「北海道医薬専門学校」で看護師への夢を叶える！担任制で学生に寄り添ったサポート

人手は増えているが現場は深刻な看護師不足に

2023年9月、厚生労働省は看護職員就業者数や年齢別の割合などのデータをまとめた「看護師等（看護職員）の確保を巡る状況」を発表した。1990年に看護人材確保法が制定されて以来、42万人だった看護師数は毎年数万人単位で増え続け、2020年には132万人を突破。30年間で看護師は約100万人以上増えており、一見すると人材は潤っているように感じる。しかし、医療現場では看護師不足が深刻な問題となっているのが現状だ。

いまだかつて誰も経験したことのない超高齢社会へと突入している日本では、2030年には65歳以上の高齢者が総人口の約35%を占めると予測されている。高齢化に伴い、慢性疾患の管理や在宅医療、終末期ケアなど、医療ケアの多様化が進んでいる。これにより、看護師の役割はますます重要になっているのだ。

厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会 看護職員需給分科会 中間とりまとめ（案）」によれば、2025年には看護師や准看護師などを含む6～27万人の看護職員が不足する見込みだ。看護師不足は、一人あたりの負担が増えることによる長時間労働や医療サービスの質の低下など、負のスパイラルを招く恐れがある。

危機的な状況に陥っている看護師不足の改善に向け、北海道医薬専門学校の看護学科では、即戦力となる人材育成に力を注いでいる。

「学生が専門知識と実践的なスキルを身につけ、卒業後すぐに医療現場で貢献できる、実践を重視したカリキュラムを提供しています。臨床現場での経験が豊富な講師陣が一から丁寧に指導するのでご安心ください」（西條氏、以下同）

クラス担任制で学生の少しの変化も見逃さない

「北海道医薬専門学校」では、1クラス40名のクラス担任制を導入している。各クラスには担任と副担任が1名ずつ配置され、学生一人ひとりへのきめ細かな対応と親身なサポートを行う。

「入学から卒業までの3年間、同じ教員がクラスを担当します。ほぼ毎日顔を合わせるため、学生それぞれの勉強の進み具合や授業の理解度はもちろん、表情や振る舞いなどちょっとした変化にも気づきやすく、一人ひとりの成長をしっかりと見守ることができる。勉強のことだけでなく、場合によってはプライベートな悩み相談を受けることもあります」

担任教員が学生とじっくり向き合ううちに、信頼関係が生まれ、学生は安心して悩みを打ち明けることができる。学生にとって、担任教員はもはや家族に近い存在といえるだろう。

「成績が伸び悩む学生に声をかけて定期的に個別面談を行ったり、試験前に個別面談を実施するなど、学生のニーズに応じたサポート体制が万全です。教員と学生の距離の近さは、当校の大きな強みだと思います」

現場の緊張感を経験

また、看護学科では札幌市内にある病院での臨床実習にも力を入れている。行動計画の確認をはじめ、血圧・体温・脈拍・呼吸といったバイタルサイン測定や、食事の準備などの実務を看護師の指導のもと行う。

「臨床経験が豊富な看護師がメンターとなり、その日の実習計画の打ち合わせを行います。ベッドメイキングや病室への挨拶、ケアの実践などを通じて、学生は患者さんのニーズを理解し、適切な看護技術とコミュニケーションスキルを身につけていきます。

また、実際の環境での問題解決や臨機応変な対応を経験することで、実践的な臨床判断力と対人関係スキルも養われます。メンターからの直接的なフィードバックと指導により、学生は看護師として必要な知識や技術、そして基本的なマナーを学び、卒業後は自信を持って職場に入ることができるんです」

徹底したサポートと実践力を磨く豊富な臨床実習により、就職率100%、看護師国家試験合格率94.7%という高い実績を誇る。多くの卒業生が札幌市内の病院に就職し、即戦力として医療現場で活躍しているという。

「看護師資格はハードルが高いと感じる人もいるかもしれませんが、看護業界は売り手市場であり、未経験からでも年齢に関係なくチャレンジできます。看護師になる夢を諦めきれない方や手に職を就けたい方は、当校で一緒に夢を叶えましょう」

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