スカウトが届く転職サイトおすすめランキング14選!仕組みや評判を比較

「自分の経歴や希望にマッチングしたスカウトをもらいたい!」
「おすすめのスカウト型転職サイトはどれ?」

マッチングの高い求人に出会える確率が上がるスカウトメール機能。

今やほとんどの転職サイトで無料で提供しているため、転職活動でスカウト機能を利用しない手はありません。

しかし、一口にスカウトが届くと言っても、保有する企業求人やスカウトの公開範囲は転職サイトによって異なります。

本記事では、当編集部が実施した約1万人のアンケート調査をもとに、スカウトが届く転職サイトをランキング形式で14選紹介します。

【1万人にアンケート調査】
転職サイト満足度*ランキングTOP10
1位 JACリクルートメント
(年収500万円以上におすすめ)
満足度
53.4%
2位 ビズリーチ
(年収500万円以上におすすめ)
47.2%
3位 リクルートエージェント
(全員におすすめ)
35.7%
4位 doda(デューダ) 34.4%
5位 マイナビエージェント 32.6%
6位 リクナビNEXT
30.2%
7位 パソナキャリア
29.1%
8位 リクルートダイレクトスカウト
26.8%
9位 エン転職
26.7%
10位 マイナビ転職
25.9%

*「ミスマッチのない転職ができた」と回答した利用者の割合

調査概要

  • 調査名:転職サービスに関するアンケート調査
  • 調査方法:アイブリッジ株式会社「Freeasy」を用いたインターネットリサーチ(調査元:転職ハブ編集部)
  • 調査期間:2023年1月17日~2023年2月7日
  • 調査対象:8年以内に転職サービスを利用して転職した全国20~60代の男女9,347人
  • PDF:転職サービス利用者1万人調査レポート[2,360KB]

さらに、スカウト型で有名なビズリーチの現役担当者へ取材を実施しました。

スカウトサービスの上手な使い方についても解説します。

※当コンテンツは株式会社カケハシ スカイソリューションズによって管理しています。ご利用にあたっては、利用規約をご一読くださいますようお願いいたします。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
転職ハブ編集部
岩岡 武志

転職ハブ編集部/元キャリアアドバイザー

岩岡 武志

教育業界から株式会社リクルートキャリア(現リクルート)へ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず1,000人以上の求職者を支援した。

30歳を節目に、より多くの人生に貢献したいとの思いからWebマーケティングにキャリアチェンジし、転職に関するメディア運営を行う。

ユーザーや有識者へのインタビューに基づく情報発信をモットーとしている。

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スカウトサービスのある転職サイトおすすめランキング14選!

スカウトサービスが利用できるおすすめの転職サイト14選をランキング形式で紹介します。

【1万人にアンケート調査】
転職サイト満足度*ランキングTOP10
1位 JACリクルートメント
(年収500万円以上におすすめ)
満足度
53.4%
2位 ビズリーチ
(年収500万円以上におすすめ)
47.2%
3位 リクルートエージェント
(全員におすすめ)
35.7%
4位 doda(デューダ)
34.4%
5位 マイナビエージェント 32.6%
6位 リクナビNEXT
30.2%
7位 パソナキャリア
29.1%
8位 リクルートダイレクトスカウト
26.8%
9位 エン転職
26.7%
10位 マイナビ転職
25.9%

1位:JACリクルートメントは外資系・グローバル企業の転職に強い

JACリクルートメントのキャプチャ画像

JACリクルートメントは外資系・グローバル企業に強い、ハイクラスな30〜50代向けの転職エージェントです。

JACリクルートメントのスカウトサービスは、アドバイザーが仲介する仕組みで企業からは直接声がかかりません。

しかし、JACリクルートメントのアドバイザーは日系大手やメガベンチャーといったハイクラス層の知見があるため、エンジニアなど専門性が高い求職者は希望に近いスカウトを受けられるでしょう。

実際に、当編集部が2023年1〜2月に実施した1万人アンケート調査では、「総合的に希望とミスマッチがない転職ができたか」という項目で1位を獲得しました。

このように、JACリクルートメントでは転職のプロが仲介することで、満足度の高いスカウトを実現しています。

参考:スカウト・求人オファーについて|JACリクルートメント公式

JACリクルートメントの基本情報
運営会社株式会社 ジェイエイシーリクルートメント
本社〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング14F
拠点東京、埼玉、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、広島
対応エリア全国、海外
許可番号 13-ユ-010227
料金無料

*2024年4月時点

2位:ビズリーチなら20代やこれからハイクラスを目指したい人におすすめ

ビズリートの画像

ビズリーチは、年収1,000万円以上の企業求人が全体の1/3を占める*ハイクラス向けの転職サービスです。(*2024年3月時点)

スカウトサービスは以下2種類あります。

スカウトの種類 送信者 料金
プラチナスカウト 企業・ヘッドハンター 無料
通常スカウト ヘッドハンター プレミアムステージへのアップグレードが必要(5,478円/30日間)

プラチナスカウトは、求職者をスカウトできる回数が限られているため企業の本気度が高く、企業から直接スカウトを受けた場合は書類選考をパスできます

一方、有料の通常スカウトはヘッドハンターからのスカウトのみですが、数多くの求人を閲覧できます。

ビズリーチはハイクラス層に強い一方で、年収500万円前後の転職を支援した実績もあるため、スキルに関わらずスカウト機能を利用してみましょう。

※参考:スカウトについて|ビズリーチ公式

ビズリーチの基本情報
運営会社株式会社ビズリーチ
本社〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1
拠点東京・大阪・名古屋(愛知県)・福岡・静岡・広島
対応エリア全国47都道府県、海外
許可番号 13-ユ-302647
料金無料(一部有料)

※2024年4月時点

3位:リクルートエージェントの企業スカウトは通過率が通常の3倍高い

リクルートエージェントのキャプチャー画像

リクルートエージェントは、専任のアドバイザーがつくエージェント型の転職サイトですが、企業から直接スカウトメールが届くサービスも展開しています。

スカウトサービスは以下の2種類です。

スカウトの種類 特徴
面談確約 書類選考が免除される
応募歓迎スカウト 書類選考あり

キャリアシートをもとに興味のある求職者をスカウトする点は同じですが、面接確約の方が企業の熱意が高めです。

応募歓迎スカウトは書類選考免除はないものの、通常ルートの応募と比較すると通過率が3倍ほど高くなります。

なお、リクルートエージェントで採用活動をしている企業担当者に取材したところ、「最近のリクルートエージェントは企業スカウトにも注力している」との意見が目立ちました。

※参考:リクルートエージェントスカウトサービスとは|リクルートエージェント公式

リクルートエージェントの基本情報
運営会社株式会社リクルート
本社〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
拠点札幌(北海道)・仙台(宮城県)・盛岡(岩手県)・郡山(福島県)・東京・立川(東京都)・さいたま(埼玉県)・千葉・横浜(神奈川県)・宇都宮(栃木県)・金沢(石川県)・新潟・長野・松本(長野県)・富山・静岡・浜松(静岡県)・名古屋(愛知県)・京都・大阪・神戸(兵庫県)・岡山・広島・高松(香川県)・松山(愛媛県)・北九州(福岡県)・福岡・熊本・鹿児島
対応エリア全国47都道府県、海外
許可番号 13-ユ-010258
料金無料

*2024年4月時点

4位:dodaならスカウトを待ちながら自分で求人を探せる

dodaアイキャッチ

dodaは常時20万件以上の求人数を誇る、国内最大級の転職サービスです。

転職サイトとエージェント機能を備えているため、20代や転職未経験者も安心感を持って利用できます。

dodaには「プレミアムオファー」という企業から届くスカウト機能があり、登録すると以下3つのメリットが得られます。

プレミアムオファーのメリット

  • 企業から直接スカウトメールが届く
  • 非公開求人のオファーが受け取れる
  • 面接が確約される

その他、ハイクラス向けのスカウト型転職サイトと比較して、スカウトの際に経験値だけでなく活躍の可能性が期待される点もdodaならではの特徴と言えるでしょう。

※参考:dodaスカウトサービス|doda公式

dodaの基本情報
運営会社パーソルキャリア株式会社
本社〒100-6328 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F
拠点札幌(北海道)・仙台(宮城県)・丸の内(東京都)・大手町(東京都)・南青山(東京都)・紀尾井町(東京都)・浅草橋(東京都)・西新宿(東京都)・横浜(神奈川県)・静岡・名古屋(愛知県)・大阪・京都・神戸(兵庫県)・岡山・広島・福岡・鹿児島
対応エリア全国47都道府県、海外
許可番号 13-ユ-304785
料金無料

*2024年4月時点

5位:マイナビエージェントのスカウトはエージェントからの直接スカウトのみ

マイナビエージェントのトップ画像

マイナビエージェントは、20代〜30代を中心に幅広い年代にフィットする転職エージェントです。

オリコンが調査した「2024年転職エージェントランキング」では、満足度総合1位を獲得しました(※1)。

また、提携先のエージェントを100社以上保有している点は、幅広く人材事業を手掛けるマイナビならではの魅力と言えるでしょう。

そんなマイナビエージェントが提供する「エージェントスカウト」を利用すると、提携先のエージェントや企業から多くのオファーが受け取れます

利用時は、エントリーした転職エージェントを除き、氏名・住所・電話番号を非公開にできるためプライバシーも守れます。

※1参考:転職エージェントランキング|オリコン
※参考:マイナビAGENTスカウト|マイナビエージェント公式
マイナビエージェントの基本情報
運営会社株式会社マイナビ
本社〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1
拠点札幌(北海道)・旭川(北海道)・帯広(北海道)・青森・岩手・山形・宮城・福島・群馬・茨城・つくば(茨城県)・埼玉・千葉・東京・新宿(東京都)・銀座(東京都)・立川(東京都)・横浜(神奈川県)・静岡・浜松(静岡県)・沼津(静岡県)・名古屋(愛知県)・伏見(愛知県)・岡崎(愛知県)・新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・松本(長野県)・岐阜・三重・滋賀・京都・大阪・堺(大阪府)・兵庫・姫路(兵庫県)・香川・愛媛・松江(島根県)・広島・岡山・北九州(福岡県)・福岡・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄・ワルシャワ・ジャカルタ・ホーチミン・マニラ
対応エリア全国47都道府県、海外
許可番号 13-ユ-080554
料金無料

*2024年4月時点

6位:リクナビNEXTは3種類のオファーがある

リクナビNEXT

リクナビNEXTは、会員数1,000万人以上を誇る日本最大級の転職サイトです。

地方求人・転職成功ノウハウなどの転職サポートコンテンツも豊富で、未経験の20代からハイクラスな40代・50代まで幅広く利用できます。

スカウト機能は以下3種類です。

スカウトの種類 特徴
求人掲載企業からのオファー 自動送信される求人・説明会の告知
転職エージェントからのオファー 転職エージェントの担当者と行う個別面談の案内
転職エージェントが取り扱う求人企業からのオファー 企業採用担当から届くオファー・面接案内

転職エージェントから届くオファーと企業から届くオファーは、「プライベートオファー」とも呼ばれ、よりマッチングの高いオファーや面接確約の案内を受けられます

上記以外にIndeedと連携した「ワイドオファー」もあり、受信設定するとIndeedに掲載している求人情報が届くため選択肢を広げたい方におすすめです。

参考:転職サイトの「オファー」とは?上手な使い方と活用のコツ|リクナビNEXT公式

リクナビNEXTの基本情報
運営会社株式会社リクルート
本社〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
拠点全国
対応エリア全国47都道府県、海外
許可番号 13-ユ-313011
料金無料

*2024年4月時点

7位:パソナキャリアは企業担当者から【パソナプラチナオファー】が届く

パソナキャリアのキャプチャ

パソナキャリアは、保有する求人の約半数が年収800万円以上のハイクラス向け総合型転職エージェントです。

特に、管理職やエンジニアなどの専門職の転職に強く、転職後の年収アップ率は67.1%*を誇ります。

スカウトサービス「パソナプラチナオファー」は、エージェントから個別にスカウトメールが届くサービスで、会員登録するだけでスカウト対象になる仕組みです。

パソナキャリアのコンサルタントは、管理部門・エグゼクティブ部門など得意領域を持つため、前職よりハイクラスな企業からスカウトを受けられるでしょう。

*参考:パソナキャリア(2024年3月時点)
※参考:スカウトサービスとは|パソナキャリア公式
パソナキャリアの基本情報
運営会社株式会社パソナ
本社〒107-8353 東京都港区南青山3-1-30 PASONA SQUARE 8F
拠点全国47都道府県
対応エリア全国47都道府県、海外
許可番号 13-ユ-303084
料金無料

*2024年4月時点

8位:リクルートダイレクトスカウトなら効率的に企業を探せる

リクルートダイレクトスカウトのバナー(松坂桃李さん)

リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス層に特化した転職スカウトサービスです。

2023年12月のリニューアルではAI機能が搭載され、レジュメの一部が自動作成できるなどさらに利便性が向上しました。

スカウト機能は以下5つが用意されています。

スカウトの種類 送信者 特徴
ヘッドハンタースカウト(通常スカウト) 外部の転職エージェント 登録したレジュメを参考に個別に届くスカウト
一求入魂スカウト ヘッドハンター マッチングが高い限られた求職者に送られるスカウト
Fit Hunterスカウト ヘッドハンターの得意領域と希望条件がマッチングすると届くスカウト
企業スカウト 企業 企業から直接届く個別スカウト
顧問求人スカウト 企業顧問としてオファーが届く

「一球入魂スカウト」はヘッドハンターの送信数に上限があり、求職者を厳選している本気度の高いスカウトです。

「企業スカウト」は企業の採用担当から個別に直接届くスカウトで、書類選考が免除されます。

上記2つの本気度の高いスカウト機能を重点的に活用すれば、ハイクラスな希望条件が叶う可能性も高まるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトの基本情報
運営会社株式会社リクルート
本社〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
拠点東京、北海道、宮城、栃木、埼玉、千葉、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡
対応エリア全国47都道府県、海外
許可番号 13-ユ-313011
料金無料

*2024年4月時点

9位:エン転職のスカウトには前給保証のスカウトも

エン転職

エン転職は利用者の約70%が35歳以下*を占める、20代・30代の転職に強い転職サイトです。

求職者目線に立って取材した企業レビューが掲載されていて、職場の雰囲気や社員の声などリアルな情報まで分かります。

スカウトは以下の3種類です。

スカウトの種類 特徴
企業からのスカウト 求職者のレジュメを見た企業から届く
転職エージェントからのスカウト 転職エージェントからキャリア相談や求人情報が届く
企業からのオファー 企業と求職者が求める条件がマッチングした場合に自動送信で求人が届く

企業からのスカウトは最も期待値が高く、前給保証や一次面接免除の特典が受けられるケースも珍しくありません。

転職エージェントからのスカウトでは、非公開求人が届く場合があるため競争率の少ない優良企業に出会える可能性もあるでしょう。

*エン転職公式
※参考:エン転職のスカウトサービスについて|エン転職公式
エン転職の基本情報
運営会社エン・ジャパン株式会社
本社〒163-1335 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー 35F
拠点東京・埼玉・千葉・横浜(神奈川県)・名古屋(愛知県)・大阪・福岡
対応エリア全国47都道府県、海外
許可番号 13-ユ-080296
料金無料

*2024年4月時点

10位:マイナビ転職のプレミアム特典スカウトは特別なオファー

マイナビ転職

マイナビ転職は、20代・30代の若手層をメインターゲットとした転職サイトです。

保有する求人情報の業種は114分類・職種は379分類*と、業界屈指の数を誇ります。

また、会員数は2023年2月時点で756万人に及び、428万人がスカウトに登録しています。

スカウトの種類 送信者 特徴
希望マッチ 企業 希望職種に合う求人のお知らせ
経験マッチ 経験職種に合う求人のお知らせ
条件マッチ 求職者と企業の条件が合致した際に届くスカウトメール
転職エージェント求人 転職エージェント 求人を紹介したい求職者だけに送られるスカウトメール

企業からのスカウトには、年収800万円以上を保証する「プレミアム特典」や、受け取った求職者だけが応募できる「スカウト特典」が付く場合があります。

これらの特典があれば、希望条件よりも好待遇な企業が見つかりやすくなるでしょう。

*2023年2月サイトデータ|マイナビ転職公式
※参考:スカウトを受ける|マイナビ転職公式
マイナビ転職の基本情報
運営会社株式会社マイナビ
本社〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1
拠点札幌(北海道)・旭川(北海道)・帯広(北海道)・青森・岩手・山形・宮城・福島・宇都宮(栃木県)・群馬・茨城・つくば(茨城県)・埼玉・川越(埼玉県)・越谷(埼玉県)・千葉・船橋(千葉県)・東京・横浜(神奈川県)・川崎(神奈川県)・厚木(神奈川県)・湘南(神奈川県)・静岡・浜松(静岡県)・沼津(静岡県)・名古屋(愛知県)・岡崎(愛知県)・新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・松本(長野県)・岐阜・三重・滋賀・京都・大阪・堺(大阪府)・兵庫・姫路(兵庫県)・奈良・香川・愛媛・福山(広島県)・広島・岡山・北九州(福岡県)・福岡・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄
対応エリア全国47都道府県、海外
許可番号 13-ユ-080554
料金無料

*2024年4月時点

ランキング外のおすすめ:doda Xは年収が800万円以上の求人が90%以上

dodaX(旧iX転職)のキャプチャ画像

doda Xは、40代・50代のエグゼクティブ層に強い転職サイトです。

企業の経営・事業戦略に直結するハイクラスな求人が多く、年収800万円以上の求人が全体の90%以上を占めています。

2024年3月には、企業から直接スカウトメールが受け取れる「企業スカウトサービス」を開始しました。

会員登録すると企業から直接スカウト求人メールが受け取れる仕組みで、一般公開していないハイクラスな機密性の高い求人に出会えます

企業担当者からスカウトが届いた場合は、企業採用担当者とのやり取りや選考への応募が直接できるため、早期転職が見込めるでしょう。

doda Xの基本情報
運営会社パーソルキャリア株式会社
本社〒100-6328 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F
拠点札幌(北海道)・仙台(宮城県)・丸の内(東京都)・大手町(東京都)・紀尾井町(東京都)・浅草橋(東京都)・西新宿(東京都)・横浜(神奈川県)・高崎(群馬県)・静岡・名古屋(愛知県)・福井・大阪・京都・神戸(兵庫県)・岡山・広島・福岡・鹿児島
対応エリア全国
許可番号 13-ユ-304785
料金無料

*2024年4月時点

ランキング外のおすすめ:typeのスカウトには様々な特典付き

typeのロゴ画像

typeは、20代〜40代向けのエンジニア求人を豊富に扱う転職サイトです。

公開求人の半数以上がシステムエンジニアの求人を占め、専用コンテンツ「エンジニアtype」や、Java・Pythonなどのプログラミング言語別の求人検索機能があります。

typeのスカウトは企業から直接届く仕組みで、以下9つの「スカウト特典」を受けられる場合があります

typeのスカウト特典

  • 面接確約
  • 面接交通費支給
  • 出張面接可
  • web電話面接可
  • 土日面接可
  • 夜面接可
  • 現場社員との面談
  • 選考前面談
  • 社内見学

現場社員との面談や社内見学など、通常の転職活動にはない貴重な機会を得られるためミスマッチ回避に有用です。

※参考:「スカウト特典」とは何ですか。|type
type(タイプ)の基本情報
運営会社株式会社キャリアデザインセンター
本社〒107-0052 東京都港区赤坂3-21-20 赤坂ロングビーチビル
拠点東京
対応エリア全国47都道府県、海外
許可番号 13-ユ-040429
料金無料

*2024年4月時点

ランキング外のおすすめ::FROM40には40代以上を対象にしたスカウト多数

FROM40の公式サイトキャプチャー画像

FROM40は、40代・50代に特化した転職サイトです。

キャリアアップを図れるハイクラスな求人はもちろん、子育て・介護で就業にブランクのある女性歓迎の求人や、プライベートを優先できるアルバイト・派遣なども探せます。

FROM40のスカウト機能は、企業から直接スカウトメールが届く仕組みで、オファー率は85%*を誇ります。

100万円以上の年収アップやキャリアチェンジをサポートした多彩な実績があるため、年齢で転職活動に不安を感じている場合は、積極的にスカウト機能を活用してみましょう。

*2017年11月時点の登録者数と総オファー数から算出した数値(公式サイトより)
※参考:スカウトサービス|FROM40公式
FROM40の基本情報
運営会社株式会社ダトラ
本社〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町2-5-28 久太郎町恒和ビル7F
拠点東京・大阪
対応エリア全国・海外
許可番号 27-ユ-302081
料金無料

*2024年4月時点

ランキング外のおすすめ::GreenはITエンジニア・Web業界に特化したスカウト

Greenは、IT・Web業界やエンジニア職に強みを持つ転職サイトです。

累計導入企業数は9,000社以上にのぼり、キャリアアップはもちろん未経験からのステップアップを目指せる求人も少なくありません。

Greenのスカウトサービスは企業からの直接スカウトで、転職成功者の90%以上がスカウトに応募しています。

スカウトメッセージの内容は企業との面談オファーが大半です。

現職の社員とカジュアルに話せるため、職場の雰囲気や働き方など求人票には載っていない情報を確認するのに役立つでしょう。

面談オファーは応募の意志が固まっていない状態でも受けられるとあり、じっくり検討しながら自分に合った企業を探せます。

※参考:スカウトを活用し、面談をしよう|Green
Greenの基本情報
運営会社株式会社アトラエ
本社〒106-0045 東京都港区麻布十番1-10-10 ジュールA
拠点東京
対応エリア全国・海外
許可番号 13-ユ-300686
料金無料

*2024年4月時点

転職サイトのスカウトサービスの仕組み

転職サイトのスカウトサービスの仕組み

転職サイトが提供しているスカウトサービスは、登録した履歴書・職務経歴書をもとにマッチングの高い求職者に送られる仕組みです。

しかし、転職サイトによってスカウトメッセージの送信者や内容は異なります。

スカウトメッセージの重要度や送信頻度にも違いがあるため、それぞれの仕組みを理解しましょう。

企業からの直接スカウト

企業から直接届くスカウトは、企業の採用担当者が厳選した求職者にのみ送信する最も期待値の高いスカウトです。

スキル・実績・自己PRなどを確認したうえで、双方の希望条件が合致していると判断された場合にのみ声がかかります。

企業の本気度が高いため、書類選考免除などの特典を受けられるケースがほとんどです。

しかし、企業が求める条件に合わなければ一向にスカウトは届きません。

対策としてレジュメの自己PRなどを充実させ、活躍できるイメージを持たせる工夫が必要です。

企業からの直接スカウト一例

  • リクルートエージェント:「面接確約」
  • リクルートダイレクトスカウト:「一求入魂スカウト」
  • doda X:「企業スカウトサービス」

企業からのオファー

企業からのオファーとは、求職者が興味を持ちそうな求人情報や説明会を告知するメールです。

例えば、希望職種・直近の職種・希望勤務地などの登録情報が合致すると届きます。

個別に届く企業からのスカウトとは異なり、オファーは大多数に自動送信されるため、面談確定などの特典はありません。

しかし、オファーの頻度はスカウトより多く、隠れ優良企業や自分に合いそうな企業に出会える可能性が広がります。

興味のないオファーが続く場合は、レジュメを具体的に書くなど内容を見直してみましょう。

企業からのオファー一例

  • リクルートエージェント:「応募歓迎スカウト」
  • マイナビ転職:「希望マッチ」「経験マッチ」
  • リクナビNEXT:「求人掲載企業からのオファー」

転職エージェントからのメッセージ

転職エージェントからのメッセージは、大きく分けて以下2種類あります

  • 求職者の希望条件に近い求人情報の案内
  • 企業へ推薦したい求職者のみにスカウトメール

求人情報の案内は、登録した希望条件をもとに大多数に自動送信されるメールです。

一方のスカウトメールは、コンサルタントから個別に届くマッチングの高い求人紹介で、レジュメを参考に企業へ推薦したいと判断した求職者のみに送られます

スカウトメールでは、コンサルタントとの個人面談や非公開求人の紹介を受けられるケースも珍しくありません。

転職エージェントからのメッセージ一例

  • マイナビエージェント:「エージェントスカウト」
  • パソナキャリア:「パソナプラチナオファー」
  • マイナビ転職「転職エージェント求人」

このようにサポート機能は多種多様なため、複数のスカウト型転職サイトに登録することをおすすめします。

スカウト型の転職サイトを利用するメリット4選!

スカウト型転職サイトのメリット

転職サイトのスカウトサービスは、単に求人探しの手間を省けるだけではありません。

具体的に4つのメリットが得られます。

このようなメリットは、自分一人で転職活動を進めていては得られません。

ここからは、スカウト型転職サイトの担当者による意見も交え、それぞれのメリットについて解説します。

メリット1. 自分の市場価値を確認できる

スカウト型転職サイトはレジュメをもとに企業やヘッドハンターから声がかかるため、自分の市場価値を確認できます。

例えばスカウトが届いた企業の業種・規模・年収を分析すると、自分のスキルがどの程度のレベルの企業から求められているか把握できるでしょう。

需要が高い領域を見極めて自分に適したキャリアパスが選択できれば、転職後のミスマッチ回避にもつながります。

スカウト型転職サイトの担当者

異業種の企業からスカウトが来る可能性も十分あります。
私自身も求職中にスカウト型転職サイトを活用していたのですが、レベルの高い異業種の企業からスカウトを受けた経験がありました。
利用者の中には現職より300万円も高い年収でスカウトを受けた方もいて、「自分の市場価値がハイクラス求人にも通用すると確認できてよかった」とおっしゃっていました。

メリット2. 転職活動を早く終わらせられる

スカウト型転職サイトを利用すれば手間のかかる求人検索を省略できるため、早期転職が狙えます。

転職活動では自己分析・企業研究・選考書類の準備などやることが多く、特に求人探しに時間を費やす人は少なくありません。

スカウト型転職サイトならマッチングの高い求人情報を受け身で得られるため、求人検索にかかる時間を他の転職準備に充てられます。

スカウト型転職サイトの担当者

利用者の中に「現在の職場が年功序列で給料が上がらず仕事内容もつまらないので、一刻も早く転職したい」という方がいました。
スカウト型転職サービスは、レジュメを登録すると希望条件に合うスカウトが届くので、さまざまな理由でスピード感を持って転職したい方にもおすすめです。

メリット3. 面接確約で書類選考をパスできる

スカウト型転職サイトには、企業の採用本気度が高い面接確約スカウトがあります。

企業が求める人材に該当する厳選された求職者に限り、書類選考が免除されるスカウトメールを受け取ることが可能です。

他の求職者より有利に転職活動を進められる他、書類選考の時間を省けるので在職中に内定をもらえる可能性も期待できるでしょう。

スカウト型転職サイトの担当者

求職者の中に「35歳を超えると未経験の職種では書類選考が通りにくい」と悩んでいる方がいました。
間口の広いスカウトサービスを利用すれば、未経験の業界からも面接確約のスカウトが届く場合があります。「スカウトが届き書類選考で落ち込むことがなくなった」とおっしゃっていました。

メリット4. スカウト限定の非公開求人に応募できる

スカウト型の転職サイトでは、ハローワークや企業のホームページには掲載されていない優良求人に出会える可能性があります。

新規事業の立ち上げや重要ポジションのような機密性の高い採用活動の場合は、公にせずにスカウトサービスを利用して行われるケースは少なくありません。

そのため、スカウト型の転職サイトを利用すると、他の媒体には載っていないハイクラスな非公開求人を閲覧・応募することも可能です。

スカウト型転職サイトの担当者

過去には「社長が辞任するので次期社長を募集したい」という依頼がありました。
社長の辞任による採用活動は、競合他社だけでなく従業員にもマイナスな印象を与えかねないので、一般には公開せず水面下で進めたいということでしょう。

スカウト型の転職サイトサービスを利用するデメリット3選

スカウト型転職サイトのデメリット

転職サイトのスカウトサービスは、転職活動の効率化や他の求職者との差別化に役立つ一方で、不便を感じる場合もあります。

例えば以下のような状況は、スカウト型転職サイトのデメリットと言えるでしょう。

ここでは、スカウト型転職サイトを利用する前に知っておきたい3つのデメリットと解決法を紹介します。

デメリット1. 企業と自分でやり取りする必要がある

一般的なスカウト型転職サイトは求人紹介までがサポート範囲のため、企業とのやり取りは自分でしなければいけません。

スカウトに対する返信・面接の予約・年収交渉などはサポートの対象外です。

そのため、企業とのやり取りに不安のある人や交渉に自信がない人は、転職エージェントで提供しているスカウトサービスの利用を検討してみましょう。

転職エージェントは転職支援のプロが仲介に入って対応してくれるため、安心してやり取りを任せられます。

スカウト型転職サイトの担当者

「医療系のベンチャー企業から年収1000万円のハイクラスなスカウトを受けたものの、 詳しく話を聞いたら600万だった」という利用者がいました。
スカウト型転職サイトはご自身でやり取りする必要があるので、スカウトの内容を注意して確認しなけばいけません。
トラブルが発生してしまった場合は、転職サイトに問い合わせて対応方法を相談してみましょう

デメリット2. 自分の態度が原因で不採用になってしまうことがある

本気度が高いスカウトメッセージが届いても内定確約ではないため、求職者の態度が悪ければ不採用になりかねません。

例えば、このような態度はネガティブなイメージを与えてしまいます。

  • メッセージに対するレスポンスが遅い
  • 高圧的な態度で自分の希望を押し付ける
  • 市場価値と釣り合わない年収交渉をする

大前提としてビジネスマナーに気を付けることはもちろん、面接に向けて表情・声のトーン・清潔感などを見直す必要もあるでしょう。

せっかくつかんだ内定のチャンスを自分の態度で不採用にしないように、丁寧な言動を心がけましょう。

スカウト型転職サイトの担当者

例えば大手企業からベンチャーへ転職する場合、年収が下がってしまうケースは珍しくありません。
ハイクラスな人材ほど年収ダウンを受け入れずに上から目線で年収交渉をしてしまう傾向があるので、年収交渉をする前に自分の市場価値や転職先の特徴を分析して丁寧に伝えましょう。

デメリット3. 自分と見合ってない業界からスカウトがくる場合がある

スカウト型転職サイトに登録する際、希望条件を具体的に記入しないと興味のない業界からもスカウトメールが届きます

スカウトは職務経歴や希望条件などの登録情報をもとに送信されるため、情報が不足しているとマッチングの精度が落ちてしまいます。

希望条件の明確化と職務経歴を具体的に書き直すことが、見合っていない業界からのスカウトを減らす対策として有効です。

スカウト型転職サイトの担当者

特に20代の求職者は転職市場において「将来性」という大きな価値があるため、多くのスカウトメールが届くでしょう。
対策としてプロフィール欄に「求人広告の営業3年の実績と知見を活かし、人事コンサルへのキャリアチェンジを目指しています」と、強みや希望職種を明確に記載するのも一つの手です。

スカウト型転職サイトを利用する流れ

スカウト型の転職サイトを利用する流れ

自分に合うスカウト型転職サイトを選んだら、さっそく利用してみましょう。

ここでは、リクナビNEXTを例に挙げて解説します。

気になったスカウト型転職サイトに登録する

まずは新規登録フォームより各項目を入力して、会員登録を完了させましょう。

会員登録ではレジュメと希望条件を入力します。

入力項目の一例

【レジュメ】
  • 現職または直近の年収
  • 経験社数
  • 直近の経歴(職種・雇用形態・在籍期間)
  • 最終学歴
  • スキル・資格 など
【希望条件】
  • 雇用形態・職種
  • 勤務地
  • 年収
  • 転職・仕事探しの意欲(転職期間)
リクナビNEXTの登録画面のキャプチャ画像

ほとんどの項目が選択式のため、5~10分程度で登録が完了します。

スカウト型転職サイトでは、登録情報をもとにマッチングする求人を送信しているため、入力漏れや間違いのないように注意してください。

人材紹介会社や企業側が登録者を検索する

登録が完了すると人材紹介会社(転職サイト・転職エージェント)や企業が、あなたの情報をスカウトサービス上で検索・閲覧できるようになります

例えば、ITシステムの開発ができる人材を募集している企業は、「システムエンジニア」やプログラミング用語「Python・Ruby」などのワードから求職者を絞り込みます。

なお、登録情報を閲覧・検索されたくない企業がある場合は、特定の企業をブロックできる機能「企業ブロック設定」をしましょう。

リクナビNEXTの企業ブロック設定画面のキャプチャ画像

求職者にメッセージやオファーが届く

気になる登録者を見つけた人材紹介会社や企業は、該当候補者にメッセージやオファーを送信します。

人材紹介会社の場合、アドバイザーとの面談のお誘いやおすすめの求人情報を送るケースが一般的です。

面談を希望すると、スキルの棚卸や希望条件の確認が行われて書類選考の準備へ進みます。

一方、企業のスカウトメールは応募を促すメッセージの他、書類選考免除や社内見学などの特典をつける場合も少なくありません。

エージェントや企業からのスカウトを見分けるポイント

エージェントや企業からのスカウトを見分けるポイント

スカウト型転職サイトに登録すると、転職エージェントや企業から多くの求人紹介が届く可能性があります。

以下3つのポイントを押さえて、どのスカウトが自分に合っているか見分けましょう。

それぞれのポイントを詳しく解説します。

スカウトメールが自分の希望する業界から来ているか

スカウトメールが1日に何通も届く場合は、自分の希望する業界ではないスカウトが混ざっている可能性があります

理由として、職歴やスキルから「ジャンルは違うが自社で活躍してもらえるかもしれない」と判断されていると考えられます。

例えば営業職はどの業界にも必要とされる職種のため、実績のある求職者はさまざまな業界からスカウトが届くでしょう。

しかし、自分の希望しない業界からスカウトメールが届くと、本当に求めているスカウトメールを見逃す恐れがあります

希望する業界以外のスカウトが多い場合は、希望職種や経験業務を具体的に設定するなどして間口を狭めましょう。

スカウト型転職サイトの担当者

求人広告の営業経験がある方がプロフィール欄に「コンサルにも興味がある」と書くと、広告業や営業職の求人情報だけでなく、コンサル会社から多くスカウトメールが届く場合があります。

スカウトメールが希望する条件を考慮しているか

スカウトメールで届いた求人情報が、希望条件をすべて満たしているとは限りません

スカウトメールには「ぜひ応募してもらいたい」という企業や転職エージェント側の意向もあるため、あなたの希望要件を考慮しているか確認する必要があります。

特に譲れない条件が考慮されていないと転職後に後悔する恐れがあるので、スカウトメールの段階でしっかり確認しておきましょう。

スカウト型転職サイトの担当者

例えば大手企業からベンチャーへの転職を希望する場合、年収が下がる可能性があります。
裁量権があってやりがいを感じやすい一方で、大手よりも年収が低い・仕事量と釣り合っていないという場合もあるので、スカウトの条件をチェックしてみてください。

スカウトメールにスカウトした理由が具体的に書かれているか

スカウト理由が分からないと、不信感につながり転職活動に支障をきたす恐れがあります。

スカウトメールは企業やエージェントが厳選した求職者にしか送られませんが、中にはスカウトした理由が不明瞭な場合もあるようです。

「本当は誰でもいいのでは?」という不信感はモチベーションの低下を招く恐れがあるため、なぜスカウトの対象に自分が選ばれたのか直接聞いてみましょう

スカウト型転職サイトの担当者

スカウトメールからスカウトした理由を探るには、あなたが記載したプロフィールと照らし合わせてみる方法がおすすめです。
職務経歴書に書いてある自分の強みや実績について触れているか確認できます。企業側がしっかりあなたの職務履歴書を見ているかどうか分かるでしょう。

スカウトを増やすための3つのポイント

スカウトを増やすための3つのポイント

スカウトが多く届く人がいる一方で、「スカウトサービスがまったく機能していない」「スカウトメールの頻度が少ない」と悩む人も少なくありません。

次の3つのポイントを取り入れると、スカウトが増える可能性があります。

マイページの登録情報から変更できるため見直してみましょう。

実績をなるべく具体的に記載する

職務経歴の実績を具体的に記載すると、転職エージェントや企業が適性・適職を判断しやすくなってスカウトが増える可能性があります。

前職の業界・企業規模・部署・業務内容を明確にしてから、実績を記載しましょう。

実績の書き方のコツは次の3つです。

  • 定量で書く
  • ヘッドハンターや企業が興味を持ちそうなキーワードを入れる

例)自動車メーカー 営業

  • 2年連続で販売台数の年間売上目標を10%以上達成しました。2021年度110%・2022年度112%達成
  • 定期的に顧客からフィードバックを収集し、顧客満足度を85%から92%へ向上させました。

「営業」「マネジメント」などの職種的ワード以外に、目標達成に向けた取り組みや工夫など、汎用スキルを感じさせるワードも興味を持たれやすいです。

営業部以外では、「外部委託の活用で人件費を25%削減した」「DX化の施策により残業時間を1時間短縮した」など、コストカットやオペレーションの実績を記載しましょう。

スカウト型転職サイトの担当者

実績が具体的だと「本人は気付いていないけれど実は活躍できそうな領域」も提案できるようになります。
例えばメーカーの購買部門から商社のトレードのように、異業種転職のスカウトも可能です。

年収の希望を高く設定しすぎない

年収の希望額を高く設定しすぎると、該当する求人情報が限られてしまいスカウトメールが減る可能性があります。

「希望年収600万円以上」と理想値だけ記載するのではなく、「400〜600万円」のように下限値と理想値を提示して幅を持たせましょう。

同業界・同職種への転職を目指す場合は、前職と同等またはそれ以上の年収が見込める可能性があります。

一方キャリアチェンジの場合は、共通点があると希望年収より下がる可能性は低いでしょう。

前職と取引先の領域が共通している・サービスは異なるがビジネスの構造は同じなど、共通点があれば年収レベルは大きく下がりません。

まずはスキルの棚卸しをして、自分の市場価値に見合った額を知ることから始めましょう。

スカウト型転職サイトの担当者

ヘッドハンターとの面談や企業との面接では、希望額の幅を参考にヒアリングします。
たとえハイクラスな人材であっても、希望年収が高すぎると打診しづらくなり声がかかりません
希望金額を極端に高く設定してスカウトの幅を狭めるくらいなら、空欄にしておいた方が選択肢は広がります。

希望勤務地を「全国」にしない

希望勤務地が明確だとスカウトの精度が高まるため、希望勤務地を全国に限定しないで絞りましょう。

働き方改革が制定されて以降、リモートワークなど新たな働き方が定着して勤務地にこだわらない企業も増えています。

また、地域密着型のビジネスモデルを展開している企業では、地域に詳しい人材を求めるケースも少なくありません

そのため、希望勤務地があれば絞っておきましょう。

スカウト型転職サイトの担当者

スカウトする転職サイト側としては、求職者のライフスタイルを考慮するために希望勤務地も参考にしています。
ただ、希望がない場合は無理に記載する必要はありません

スカウトされたメールの無視や放置はNG!?正しい断り方

スカウトされたメールの無視や放置はNG!?正しい断り方

スカウトメールには、企業から届くものとエージェントから届くものの2種類があります。

転職サイトに登録すると人によっては必要以上にスカウトメールが届く場合がありますが、多すぎて困るようならどちらも無視して構いません。

ここでは、スカウトメールの正しい断り方をメールの種類ごとに解説します。

企業スカウトは無視しても問題ない

企業から届くスカウトメールは無視しても問題ありません

大多数に自動送信される求人案内も個別オファーのどちらも、スルーした後に転職活動に支障が出ることはありません。

興味のある企業やあなたの応募を熱望している企業であれば、マッチング度が高い可能性があるので返信して話を聞いてみましょう。

エージェントは「自分の希望条件」を添えて返信する

転職エージェントから届くスカウトメールも、基本的に無視して構いません

ただし、転職エージェントは幅広い企業求人を保有しているため、何度も無視すると今後スカウトが来なくなる恐れがあります。

転職エージェントのスカウト機能を有効活用するためにも、自分の希望条件を添えて見送る旨を返信しましょう。

スカウトメールの正しい断り方【例文】

転職エージェントから届いたスカウトメールを断る場合は、以下3つのポイントを押さえると自分の意向が伝わりやすくなります。

スカウトを断るときのポイント

  • スカウトを見送った理由を伝える
  • 転職の意欲をみせる
  • 希望条件を具体的に提示する

ポイントを踏まえた正しい断り方の例文は以下の通りです。

〇〇様

お世話になっております。〇〇(自分の名前)です。
この度は、数いる求職者の中から興味を持っていただきありがとうございます。

今回のスカウトにつきまして、キャリアパスや希望する業務内容と異なっていたため、大変恐縮ながら見送らせていただきます。

しかし、前向きに転職を考えている状況に変わりはありません。

以下4つの条件を優先して転職活動を進めているため、条件に近い求人情報があればご紹介いただけると幸いです。

【希望条件】
・〇〇のスキル習得や業務に携わる機会がある
・女性のキャリア形成に積極的で結婚後も長く働ける
・フレックス制でフレキシブルに働ける
・希望年収は500万円~700万円

引き続きよろしくお願い申し上げます。

スカウト型転職サイト経由での面接で不採用にならないコツを解説!

スカウト経由の面接で不採用にならないコツ

スカウト型転職サイト経由で、企業から面接確約のメッセージが届く場合があります。

しかし、内定の確約ではないため面接で手を抜いてはいけません。

不採用にならないように、3つのコツを押さえましょう。

面接では本音を話しすぎない

ネガティブな本音は不信感につながるため、不採用になる恐れがあります。

例えば、転職動機について「人間関係に不満があった」と伝えてしまうと、「本人にも問題があるのでは?」と懸念を抱かせてしまうでしょう。

「スキルを活かせる裁量権のある仕事に挑戦したい」などと、ポジティブな言い回しに変える工夫が必要です。

スカウト型転職サイトの担当者

本音で年収を上げたいと思っていても、面接で「前職より高い年収を狙いたいから転職したい」と伝えてはいけません。
「給料が高ければ他社でもいいのでは?」と不信感を与えてしまいます。

面接では自分から質問する

面接の場で自分から質問すると、熱意が伝わり好印象を持ってもらえる可能性があります。

面接の終盤で設けられる質問タイムで質問がないと、「自社に興味はないのでは?」と温度差を感じさせてしまうでしょう。

例えば、次のような質問をしてみましょう。

  • 「御社の〇〇という理念にとても共感しました。具体的にどのようなことに取り組んでいますか?」
  • 「御社では20代が活躍していますが、高い評価を受けている20代の方に共通している特徴やスキル・経験はありますか?」
  • 「エンジニア職を希望していますが、エンジニアのスキル以外に今から高めておくべき能力や役立つ資格があれば教えてください」

コンセプトや事業内容など調べればわかることを質問するのではなく、リサーチしたうえで聞きたい情報を深掘りすることが重要です。

採用に至るまでていねいにコミュニケーションを取る

面接官はコミュニケーションを通して、自己表現力・積極性・理解力などの汎用的スキルをチェックしています

ビジネスマナーの他、レスポンスの早さ・言葉遣いなどの一連の対応も採用基準として見られていると意識しましょう。

ていねいなコミュニケーションによって信頼関係が構築できれば、企業側の採用意欲が高まり内定候補者としてより前向きに検討してもらえます。

スカウト型転職サイトの担当者

スカウト型転職サイトでは、企業とのやり取りや面談をオンラインで行う場合もあります。
対面の面接に限らず、オンライン面談やメッセージのやり取りも丁寧な対応を意識しましょう。

転職サイトのスカウトに関するQ&A

転職サイトのスカウトに関するQA

最後に、転職サイトのスカウトに関するよくある質問を5つまとめました。

いざスカウト型転職サイトを利用する際に戸惑わないように、あらかじめ確認しておきましょう。

企業ごとのオファーとスカウトの違いって何ですか?

オファーとスカウトの違いは、企業・転職エージェントの本気度です。

オファーは求人情報や企業説明会を案内するメールで、特定多数の登録者へ自動送信されます。

一方のスカウトはマッチングが高い求職者へ個別に送られるメールで、企業からのスカウトでは内定確約などの特典が付く場合があります。

なお、リクナビNEXTのようにスカウトをオファーと呼ぶ転職サイトもあるので、利用前に機能を確認しましょう。

スカウトサイトに登録したことが今の会社にバレますか?

基本的にはバレません

転職サイトには、レジュメを公開したくない会社を設定できるブロック機能があります。

ブロック設定した会社はあなたの情報を閲覧できないため、スカウトサイトへ登録したことがバレる心配はありません。

ほとんどの転職サイトでは、マイページの登録者情報設定から登録・変更が可能です。

スカウト型転職サイトの担当者

あくまで私の経験にはなりますが、求職者がスカウトサービスに登録したことが会社にバレてトラブルに発展したケースには遭遇していません。
在職中の会社だけでなく、取引先などの関連会社も公開しない選択ができるので安心です。

中途採用していない企業からスカウトがくるのですが、どうしてですか?

非公開求人が届いていると考えられます

非公開求人とは限られた求職者が閲覧・応募できる求人で、管理職や経営層など機密性が高い求人情報が該当するケースが多いです。

競合他社や従業員に知られないように、サイト上では募集せずにスカウトを利用して水面下で優秀な人材を確保する企業は珍しくありません。

そのため、中途採用していない企業からスカウトが届いた場合、あなたに関心がある可能性が高いため内容をしっかりチェックしてみましょう。

スカウト型転職サイトの担当者

例えば「部長が定年退職を迎えるので新しい人材を採用したい」という理由では、求人情報を公開しにくいですよね。
このように、重要ポジションをスカウトサービスで非公開求人として募集する企業もあります。

スカウト後の選考における内定率はどのくらいですか?

通常のルートで応募するより高い傾向にあります

スカウト機能は多岐に渡る他、企業によって選考プロセスが異なるため、内定率を公開している転職サイトは見受けられませんでした。

ただ、スカウト型転職サイトの有識者によると、スカウトは関心の高い求職者に行うため、通常のルートで応募するよりも内定率は高い傾向があるようです。

また、内定率ではないものの、リクルートエージェントのように選考通過率が通常ルートの3倍高くなるケースもあります。

このことからスカウト型転職サイトを利用すると、転職活動が優位に進められると言えるでしょう。

転職サイトのスカウトサービスは複数掛け持ちしてもいい?

転職サイトのスカウトサービスは掛け持ちできます

むしろ、転職サイトによってスカウト機能が異なるため、複数掛け持ちした方が効率的にオファーを受け取れる可能性があるでしょう。

自分の希望条件に合ったスカウトが多く届くと、選択肢が広がるのはもちろん自分の市場価値を知るきっかけにもなります。

また、一口にスカウト型転職サイトと言っても、特定の業界や年齢などに強みを持つ転職サイトも少なくありません。

自分のキャリアプランに合わせて対応してくれる転職サイトを選定しましょう。

スカウト型転職サイトの担当者

転職サイトを複数掛け持ちすることは一般的です。転職サイトの担当者も「不義理だ」などとは思いません。
ただし、一度不採用になった企業へ別の転職サイト経由で応募しても、ご自身の経歴に大きな変化がない限りスカウトの見込みは薄いのでおすすめしません。

この記事のまとめ

転職サイトのスカウトの仕組みや評判は知ることができましたか?
転職サイトのスカウトサービスは一般的な転職サイトとは仕組みが違います。
そのため、転職サイトの仕組みをしっかりと理解して、自分に合ったスカウトサービスのある転職サイトを活用
することが重要です。
スカウトサービスのメリット、デメリットを把握して、自分の希望と照らし合わせましょう。
限られた時間を有効活用し、転職活動を成功させ、人生を充実させていきましょう。

※ページ内の求人数は職種別に集計しています。

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