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30代は転職成功のチャンス!転職の正しいやり方の秘訣と成功例を紹介
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「30代の転職ってどうなの?難しいの?」
「30代後半で未経験・スキル無しの転職は無理?」
30代は、さらなるキャリアアップを目指したり、家族のために年収アップを望んだりして転職を希望する人が少なくありません。
また30代は、転職市場で最も採用年齢が多い年代です。求人数が多く、転職希望者も多いことから、この年代は競争率が高いのが特徴です。
本記事では、高い競争率の中を勝ち抜くための大切なポイントについて解説します。
特に注目したいポイントは以下の6つです。
30代で転職を成功させるためのポイント
- 自己分析をしっかり深堀りし強みを理解する
- 転職の目的(今後のキャリア)を明確にしておく
- 譲れない条件と妥協できる条件を決めておく
- 転職の時期を見極める
- 応募先の企業の情報は入念に調べる
- 転職エージェント・サイトを利用する
また下記のような30代におすすめの転職エージェントも紹介します。理想の転職を実現するためにも、ぜひ最後までご覧ください。
転職エージェント | 向いている人 | 公開求人数 |
---|---|---|
リクルート エージェント |
さまざまな業種の求人から比較できる | 476,143件 |
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ビズリーチ | ハイクラス転職をしたい人 | 136,467件 |
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doda | 女性向け求人特集などを活用したい人 | 259,799件 |
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type女性の転職 | 女性の転職専門のサポートを受けたい人 | 12,387件 |
|
※2024年11月時点
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キャリアコンサルタント
転職エージェントと転職サイトの運営会社計3社で、求人広告のセールスと両面の人材紹介業を担当。幅広い業界・職種、属性の企業と個人のマッチングを支援した。現在はフリーランスとして個人のキャリア支援やマネージャーの組織づくり支援をしている。国家資格キャリアコンサルタント、GCDF-Japanキャリアカウンセラー資格を保有。
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目次
30代での転職は難しい?実は一番採用率が高い年代
一昔前までは30代での転職は難しいといわれていましたが今は違います。
30代の転職市場は他の年代よりも活況です。そこで、30代の転職市場が活況である理由について、具体的に見ていきたいと思います。
30代は転職に有利な年代
出典:リクルートワークス研究所『中途採用実態調査(2019年度実績、正規社員)』2020年5月29日
「30代の転職は手遅れ」ということは決してありません。30代は転職に有利な年代といえるでしょう。
上のグラフは、リクルートワークス研究所が発表した「中途採用実態調査(2019年度実績、正規社員)」のグラフになります。
採用年齢層の分布を見ると、2019年度の30代の採用率は57.2%と高い数字であり、企業が30代を最も多く採用している実態が伺えます。
30代転職は同等か年収アップが可能
転職入職者の賃金変動状況別割合
30~34歳 | 35~39歳 | |
---|---|---|
増加 | 44.6% | 38.0% |
1割以上の増加 | 30.4% | 27.6% |
1割未満の増加 | 14.3% | 10.4% |
変わらない | 25.6% | 31.3% |
減少 | 29.1% | 29.9% |
1割未満の減少 | 7.0% | 11.0% |
1割以上の減少 | 22.1% | 18.9% |
増加ー減少(ポイント) | 15.5% | 8.1% |
出典:厚生労働省 令和5年雇用動向調査 転職入職者の賃金変動状況
注:1) 転職入職者のうち前職雇用者で調査時在籍者についてみたものである(自営業からの転職入職者を含まない)。
転職入職者の賃金変動状況不詳を含む。
30代の転職において、転職後の年収は同等か年収アップが可能です。上記の表は「厚生労働省 令和5年雇用動向調査 転職入職者の賃金変動状況」になります。
30代の転職後の賃金の変動状況が記載されています。30~34歳の場合、転職後賃金が「増加」している人は44.6%、35~39歳は38.0%となっています。
減少した人は、30~34歳で29.1%、35~39歳で29.9%です。収入が減った人よりも増えた人のほうが多い傾向です。このように30代の転職は年収アップが可能です。
キャリアアップや良い環境を求めて転職にチャレンジする価値はあるでしょう。
30代の前半と後半で転職の難易度は違う?
現在は、30代の前半と後半で転職の難易度に大きな違いはないといえるでしょう。
以前は「転職は35歳まで」という考え方がありました。これは企業が社員に専門性よりも、さまざまな経験を踏ませることで幅広い知識を持ったジェネラリストの育成に力を入れていたからといわれています。
ジェネラリストの育成のためには、35歳が年齢的な限界であると思われていたため、転職は35歳までと言われるようになったようです。
しかし最近では、転職者に求められるものが総合的な知識よりも即戦力や専門性といったものに変わってきています。30代後半の転職成功例も少なくありません。
30代で未経験・スキル無しの転職は厳しい?
30代で未経験・スキル無しでの転職は、現実的には厳しいといえるでしょう。
しかし、ポイントを押さえて対処すれば、決して不可能ではありません。まずは厳しい実情を把握し、成功させるためのポイントを順に見ていきましょう。
30代未経験・スキル無しの転職事情と成功のポイント
30代未経験・スキル無しでの転職は厳しいのが現実
30代を採用する場合、企業は即戦力としての専門的な実務能力やマネジメントスキルを求めます。
実際のところ、30代で「未経験・歓迎」とする求人は少ない傾向です。
20代であれば、未経験者やスキルのない求職者でもポテンシャルを買って採用されるケースが多く見られます。しかし30代にもなれば能力が問われます。
ただし、次に紹介するポイントを踏まえることで未経験でも転職することが可能です。
30代で未経験転職を成功させるためのポイント
30代で未経験の業界・職種に転職を成功させるためのポイントは、これまでのキャリアのスキルの棚卸しをしっかり行い、希望職種に必要とされているスキルとの接点を見つけることが大切です。
例えば、営業から未経験の他の職種へ転職を考えているとしましょう。営業には以下の能力が必要といわれています。
営業に必要な主なスキル
- コミュニケーションスキル
- プレゼンテーションスキル
- 問題解決のスキル
- リレーションシップスキル
- ネゴシエーションスキル
- 自己管理のスキル
- クロージングスキル
他者と円滑にコミュニケーションを取ることができるスキル。
他者と円滑にコミュニケーションを取ることができるスキル。
顧客の問題や課題を理解し、最適な解決策を提案するスキル。
長期的なビジネス関係を築くため信頼を構築するスキル。
価格交渉や契約条件の調整など、異なる利害関係者との交渉を行うスキル。
目標を設定し、計画的に業務を進めることができるスキル。
最終段階で顧客を契約や購買に導くスキル。
こうした能力は何も営業だけに必要なわけではありません。
これらの中でも特に自分の強みといえる能力があるはずです。それを理解し能力とどのような実績があるかをアピールするようにしましょう。
なお、自分一人ではスキルがあるかどうかの判断は難しい人は、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談してもいいでしょう。
仕事の経験を深掘りすることが大切
営業職の人が未経験業種への転職を考えているとします。
営業職といえど一括りにはできません。営業先の企業規模が大企業か中小企業か、交渉相手の役職は代表なのか、それとも社員なのか、商材の単価や取引量はどれくらいあるのかで必要なスキルが違ってきます。
例えば、宝石が売れる人は自動車も売れるといわれています。商材は違えど、営業する相手やアプローチの仕方に共通する部分があるからです。
もう一例をあげれば、旅行代理店に勤めた経験がある人は、お客様のニーズを汲み取って旅程計画・プランに落とし込むことができます。これはクライアントの要望を汲み取る広告系の仕事でも活かすことができます。
スキルがない、未経験だと思っても、これまでの仕事の経験を深掘りしていくことで、何かしら自分の強みが見えてきます。
30代女性の転職理由と成功に導く3つのポイント
30代は女性にとっても仕事上の大きなターニングポイントといえます。
今後のキャリアはもちろんのこと、結婚、出産といったライフイベントも見据えて転職を考える女性は少なくありません。
中には、出産などでキャリアにブランクができたり、スキルなしや資格なしで転職をしたいと思う方もいるでしょう。
以下では、30代の女性の転職理由から転職事情を探るほか、30代の女性が転職で成功するためのポイントについて紹介します。
30代女性の主な転職理由と成功のポイント
30代女性の主な転職理由3選
厚生労働省「令和5年雇用動向調査結果の概況」によると、30代女性の転職理由の上位3位は下記の通りです。
30代前半(30〜34歳)女性の転職理由トップ3
順位 | 転職理由 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 職場の人間関係が好ましくなかった | 9.6% |
2位 | 労働時間、休日などの労働条件が悪かった | 8.8% |
3位 | 給料等収入が少なかった | 7.2% |
出典:厚生労働省「令和5年雇用動向調査結果の概況」表5より。その他の個人的理由は除く
30代後半(35〜39歳)女性の転職理由トップ3
順位 | 転職理由 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 職場の人間関係が好ましくなかった | 13.1% |
2位 | 能力・個性・資格を生かせなかった | 9.2% |
3位 | 給料等収入が少なかった | 8.9% |
出典:厚生労働省「令和5年雇用動向調査結果の概況」表5より。その他の個人的理由は除く
30代前半・後半ともに、職場の人間関係を理由とした転職がトップです。
また、上記のランキングには記載されていませんが、30代前半の転職理由には出産・育児が5.2%で5位に入っています。
女性の場合、出産や育児といったきっかけで、ワーママ・子持ちで働きやすい環境を求めて転職を検討する人が少なくありません。
30代女性の転職を成功に導く3つのポイント
30代女性の転職は厳しい、うまくいかないという声もあるようですが、ポイントを押さえて対処すれば、決して難しくないといえます。
30代女性の転職を成功に導く3つのポイント
1.自分が叶えたいライフプラン・キャリアプランの棚卸しする
まずやることは、自分がどういったライフプランを希望するのか明確にすることです。
ライフプランを明確にしてからどのような働き方をするか、キャリアプランを検討しましょう。
2.転職先の条件を明確にする
次に、ライフプランやキャリアプランに基づき、転職先の条件を明らかにしましょう。業務内容や福利厚生、働き方など絶対に譲れない条件を明確にします。
譲れない条件が明らかになって、転職先を選べるようになれば、これまでの経験やスキル、実績を大きな強みとしてアピールしましょう。
3.自分の強みや能力を把握しアピールする
無資格だったり、手に職がなくても、職種によっては副業やSNSやブログでの発信といった個人の活動なども強みになります。
例えば、SNSのフォロワーが数万いる、ブログのPV数が月に数万あるといった場合には、発信力が強みとしてアピールできます。
未経験の職種でも、職種と関連性のある個人の活動・経験があれば積極的にアピールしましょう。
主婦でもアピールするポイントはある
主婦でもアピールできるポイントはあります。
例えば子育てには忍耐力や受容力、寛容さが必要ですので、そうしたタフさをアピールしてもいいでしょう。
また次のような例もあります。社会人を10年間離れていた方がいました。その間に主婦として家族の領収書を整理し家計を管理していました。
ツールを使い家族のスケジュールを把握し、家族という一つのチームが上手に回るように管理。そうした能力をアピールポイントとし就職された方がいます。
主婦の方は、主婦としてのこれまでの経験を深掘りしてみるといいでしょう。
30代の転職で企業が求めるスキルとは
30代の転職で企業が求めるスキルについて見ていきましょう。大前提として、企業が30代に求めるのは即戦力です。
即戦力とは具体的にどのようなスキルを指すかというと以下の2つです。それぞれの内容を以下で詳しく紹介します。
30代の転職で企業が求めるスキル
スキル1:英語力、プラグラミング力などの専門性
30代の転職では即戦力として、英語力やプログラミング力などの専門性があることが求められます。
入社してすぐに英語で顧客対応ができる、あるいはエンジニアであれば高いプログラミング能力があるなど、既存社員と同様に活躍できることが期待されます。
スキル2:マネジメントスキル
30代の転職で求められるものとしては、マネジメントスキルも挙げられます。なぜなら一般的に、30代以降はマネジメントを任される世代であるからです。
現場に配属されてその世代の役割を担うためには、管理職とはいわないまでも、リーダーとしてチームをまとめた経験があることが重要となるでしょう。
30代の転職活動を成功させる6つのポイント
30代の転職事情や、30代の転職で求められるスキルなどが把握できたことと思います。
次に、これらの事情も踏まえて、30代の転職活動を成功させるポイントを紹介していきます。
30代の転職活動を成功させる6つのポイント
1.自己分析をしっかり深堀りし強みを理解する
まずやることは、自己分析をしっかり深掘りし、強みを理解することです。
自己分析のやり方がわからない人は、5W1Hのフレームワークでこれまでのキャリアを書き出していくとよいでしょう。
例えば、下記のようにこれまでの仕事における出来事やエピソードを順に書いてみましょう。
5W1Hのフレームワークの使用例
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(誰が、誰と、誰に)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
入社1年目~3年目の3年間
〇〇ハウジング 東京支店☓☓営業所
営業所員6名と個人のお客様に
リフォーム工事の営業を担当し、3年目で営業成績が急に上がった
飛び込み営業を積極的にしたから
リフォーム需要が高い住宅を探し自社の強みをアピールした
具体的に書き出し文章にしてみることで、客観的に出来事が把握でき、自分でも気がつかなかった面や傾向を発見することができます。
それでも自己分析に不安がある人、やりたいことがわからない人、やりたい仕事がない人などは以下で紹介するツールを使用するといいでしょう。
リクナビNEXT自己分析ツール | グッドポイント診断
リクナビNEXT自己分析ツール「グッドポイント診断」は、リクルートが持つ独自のノウハウを活かして開発した「自分の強み」を見つける診断サービスです。
質問に答えていくだけで強みを客観的に把握することができます。利用には会員登録が必要ですが、約30分の短時間で転職活動でアピールできる強みがわかります。
dodaの自己分析ツール | キャリアタイプ診断
dodaの自己分析ツール「キャリアタイプ診断」は、あなたの強み・弱みや能力、適した働き方や企業風土などを多角的に診断してくれるツールです。
質問に答えるだけで、自己PRや志望動機に使える強みや仕事の適正などの結果が得られます。こちらも会員登録が必要ですが、約10分で診断できます。
2.転職の目的や今後のキャリアを明確にしておく
転職を成功させるには、転職の目的や今後のキャリアを明確にしておくことも大切です。
転職の目的については、30代の場合は特にキャリアビジョンを求められると考えておきましょう。
20代の若手であれば「成長したい」という目的でもよいですが、30代で同じ目的だと幼稚な印象を与えてしまいます。30代は具体的にアピールする必要があります。
例えば、「マーケティングのキャリアを活かしてリーダーとしてさらに上位職を目指し、より大きな成果を出したい」といったようにアピールできるようにしておきましょう。
3.譲れない条件と妥協できる条件を決めておく
30代の転職では、譲れない条件と妥協できる条件を決めておくことも大切です。
希望する条件を全てかなえようとすると、なかなか転職が決まらないといったことが起こり得ます。
そのため、希望条件には優先順位をつけておきましょう。そうすることで転職活動は円滑に進みます。
例えば下記の条件について、どうしても譲れない点、妥協できる点を決めておくといいでしょう。
- 年収
- ポジション
- 労働環境
- 福利厚生
- 働き方
年収などの場合は、ここまでなら妥協できるといった水準を、具体的に考えておくことが大切です。
4.転職の時期を見極める
転職では、転職の時期を見極めることも重要です。
求人の少ない時期に転職活動に励んでも、よい成果を得にくいといえるでしょう。
結論をいうと、転職におすすめの時期は求人ニーズの高まる1月~3月、5月~7月、11月~12月です。
ただし、11月~12月の場合は、選考が遅くなる傾向があることに注意しましょう。
転職市場の年間の動きをまとめると下記のようになります。
転職市場の年間の動き | |
---|---|
1月~3月 | 新年度の事業計画、新体制のための採用が始まる |
4月 | 年度初めで企業は多忙のため、中途採用は鈍化する |
5月~7月 | 採用計画や欠員補充などで求人が増加 |
8月 | 採用活動は継続されるも、夏休みで選考スピードは遅め |
9月~10月 | 上半期の業績が良い企業などが下半期向けに採用活動 |
11月~12月 | 翌年度の採用計画・欠員補充の実施で求人増加。冬休みでスピードは遅め |
求人が増える時期に活動することが、良い条件の転職先を見つけるためにもおすすめです。
5.応募先の企業の情報は入念に調べる
30代の転職では応募先企業の情報を入念に調べることも重要といえます。
大手転職サイトのエンジャパンが登録会員向けに「転職活動中、企業に関する情報収集はどのように行いますか?」といった質問をしたところ、以下のような結果になっています。
調査対象:エン転職会員調査方法:インターネット 調査人数:390人
出典:エンジャパン en人事のミカタ
事前に下調べを行うことで、応募企業に合わせたアピールができたり、転職先と自分の希望とのミスマッチを防ぐことができます。
下記の方法でしっかりと調べるようにしましょう。
企業情報の調べ方
- 企業のホームページを確認する
- 口コミを検索して企業の評判を確認する
- 企業の採用ホームページを確認する
- 企業のSNSやFacebook、ブログなどを確認する
- 転職フェアや合同採用セミナーで話を聞く
また、企業のホームページを見るときは、下記の点を押さえておくことがおすすめです。
企業のホームページのチェックポイント
- 会社概要、経営方針、理念、事業内容といった基本情報
- 設立年数や社史
- 売上高などの財務情報
- 社員の平均年齢
6.転職エージェント・サイトを利用する
30代の転職では、転職エージェント・サイトを利用することがおすすめです。
自己分析やキャリアプランの作成、企業研究など、一人で対応するのが困難なことも、転職エージェントのサポートを受ければスムーズに進めることができます。
転職エージェントでは求職者1人につき、専任のキャリアアドバイザーが1人ついてくれて、相談に乗ってくれます。
転職活動の始め方や方法、書類添削、模擬面談などさまざまサポートを受けることができます。
30代におすすめの転職エージェント・転職サイト
30代の転職を成功させるためには、転職エージェントや転職サイトの活用がおすすめです。
ここでは特に30代におすすめの転職エージェント・転職サイトについて紹介します。
30代におすすめの転職エージェント・転職サイト
30代におすすめの転職サイト・転職エージェントTOP10
30代で転職した方に、実際の転職活動で使った転職サービスについて聞いてみました。最終的に転職が決まった転職サービスの上位10位は以下の通りです。
最終的に転職が決まった転職サービスTOP10(30代)
転職サービス | こんな人におすすめ | 30代の 求人数 |
---|---|---|
1位:リクナビNEXT | 自分のペースで多くの求人から探したい人 | 112,341件 |
2位:マイナビ転職 | 手厚いサポートを受けたい人 | 10,115件 |
3位:リクルートエージェント | 豊富な求人から選びたい人 | 2,258件 |
4位:doda | 女性向け求人特集などを活用したい人 | 33,360件 |
5位:エン転職 | 応募企業の口コミなど詳細を把握したい人 | 1,822件 |
6位:インディード | とにかく多くの求人を確認したい人 | 2,136,000件 |
7位:ビズリーチ | ハイクラス転職で年収を上げたい人 | -件 |
8位:はたらいく | 地元密着型の転職サイトを活用したい人 | 157件 |
9位:マイナビエージェント | 顧客満足度の高いサポートを受けたい人 | 非公開 |
10位:パソナキャリア | 年収800万円以上など高年収を目指す人 | 2,381件 |
※2024年9月時点
※求人数は「30代」とキーワード検索した結果
出典:転職HUB 転職サービス利用者9,347人調査
30代におすすめの総合型転職エージェント
30代におすすめの総合型転職エージェントについて紹介します。
総合型とは、幅広い業種や職種の求人を問わず幅広いジャンルの求人を取り扱っているエージェントのことです。
30代の求人数の多い転職エージェントを厳選して紹介します。
リクルートエージェントは求人は業界最大級なので未経験にも強い
30代の転職にまずおすすめなのはリクルートエージェントです。
リクルートエージェントは、業界最大級の求人数を誇る転職エージェントで、あらゆる業種・職種・地域の求人を豊富に扱っています。
非公開求人も豊富で、仕事内容・待遇・働きやすさなどさまざまな条件で仕事を探すことができるでしょう。
「未経験も可」とする求人情報も多く、未経験業界や職種にチャレンジしたい方にもおすすめです。
リクルートエージェントの基本情報 | |
---|---|
転職サービスのタイプ | 総合型転職エージェント |
30代の求人数 | 2,258件 |
特徴 |
|
主な拠点 | 東京都、北海道、宮城県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
※2024年9月時点
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dodaは有名企業の求人が多数!女性向けサービスを展開
dodaもリクルートエージェントと同様に業界トップレベルに求人数が多く、30代の転職におすすめです。
大手・有名企業の求人が豊富にあり、書類添削や面接対策などのサポートも充実しています。
また、dodaは女性を対象とした転職情報サービス「 Woman Career by doda」を展開している点も特徴といえます。
「リモートワーク」「産休育休取得実績あり」など女性向けの求人特集が豊富に設定されています。
dodaの基本情報 | |
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転職サービスのタイプ | 総合型転職エージェント |
30代の求人数 | 33,360件 |
特徴 |
|
主な拠点 | 東京都、北海道、宮城県、神奈川県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県、鹿児島県 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
※2024年9月時点
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リクナビNEXTは業界最大の求人数を誇る転職サイト
リクナビNEXTは業界最大の求人数を誇る転職サイトです。
希望の条件で手軽に求人を探せるため男女問わず30代の転職におすすめです。正社員のほか派遣、契約社員などさまざまな雇用形態でも探せます。
気になる求人があれば、サイトから直接応募できるため、自分のペースで転職活動ができます。
なお、選考率を高めるためには、同系列のリクルートエージェントを併用して転職サポートを受けることがおすすめです。
リクナビNEXTの基本情報 | |
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転職サービスのタイプ | 総合型転職サイト |
30代の求人数 | 112,341件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都、北海道、宮城県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
※2024年9月時点
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30代におすすめのハイクラス転職向け転職エージェント
転職エージェントには、プロフェッショナル人材やエグゼクティブ人材を扱うハイクラス転職向けの転職エージェントもあります。
以下では、30代に特におすすめのハイクラス転職向け転職エージェントについて紹介します。
リクルートダイレクトスカウトは平均オファーは950万円以上
リクルートダイレクトスカウトは、転職決定年収が平均925万円以上※のハイクラス向け転職エージェントです。
ハイキャリアで高年収を目指す30代におすすめの転職エージェントです。
ビズリーチと同様に登録しておくと、登録した匿名のレジュメを見たヘッドハンターや企業からスカウトを受けることができます。
スカウトを待つだけのため、現職の仕事が忙しい30代でも効率的に転職活動ができます。
※2022年度実績:2022年4月~2023年の間にレジュメ登録があった年収750万円以上のサービス登録者リクルートダイレクトスカウトの基本情報 | |
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転職サービスのタイプ | スカウト型転職エージェント |
30代の求人数 | 3,945件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都、北海道、宮城県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
※2024年9月時点
30代におすすめのIT業界・エンジニア特化型転職エージェント
30代でIT業界、エンジニアの転職を考えている人は、IT業界・エンジニアの転職に特化した特化型転職エージェントがおすすめです。
レバテックキャリアはITスキルを生かしたい30代向け
30代におすすめのIT業界特化型転職エージェントは、レバテックキャリアです。
ITエンジニア、Web系クリエイター、製造業のSEなどの求人を豊富に持っています。
レバテックキャリアのキャリアアドバイザーはIT業界に精通しているため、エンジニアのキャリアパスや悩み、やりがいに対しても深い理解があります。
安心してキャリア形成や転職先探しの相談ができるでしょう。
レバテックキャリアの基本情報 | |
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転職サービスのタイプ | IT業界特化型転職エージェント |
30代の求人数 | 4,276件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都、愛知県、大阪府、福岡県 |
運営会社 | レバテック株式会社 |
※2024年9月時点
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ビズリーチは年収を上げたい30代向けスカウト型エージェント
ビズリーチはITエンジニアにもおすすめ
- IT技術職の転職後年収アップ実績は平均120万円
- リモート可の公開求人3,000件以上で働き方の希望がかなう
- フロントエンド、インフラ系など幅広い職種の求人を探せる
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ビズリーチは経営幹部・管理職などのプロフェッショナル人材向け高年収求人を多数掲載している転職サイトです。
即戦力となる人材を求める求人も多く、年収を上げたい30代におすすめのエージェントです。
登録しておくと、あなたのキャリアに興味を持ったヘッドハンターや企業からスカウトを受けることができます。
企業側からどのような条件で声がかかるかで自分の市場価値を図ることもできます。
ビズリーチの基本情報 | |
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転職サービスのタイプ | スカウト型転職エージェント |
30代の求人数 | —件 |
特徴 |
|
主な拠点 | 東京都、大阪府、愛知県、福岡県、静岡県、広島県 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
※2024年9月時点
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30代女性におすすめの転職エージェント
30代の女性は結婚、出産といったライフイベントも見据えて転職を考える必要があるなど、転職のハードルが高く感じられる人もいるでしょう。
そうした30代の女性におすすめの転職エージェントを紹介します。
type女性の転職エージェントは女性担当者と一緒に転職活動を進めたい人向け
type女性の転職エージェントは、女性の転職に特化した転職エージェントです。
年間10,000名以上の女性転職希望者へのキャリアカウンセリングを行い、女性の転職について豊富なノウハウを持っています。
type女性の転職エージェントには、営業・販売サービス・IT部門などの専門の担当者がいます。希望する業界に精通した担当者のアドバイスを受けることが可能です。
type女性の転職エージェントは、女性の働き方に理解がある女性担当者のサポートを受けたい人に向いているでしょう。
type女性の転職エージェントの基本情報 | |
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転職サービスのタイプ | 女性特化型転職エージェント |
30代の求人数 | 220件 |
特徴 |
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主な拠点 | 東京都 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
※2024年9月時点
30代が転職サイトや転職エージェントを利用するときの方法と流れ
30代が転職サイトや転職エージェントを利用するときの流れは、下記の通りです。
30代が転職サイトや転職エージェントを利用するときの流れ
1.転職サイト・転職エージェントに登録する
まずは、転職サイト・転職エージェントの公式サイトから会員登録をします。登録は無料です。
2.エージェントの担当者と面談
登録後、転職エージェントの場合は、面談の案内が来るため面談を受けましょう。
面談は、専任担当者と1対1で、エージェントのオフィスか、オンライン、あるいは電話で行われます。面談では、希望条件や経歴などの確認をします。
3.求人紹介/履歴書と職務経歴書を作成
面談で転職活動の方向性を確認した後に求人紹介が行われます。求人紹介と同時に、応募に向けて履歴書と職務経歴書を作成しておくことも必要です。
自分で履歴書と職務経歴書を作成し、それとキャリアアドバイザーに添削してもらい、修正しましょう。
4.応募
興味のある企業があれば担当者に伝えましょう。応募は担当者経由で行われます。
転職サイトを利用する場合は、自分で求人を検索し、応募したい企業に転職サイト経由で応募しましょう。
5.企業との面接
応募後、書類選考に通過すれば面接です。
6.内定~企業との年収交渉~退職・入社
最終面接を突破すると内定が出ます。内定が出た後、年収などの条件に迷いがある場合は、担当者が代わりに交渉してくれます。
内定承諾後は、入社手続きと、在籍中の会社の退職手続きを進めることとなります。
30代の転職者に聞いた転職理由
転職hubでは、転職経験がある30代の方に、転職理由に関するアンケート調査を実施しました。
「30代の転職理由」にはどのようなものが多いのでしょう。多い順にランキングにすると以下のようになります。
順位 | 退職理由 | 得票数 |
---|---|---|
1位 | 労働条件が悪かった | 6票 |
2位 | 仕事内容に興味をもてなかった | 5票 |
3位 | 年収が少なかった | 4票 |
3位 | その他 | 4票 |
4位 | 人間関係が悪かった | 3票 |
4位 | 出産・育児のため | 3票 |
5位 | 会社の将来性が不安だった | 2票 |
5位 | 結婚のため | 2票 |
6位 | スキルや資格を活かせなかった | 1票 |
※転職hub独自調査
以下ではそれぞれの退職理由についての具体的な体験談を紹介します。
労働条件が悪かった人の体験談
30代の転職理由で最も多いのは、労働条件が悪かったという理由です。
体験談では、長時間労働を強いられた、労働の割に給与が安い、パワハラ・モラハラの横行といったものが見られます。
労働条件の悪さから心身に不調をきたしたことをきっかけに、転職を決意した人も少なくありません。
男性/34歳/大手飲食店
社保・福利厚生もなく長時間労働で給与も安かった
前職では社会保険や有給、賞与などがなく福利厚生も全くありませんでした。さらに基本的な休日は週に一回しかなく、連休はお盆と正月の三連休だけでした。休日が少ないうえ、終電まで働くのが通常でした。給料も良くなく労働環境がかなり劣悪だったので転職することにしました。
女性/36歳/信金の営業職
パワハラ・モラハラが横行していた
会社全体の職場環境が悪く、所属していた部署ではパワハラやモラハラが横行していました。また業務量が異常に多く、休憩時間もとれず早出・残業も常態化していました。同僚の女性社員3人が立て続けに転職や身体を壊して休職をしたのがきっかけで、このままだと自分の心身が危ないと感じて転職を決意しました。
男性/37歳/SIerプロジェクトマネージャー
月200時間以上のサービス残業で心身を壊した
念願のプロジェクトマネージャーになるも、突然のコロナによるテレワークでチームのコミュニケーションが崩壊しました。プロジェクトが大幅に遅延したため200時間以上のサービス残業を強いられる状況が続き、最後はメンタルを壊しました。休職し、1年の長い闘病のすえ、転職にいたりました。
女性/35歳/保険業界の事務職
事務から営業に移動させられフォローもなかった
一般事務から急に営業事務への異動を命じられ、異動後の条件が悪かったため転職しました。営業は未経験であったにもかかわらず、引継ぎもなく数十社を担当させられ、不明点があっても不在の人が多くフォローしてもらえる空気はありませんでした。営業対応に支障がでるようになったため転職しました。
男性/34歳/貿易会社の事務営業
通勤時間の長さや上司との関係を見直したかった
地元神奈川から東京の港区の貿易会社までの通勤に非常に時間がかかっていました。20代の頃はまだ体力もあったので問題なく通勤をこなせていたのですが、だんだん体力的に辛くなってきました。また、上司との関係も良くはなかったので 心機一転、転職活動を始めました。
仕事内容に興味をもてなかった人の体験談
30代の転職理由では、仕事内容に興味をもてなかったという理由も多く見られます。
実際に働いてみて、給与や人間関係の悪さから仕事への興味や会社への愛着を失ったり、仕事を続けていくうちに自分に合わないと感じたりする人が多いようです。
女性/33歳/派遣業界の採用担当
社風が合わず仕事に熱意を持てなかった
体育会系の社風が入社当初から合わないと感じていました。また、仕事内容についても、派遣業であることを上手く言い換えて、新卒の学生を大量に採用していたことに、だましているような感覚がぬぐえませんでした。そのため、仕事に熱意を持つことができず、転職を決意しました。
男性/38歳/メーカーの営業職
米国勤務を希望していたが欧米事業が縮小された
帰国子女で英語ができるため、米国で仕事をしたいと入社の頃から希望していました。しかし、欧米圏での事業が縮小され、中国にフォーカスすることとなり、念願の米国勤務はかなわぬことになり仕事への興味が薄くなりました。これ以上、この会社にいても希望の実現やスキルアップにつながらないと考え、転職に踏み切りました。
女性/32歳/商社の経理事務
経理の細かい作業が自分に合わなかった
医療器具の商社で経理部に配属され勤務していましたが、1円でも合わなければ帰れない細かい作業が自分には向いていませんでした。また、数字を入力し続けるという長時間の作業が楽しいとは思えませんでした。経理の仕事は自分に合っていないと感じて、転職を決意しました。
男性/38歳/不動産業の管理職
もともと興味のある仕事ではなかった
もともとあまり興味を持っていない仕事だったこともあり、長く続けるつもりはありませんでした。人間関係に不満はないものの、転職によって新たな人間関係を構築したり、将来の選択肢に大きな幅を持たせたりしたいと思い、転職を決意しました。
年収が少なかった人の体験談
30代の転職理由では、年収が少なかったという理由も少なくありません。また、コロナ禍で年収が下がったり、労働量の多さの割に年収が上がりにくい、収入が少なくて将来に不安があるといった事情が見られます。
男性/34歳/工作機械商社の営業職
コロナ禍で原則在宅勤務となり、在宅時の残業代はどんなに残業したとしても出なくなりました。そのため、年収が60万ほど減りました。地方勤務で残業の多かった時代と比べると100万円以上下がっており、年収を元に戻すには今の会社で昇格するよりも転職をした方がいいと感じ、転職を決意しました。
女性/37歳/メーカーの人事職
残業が多いのに年収が上がらない
残業が多いのに年収が上がりにくいと感じて転職を決意しました。月々の残業時間も増え、休日にも上司から電話がかかってくるなどして心身も疲弊していました。このままではキャリアアップもしにくく、自分の時間を持てないと思い転職することにしました。
男性/39歳/障害福祉サービスの生活支援員
人間関係や収入面の不安で転職を決意
上司やスタッフと接する機会が多く、トラブルも起こりやすかったので、大変苦しくなり転職を決意しました。精神的なストレスが強く仕事に影響が出ることもあったことと、収入面でも将来の見通しが立たないなど不安があり、転職にいたりました。
その他の体験談
30代の転職理由として、特有の事情で転職を考える人も少なくありません。
「その他」に分類される転職理由で転職した人の体験談では、「勤務先の経営悪化によりやむなく転職を考えた」や「新たな仕事に挑戦したい」「会社の方針に不満があった」などの理由が見られます。
女性/38歳/鉄鋼業の事務職
勤務先の経営悪化で失業した
当時勤めていた会社の経営が悪化し、その結果失業しました。もともと自転車操業の会社で、賞与を含めても年収は200万円ほどでした。また、社長がパワハラやセクハラを当たり前のようにする人だったので、今度は長く働ける環境の整ったところで働きたいと転職しました。
男性/37歳/士業関連
勤務先の会社の業績が悪化して見切りをつけた
コロナ禍で勤めていた会社の業績が悪化し、会社が成り立たなくなる危険性があったので、早いうちに転職したほうがいいと転職を決意しました。結果として、コロナの影響のない業界に入れたうえに、転職してから資格に挑戦したことで、より仕事の範囲が広がりました。
女性/39歳/携帯キャリアのコールセンター
職種経験が少ないことに不安を覚えて転職を決意
コールセンターのオペレーターの経験しかなく、他の仕事をしていないことに不安があって転職を考えました。また、コールセンターでは上司とメンバーの入れ替えが激しいことにもストレスを感じていました。事務職になって、資格の勉強をしつつキャリアアップしていきたいと思い、転職を決意しました。
男性/34歳/IT企業の社内SE
会社の方針に満足できなかった
前職の社長が代わり、社の方針が一転したため転職を決意しました。私としては売上面よりも顧客満足度を重視していましたが、社の方針が売上主義に変わったことが大きな要因です。コミュニケーションを密に取り、顧客の課題を解決し貢献できるような空気のある企業へ転職したいと思いました。
30代の転職体験談から学ぶ!成功の秘訣と失敗の要因
30代の転職で成功した人たちの体験談に見られる成功の秘訣や、失敗した人の体験談に見られる失敗の要因をまとめると以下の通りです。
成功の秘訣
- 自分ならではの強みをアピールした
- 口コミなども活用して良い会社かどうか見極めた
- 志望動機の理由付けをしっかり行った
- 実績をアピールしてスキルに説得性を持たせた
失敗の要因
- 転職が決まらないことに焦ってリサーチが不十分なまま転職した
- 事前に聞いていた話と実際とが異なっていた
詳しくは以下で見ていきましょう。
転職に成功した人の体験談
転職に成功した人の体験談からは、企業研究や自己分析などの事前準備をしっかりと行ったことが伺えます。
女性/39歳/不動産の事務職
勤怠面の良さを活かして異業種異職種へ転職
コールセンターのオペレーターから事務職に転職。パソコンが苦手だったのでWordやExcelの勉強をしました。私の強みは勤怠面がよかったことだと思います。10年働いていた会社で遅刻や欠勤はありませんでした。転職先は長期で勤務する人を募集していたので、この強みが活きたと思います。
男性/34歳/IT商社のバイヤー
企業研究をし異業種異職種の転職に成功
工作機械商社の営業から異業種で異職種の転職に成功しました。基本在宅勤務でありながら年収は150万円も上がったので、完全に大成功です。特に工夫をしたつもりはありませんが、転職会議などの社員の口コミが見れるサイトに登録をし、良い求人があれば口コミを確認するといった企業研究はしました。
女性/34歳/保健所の保健師
志望動機の理由付けをしっかり準備して面接に臨んだ
転職をして、前職で不満に思っていたことが解消できました。成功の秘訣は、転職で聞かれる志望動機について、前職の体験などを活かしてストーリー性のある理由付けをしっかりとして面接に臨んだことです。最初の印象で決まってしまうと思い、はっきりとした声で自信をもって対応できた思います。
女性/37歳/コンサル業界のプロジェクトマネージャー
スキルを明確にし資格で説得力を強めた
転職で年収がアップし、キャリアアップもでき、満足しています。フレックスタイム制で、働きやすくなったこともメリットです。転職活動中は資格を取ったりわかりやすいスキルを身に付けようと頑張りました。スキルがあっても資格の有無で説得力が違うと思い、勉強をして挑みました。
男性/34歳/貿易会社の事務営業
面接対策をして自分の強みを効果的にアピール
転職エージェントを利用して、事前に面接対策などをして面接に臨めたのがよかったです。前職で培ったリーダーシップを全面的にアピールできました。人当たりのいい人は 人当たりの良さをアピールするのがいいと思います。どの会社でも30代というのは中心の社員となるためです。
転職に失敗した人の体験談
転職に失敗したという人の体験談を見ると、転職後に想定外の事実が発覚したり、ミスマッチに気付くことが多いようです。
失敗の要因としては、「転職が決まらないことに焦ってリサーチが不十分なまま転職した」「事前に聞いていた話と実際とが異なっていた」とするコメントが見られます。
事前に可能な限り企業研究をしておくことが、失敗を避けるためにも重要であることがわかります。
女性/35歳/電力業界の事務職
転職先のリサーチが不十分だったと反省
転職が決まらない焦りから、転職先のリサーチが不十分なまま転職しました。そのため転職後に「そんなこと聞いていなかった」と思うことが多々ありました。業務分掌もあいまいで「これは自分がすべき仕事なのか」と思うこともよくあります。リサーチをして納得できる転職をすべきだったと反省しました。
女性/41歳/フードサービス栄養士
転職で希望がかなえられなかった
人を大切にする会社に転職したいと思っていましたが、転職で希望はかなえられませんでした。給与が良くても人の扱い方が悪い、入社時は働きやすいホワイトなイメージでも次第に上司が変貌してブラックな体制になるということがありました。
女性/34歳/人材業界のヘッドハンティング
転職後にミスマッチが判明
転職後、会社の方針とのミスマッチが判明しました。「フルフレックスだから自分の裁量で働ける」と聞いていたのに、18時~21時に仕事を強いられるという現状がありました。子育てをしながら仕事を続けるには限界があると感じ、再度転職を考えています。
男性/38歳/工務店の設計士
求人広告に記載の条件と実際の条件が異なっていた
転職活動に失敗した理由は、求人広告に記載の条件と現実が異なっていたことです。実際に面接を受けた際に、広告に記載の給料、福利厚生、休日日数などの条件が、実際とかなり異なると判明しました。現職の仕事が忙しく転職活動の時間が充分に取れない中で、転職活動は難航しました。
男性/37歳/エネルギー企業の社内SE
パワハラ社長の会社に転職してしまった
会社選びに失敗しました。社長はパワハラをするオーナー社長で、半年間、普通に可愛がってもらっていましたが、突然パワハラにあうようになりました。後になって、参考までに転職会議の社員の口コミを見ると、社長がモラハラ、パワハラをする人間だと書いてありました。
30代の転職に関してよくある質問
最後に、30代の転職についてよくある質問とその回答を紹介します。スムーズに転職活動を進めるためにも、以下の疑問点は解消しておきましょう。
30代の転職に関してよくある質問
Q1. 転職回数が多いのはデメリットになりますか?
doda 「転職に関するアンケート」調査期間:2018年12月
調査実施:パーソルキャリア株式会社
有効回答者数:103人
出典: doda 転職回数が多い人が転職を成功させる方法とは?年代別にポイントを解説
30代ともなれば転職の回数が2回目、3回目だけでなく、4回目、5回目といった方もいることでしょう。
転職回数が多い方は、それがデメリットになるのではないかと思うようです。
最近の傾向としては、転職回数が多いことはデメリットにならないといえます。
大手転職エージェントのdodaが、企業の採用担当者に行った「転職に関するアンケート」の結果からもそれがわかります。
採用担当者に「転職回数が選考に影響するのは何回目から?」と調査したところ、「転職回数は選考に影響しない」と回答した担当者が全体の20.4%と最も多い割合でした。
30代の場合は、転職回数よりも 仕事の経験が重視される傾向です。
Q2. 30代の転職は資格があった方が有利ですか?
資格があっても、実際に携わる仕事で役に立たなければそれほど有利には働かないでしょう。
どちらかというと、入社後、これまでのキャリアとスキルを活かしつつ、新たな知識や実績を積んでいくことが期待されます。
そのため、学ぶ意欲を見せることの方が重要といえるでしょう。
Q3. 30代の職務経歴書、書き方のコツはありますか?
30代となると、社会人経験も長くなり、つい履歴書や職務経歴書を長々と書いてしまう傾向があります。
伝えるべきキャリアやスキルがよくわかるように書かないと、書類選考に通らない可能性が高まります。
書類選考の通過率をあげるために、必要なことを過不足なく簡潔明瞭に書くようにしましょう。
アピールしたいことをメインにする!
書類選考に通りやすくなるためのコツは、事実を綺麗に並べるのではなく、希望職種との関連性があるスキルをメインに書くことです。
そのアピールポイントも簡潔に書くようにしましょう。
Q4. 30代転職の面接で重視されるポイントは何ですか?
30代転職での面接は、面接というよりも自身を売り込む商談に近いといえます。
これまで培ったキャリアやスキルを踏まえ、自分を採用することでどのようなメリットがあるのかをストーリーで語れることが大切です。
なお、面接を受ける際には、事前に転職エージェントの面接対策を受けておくこともおすすめです。
企業ごとにどのような質問を受けやすいかといったことや、リクルートスーツでなければならないのかなど服装の相談もできます。
企業との面接では内容のあるストーリーを語る
30代は面接官を納得させるような内容のあるストーリーを語れることが重要になってきます。面接官はあなたのキャリアの「これまで」と「これから」のストーリー、一貫性を見ています。
20代のうちは面接で聞かれることに対して回答をしていくことで、面接官がそれらを一つのストーリーにまとめていくような面接になりますが、30代になるとストーリーを念頭に自らアピールしていくことが求められます。
そうならないためにも面接の前にストーリーとして話せるよう練習をしましょう。
Q5. 30代女性の転職におすすめ職種はありますか?
30代女性の転職におすすめの職種として、キャリアを積みたい方おすすめの職種と、キャリアチェンジをしたい方におすすめの職種を紹介します。
30代女性の転職におすすめの職種
- キャリアを積みたい方向け
- 企画・マーケティング
- コンサルタント
- ITエンジニア
- キャリアチェンジを図りたい方向けの職種
- 営業
- 販売
「企画・マーケティング」職は、市場調査、商品企画、プロモーションといった仕事にこれまでの経験を活かすことができ、転職でキャリアアップをしていけます。
「コンサルタント」はMBAを取得している人におすすめです。
「ITエンジニア」は、SEからさらに上流工程に移行でき、ITコンサルタントとして活躍することもできるでしょう。
「営業」「販売」は、未経験者でも歓迎される求人が少なくありません。
特別な資格も必要ないため、経験なしの場合でも挑戦しやすく、キャリアチェンジに向いています。
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Q6. 30代未経験でも転職しやすい職種は何ですか?
30代の転職では、業界・職種を問わず使えるポータブルスキル※があれば、異業種・異職種への転職も可能です。
例えば、「コミュニケーション力」や「交渉力」「企画提案力」などといったスキルがあれば、下記のような職種に転職できるでしょう。
※職種の専門性以外に、業種や職種が変わっても持ち運びができる職務遂行上のスキルのこと30代未経験でも転職しやすい職種
- 伸び盛りの業界
- IT業界。特に「HRテック」「不動産テック」などのテック系
- 経験者が少ない職種
- サブスクリプション型(継続課金)ビジネス企業
出典:リクルートエージェント「30代で未経験な職種への転職はできる?キャリアチェンジ成功のための秘訣とは」
Q7. 30代の転職活動にかかる期間はどのくらいですか?
転職hubで30代の転職経験者に調査をしたところ、転職するまでにかかった期間は、下記の通りです。
順位 | 転職するまでにかかった期間 | 得票数 |
---|---|---|
1位 | 3ヶ月未満 | 15票 |
2位 | 3ヶ月~6ヶ月 | 7票 |
2位 | 6ヶ月~1年 | 7票 |
3位 | 1年~1年6ヶ月 | 1票 |
※調査人数:30人
※転職hub独自調査
「3ヶ月未満」が最多でした。次いで「3ヶ月~6ヶ月」と「6ヶ月~1年」が同率で並びます。
30代の転職では、半数の人が転職に3ヶ月から半年くらいかかっていると考えてよいでしょう。
まとめ
本記事では、30代の転職で成功するポイントと転職におすすめの転職サイト・エージェントなどについてお伝えしました。
最後にもう1度振り返ってみましょう。30代で転職に成功するポイントは以下の6つです。
30代で転職を成功させるためのポイント
- 自己分析をしっかり深堀りし強みを理解する
- 転職の目的(今後のキャリア)を明確にしておく
- 譲れない条件と妥協できる条件を決めておく
- 転職の時期を見極める
- 応募先の企業の情報は入念に調べる
- 転職エージェント・サイトを利用する
このポイントを押さえることで、条件のいい企業への転職できる可能性が高まります。転職を決意された際には、ぜひ実践してみてください。
転職エージェント | 向いている人 | 公開求人数 |
---|---|---|
リクルート エージェント |
さまざまな業種の求人から比較できる | 476,143件 |
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ビズリーチ | ハイクラス転職をしたい人 | 136,467件 |
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doda | 女性向け求人特集などを活用したい人 | 259,799件 |
|
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type女性の転職 | 女性の転職専門のサポートを受けたい人 | 12,387件 |
|
※2024年11月時点
最近はスキル重視の傾向
ひと昔前には「35歳転職限界説」という言葉通り、35歳を過ぎると転職が難しくなると思われていましたが、今はそうではないと思います。
最近の傾向としては、ジェネラリスト候補として若手を採用して育てるのではなく、専門職として採用・育成をする会社が増えてきています。
スキルがあれば35歳以上でも転職は十分に可能です。