのは現実的ではありません。

しかし副業・複業に挑戦する、資格を取得するなど、60代の定年以降のキャリアも想定して動くことは今からでも遅くはないでしょう。

50代の平均年収と手取りの実態を徹底解説!税金や社会保険の影響とは?

50代の平均年収約525万円は、税金が引かれていない額面上の年収です。

そのため、年収から社会保険料や税金を差し引いたものが手取りであり、実際に給与として手元に入ってくるお金はもっと低くなります。

重要なポイントとして、所得税、住民税、健康保険料、厚生年金保険料などの税金や社会保険料は、年収が高くなれば高くなるほど差し引かれる額が増えていくことを覚えておいてください。

大雑把に年収×0.8で計算することができるため、50代の平均年収である525万円×0.8で約420万円が手取りであり、毎月35万円前後が給与として銀行に振り込まれるということです。

参考:国税庁|給与所得の源泉徴収税額表(令和4年分)

少しでも手取り額を増やすためには、ふるさと納税や保険料控除・医療費控除といった節税可能な制度を上手に活用することが大切です。

またNISAやiDecoなどの仕組みを活用し、ただ貯金するだけでなく投資でお金を増やすのも有効でしょう。

特に企業型DCやiDecoは、投資期間が短い分複利の効果は弱いものの、節税しながら老後の暮らしに備えることが可能です。

遅くても65歳には受け取りが可能になるため、まだ利用していない人は今からでも積極的に活用することをおすすめします。

50代正社員と非正社員の平均年収はどれくらい違う?

50代の平均年収は、雇用形態の違いも大きく影響します。
正社員の場合は、賞与がもらえる機会があり、非正社員と比べて平均年収は高くなる傾向があります。

厚生労働省の令和3年賃金構造基本統計調査のデータによると、正社員と非正社員は以下のように平均年収が異なります。

  • 50代正社員の平均年収:約391万円(賞与込み)
  • 50代非正社員の平均年収:約211万円(賞与なし)

上記のように、50代正社員と非正社員の平均年収には180万円程度の開きがあります。
賞与のありなしは年収に大きな差を生じさせるといえます。

50代の都道府県別平均年収ランキング!東京との違いとは?

平均年収は、都道府県によっても異なります。基本的には東京や神奈川といった大都市にある企業の方が収入は高い傾向があります。

理由としては、国内外の企業が集まるビジネスの中心地であり、日本の経済の中心地であることから高い給与水準が維持されているためです。

50代の都道府県別平均年収*ランキング
1位:東京都約739万円
2位:愛知県約662万円
3位:神奈川県約644万円
4位:大阪府約604万円
5位:京都府約593万円
6位:兵庫県約590万円
7位:茨城県約575万円
8位:三重県約573万円
9位:滋賀県約557万円
10位:静岡県約553万円

出典:厚生労働省|令和3年賃金構造基本統計調査
*50代前半・後半それぞれにつき「きまって支給する現金給与額」の12倍と「年間賞与その他特別給与額」を合算し2で割って算出

東京や神奈川といった大都市は、大手企業が集まっており平均年収は高くなります。

他にも、大きな工場がある県や、企業によっては地方での商売の方が良いと考える場合もあり、働く地域によっても年収の差が生じます。

50代の業界・職種別平均年収ランキング!高収入の業界や職種とは?

業種別・職種別にみると年収にどれくらい差があるのでしょうか。

ここからは、高収入の業界や職種を男女合わせた平均年収としてランキング形式で解説していきます。

50代の業種別平均年収ランキング

50代の業種別平均年収ランキングを見ていきましょう。

1位:総合商社約960万円
2位:IT/通信約720万円
3位:金融約710万円
4位:メーカー約700万円
5位:専門商社約631万円
6位:メディカル約626万円
7位:インターネット/広告/メディア約625万円
8位:建設/プラント/不動産約571万円
9位:小売/外食約498万円
10位:サービス約496万円

出典:doda|平均年収ランキング(年齢・年代別の年収情報)【最新版】

金融業界や製造業界、インフラ業界は、高収入の業界の上位にランクインしています。

その理由は、これらの業界が私たちの社会生活に密接に関わり、不可欠な存在であるため、景気に左右されにくく、給与水準が高いためです。

小売業やサービス業は、景気に大きく影響されることや、一般的に誰でも参入しやすいため、上位の職種に比べて年収に大きな差が生じる傾向があります。

50代の職種別平均年収ランキング

ここからは、50代の職種別平均年収ランキングを解説していきますので参考にしてください。

1位:企画/管理約794万円
2位:専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)約752万円
3位:技術系(IT/通信)約694万円
4位:営業系約668万円
5位:金融系専門職約657万円
6位:技術系(電気/電子/機械)約637万円
7位:技術系(建築/土木)約555万円
8位:技術系(メディカル/化学/食品)約534万円
9位:クリエィティブ系約531万円
10位:販売/サービス系約413万円

出典:doda|平均年収ランキング(年齢・年代別の年収情報)【最新版】

平均年収ランキング上位の職種には「顧客の高度な問題を解決する仕事」や「新たな製品やサービスを創造する仕事」が多くランクインしました。

会社を大きくしていくための役割範囲や責任が大きい分、収入も高いといえます。

特に、専門職は国家資格が必須な場合があり、資格取得や仕事の難易度の高さに応じて、得られる収入は多くなるといえます。

50代の平均年収は大手企業と中小企業とでどのくらい違う?

平均年収は、企業規模にも大きく左右される傾向があります。

大企業は中小企業に比べて昇給や賞与の機会も多く、キャリアを積んだ50代であれば高い年収を得ているケースが多いでしょう。

では、50代の平均年収は大手企業と中小企業とでどのくらい違うのかを確認していきましょう。

企業規模別・50代の平均年収
企業規模50代の平均年収
(男性の場合)
50代の平均年収
(女性の場合)
大手企業*約477.0万円約294.9万円
中小企業**約375.8万円約265.0万円

出典:厚生労働省|令和3年賃金構造基本統計調査の概況
*企業規模「大企業」の50代前半・後半それぞれの年収の合算を2で割って算出
**企業規模「中企業」「小企業」の50代前半・後半それぞれの年収の合算を4で割って算出

中小企業の中には、ベンチャーなど成長著しい企業が存在しており、企業の業績が良く個人で結果を出していれば高い収入につなげることができます。

また、大手企業であっても業績不振でリストラされたり、給与カットがあったりするため、年収が低くなる場合もあります。

50代で平均年収を上回る稼ぎ方とは?

50代はそれまでのキャリアの積み重ねやポジションによって年収が決まっており、今後の伸びしろにほとんど期待できません。

そのため50代から年収アップを目指してもかなり厳しいのが現実です。

とはいえ定年が伸び、人生100年時代といわれるなど今の50代はまだまだ働き盛りでもあります。

年収を上げたいのであれば、諦めずにチャレンジしてみることが大切です。

50代が年収を上げるための具体的な方法を4つ解説します。

1. 転職やキャリアアップ

50代は今後の伸びしろに期待できず、転職の際に求められる柔軟性も若い年代と比べて劣っていると見られるため、転職市場でのニーズは高くありません。

しかし、総務省統計局の調査によるとここ数年は50代でも転職者は増えてきています。

逆求人のサービスも増えてきており、これまでに蓄積してきた知識やスキルを求めている企業からヘッドハントされるなど、50代でも転職でのキャリアアップを目指すことは不可能ではありません。

年収アップを目指すのであれば、自身の経験をしっかり棚卸しし、強みを最大限活かせる業界・職種を戦略的に選ぶことが大切です。

年収は個々人のスキル・能力よりも、業界や企業規模に大きく左右されるものです。

また定年後に独立して稼ぎ続けることを見据えて資格を取得するなど、長い目で見たキャリアアップを目指すのも1つでしょう。

2. 副業や起業

もし、本職の会社で副業が許可されているのであれば、ぜひ副業や起業を視野に入れてください。

近年は個人で稼ぐ方法がたくさんあります。趣味や強みを活かして副収入を得たり、ビジネスをスタートさせることで本業以上の収入を生み出すことも可能になります。

すぐにうまくいくとは限りませんが、50代の若いうちから挑戦するとスキルや経験が身に付きます。30代以降のキャリアアップにも活かせるでしょう。

まずは自分でやってみたいと思う副業・起業の選択肢を探してみてください。

3. 投資や不動産投資

働いて収入を得るほかに、投資や不動産投資でも資産を増やすことができます。特に50代の早いうちから始めると、複利の効果でより資産を増やしやすいです。

ただし、投資には必ずリスクがあるため、十分に情報を得た状態で進めることが重要です。

大切な資産を失わないためにも、しっかりと勉強したうえで判断してください。

4. スキルアップや資格取得

現状の仕事を続けたいと考えるのであれば、ぜひ業務に活かせるスキルアップや資格取得を目指すことがおすすめです。

何もせずにいるだけでは、平均年収以上の収入を得ることは難しいといえます。

企業に求められる存在を目指しましょう。

上記のような方法で、平均年収を上回ることができるかもしれません。

50代は知識・スキル、経験の宝庫です。

チャレンジを恐れず、実際に行動し努力し続けることで自分に合っている方法を見つけることが大切です。

50代で転職したら年収は上がる?

厚生労働省の『令和3年雇用動向調査結果の概要』によれば、過去1年間に転職した人の中で「年収が減少した」と回答した人(約41.5%)の割合は「増加した」と回答した人(約26.3%)よりも約15.3%多かったことがわかります。

もちろん、個人や転職先の業種・職種、地域、経験年数などによって異なるでしょうが、50代では転職による年収アップは難しいといえるでしょう。

とはいえ転職によって一時的に年収が下がっても、キャリアアップやスキルアップの機会になり、長い目で見ると年収が高まる可能性はあります。

50代で転職を選ぶ際は慎重になる必要があります。

自身の経験をしっかり棚卸しし、今ある強みをどう活かすと年収アップにつながるかを戦略的に検討するようにしましょう。

50代の平均年収に関するQ&A!知っておきたいお金のこと

50代の平均年収について解説してきましたが、最後によくある質問についてお伝えしていきます。

50代の平均年収は1000万円を超える人がどのくらいいるの?割合を解説

50代で年収1000万円を超える人は男性で約1.3%、女性で約0.3%*です。男性であれば100人に1人以上の割合で年収1000万円以上稼ぐ人がいるという計算になります。

*出典:厚生労働省|令和元年賃金構造基本統計調査の概況(7) 賃金の分布

50代で年収1000万円を超えているのは、管理職のポジションについている場合といえます。

50代は転職市場でのニーズがあまり高くなく、50代から年収を上げることはあまり現実的ではありません。また給与所得で年収を上げたとしても、定年を迎えるまでの短い期間のみの収入アップとなります。

今すぐ収入を増やしたい場合は副業・複業で収入の柱を増やす努力をしたほうがよいでしょう。

基本的には投資などで長い目で見たときに得られる収入を増やしていくことをおすすめします。

平均年収がおかしい!自分と違うと感じたらどうすればいい?

この記事を読み進むにつれて、自分の平均年収に対して疑問を感じた人は多いのではないでしょうか。

世の中に出回っている平均年収は、業界、職種、地域、企業規模、性別などが自分とは異なる状態で算出されています。

そのため、平均年収がおかしい!自分と違うと感じた場合、以下の対処方法をおこなってください。

自分が働いている職種や業界の平均年収を調べて、いまの自分の年収が妥当かの判断材料を集めるようにしてください。

同じ職種であっても、企業規模、地域、勤続年数などによって年収は異なります。

今の状況を正しく把握し、自分の妥当な平均年収を調べましょう。

※ページ内の求人数は職種別に集計しています。

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