ハーブティーが苦手だった店主がオーガニックハーブティー専門店「YUANHERB（ユアンハーブ）」をオープンした理由

ハーブでココロと体の健康を育てていきたい

「YUANHERB（ユアンハーブ）」の代表 岡田葵さんが地元・大阪府にお店をオープンしてから8年が経ちました。

「オンラインショップや店舗販売だけでなく、百貨店や商業施設、マルシェ、美術館などさまざまな場所にも出店しています。当店で販売しているブレンドハーブティーはすべて、香料や甘味料などの添加物不使用です。

疲れや美容が気になる方は『美のブレンド』、体の冷えを改善したいときは『ぽかぽかほんのりシナモンブレンド』など、症状に合わせたブレンドハーブティーをご用意しています。その日の気分や体調に合わせて飲みながら、日常にハーブティを取り入れていただけたら嬉しいです」

1日1杯、いつも飲んでいるコーヒーやお茶をハーブティーに置き換えて毎日飲み続けることで体の変化を感じられるようになると言います。

「『ハーブティ＝嗜好品』というイメージがあるかもしれませんが、植物本来の力によって心身のバランスを整えて健康な状態へ導く植物療法のひとつ。ヨーロッパでは古くから病気の治療に活用されてきました。食生活や生活リズム、個々の体質により異なりますが、飲み続けることで『寝つきが良くなった』『生理痛が軽くなった』など少しずつ変化を感じていただけると思います」

岡田さんも、ハーブティーを日常的に飲むことで体質改善を実感したひとりです。

「お店を開く前は、ブライダル会社で営業職に就いていました。営業先が個人のお客様で、日中は仕事をしている方がほとんどです。お客様と連絡が取れる時間帯は夜8時以降に集中するため、仕事を終えて帰る頃には深夜0時を過ぎていた……なんていうこともありましたね」

体調を崩したことをきっかけにアロマやハーブについて勉強することになった岡田さん。

「旅行先のリラクゼーションホテルでおいしいハーブティーを飲んだことや、私自身が調理師だったことなどから、味にもこだわったハーブティーのブレンドをするようになりました」

ハーブティーの素晴らしさをひとりでも多くの人に知ってもらいたいと、2014年4月にオーガニックハーブティー専門店「YUANHERB（ユアンハーブ）」をオープンしました。

「当店で販売しているハーブティーのこだわりは、おいしく飲めること。ハーブは特有の香り・味があるので、『ハーブ＝クセが強い』という理由で苦手に感じる方もいらっしゃると思います。単体だと香りや味が強いハーブも、ブレンドすることで驚くほど飲みやすくなるんですよ。毎日飲むものだからこそ、美味しいと思えるものを選びたいじゃないですか」

YUANHERBでは、日本の有機JASやフランスの国際有機認定機関ECOCERTなど、厳しい基準をクリアした安心・安全なハーブを世界中から取り寄せ、自社でブレンドしています。

「オーガニックワイン専門店と共同開発した『レンジで簡単！HOTワイン』や、暑い夏にぴったりな『水出しハーブティー』など、今までにない新しい商品も開発しています。お客様の意見を取り入れながら、今後もおいしいハーブティーを提供していきたいです」

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